メルマガ:「電気と資格の広場」
タイトル:▼電気と資格の広場▼6月02日▼  2003/06/02


▼電気と資格の広場▼6月02日▼発行部数10,110部
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★坂ちゃんの今日の気分:電気工事士について

今回は、下のような質問がきましたので、紹介します。

> こんにちわ。22歳会社員です。今第一種電気工事士の資格を取ろうかと思い関連の
> サイトを見漁っています。あるサイトで「第一種電気工事士資格取得のフロー」とい
> うのをみたのですが、見事学科・技能と試験を合格しても電気工事に関わる実務経験
> が満たない場合免状は交付されない(=第一種電気工事士にはなれない)のでしょう
> か?極端な話実務経験の全く無い人間は第一種電気工事士にはなれないということで
> しょうか?仮にそうであった場合第一種電気工事士を諦めるとして電検3種ではどう
> でしょうか?(同様に「第3種電気主任技術者資格取得のフロー」を見ると私は電検
> 3種資格取得の条件を満たしていると思うのですが・・・。試験が超難解なのがネッ
> クです)
>  
> 参考:私は工業高校電気科を卒業し現在は鉄道業で車両の検査・修繕に従事していま
> す。電気を触る仕事ですがおそらく指定された実務ではないと思います。


第一種電気工事士は、実務経験が必須です。
ザンネンですが、諦めるしかないと思います。
第二種電気工事士を取得してから、5年の実務経験が必要です。
 
 
ですが、電験3種は、実務経験不要です。
経験が無くても取得できます。
頑張ってください。
                                    ByeBye\(*^_^*)(*^_^*)/

PS:「電気工事士のテキストを書いて」のお願い。
 現在、電気工事士のテキストをHPで、公開しながら書いています。
 もし良ければ、解りにくいところなど、感想を、メールください。
 解りやすく、解説します。
 宛先は、goukaku@din.or.jpです。

 なお、公開しているファイルは、ダウンロード自由です。
 著作権は、「坂林和重」にありますが、改変しなければ、転載も自由です。

 ByeBye\(*^_^*)(*^_^*)/

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


今回のコンテンツ:目次:

0、岡ちゃんからの投稿

1−1、前回【問題その248】の解説(若月)←資格試験,合格のために
  【第248回電験理論】
  【第248回電験電力】
  【第248回電験機械】
  【第248回電験法規】

1−2、今回の【問題その249】の問題(若月)←資格試験,合格のために
  【第249回電験理論】
  【第249回電験電力】
  【第249回電験機械】
  【第249回電験法規】

2,模擬問題コーナー(青木)

3,試験問題予想コーナー(伊藤)

4,発行、編集(坂林)


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★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
 本文:

0、岡ちゃんからの投稿 「歴史に学ぶこと(22)」
_____________________
ミッドウェイ海戦!敗因の検証
二、索敵(偵察)について考える。
1942年6月5日早朝、南雲機動部隊は、付近にアメリカ機動部隊が存在する可能性
は低いと考えておりました。そのため、索敵は、敵は先ずいないと思うけれども
「念のために」という程度ですませてしまいました。南雲機動部隊のみならず、
この時、日本海軍には戦勝病が蔓延し油断があったとされております。
偵察機は、ミッドウェイ島への攻撃隊が発艦するのとほぼ同時刻に、東北海面に
5線、南西海面に2線を発することになっておりました。すなわち「利根」「筑
摩」から零式水偵が各々2機(進出300カイリ、側程左へ40カイリ)、「榛名」
から95式水偵1機が東北へ、「赤城」「加賀」の97式艦上攻撃機各々1機が南西へ
出ることになっておりましたが、肝心の「利根」「筑摩」の零式水偵がトラブル
で30分発進が遅れてしまいました。この遅れが大きな敗因となったという指摘が
数多くなされております。
しかしながら、トラブルも常に想定しておく必要があります。事実、遅れはした
ものの、アメリカ機動部隊を発見した利根偵察4号機は、危険を覚悟で長時間ア
メリカ艦隊に張り付いて、貴重な情報を発信し続けており、大活躍したと評価す
べきであるという指摘もあります。

それでなんですが、索敵について考える時、もっと綿密で迅速なものを計画すべ
きではなかったかと思います。
南雲機動部隊には、警戒艦として、高速戦艦2隻、重巡2隻、軽巡1隻、駆逐艦16
隻が配備されておりました。
日本海軍には重巡が18隻もあったことを考えますと、2隻というのは少なすぎる
ように思います。せめてもう4隻ほど追加して、6隻程度にすべきでなかったか
と思います。火力の強化ということもありますが、重巡を増やすことによりまし
て、より多くの水上偵察機が確保されます。
そして、史実では、7線の索敵線をそれぞれ1機ずつが飛んでおりますが、多段索
敵(同一索敵線を複数の偵察機が飛ぶ)を行うべきでありました。
どのような索敵が考えられるかと申しますと、
1.第一段索敵機は日の出前に200カイリほど進出させておき、日の出と同時に遠
方か  ら索敵を開始致します。
2.第二段索敵機は、日の出と同時に発進させます。
3.第三段索敵機は、第二段索敵機の一時間後に発進することと致します。(先
発機の見落としをカバーするとともに、先発機がアメリカ艦隊を発見した場合
は、引き続いて接触し続けることができます。)
4.なんらかのトラブルで出れない場合は、後発の索敵機が代わりを務めること
と致します。
このように致しますと、友永大尉が「第二次攻撃の要あり」と打電してきた時刻
には、アメリカ機動部隊に向けて攻撃隊を発艦できていた可能性があります。
南雲機動部隊は、史実通り、アメリカの急降下爆撃機の奇襲を受けたとしまして
も、空母の飛行甲板には爆発物がなく、損害は最小限に抑えられていたと思いま
す。アメリカ機動部隊を撃沈破し、損害は赤城、加賀が各々中破、蒼龍が沈没も
しくは大破、飛龍は無傷だったのではないかと思います。

それにしましても零式水上偵察機は傑作機でありました。長大な航続距離を持っ
ておりましたが、それを有効に活用することができなかったのでございます。
索敵が不十分であったこと、これが敗因の第二であると考えられます。


【次号に続く】




★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

1−1、前回【問題その248】の回答(若月)



【第248回電験理論】インダクタンスL〔H〕,コンデンサC0〔F〕及びC1〔F〕で構成され
た図の回路の共振周波数fを測定したところ,

 スイッチS開のとき,f=6〔kHz〕
 スイッチS閉のとき,f=4〔kHz〕
であった。C1/C0の値として,正しいのは次のうちどれか。

      ┌───────┬──────┐
        │       │      │         
        │       │        / S
        │          │      │   
       L◯      C0┴      C1┴ 
        ◯       ┬      ┬   
      │             │        │
        │       │       │   
        │       │        │
        └───────┴──────┘

(1)0.25 (2)0.5 (3)0.75 (4)1 (5)1.25

【第248回電験理論解説】スイッチS開のときの共振条件は,

  6000=1/2π√[LC0]〔Hz〕

 ∴ L=1/C0(2π×6000)^2              ・

であり,スイッチS閉のときの共振条件は,

  4000=1/2π√[L(C0+C1)]〔Hz〕

 ∴ L(C0+C1)=1/(2π×4000)^2     ・

となります。・式に・式を代入すると,


 (C0+C1)/C0(2π×6000)^2=1/(2π×4000)^2

  1+C1/C0=(2π×6000)^2/(2π×4000)^2=(6/4)^2=(3/2)^2=9/4=1+5/4

  ∴ C1/C0=5/4=1.25

となります。選択肢は(5)となります。


【第248回電験電力】架空送電線路の支持点に加わる電線のたるみの大きさに関する次の
記述のうち,誤っているのはどれか。ただし,記述中の項目以外の条件は,同一とする

(1)電線の質量の大きい方が大きい。
(2)電線の外径が大きい方が大きい。
(3)電線の張力の大きい方が大きい。
(4)径間の長い方が大きい。
(5)外気温が高い方が大きい。


【第248回電験電力解説】たるみdは径間をS,張力をT,電線の質量による単位長さ当た
りの荷重をwとすると,

    wS
  d=−−−
    8T

で表されます。これよりたるみは電線の張力に反比例するので,電線の張力の大きい方
が小さくなります。選択肢は(3)となります。

【第248回電験機械】図のように、鉛直線とθの角をなす方向の光度が1000sinθ〔cd〕
で表される点光源が水平作業面上1.5〔m〕の高ざに取り付けられている。作業面上の光
源直下の点から2〔m〕離れた点Pにおける水平面照度〔lx〕として,正しいのは次のうち
どれか。

     ◯
    ↑│\
    ││θ\
    ││  \
 1.5〔m〕│   \1000sinθ〔cd〕
    ││
    ││
    ││
    ↓│       P
  ───────────┴──
     ←──2〔m〕──→  
    
(1)51.8(2)65.3(3)76.8(4)102.4(5)128.0

【第248回電験機械解説】光源と点P間の距離l〔m〕は,


  l=√[1.5^2+2^2]=√[2.25+4]=√[6.25]=2.5〔m〕

となります。これより,

      1.5
  cosθ=−−−−=0.6
      2.5

      2.0
  sinθ=−−−−=0.8
      2.5

となるので,距離の逆2乗の法則より,点Pにおける水平面照度E〔lx〕は次のようになり
ます。

    1000sinθ    1000×0.8
  E=−−−−−×cosθ=−−−−−×0.6=76.8〔lx〕
    2.5^2       6.25
 
 選択肢は(3)となります。
 
【第248回電験法規】「電気設備の技術基準の解釈」において,公称電圧6600〔V〕の電
路に接続して使用する一般の変圧器の6600〔V〕側巻線の絶縁耐力試験を次のように実
施したが,正しいのはどれか。

   試験電圧〔V〕                    試験方法
(1) 9900      試験される巻線と鉄心及び外箱との間に試験電圧を連続して1分間
加えた。
(2) 9900      試験される巻線と他の巻線,鉄心及び外箱との間に試験電圧を連
続して10分間加えた。
(3)10350       試験される巻線と他の巻線,鉄心及び外箱との間に試験電圧を連
続して10分間加えた。
(4)10350      試験される巻線と鉄心及び外箱との間に試験電圧を連続して1分間
加えた。
(5) 8625      試験される巻線と他の巻線,鉄心及び外箱との間に試験電圧を連
続して10分間加えた。



【第248回電験法規解説】解釈第17条より,最大使用電圧が7000V以下では,最大使用電
圧の1.5倍の電圧を連続して10分間加えることになっています。最大使用電圧は公称電
圧の1.15/1.1倍となるので,

  最大使用電圧=6600×1.15/1.1=6900〔V〕

より,試験電圧は,

  試験電圧=6900×1.5=10350〔V〕

となります。最大使用電圧と公称電圧を区別するのが最大のポイントになります。選択
肢は(3)となります。

【変圧器の電路の絶縁耐力】(省令第5条)
第17条 変圧器(放電灯用変圧器,エックス線管用変圧器,吸上変圧器,試験用変圧器
計器用変成器,第237条第1項に規定する電気集塵応用装置用の変圧器その他の特殊の用
途に供されるものを除く.以下この章において同じ.)の電路は,17−1表の左欄に掲
げる巻線の種類に応じ,それぞれ同表の中欄に掲げる試験電圧及び同表の右欄に掲げる
試験方
法で絶縁耐力を試験したとき,これに耐えること.(省令第5条第2項関連)

                                    17−1表
┌────────────┬────────────┬────────┐
│巻線の種類         │試験電圧           │試験方法        │
├────────────┼────────────┼────────┤
│一 最大使用電圧が7000  │最大使用電圧の1.5倍の電│試験される巻線と│
│ V以下の巻線      │圧(500V未満となる場合 │他の巻線,鉄心  │
│               │は500V)        │及び外箱との間に│
│               │            │試験電圧を連続し│
│               │             │て10分間加える.│
├────────────┼────────────┤                │
│二 最大使用電圧が7000  │最大使用電圧のO.92倍の電│                │
│  Vを超え15000V以下   │圧                      │                │
│  の巻線であって,中  │                        │                │
│  性点接地式電路(中  │                        │                │
│  性線を有するもので  │                        │                │
│  あって,その中性線に│                        │                │
│  多重接地するものに  │                        │                │
│  限る.)に接続する  │                        │                │
├────────────┼────────────┤                │
│三 最大使用電圧が7000  │最大使用電圧の1.25倍の電│                │
│  Vを超え60000V以下の │圧(10500V未満となる場  │                │
│  巻線(二左欄に掲げる│合は,10500V)        │                │
│  ものを除く.)      │                        │                │
├────────────┼────────────┤                │
│四 最大使用電圧が60000 │最大使用電圧の1.25倍の │                │
│  Vを超える巻線であっ │電圧                  │                │
│  て,中性点非接地式  │                      │                │
│   電路(電位変成器を用│                      │                │
│  いて接地するものを含│                      │                │
│  む.八左欄に掲げる  │                      │                │
│  ものを除く,)に接  │                        │                │
│     続するも         │                        │                │
├────────────┼────────────┼────────┤
│五 最大使用電圧が60000 │最大使用電圧の1.1倍の電 │試験される巻線の│
│  Vを超える巻線(星形 │圧(75000V未満となる場合│中性点端子(スコ│
│  結線又はスコット結線│は,75000V)         │ット結線にあって│
│  のものに限る,)であ│                 │は,下座巻線と主│
│ って,中性点接地式電路│                 │座巻線の接続点端│
│   (電位変成器を用いて│                │子.以下この項に│
│    接地するもの並びに六│                │おいて同じ.)以│
│    左欄及び八左欄に掲げ│                │外の任意の1端子 │
│   るものを除く,)に接│                  │,他の巻線(他の│
│   編し,かつ,星形結線│                  │巻線が2以上ある │
│   の巻線にあってはその│                  │場合は,それぞれ│
│   中性点に,スコット縞│                  │の巻線)の任意の│
│   線の巻線にあっては下│                   │1端子,鉄心及び │
│   座巻線と主座巻線の接│                  │外箱を接地し,試│
│  続 点に避雷器を施設す│                  │験される巻線の中│
│  るもの               │                  │性点端子以外の各│
│            │            │端子に三相交流の│
│            │            │試験電圧を連続し│
│            │            │て10分間加える,│
│            │            │ただし,三相交流│
│            │            │の試験電圧を加え│
│            │            │ることが困難であ│
│            │            │る場合は,試験さ│
│            │            │れる巻線の中性点│
│            │            │端子及び接地され│
│            │            │る端子以外の任意│
│            │            │の1端子と大地と │
│            │            │の間に単相交流の│
│            │                  │試験電圧を連続し│
│            │                  │て10分間加え,さ│
│            │                  │らに中性点端子と│
│            │                  │大地との間に最大│
│            │                  │使用電圧のO.64倍│
│            │                  │(スコット結線に│
│            │                  │あっては,0.96 │
│            │                  │倍)の電圧を連続│
│            │                  │して10分間加える│
│            │                        │ことができる.  │
├────────────┼────────────┼────────┤
│ 六 最大使用電圧が     │最大使用電圧の0.72倍の電│試験される巻線の│
│     170000Vを超える巻線│圧             │中性点端子,他の│
│    (星形結線のものに限│                  │巻線(他の巻線が│
│    る.八左欄に掲げるも│                  │2以上ある場合は │
│      のを除く.)てあっ│                  │,それぞれの巻線│
│    て,中性点直接接地式│                  │)の任意の1端子 │
│    電路に接続し,かつ,│                  │鉄心及び外箱を接│
│    その中性点に避雷器を│                  │地し,試験される│
│    施設するもの        │                  │巻線の中性点端子│
│            │             │以外の任意の1端 │
│            │             │子と大地との間に│
│            │             │試験電圧を連続し│
│            │             │て10分間加え,さ│
│            │             │らに中性点端子と│
│            │             │大地との間に最大│
│            │             │使用電圧のO.3倍 │
│            │             │の電圧を連続して│
│            │             │10分間加える.  │
├────────────┼────────────┼────────┤
│七 最大使用電圧が170000│最大使用電圧の0.64倍の電│試験される巻線の│
│  Vを超える巻線(星形 │圧            │中性点端子,他の│
│ 結線のものに限る,八左│                  │巻線(他の巻線が│
│ 欄に掲げるものを除く.│                  │2以上ある場合は │
│ )あって,中性点直接接│                  │,それぞれの巻線│
│ 地式電路に接続し,かつ│                  │)の任意の1端子 │
│ ,その中性点を直接接接│            │と大地との間に試│
│ 地するもの            │            │験電圧を連続して│
│             │            │10分間加える.  │
├────────────┼────────────┼────────┤
│ 八 最大使用電圧が60000│整流器の交流側の最大使用│試験される巻線と│
│   Vを超える整流器に接続│電圧の1.1倍の交流電圧又 │他の巻線,鉄心及│
│   する巻線        │は整流器の直流側の最大 │び外箱との間に試│
│            │使用電圧の1.1倍の直流電 │験電圧を連続して│
│            │圧           │10分間加える.  │
├────────────┼────────────┼────────┤
│ 九 その他の巻線      │最大使用電圧の1.1倍の電 │試験される巻線と│
│            │圧(75000V未満となる場 │他の巻線,鉄心及│
│            │合は,75000V)         │び外箱との間に試│
│            │            │験電圧を連続して│
│            │            │10分間加える.  │
└────────────┴────────────┴────────┘


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1−2、今回の【問題その249】問題(若月)
(カズ追記:電験2種出題の希望が多いので、4回連続全問正解で電験2種クラスに
 なるように、時々ですが難問を入れて もらうことにしました。)


【第249回電験理論】線間電圧6〔kV〕,三相容量2000〔kV・A〕,力率0.6遅れの負荷
がある.これを星形結線で,1相分を抵抗,リアクトルの直列接続の等価回路で表す
とすれば,抵抗〔Ω〕及びリアクタンス〔Ω〕は,それぞれいくらか.正しい値を組
み合わせたものを次のうちから選べ.
(1) 3.6,   j4.8
(2)10.8,  j14.4
(3) 3.6, −j4.8
(4)10.8,−j14.4
(5) 6.5,   j8.6

【第249回電験電力】水車発電機の特徴を述べた次の記述のうち,誤っているのはど
れか.
 (1)回転子は,突極形である。
 (2)回転速度が高く,普通,2極または4極機構造である.
 (3)一般に,短絡比は,1より大きい.
 (4)回転子の冷却には空気冷却方式が採用されている.
 (5)縦軸形が採用されている.

【第249回電験機械】直流機の補極は,[(ア)]電流によって生じる磁束を打ち消
すために設ける小磁極で,[(イ)]の中間に配置し,そのコイルに[(ウ)]が流
れるよう接続して,電機子磁束と反対方向の磁束を生じさせる.
 上記の記述中の空白箇所(ア),(イ)吸び(ウ)に記入する字句として,正しい
ものを組み合わせたのは次のうちどれか.

  (ア)   (イ)   (ウ)
(1)電機子  主磁極  電機子電流
(2)電機子  主磁極  界磁電流
(3)電機子  電機子  界磁電流
(4)界磁   電機子  電機子電流
(5)界磁   主磁極  界磁電流

【第249回電験法規】「電気設備の技術基準の解釈」において,高圧及び特別高圧の
電路における避雷器の施設についての次の記述のうち,正しいものはどれか.
(1)変電所の架空電線引込口には,避雷器を施設しなくてもよい.
(2)高圧架空電線路から供給を受ける受電電力の容量が500〔kW〕以下の需要場所の
引込口には,避雷器を施設しなくてもよい.
(3)発電所の架空電線引出口には,避雷器を施設しなくてもよい.
(4)避雷器には,C種接地工事を施さなければならない.
(5)高圧架空電線路などに接続する電線が長い場合.



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2,模擬問題コーナー(青木)

     《《《《《《 重要 》》》》》》
★★正解しているのにポイントが増えていない人は、集計時間以降にメールが
★★届いたか、または、集計ミスです。 次回の応募の時にお知らせください。
★★お願いします。
★★それから、1ヶ月以上応募されていない方は、整理させていただきます。
★★もし間違っていたら、教えて下さい。訂正します。
     《《《《《《 重要 》》》》》》

   応募先:denken@inv.co.jp(青木まで)


第4回目以上  masato(3-236)
        KEN(3-237) 和田孝(5-235) mariko(3-211)
        斉藤博(4-201) 岩の介(3-202) emiko(4-199) プーさん(6-195)
        den(3-180) 真(3-168) ハロハロ(4-169)
        多美子(4-169) kkk(3-164) 弘幸(4-152)
        亀(3-149) メイ(3-137) 純(4-131) ソフィア(5-126)
        しんちゃん(4-116) Big1(3-124) 広瀬智文(3-109)
        佐藤尚喜(3-115) ハブ(3-108) tetuo(4-107) 健二(7-99)
        ニンジン(3-85) えんちゃん(6-84) マム(3-65) M_tsu(4-58)
        よっちゃん(4-60) PPP(3-56) せいじ(4-43) B&B(3-42)
        俊太(3-19) ブツチョ(7-31) 誠一(3-27)
        ガンバ(5-13) 寛太(3-14) 山崎英治(5-03) 源(3-03)
第3回目挑戦者 たかし(2-03)
第2回目挑戦者 高野(1-192)
        kaoru(1-169) 千葉英季(1-142) 雄飛(1-121)
        萌優(1-87) イッペコッペ(1-67) わっしー(1-64)
        meijiro(1-70) さだちゃん(1-49) 桃原(1-45) ohcha(1-21)
        川崎俊宏(1-11) ミー&ユー(1-08)
        Giants(1-04) 吉田義昭(1-04) mikado(1-02)
        hiroyasu_eguchi(1-00) kenshi.com(1-00) 秀吉(00) りょう(1-04)
        Takashi Nogawa(07)
第1回目挑戦者 及川(04) 河野(02)
        新里正基(02) kiyonori h.(01) uranium235(01)
        mosubi(01) ari-ori-haveri-imasokari(01)
        Yoshitaka Kubo(01) Shigehito(01) あか(01)
        hiro_iribo(00) ffsatoru(00) AKIRA(00) Y_SIDE(00)





応募されていない方も、応募条件を読まれて,ふるって応募して下さい。(^_^)/
〆切は、毎週日曜日の夜24:00です。


★2003年04月度の優秀者は、下記でした。

第4回目以上  山崎英治       このコーナーのトップクラスです
第3回目挑戦者 源           いよいよ最高ランクの仲間入りです
第2回目挑戦者 たかし        常連の仲間入りです
第1回目挑戦者 (該当者なし)    さらに、上のクラスを目指して下さい


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3,試験問題予想コーナー(伊藤)

試験問題予想コーナーは、、電気の資格試験問題を予想するための資料を
集計するものです。

よく言われているように、電験の試験は、過去問題が、繰り返し出題されています。
そこで、次の試験に出る問題を予想しようと言うものです。

予想方法は、皆さんからの情報を元にします。

頂いた資料は、【伊藤肇】がデータベースにして、分析します。

又、情報を下さった方には、もれなく最新の情報をお届けします。
みんなで、情報を寄せ合い、一発合格しましょう。

以下は、コーナーの主旨です。
試験出題傾向分析趣旨:

 電験1種〜3種、エネルギー管理士を攻略するにあたり、相手を知ることが
攻略の第1歩だと考えます。

 どのような範囲のどの程度を勉強すれば合格できるかを、定量的に分析し
自分の力を把握しどのように勉強したら、短期間で合格に近づけるかを理解する
道しるべとして利用して戴きたく考えております。

 是非とも、一度は自分で受験しようとしている資格の前5年分(10年ならなおさ
らよい)位の問題集を下記分類キーワードに従って分類してみると、

 全く見当のつかなかった試験範囲やある法則が見えてきて、次に試験作成者に
なった気持ちで眺めなおして見ると今度出題される問題がおぼろげに見えてきます。

 その閃きを試験問題集計に登録しましょう。セミナー等の情報も歓迎します。

1人1人ではなく、全受験者で力を合わせればお互いの不足分を補え、より確率の
高いデータに成長させられると信じています。

予想集計資料は情報を送付いただいた方に最新情報をExcel95 Ver7形式で添付
ファイルとして送付します

 私も一受験者として、他資格の受験経験を基に情報を共有する為のパイプ役をさせ
て戴きますので宜しくご協力お願いいたします。



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4,発行、編集(坂林)

電験2種担当
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◇wakatsuki Teruhiko                       ◇
◇若月  輝彦  ( 電験1種合格 )                 ◇
◇電験2種担当    mailto:denken@goukaku.club.ne.jp       ◇
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電験3種担当
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○Aoki kennichi                          ○
○青木 健一  (電験1種合格)                  ○
○電験3種担当    mailto:denken@inv.co.jp           ○
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○

予想問題担当
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☆Itou hajime                          ☆
☆伊藤 肇    (INSアソシエイツ所長)           ☆
☆予想問題担当    mailto:YB1Y-ITU@asahi-net.or.jp       ☆
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◎      高橋 野 (Hiro Takahashi)            ◎
◎      E-Mail:hiropooh@nyc.odn.ne.jp            ◎
◎  経験にもとずくアドバイス担当                ◎
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ホームページ担当 (編集責任者)
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★Sakabayashi Kazushige                     ★
★坂林   和重  ( 電験1種合格 )                ★
★電験3種担当    mailto:goukaku@din.or.jp           ★
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