メルマガ:愛しの天使
タイトル:愛しの天使 031  2016/09/28


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   ★☆★ 愛しの天使 ★☆★ itoshinotenshi 2016.09.28 031号
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 こんにちはtakeshiです。

 新たに登録して下さった方、ありがとうございます。



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 ちなみに私takeshiも恋愛相談をやってます。
 お陰様で、どえらい人気があって(笑)次から次へと相談が来てます。
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 その中でダントツの人気なんだから!!(笑)


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 サキから電話が来たのは、朝の8時だった。
 「おはよ、えらい早いな」
 「朝電話しよって思ってたからずっと起きてた」
 「えっ?寝てないんか?」
 「うん・・・寝てしもたら起きられへんから」
 「そんな無理してしてこんでもよかったのに」
 「朝に電話したかった・・・」
 「そか・・・ありがとう」
 「うん」

 俺に電話するために、一睡もせずにいたと言う。
 そんなサキを愛おしく思った。
 今日は仕事が休みだというので、
 夕方に食事に行く約束をして電話を切った。


 仕事を早めに切り上げ、待ち合わせ場所に急いだ。
 約束の時間よりも10分早く着いたが、彼女はすでに待っていた。
 「お待たせ」と声をかけ近づくと、
 気づいた彼女は「あっ」とぺこりとした。

 こうして外で会うと、店で見る彼女よりも随分と幼く見えた。
 ジーンズにダボッとしたトレーナーを着ていたからかもしれない。
 「さて何食べる?この辺はようわからんのじゃ」
 「ん・・・とにかくビール飲みたいかな?」
 「ほんならどっか居酒屋探そか」

 駅を離れ周辺を散策して、海鮮居酒屋なる看板を見つけた。
 「あそこ行こか?」と指を指し、思わず彼女の手を掴んだ。
 「あっ・・・」
 「えっ?あっ!ごめん・・・つい・・・」
 掴んだ手を慌てて離すオレ。

 サキはニコっとして「ええよ、こんな可愛い子とおるんやから」と、
 あははと笑い早歩きして、先に行ってしまった。



 ・・・・・つづく


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