メルマガ:少女の性シリーズ
タイトル:少女の性 609  2024/03/31


少女の性 第六百九部


葵は考えたが、どうしても出てこない。少し考えてから葵は決断した。

「はい、習ってないです」
「ファイナルアンサー?」
「はい」
「それじゃ、答を言うね。一応だけどI'm in troubleと言うことになってるよ」
「え?そんな・・・・」

葵は習った単語しか使ってないことに驚き、慌ててネットで調べ始めた。

「葵ちゃんでも答えられない英語の問題があったね」
「・・・・・・・・・」

葵は言い返せずに悔しいと思った。こんな簡単そうな例文なのに答えられないなんて、何かがおかしいと思った。そこで無理に反撃してみた。

「でも、troubleって問題が起こったときに言うんじゃ無いんですか?」
「お、良いね。良い着眼点だよ。そうなんだ。葵ちゃんの言うとおりだよ」
「それじゃ、本当は何て言うんですか?」
「それがね、『困る』って言う英語はないんだ」
「無い?無いって・・・・アメリカ人は困らないの?」
「日本語の『困る』に相当する表現はないんだよ。だから、無理やり一番近い表現としてI'm in troubleって言ってるんだ。だから、その時々の状況で適切かどうかが違うから、言い方は変わるんだ」
「そんな・・・・・・・・・」
「調べてみてごらん?」
「納得できない?」

宏一は葵の表情を見て楽しんでいるようだ。葵は由美ほどではないがスラリとしてるし身長は由美より少し高めのようだ。それに由美より少し肩幅がある。肩まであるロングヘアーがクラス委員らしいキリッとした印象を強調している。 中学生ともなれば少しくらいヘアカラーだって使うのが普通だろうが、葵は使っていないらしい。宏一は特に黒髪が綺麗だと思った。

「納得できないって言うか、困るって言う言い方がないって言うのが・・・・」
「変だと思う?」

葵は頷いた。

「それじゃ、ネットで調べてごらん?」

言われて葵はネットで探してみた。しかし、確かに今の例文の他に似たようなのはいくつかあるが、どれも簡単な単語でピンと来ない。『困った』を英語に翻訳すると、宏一の言ったとおりにI'm in troubleが出てくるが、troubleを調べても困ったとは出てこないのだ。

「見つからない・・・・・見たい・・・本当に無いの?困らないって事?」

葵は明らかに戸惑っていた。

「でも無いんだなぁ。大手の商社の人、彼らは英語をごく普通にしゃべる人達だけど、何人にも聞いてみたけど、みんな口を揃えて『困るに相当する言い方は無い』って言ったよ」
「それじゃ、アメリカの人は困ったらどう言うの?」
「だから、どんな風に困っているかで言い方が毎回違うんだ。もちろんI'm in troubleって言うときも有るし、No wayとかI lost in my positionとか、いろいろだよ」
「三谷さんはアメリカに居たことがあるんですか?」
「うん、仕事でしばらくね。だからわりと日常会話くらいはできるんだ」
「へぇ、そうなんだ・・・・・」

葵は初めて身近に外国に住んだことがある人を目の前にして『やっぱり住んでた人の言う事って教科書とはぜんぜん違う』と思った。そして、『こういうのを生きた英語って言うんだ』と思った。

「他の国にいたことはありますか?」
「出張ではいろんな国に行ったけど、後は中国かな?ちょっと仕事で何回も行ったから、滞在も長かったし。中国語も簡単なのは話せるよ。一人で旅行するくらいはね」
「すごい・・・・」

洋恵はそんなこと一言も言ってなかったので、葵は宏一に対する見方が大きく変わってしまって驚いていた。

「ま、今日はこんな所にしておこうか。洋恵ちゃんも待ってるしね。それじゃ葵ちゃん、水曜日に部屋に来て。お疲れ様」
「はい、ありがとうございました」

葵はそう言うと席を立って帰って行った。その後ろ姿を見送った宏一は、葵にどう接すれば良いのか考え込んでいた。結衣のように抱いて欲しいと目的がはっきりしているのならわかりやすいが、葵は彼もいてそう言う雰囲気でもないし、そうかと言って勉強したいという風でもなさそうなのだ。宏一はゆっくりと決めていくことにしてモスを後にした。

翌日、宏一はいつもの通りに仕事を終えて由美の待つ部屋に向かう予定だったが、ちょっとトラブルがあって遅れてしまった。連絡はしておいたが、なんとか着いたのは30分近くも遅れてからだった。

「ごめん、遅れちゃったよ」

宏一が部屋に入っていくと、由美はにこやかに迎え入れた。

「大丈夫ですよ。連絡貰ったときはちょっと寂しかったけど、お仕事だから仕方ないです」
「ごめん、ごめん」
「ううん、ぜんぜん」

今日の由美は勉強の体勢で宏一を待っている。

「それで由美ちゃん、どこか教えて欲しいところがあるの?」
「はい、英語で分からないところがあって」
「へぇ、わかった」

宏一は昨日の葵に引き続いて偶然英語が重なったことに不思議な感じがした。

「それじゃ、どこがわかんなかったの?」
「この長文なんですけど・・・・・・国立大学の入試問題で・・・・」

由美が問題文を指さし、宏一が由美の後ろに回って由美の頭越しに問題文を読み始めたが、同時に宏一の手は由美の脇から前に回って可愛らしい形の良い乳房を撫で回し始めた。既に由美の膨らみのカーブはしっかり手に馴染んでいるので、包んだ瞬間に『由美ちゃんのおっぱいだ』と感じた。

「あ、いきなり・・・・・・」

由美は驚いてそう言ったが、それ以上、特に嫌がりはしなかった。

「ふぅん、このどこが分からないの?」
「ここの But if you look at the science section of newspapers and magazines, you will find that advances in theoretical research and their practical application receive just about equal attention.なんですけど、receiveって言うのが良く分かんなくて」
「ふうん、そうか。確かにわかりにくいかも知れないね」
「クラスの友達も分からないって言うんで、私が調べてくるって言っちゃったんです。宏一さんに聞けば良いかなぁ??なんて思って」

由美はちょっといらずらっぽく微笑んだ。

「うん、分かった。それじゃ一緒に考えてみよう」
「はい」

由美は嬉しそうに言った。まだ胸はもぞもぞするが、そんなに感じてはいない。十分に考えられそうだ。

「それじゃ、その前の文だけど、This last domain is usually called technologyのドメインてなんて訳す?」
「えっと・・・それは・・・・たぶん、分野とか・・・・」
「まぁ、それでもいいけど・・・・・他の言い方はある?」
「・・・・・・・・・・・・・・・」
「ちょっと辞書で調べてごらん?」

宏一はそう言って由美に調べさせた。そして由美が調べている間に、由美の乳房の形をゆっくりとなぞって楽しむ。まだ制服の上からだからそんなに由美は感じないだろうと思って、結衣やさとみとの違いを楽しむことにしたのだ。
しかし、由美の乳房離れた宏一の手触りに着実に反応を始めていた。由美は反応を始めた乳房に『まだ我慢できるけど、早く問題を解いちゃわないと、また恥ずかしいことを言わされちゃう』と思って、更に真剣に考え始めた。

「領域とか・・・・・」
「そうだね。領域の方がしっくりくるよね」
「はい。その方がわかりやすいです」
「由美ちゃん、どう言う話なのかは理解してるよね?」
「はい」
「ざっと要約して言ってごらん?」
「科学って言うのはいくつかの側面があるって話・・・・・」
「うん、そうだね。そこまで分かってるなら、後は正確に単語を読んでいくだけだ。由美ちゃんの言ってるrecieveはどう言う意味?」
「受け取る・・????」
「それはそうなんだけど、どうしてここにreceiveがあるの?」
「それがよく分かんなくて・・・・・・」
「それじゃ、この単語の品詞は?」
「動詞です」
「そうだね。それじゃ、主語は?」
「practical application」
「ははぁん、そう言うことか。由美ちゃん、receiveについて見落としてることがあるよ」
「・・・・何ですか?」
「うーんと、どうしようかな・・・・・・。それじゃ、この文章をyou willから訳せる?」
「それは・・・・・・」

由美はだんだん我慢できなくなってきた。焦れったいのは早く終わりにして、思い切り可愛がって欲しいと言う気持ちが強くなる。早く裸になって宏一の胸に飛び込みたいのだ。もちろん、宏一に触るのを止めてと言えば、きちんと考えられるから勉強も早く終わるのだが、できればギリギリまで言いたくなかった。宏一に触らせてあげたいし、由美自身も優しく触られているのが大好きだったからだ。だから由美はもう少しだけ我慢することにした。

「えっと・・・・あなたは理論的研究における進歩を見つけるだろう。そしてその実際的な応用は全く同じ注意を受け取る・・・・・」
「意味、分かる?」
「何のことだか全然分かりません」
「そう、由美ちゃんは大切なことを見落としてるから、訳の分かんない文章になっちゃったんだ。どうする?答を直ぐに知りたい?」
「それは・・・・・・」

そう言われると由美としても直ぐに教えてとは言い難い。第一、それが分からないから宏一に教えて欲しいと言っているのだ。『どうしようかな?直ぐに降参しようかな?どうせみんなと考えても分からなかったんだし・・・・』由美の頭の中ではそう言う自分の声が響いている。

しかし、優しく撫でられている胸はどんどん焦れったくなってきた。正直に言えば、直ぐにでも脱がせて貰って宏一の手で揉んで欲しい。

由美がそんなことを考えているときに、宏一は手の中の乳房が硬く膨らんできたことに満足し、更にじっくりと焦らす段階に進んでいた。由美の耳元で囁く。

「感じてきたみたいだね。どうする?直ぐ降参して上着を脱いでフロントホックを外しちゃう?」

そう耳元で囁きながらじっくりと乳房の周りを撫でて乳首の近くを指先で円を描くように撫でる。すると由美の目が一瞬大きくなった。かなり感じている証拠だ。でもまだ制服の上からなのだ。それなのに由美の身体は早く先が欲しくて感度をどんどん上げていった。

それでも由美はまだおねだりをしたくは無かった。一度おねだりを始めると際限なくおねだりしたくなる。そしておねだりをすれば宏一はそれを与えてくれる。だから、どんどんおねだりをしてしまい、けっきょく、全然可愛い子でいられなくなってしまうのだ。だから由美は答を知りたいと言って教えて貰ってから直ぐにおっぱいを揉んで貰うこともできなかったし、答を出すこともできなかった。

「どうしたの?黙っちゃったね」
「・・・・・・・・・・・・・・・」
「わかんない?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・」
「早く脱がせて欲しい?」

宏一が聞くと、由美は正直にコクンと頷いた。

「それじゃ」

宏一が制服のホックに手をかけようとすると由美が言った。

「でも、ちゃんと教えて欲しいです」
「そうなんだ・・・・・」
「友達と考えても分からなかったんです。それで私が家庭教師の先生に聞いてくるって。だから教えて欲しいです」
「そう・・・・それなら教えないとダメだね」
「だから胸は少し・・・・・待って」

誰よりも服を脱がせて欲しいと思っている由美が我慢して言っているのだ。宏一だってその気持ちに堪えなければならない。

「分かった。それじゃ、ヒントを上げるね」
「はい」

そう言った宏一は、先ず由美の制服のリボンの裏のホックを外した。慌てて由美がガードした。

「ダメだよ。ちゃんと教えるよ。ヒントを上げるんだから。手を下ろしなさい。由美ちゃんはこう言う時には我慢できる子だろ?」
「・・・・はい・・・・」

由美は何か良くないことが起こるような気がして不安になった。

「それじゃ、このrecieveは過去形じゃないよね。でもこれにはsが付いていないのはどうしてなの?その理由を教えて」
「・・・・・それは・・・・・」
「sが付いてないのは間違いじゃないよ。正しいんだ。だからきちんとした理由があるよ」
「はい」
「どうしてかな?」
「・・・・・・・・それは・・・・・」

由美は真剣に考えた。何か分かったような気がするのだが言葉が出てこない。

「receiveが原形のままって事は、三人称単数のsが付いてないって事だから、それはどうして買って言うと・・・・・三人称単数じゃ無いってこと・・・・」
「そうだね。って言うか、そりゃそうだよね」
「・・・・・・・・・・・・」
「あれ?止まっちゃった?」
「なんか分かったような・・・・・でも分かんない・・・」

宏一は由美がじっとしたままなので、宏一は更に制服のジッパーを下まで下ろして制服を左右に開いた。もう由美は宏一のいらずらには反応しないでじっとしている。制服の下の薄いブルーのブラジャーが見えてきた。今日の由美のブラジャーは上半分がレースになっていて肌が透けて見える。よく見ると、乳首が少しだけレースの下に見えた。


つづく

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