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■ ■ ■■■ ■■■ ******************************** ■■ ■■ ■ ■ ■ *** *** ■ ■■ ■■ ■■■ *** ＭＣＰ ＭＡＧＡＺＩＮＥ！*** ■ ■ ■ ■ ■ ■ *** *** ■ ■ ■■■ ■ ******** vol.6 2000/7/19 ******* はじめまして！！ 「ゆみた」に代わりましてMCP MAGAZINEを発行いたします 「ぱてぃ」です。どうぞよろしくお願いします！ まずは自己紹介・・・といきたいところですが あくまでMCPが主体ですので、一番最後に自己紹介しておきます。 ご興味のある方はそちらをご覧下さいね。 ■ ＣＯＮＴＥＮＴＳ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ＠--------------------------------------------------------＠ ◆ 連載「簡単！即効TCP/IP！」 1.2 OSI参照モデル ◆ ＭＣＰ用語集 ◆ Ｑ＆Ａ ◆ ぱてぃのひとりごと♪ ◆ お知らせ ＠--------------------------------------------------------＠ ------------------------------------------- ◆【簡単！即効TCP/IP！】vol.5 ------------------------------------------- 1.2 OSI参照モデル ★「OSI参照モデル」とは ネットワークを介してコンピュータ間の情報交換等を行うための 国際的な標準規格です。 コンピュータネットワークの発展初期には 各メーカーがそれぞれ自社の規格を有していたため、 異機種間でのデータのやり取りが困難でした。 その規格を標準化することで、 異機種間のデータ交換が容易になりました。 具体的には、７つの階層（レイヤー）に分かれており、 それぞれの階層においてデータのやり取りの際に必要な 決まりごと（プロトコル(*)）が定められています。 ■□■７つの階層とは以下のとおりです。■□■ ●上位層 アプリケーション層（第７層） メールソフトやネットワークゲームなどの それぞれのプロトコル プレゼンテーション層（第６層） データ圧縮、暗号化の方法などネットワークに適した形にする セッション層（第５層） データ送出のタイミングを考えたり、同期化(*)や フロー制御などもする ●下位層 トランスポート層（第４層） データの信頼性を示し、転送完了を確認する ネットワーク層（第３層） データの送り先を決定し、ルートを制御する データリンク層（第２層） パケットを電気信号に分解／再構成し、２点間で伝送する 物理層（第１層） ケーブルやコネクタなどの形状を確認する ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ それでは、OSI参照モデルが作られた結果、どうなったのか？ もし、このような分野わけがなされていない場合、 相手のマシンに通信するたびごとに、 いっぺんにたくさんの情報を出さなくてはならない。 たとえば、ネットワークの手段（LANケーブル接続か、 電話回線接続か、など）を伝え、 パソコンの機種（WINやMAC、UNIXなど）を伝え・・・と、 すべていっぺんにやらなくてはならないのです。 さらにバージョンアップしたらどうでしょう。 世界中のすべてのマシンが同じバージョンでないと 通信できなくなっちゃいますし、 新しい接続方法が出たら・・・、 DVDみたいにシェア争いしたら・・・ などと考えるだけでも大変そうですね。 おそらく今日のインターネットという環境は無かったことでしょう。 それが階層分けをされていればそのような不安は無いでしょう。 それぞれの階層ごとで直接お話をするのです。 しかも、同一層でのデータのやり取りが 他の層に影響することはないのです。 例えば、メールでデータを送受信する時、 「どのようなケーブルを使うの？ コネクタの形状はどんな？」とか、 「どんな通信手段なの？ ISDN？電話回線？」といった 物理層やデータリンク層のプロトコルには一切影響を受けません。 そういったことはメールソフトは一切気にしないのです。 ISDNを使おうが電話回線を使おうが、はたまたLAN環境であっても メールソフトは関係なく使えるのです。 ------------------------------------------------- では次に、TCP/IPは具体的にはどこに属するかというと、 TCP・・・トランスポート層（第４層） IP ・・・ネットワーク層（第３層） にそれぞれ属します。 先程、すでに述べていますが、ネットワーク層での プロトコルとしてのIPはデータがどの相手に送られるかを決め、 その相手までのルート（道すじ）を考えます。 トランスポート層でのプロトコルとしてのTCPは、 そのデータをちゃんと送る役目をします。 （例えば大きなデータを細かく分けたそれぞれを 順番にちゃんと送ったり、データが壊れた時は再送したりする） つまり、データ転送において、下位層と上位層のちょうど中間に存在し、 アプリケーションサイドにとっても ケーブルやコネクタ等の物理的なサイドにとっても 両者にとって非常に重要な役目を果たしているのである。 例えていうならば仲介業者や仲人、通訳のようなものでしょうか。 ・・・例えが悪いなぁ・・・。 今日はこんなところで。 【次回の予定】 配信予定日： 00/7/26 配信内容 ： ＩＰアドレスって何ぞや をお送りする予定です。 ずーっと理論ばかりだったので、 ちょっと実践的になりますよ。 ------------------------------------------- ◆ＭＣＰ用語集 ------------------------------------------- この「MCP MAGAZINE」での文章中に出てきた言葉を 説明したいと思います。 文章中には（*）印がついてます。 他の人にとってはさらっと素通りされるものでも 自分にとってはわからないのもあると思います。 そういったものもメールでいただければできるだけ調べて 回答したいと思っています。 【プロトコル】 正確には、複数のデバイスやコンピュータシステムが 通信するための規格。簡単にいうと両者の取り決め。 あるデバイスを動作させる時、どのような決まりにのっとって 動作させるかなどの取り決めです。 よく昔は外交用語で使われて、「議定書」の事を指したらしい。 現在、プロトコルと言うと、通信時の ネットワークプロトコルを指す場合が多い。 ネットワークプロトコルの代表的なものは TCP/IP、IPX/SPX、NetBEUIなどがある。 【同期化】 複数のデータベースの情報が一致するようにすること。 ------------------------------------------- ◆Ｑ＆Ａ ------------------------------------------- 読者様からの質問のほかに、私自身で問題を作ってみます。 次号で回答しますので、良かったら考えてみてください。 今回はもちろん「OSI参照モデル」についてです。 【Q.6-1】OSI参照モデルの7階層を答えてください。 上位層と下位層に分けられますか？ 【Q.6-2】TCPとIPはそれぞれどこの階層に属しますか？ 【Q.6-3】ftpやtelnetはどこの階層に属すでしょう？ コレはちょっとむずいかも。 興味のある人は本などで調べてみては。 来週号でちゃんとお答えしますので、 安心してくださいね。 ------------------------------------------- ◆ぱてぃのひとりごと♪ ------------------------------------------- はじめまして。ぱてぃです。 この「ぱてぃ」という名前は、 主にポストペットの名前として使っていましたが 最近ハンドルネームとしても使うようになりました。 どうぞよろしくお願いいたします。 まずは自己紹介をします。 ぱてぃという名前から女性を想像される方も多いと思いますが 男なのです。だましてもしょうがないので。 おそらく言葉の端々で分かってしまうでしょうし。 今年23歳になりました。前厄？そんなの気にしません。 どちらかというと今年は去年より調子が良いのです。 来年どん底に突き落とされたりして・・・。 「ぱてぃ」という名前の由来について ネット上では自分の顔が出ないのをいいことに、 好き勝手し放題の人も少なからずいますが、 お互いの顔が見えない・声が聞けないからこそ、 より密なコミュニケーションが必要ではないでしょうか。 私のハンドルネームの「ぱてぃ」は パテという工作で使う用具から思いついたものです。 物の隙間を埋めたり、他の物をくっつけるときに使います。 そんな人と人をつなぐ役目に慣れたらいいなぁと思って名付けました。 少しでも皆さんのお役に立てて、なおかつ皆さんとの新たな つながりが出来たらなと思っております。 ネットに関してはまだまだ未熟者の私で、 文章中にも誤記等が出てくるかと思います。 至らない点が多いと思いますが、 どうぞよろしくお願いいたします。 なーんて。すごく堅苦しくなりましたが、 本人はそんなに真面目ではないです。おばかです。 メールマガジンは初体験ですが、がんばって真面目に取り組みます。 とにかく、楽しくわかりやすくを目指しておりますので、 叱咤激励をお待ちしております。 ------------------------------------------- ◆お知らせ ------------------------------------------- 今月の最後の金曜日の、＠＠7/28＠＠に 弊社で立ち上げたショッピングサイトがオープンします！！ ＠＠オープン記念として＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠ ★あのドンペリが限定10名様に格安で！ ★オーダーメイドＴシャツが半額！ ＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠ のような企画を準備しております。 まだまだこれから商品点数も増えていきますので、 オープン時には100点以上の出品を見込んでます。 中には伊万里焼やイタリア製バッグや 大手航空会社に出荷しているコーヒー（弊社も愛飲してます） など、商品はよりどりみどり。見るだけで楽しくなっちゃう！！ 28日にオープンなのでまだ開店してないですが、 良かったら見にきてください。 http://www.mthem.co.jp/ 以上で今号は終了です。 張り切りすぎてかなり長くなりましたね。 励ましのメールをいただければ幸いです。 それではまた来週お会いしましょ。 ＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠ ＭＣＰ ＭＡＧＡＺＩＮＥ ◆ 毎週水曜日配信 編集責任者：ぱてぃ 発行責任 ：株式会社 エム・ザ・エム http://www.mthem.co.jp/ 〒231-0033 神奈川県横浜市中区長者町3-8-13 ルネ関内プラザ5F お問い合せ：shiga@mthem.co.jp このメルマガは以下の各社にて配信されています まぐまぐ ID：0000038312 (http://www.mag2.com/） パブジーン ID：006769 (http://www.pubzine.com/ ) メルマガ天国 ID：1177 (http://melten.com/） E-Magazine ID：yumimcp (http://www.emaga.com） melma! 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