メルマガ:〔ファンタジー小説〕 バラリュード 〜美処女が犬♂に奪われた〜
タイトル:バラリュード 第6号 『時の狭間のエトランゼ』  2016/01/29


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§『時の狭間のエトランゼ』

 エイナこと、ディアレイナ・サクラカレンは、『強欲のダンジョン』に挑戦している。

 そこは、最深部まで到達した者の願いを、魔人が叶えてくれる場所だ。


「グゴォーーーーッ!!」
 エイナに剣を突き立てられた、オーガが咆哮をあげて絶命した。

 剣を抜きはらい、隣のトロールの胴を薙ぎ払う!
 苦悶の表情のトロールが、エイナに掴み掛かろうとするが、再度ステップで避ける。

 そして、跳躍して、そのトロールの首をはねた。

 グザァーーーーン!!
 着地ざまに、呪印を輝かせて、遠巻きにしていた、オークの集団に雷を放った。
 そして、生き残ったトロールや、駆け寄ろうとするオークを、剣で掃討する。

 エイナは、随分息を切らせているが、このまま行けば…
 大丈夫なはずだった?!

 後方に、レッサー・デーモンが、三体ほど現れたのだった。


「派手に、輪姦されたみたいですね…」
 エイナは、牢獄の床で、全裸にされていて、モンスターの精液と粘液にまみれている。
 使い魔のキッドが、ダンジョンの中に、迎えに来たようだ。

「それにしても凄い子宮の内容物ですね…
 コボルド、オーク、ゴブリン…
 深き者ども…
 堕ちた人間と、ダークエルフ…
 ブラッドサッカー…
 トロールに、ヘルハウンド…
 昏き者ども…
 ドラコーンのモノまである…
 僕が、きちんと記録しておきますね!」

 キッドは、夢魔インキュバスである。
 扱える精子の、レパートリーが増えたらしい。

「マム、帰りますよ!」
 猥褻物と化していたエイナが、生殖による雌雄の混合体液を、滴らせて立ち上がった。
 まだ、よろけていて、妄りに開いた唇から、牝犬のように吐息を吐いていた…


 エイナは、自分の家『犬のしつけの店』で、風呂に入った。

「明日また、挑戦してやる!」
「無理じゃない?」
「そろそろ、保釈金の合計が、大台に行きますけどね…」

 バスローブ姿のエイナに、遊びに来た呪印屋のリタと、キッドが呼応した。
 エイナの、胸の谷間と、すらりとした生脚が、生々しく艶めかしい。

「それじゃ、明日の夕方辺りに、慰め用のチーズケーキでも、持ってきてあげるね」


 翌日…

 エイナは、全裸状態の上に、両脚を鉤爪の生えた手で捕まれて…
 股間を引き裂かれるように、三メートルの高さまで、肢体を持ち上げられた。

 赤銅色のミノタウロスの様な魔人にだ。
 蛇のような尻尾と、漆黒の蝙蝠のような翼が生えている。 

 そして、魔人の躰から生じた、二十数本もの殖手で、辱め弄ばれ始める。
 彼女は、ダンジョンの最深部に到着したのだ。


「あっ…あっ…」
 エイナの身体を、触手がいたぶるように、粘液で汚して行く。

 彼女の形の良い、乳房や尻の肉が、卑猥に揺れ歪んでいった。
 願いに対して、ダンジョンの主たる魔人ヴィーシュは、代償を求めたのだ。

「くぅ…くっ…」
 触手が、膣穴と肛門を、蠢き広げる。

 彼女の、本来は絶品の女性器が、単なる肉穴にしか見えないほど変形する。
 魔人の要求は、彼女が自分の仔を、孕み産むことだった。

「う…が…」
 口腔内にも、触手が数本入り込んで、口を大きく開かされる。

 エイナは、どう見ても苦悶の…サディスト的に、性欲が湧いてくる表情だ。
 彼女は、魔人の要求に、応じていたのだ。


「ぐが…がががぁーーーーっ!!」
 魔人の、十二センチもの太さがある、生殖器がねじ込まれた。
――長さは、九十センチもある。

「ぎぎゃぎゃぎゃぎゃぁーーーーっ!!」
 魔人が、空間を歪めてまで、ペニスを根元まで挿入した。
――必要な魔力の根源は、エイナから搾り取っている。

「!!!!!(魔人は、エイナが気絶することを、魔力で禁じている)」
 魔人の腕は、エイナの体を、力ずくで動かすことで、ペニスを抜き差しした。
――六〇センチも前後して、荒々しく陰門を陰茎が出入りする。

 魔人による拷問は、数時間も続いた…


「#%$@#$%ーーーーっ?!」
 魔人の、根元まで入れての射精と共に、エイナの裸身が激しく痙攣した。

 そして、用が済んだと言わんばかりに、エイナの身体を投げ捨てた。
 美しいエイナの裸体が、宙を舞い…背中から地面に落ちてバウンドした。

「死んだか…?」
 エイナは、顔面を下にした姿勢で、泥の上で動かなくなった。


 エイナの要求は、魔人王コスモームに会うことだった。

 魔人ヴィーシュが二万年級の存在に対して、魔人王は百三十八億年級の存在だ。
 彼女は、キッドの紹介で、魔人王に弟子入りするつもりだった。
 永遠の若さと完璧な美貌を、得ることが目的だった。

 キッドが、夢魔とは言え、四十六億年級の存在である事を、当て込んでの計画である。

 日が落ちた後に、リタが、ショコラケーキを、持ってきた…


「舌絡めて、チューしただけじゃないのよ」
 リタは、エイナの九才になる、子供をからかっている。
 魔人王コスモームの息子で、かなりの可愛い容貌で、ユハと名付けられていた。


 エイナは、時の狭間で十八年ほど、生活していたらしい…
 この世界では、一瞬の間しか経っていなかったが…

 魔人界には、十七才の魔人ヴィーシュとの娘と、キッドとの十三才の娘が居るらしい。
 そこは、時の狭間とも、魔界とも違う世界だそうだ。

 他に、獣神ミアトールの仔も孕んだが、二年ほど前に混沌に飲まれたらしい。
 当時、二歳の女の仔だったそうだ。

 獣神ミアトールは、この宇宙を躰で支えていると、伝説で詠われている存在だ。


 エイナの容姿は、もはや豊穣の女神としか、表現しようがないが…
 リタによれば、単に下品な感じがなくなった…と言われていた。

 また、エイナは、魔人界では、主にエッチな技を、学んでいたと言っていた。
 ついでに、真紋魔法なるものを、習得したらしい。


 エイナは、久々に、普通のショコラケーキを、食べてみることにした。

「まずい…文化レベルが合ってない…リハビリが必要ね…」
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