メルマガ:IDOL TODAY EX
タイトル:IDOL TODAY EX No.13  2001/06/30


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 ▼「IDOL TODAY EX」▲                  2001/6/30  No.13
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 −IDOLとTVを中心とした月刊メールマガジン−
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--☆ 目次-------------------------------------------------------------

 ●今月の「IDOL TODAY」から
 ●読者投稿募集のお知らせ
 ●「IDOL TODAY」本誌のご案内
 ●編集後記

※今月の「EXスペシャル」はお休みです。

--●今月の「IDOL TODAY」から------------------------------------------
○ウイークリーコラム
「「ミリ」と「ミカヅキ」と」(6/16号より)
今週は、最近編集人が出会った2つの特撮作品を取り上げよう。1つは昨年秋
から今年春までフジテレビ系各局で放映されていた「鉄甲機ミカヅキ」、もう
1つは昨年暮れから今年3月にかけて関東独立UHF局の1つ・テレビ埼玉で
放映されていた「侵略美少女ミリ」である。
「鉄甲機〜」の方は、総制作費10億円をかけて製作された今世紀初の新感覚
SFスペクタクルTV映画シリーズで、「ゼイラム」や「仮面ライダーZO」
など数々の特撮物を手がけた雨宮慶太が原作と監督を手がけている。物語は、
「思いを実体化させるもの」ウテルスによって作られた「人の想念を実体化さ
せた怪物」イドムと、そのウテルス暴走を防ぐべく宇宙創生期に創られたミカ
ヅキ、そのミカヅキと共にイドムと戦うあけぼの重工業製のロボット・月光機
、そしてミカヅキのライバルであるシンゲツが繰り広げる壮大な特撮アクショ
ンである。CGが随所に駆使されており、今までとは全く違う特撮作品といえ
る。
一方の「侵略〜」の方は、日本特撮ドラマの生みの親の1人である、元東映の
名物プロデューサー、平山亨氏が35年ぶりに監督を務める特撮ヒロインコメ
ディドラマである。平山氏といえば、『仮面ライダー』シリーズを始め、後の
スーパー戦隊シリーズの発端となる『秘密戦隊ゴレンジャー』、他にも最近リ
メーク版が放映された『がんばれ!!ロボコン』や『快傑ズバット』、古くは
『悪魔くん』『仮面の忍者赤影』『ジャイアントロボ』など、数々の名作・傑
作を生み出してきた名プロデューサーであるが、今回ANBでの平成版仮面ラ
イダーシリーズに刺激されたのかどうかはしらないが、久々の監督復帰となっ
たのがこの「侵略〜」である。費用やスケールの面で「鉄甲機〜」と明らかに
雲泥の差があるが、逆に特撮にありがちなスポンサーの販売戦略に縛られない
分、思い切ったストーリー展開が図られており、またキャスティングにも相当
拘った事により、今までの特撮との差別化を図っている。
その「侵略〜」のキャスティングを見てゆくと、主役のミリ役にビッグアップ
ル所属の若手アイドル・有賀裕子を起用し、その脇を仮面ライダー4号・ライ
ダーマンこと結城丈二や「電人ザボーガー」の大門 豊などで知られる故山口
 暁の長女山口貴子と仮面ライダー2号・一文字隼人を演じた佐々木剛という
仮面ライダー勢で固めている。また敵役となる毎回登場のヒーローの変身前に
は「アイアンキング」の静弦太郎などで知られる当時放映当時は青春スターと
して有名だった石橋正次の息子・石橋正高を起用し、かつての特撮世代の子息
が名を連ねているのも特徴だ。また、昨年のYJ制服コレクションの準GP・
長谷川恵美が謎の美少女役で登場している。
一方の「鉄甲機〜」の方のキャスティングは人数が多いのでIDOL関係だけ
ピックアップしてみると、ACEFILEメンバーの奈良沙緒理が巨大ロボッ
ト・月光機を操縦する「あけぼの重工業」の女子高生社長・火野アカネ役を、
第9代のYJ制コレGPの原 史奈が物語後半の重要人物となる女子高生・二
宮ユキ役をそれぞれ好演している。その他では、吉野紗香がアストラル界に住
む妖精の役で登場している。
この2つには、現在放送されているSFX作品にはないコンセプトという面で
共通点を見出す事が出来る。片や「鉄甲機〜」の方は古き良き時代の特撮物を
彷彿とさせつつ、しかし人間の成長をテーマにしたという点で既存の特撮物の
イメージを打ち壊しており、一方「侵略〜」の方は、ヒーローが主役だった既
存の特撮物とは逆に、悪役の方を主役に据える事で新たな特撮の可能性を追及
しているという特徴を持っている。
編集人の感想を述べさせて頂くと、「鉄甲機〜」の方はスケールの大きさもさ
る事ながら、CGをうまく駆使した特撮のリアル感がうまく映像で表現されて
いるが、話数が6回と短かったのが少々寂しいか(初回90分・以降60分枠
で、ちなみにフジでは月1での放映だった)。一方「侵略〜」の方は「鉄甲機
〜」のフィルム撮影に対しビデオ撮影というハンデはあった(とはいえ、あの
「水戸黄門」ですら最近はビデオ撮影になっているぐらいだから、そんなに馬
鹿にはできないが)が、時間が短い(わずか10分枠)ながらそれなりの作品
には仕上がっており、毎回登場するヒーローも個性溢れるメンバーが揃ってい
て(ちなみに「侵略〜」の方は毎回登場するヒーローの最終回という設定とな
っている)、関東独立U局の深夜枠での放映という弱点をうまく補っている。
どちらの作品も、既にソフト化されており、「鉄甲機〜」の方は7月にDVD
BOXが、「侵略〜」の方は6月に出たビデオ第1巻に続き、8月にビデオ第
2巻、10月に最終となるビデオ第3巻がそれぞれ発売予定となっている。
(詳細は、下記の公式HPで)
◇「鉄甲機ミカヅキ」公式ホームページ
http://www.mikazuki-web.com/
◇「侵略美少女ミリ」公式ホームページ
http://www2.tomato.ne.jp/~kimata/milli/

◇「IDOL TODAY」本誌のバックナンバー閲覧ページ
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--●読者投稿募集のお知らせ--------------------------------------------
本誌「IDOL TODAY EX」と姉妹誌「IDOL TODAY」では、現在次のテーマで原稿
を募集しています。
1.最近お勧めのIDOLについて
2.私が見た中で、このドラマのこのIDOLが印象に残った!
その他、テーマ以外の投稿も歓迎致します。IDOLやTVについて、忌憚の
ないご意見をお聞かせ下さい。頂きました原稿は随時本誌や「IDOL TODAY」で
紹介いたします。
投稿は、メールと掲示板で受付しております。。
   投稿専用アドレス tomoharu@thalia.dricas.com
  (アドレスが変更になっておりますのでご注意下さい)
   掲示板 http://asamade.kakiko.com/idol/hat/hatatomo/index.html
皆様からのご投稿をお待ちしております。

--●「IDOL TODAY」本誌のご案内----------------------------------------
「IDOL TODAY」本誌は、『まぐまぐ』を使って配信する週刊メールマガジン
です。IDOLとTVを中心に、普段雑誌やTVとは違った見方で見ていこう
というコンセプトで発行しております。ご購読は、以下のホームページで受け
付けております。
 △購読案内のホームページ
    http://medetai.kakiko.com/hatatomo/idoltoday/idoltoday.htm
  (アドレスが変更になりましたので、ご注意下さい。)

--●編集後記----------------------------------------------------------
お暑うございます。もう夏直前ですね。夏バテせずに頑張りましょう。

次号は7月下旬発行予定です。
                         (発行人 畑中智晴)
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