メルマガ:IDOL TODAY EX
タイトル:IDOL TODAY EX No.27  2002/08/31


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 ▼「IDOL TODAY EX」▲                  2002/8/31  No.27
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 −IDOLとTVを中心とした月刊メールマガジン−
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--☆ 目次-------------------------------------------------------------

 ●今月の「IDOL TODAY」から
 ●EXスペシャル
 ●読者投稿募集のお知らせ
 ●「IDOL TODAY」本誌のご案内
 ●編集後記

--●今月の「IDOL TODAY」から------------------------------------------
○ウイークリーコラム
「逸材が潰される日本のIDOL界の「現実」」(8/3号から)
先週のコラムでは、日本のIDOL界の現状を紹介したが、あえて今週もこの
事について書かせて頂く。というのも、今週発売の「FLASH」の袋とじ特
集で99年のVQメンバーである吉井 怜が白血病を克服し実に2年ぶりに復
帰した事、また今月新潮社から一時期大人気を博した鈴木あみの写真集が発売
されたからである。
この2つから言明したいのは「一時期活躍したIDOLは、一度挫折すると、
決して2度と活躍出来ない」可能性が非常に高いという点である。言い換えれ
ば(これは折角復帰を果たした2人には大変申し訳ない事だが)「もはやこの
2人には帰る場所は存在しない」という事である。
吉井の場合は、99年のVQ選出でこれから期待されながら2000年に白血病を
発症、その後徐々に回復を見せ今回の仕事になり、また鈴木の場合はデビュー
当時から小室哲哉の庇護を受け(いわゆる「小室ファミリー」というのは我々
IDOLファンにとっては現在も忌み嫌う存在である)、実績を積み重ねてよ
うやく小室の手から離れて我々IDOLファンも歓迎しかけたところで、事務
所の移籍問題が発生(我々ファンにとってはこうした「大人の事情」によるト
ラブルは一番困る問題である)、一時期はファンによる復帰運動も起こったが
それも長続きせず、忘れかけていたところで今回の仕事となった。
しかし、先週も言明した通り、現在一番のプロモートITEMであるTV(特
に地上波)が「ジャニーズ・ハロプロ・お笑い芸人」のいわゆる「視聴率確保
の3種の神器」に牛耳られている現状では、既存IDOLのプロモートですら
難しく、ましてや復帰など「夢のまた夢のまた夢」というのが悲しいかな「現
実」なのである。よしんば彼女らの復帰が叶えられたとしても、せいぜい「3
種の神器」の引き立て役で終わる可能性は非常に高い。そして「捨てられる」
(こういう表現は2人に対し大変失礼かもしれないが、現在の芸能界が持つ
「現実」を表現するのは、悲しいかなこの表現しか見当たらないのである)の
である。
我々IDOLファンが今後肝に銘じておかなければならないのは「日本のID
OLに、もはや明日はない」という事である。こうした芸能界の「現実」を直
視し、今以上のIDOLの発展を図る事は、もはや我々IDOLファンの責任
であり、また義務でもある。芸能界の厳しい「現実」を打破するのも我々ID
OLファンなのだが、それを推し進めてしまうのも我々IDOLファンである
事を忘れてはならないのだ。

◇「IDOL TODAY」本誌のバックナンバー閲覧ページ
http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000038994
--●EXスペシャル「吉井 怜に「女・渡辺 謙」を見る」----------------
上記のコラムで「帰る場所がない」と言っておきながら、このスペシャルであ
えて吉井 怜を取り上げるといういわば「矛盾」的行動となるわけだが、ここ
では復帰後初のインタビューとなるUPTOBOY10月号での松井俊夫氏の
インタビューから、彼女の復帰後の居場所をあえて探してみる事にしたい。
母親からの骨髄移植によって奇跡的な回復(おかげでA型からO型へ血液型が
変化したが)を遂げた吉井だが、同じ白血病を克服した事で渡辺 謙と、ブラ
ンクを超えたという事で松本莉緒とどうしても比較になってしまう。比較する
2人はその後十分な仕事を確保したのだが、吉井の場合は9月に闘病記が出版
(「神様、何するの・・・」幻冬舎)が出版されるぐらいで、現時点での仕事
復帰の話はまだ出ていないのだ。
本人は仕事への意欲はあるのだが、周辺からは未だに同情の目でしか見てもら
えない「現実」。それを乗り越える事が現在の彼女の最大の「課題」なのであ
る。編集人は吉井に対し「女・渡辺 謙」という評価を与えているが、2年の
ブランクで果たして「居場所」は存在するのか? 甚だ疑問だと言わざるを得
ない。(ましてや、娘の渡辺 杏がビクターの甲子園ポスターでデビューした
というのに、である)
本人の魅力は20歳になって、成長しているといえるのだが、それをどう活か
すのか? そもそも彼女の活躍する「居場所」はあるのか? 現在の彼女には
あまりにも「課題」が多すぎるのだ。それを乗り越える事は果たして可能なの
か? 残念ながらこの答えはまだまだ出し切れないといえそうだ。
--●読者投稿募集のお知らせ--------------------------------------------
本誌「IDOL TODAY EX」と姉妹誌「IDOL TODAY」では、現在次のテーマで原稿
を募集しています。
1.最近お勧めのIDOLについて
2.私が見た中で、このドラマのこのIDOLが印象に残った!
その他、テーマ以外の投稿も歓迎致します。IDOLやTVについて、忌憚の
ないご意見をお聞かせ下さい。頂きました原稿は随時本誌や「IDOL TODAY」で
紹介いたします。
投稿は、メールと掲示板で受付しております。。
   投稿専用アドレス tomoharu@thalia.dricas.com
   掲示板 http://asamade.kakiko.com/idol/hat/hatatomo/index.html
皆様からのご投稿をお待ちしております。

--●「IDOL TODAY」本誌のご案内----------------------------------------
「IDOL TODAY」本誌は、『まぐまぐ』を使って配信する週刊メールマガジン
です。IDOLとTVを中心に、普段雑誌やTVとは違った見方で見ていこう
というコンセプトで発行しております。ご購読は、以下のホームページで受け
付けております。
 △購読案内のホームページ
    http://medetai.kakiko.com/hatatomo/idoltoday/idoltoday.htm
--●編集後記----------------------------------------------------------
先月指摘した通り、この夏の北海道は暑い日があまりありませんでした。
夏というイメージをあまり持てずに秋を迎える事になってしまいました。
(うちの祖母は8月も下旬なのに早くも雪が降るぞなどとほざいております。
あまりにも早すぎる・・・)

次号は9月下旬発行予定です。
                         (発行人 畑中智晴)
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