メルマガ:IDOL TODAY EX
タイトル:IDOL TODAY EX No.28  2002/09/28


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 ▼「IDOL TODAY EX」▲                  2002/9/28  No.28
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--☆ 目次-------------------------------------------------------------

 ●今月の「IDOL TODAY」から
 ●EXスペシャル
 ●読者投稿募集のお知らせ
 ●発行システム追加のお知らせ
 ●「IDOL TODAY」本誌のご案内
 ●編集後記

--●今月の「IDOL TODAY」から------------------------------------------
○ウイークリーコラム
「もはや日本は滅んだ!?」(9/7号より)
今週は、あえて残念な話題を取り上げなければならない。それは既にマスコミ
報道でご承知の通り、最近企業の不祥事が後を絶たないからである。雪印や日
本ハム(せっかく球団移転が決まったのに、である)は言うに及ばず、公益企
業であるはずの電力会社までもが不祥事を起こす始末。しかもこれが財界のト
ップを数多く占めている東京電力というから、もはや何をいわんや、である。
ご承知の通り、現在の日本は長引く「構造不況」の真っ只中、企業の業績不振
は企業スポーツに大きな打撃を与えている事はいうまでもない。(今やバレー
ボールやアイスホッケーなど、リーグ存続の危機に立っているスポーツは枚挙
に暇がない)更に追い討ちをかけるように株価の低迷、金融不安と経済全体が
瀕死の状態に陥っている。
こうした「経済瀕死」の状態は、決してTV界に無縁ではない。半世紀近くに
渡って1社提供のドラマ枠として続いてきたTBS「東芝日曜劇場」がこの9
月に終わる「太陽の季節」をもって幕を下ろすからである。先にフジ「サザエ
さん」の相乗り化を図ったばかりの東芝にとっては、これで一段と宣伝の機会
を縮める事になり、ますます構造不況を助長しかねぬ状態になりつつあるので
ある。
また不祥事ですらTV局とは無縁ではないのだ。TBS「筋肉番付」の収録中
に起こった事故での番組打ち切り(その後番組は安全対策を施した上で10月か
ら「体育王国」として再開)、TX「TVチャンピオン」の「大食い選手権」
が中学の給食中の早食い競走での中3生徒の死亡事故を受けての当面の放送見
送り、MBS「ウルトラマンコスモス」の主演俳優・杉浦太陽の恐喝容疑での
逮捕による打ち切り(その後、警察の捜査ミスによる「冤罪」と判り、杉浦は
釈放され、放送も再開)、TX「TXNニュースアイ」で起こった窃盗事件の
容疑者への金銭提供問題、果てはTBS「水戸黄門」で起こった4代目黄門こ
と石坂浩二の大腸がんでの降板に伴う繰上げ終了と5代目・里見浩太朗の起用
決定(こちらは10月スタート)、と次々と視聴者を「裏切って」きたTV界
の「責任」は重い。それでなくとも最近のTVニュースの「変化」にも腹が立
つ(なぜ、ニュース番組なのにVTRの中でワイドショーみたいに外部のナレ
ーターが原稿を読むのか?(ニュース番組なんだから、本来記者なりアナウン
サーが原稿を読むのが当たり前(これを貫いているのは、キー局ではNHKと
TBSぐらいである)なぜVTRでのナレーターの口調がニュース番組の基本
である「です・ます」調(敬体)から、ワイドショーの口調である「だ・であ
る」調(常体)に変化しているのか?(現在口調が敬体なのは、やはりNHK
とTBSぐらいである)、など疑問は暇がない)のに、である。
こうした中で、また芸能界も騒動が一向に収まらないのである。(例えば、和
泉元弥と能楽協会との対立(はっきりいってこれは能楽ファンにとっては「い
い迷惑」なだけなのである。従ってこの「騒動」で「日本の伝統」を「メチャ
クチャ」にしたいっぺん能楽界は全て「チャラ」にしてしまった方が潔いとい
う考え方も一部にはあるが、伝統という点を考えると「難しい」のもこれまた
「事実」である)、など枚挙に暇がないのである)はっきりいってワイドショ
ーにとっては「オイシイ」のであるが、逆にこれだけ騒動を「見せられる」視
聴者はたまったものではないのである。
編集人は、ワイドショーについて「情報としては収集するが、メインの視聴者
である主婦層の見方というスタンスはとらない」という姿勢を取っている。そ
れは今の芸能界の動きをしっかりと捉えているというよりは、TV局の都合で
進行しているとしか思えない今のワイドショーは「見る価値がない」からであ
る。
この際、はっきり言わせてもらおう。もはや文化も経済もあったもんじゃない
日本は「滅んだ」と言わざるを得ないのである。一部にはこの状態を打開しよ
ういう動きもあるときくが、そうは問屋がおろさないのである。我々はもはや
「最悪の事態」をシュミレートしながら生きていかなければならない、のであ
る。もはや日本には明るい話題などないんだ(元日のニュース番組の冒頭でキ
ャスターが「今年はぜひ、明るいニュースを多くお伝えしていきたいと思いま
す」というコメントをよくきくが、はっきり言って明るいニュースが多くなっ
た年は見た事がないのである(キャスターよ、ふざけんな!、である))、日
本は永久にどん底の中を生きていくんだ、という思いを我々は刻み込んでいか
なければならない。
残念ながらこれが「事実」なのである。

◇「IDOL TODAY」本誌のバックナンバー閲覧ページ
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--●EXスペシャル「ワンギャルとは何だったのか?」--------------------
97年から深夜の人気情報番組として活躍してきたTBS「ワンダフル」が、
この9月で惜しまれつつ終了となった。これまで多くの人材を芸能界に送り込
んで来ただけに、終了は惜しまれるところである。
今回の決断の背景には、NTVが地方局製作の深夜枠「ZZZ」を改編し、新
たに「別バラ」なる月−木のバラエティ帯を編成する事になった事、フジの平
日23時台のバラエティ枠「バラパラ」(バラエティパラダイス)や、この4
月からANBが「トウナイト2」の跡枠で始めた深夜バラエティ、そして同じ
くこの4月からテレ東が始めたスポーツとバラエティの融合枠「スポパラ」と
同時間帯の他局でのお笑い芸人の活躍が目立ってきており、TBSとしても無
視できなくなったものと見られている。
そんな中TBSが選択した10月からの後枠「Pooh!」は、「お笑い芸人
+情報」を取り込んだバラエティとなった。前半は日替わりで4本のバラエテ
ィが並んでいるが、これはまるで「別バラ」そのものではないか! 後半は4
月から「ワンダフル」のMCを務めた白石美帆が引き続きMCを務める情報バ
ラエティ、彼女の他に数人のレポーター陣が様々な情報を日替わりで紹介する
というものだが、早い話「ワンダフル」の縮小版に過ぎないのである。
つまり、キー局の「リラックスタイム」(ゴールデンタイム(19時〜22時)、
プライムタイム(19時〜23時)、全日(6時〜24時)に続き2000年4月か
らフジテレビが提唱している第4の時間帯区分。平日の20時〜24時と土日の10
時〜24時を指す。これは年々の生活サイクルの変化に伴う家庭での視聴実態の
変化に即した新区分で、これを算出しているのはキー局ではフジのみ)でのバ
ラエティ枠の強化の一環なのだが、その中にあって多数の人材を芸能界に供給
してきた「ワンダフル」もその波に飲み込まれ、今回の終了となった。
それでは、5年間で実に69人に上るワンギャルを期別に分析してみよう。
(以下は期別のメンバーリストと短評)
第1期(97年9月〜98年9月)
(臼井 静・小野砂織・片石貴子・北原まゆ・国分佐智子・釈 由美子・坂本
みき・沢木涼子・白石弓子・杉村陽子・田中沙斗子・七森美江・西野優輝・橋
本麗香・細木美和・松井 香・諸岡なみ子・吉永 愛)
途中追加を含め総勢18名が活躍した第1期だったが、何と言っても一番の評
価は釈 由美子の活躍だろう。彼女の活躍がその後のワンギャルの評価を高め
た一因である事は間違いない。他にも七森美江や細木美和、国分佐智子といっ
たところは現在も活躍している。
第2期(98年10月〜99年9月)
(伊藤すみれ・浮田久恵・大塚良子・尾上康代・加藤由季・君嶋ゆかり・須之
内美帆子・染谷ちひろ・田嶋洋子・谷口 智・富田チサキ・益子梨恵・横山夏
海)
13人が在籍したこの期から平均1期あたり12・3名程度の在籍となる。現
役は少なく、水嶋洋子と改名してモデルで活躍中の田嶋洋子と今年のカネボウ
水着キャンギャルの益子梨恵ぐらい。
第3期(99年10月〜00年9月)
(石川亜澄・石橋奈美・遠藤明子・梶原芽衣・綺本りか・小宮理英・佐井仁美
・斎藤繭子・中田リサ・林 敬子・宮崎景子・宮本耀子・宗政美貴・山本恵美

途中加入を含め14名が在籍。現役ではあまり目立った活躍はないものの、小
宮理英・宗政美貴・山本恵美といったあたりが女優として、またオスカーのグ
ラビア隊メンバーとして石橋奈美が活躍中である。
第4期(00年10月〜01年9月)
(相沢真紀・アリーネ・井川絵美・石川 瞳・北川えり・北沢まりあ・高井菜
緒・竹下玲奈・中馬めぐみ・福岡沙耶歌・松梨知果・宮本愛子)
ここと第5期が12名在籍。この4期の特徴はつんくプロデュースによるCD
デビューだろう。2枚リリースしただけだったが、それなりの話題を提供する
事が出来た。現役はかなり多く、アリーネは本名の矢野アリーネとして今年の
アサヒビールのキャンギャルを務めたし、福岡沙耶歌は名前の部分をカナのサ
ヤカに改名してスターダストのIDOLユニット「Chao」のメンバーにな
った。他にも北川えり・井川絵美・竹下玲奈といったところが現役。
第5期(最終)(01年10月〜02年9月)
(石井亜実・磯部さちよ・岩田ゆり・大森かほり・河村和奈・木舩香織・小池
祥絵・重泉充香・鈴木朝美・西尾祐里・福世恵梨奈・諸岡ひとみ)
在籍中一番活躍した、となるとやはり釈の後輩にあたる石井あみ(今年名前の
部分を漢字の亜実から改名)という事になろう。期待という面からしても今後
成長が望めるという事で、「ポスト・釈 由美子」として注目したい。他にも
小池祥絵・西尾祐里・重泉充香・諸岡ひとみ、も今後活躍期待のメンバー。

以上、5年間のワンギャルの成果を挙げてきたが、いずれにせよ消滅は惜しま
れる。しかし供給した人材の多さを考えると、存在は貴重なものではなかった
だろうか?
--●読者投稿募集のお知らせ--------------------------------------------
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を募集しています。
1.最近お勧めのIDOLについて
2.私が見た中で、このドラマのこのIDOLが印象に残った!
その他、テーマ以外の投稿も歓迎致します。IDOLやTVについて、忌憚の
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(ポスペ)でも発行する事になりました。
各誌のポスペでのIDは、
本誌「IDOL TODAY」 00000315
B・CS特別増刊  00000316
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ていこうというコンセプトで発行しております。また、月2回発行で衛星放送
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(『まぐまぐ』経由では本誌と同時配信、『POSBEE』経由では別マガジン扱い
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ました。「POSBEE」経由で配信の皆様、ご購読ありがとうございます。今後も
HOTなIDOL情報をお届けいたしますので、よろしくお願いいたします。

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