メルマガ:少女の性シリーズ
タイトル:少女の性 582  2023/09/24


少女の性 第五百八十二部

由美は宏一が言うので気は進まないが見ることにした。すると、動画の中の少女はゆっくりとリボンの後ろのホックを外し、ジッパーを下げていく。すると制服の下から力強い男の手で揉み回されているこぶりで美しい乳房が現れたのだ。由美は自分が乳房を揉まれて声を上げている姿を始めて見た。

『ああああぁぁ、見ないで、ああああぁぁぁぁ』

上を向いて顎を突き出し声を上げている自分の姿は少しだけ可愛いと思った。

「ほら、とってもきれいだろ?」
「・・・・・・・・・・・・・・」

きれいと言われればそうかも知れないが、由美は自分が乳房を揉まれている姿が何か困っているような表情だと思った。そして、自分の乳房を揉んでいる宏一の力強い手が、自分に快感を与えているとはっきりと分かった。そして頭の隅で『宏一さんの手は力強くて素敵』と思った。ただ、由美からすればこんな自分の姿は恥ずかしいばかりで、宏一がこれを見て喜ぶ理由が分からない。これは視覚で刺激を受ける男性と、視覚よりも雰囲気に刺激を受ける女性の違いなのだが、二人共それが性差であることには気付いていなかった。

「ね?綺麗だったろ?」
「・・・・・・・よく分かんないです・・・・でも、やっぱり恥ずかしい・・・・」

由美は取り敢えずそう答えたが、宏一が言うほど美しいとは思わなかったし、何より自分で制服のジッパーを下げたことが、もの凄く嫌らしく思えた。ただ、宏一と一体になっているとは思ったし、画面の中の自分が感じていること自体は嫌では無かった。

「これ・・・・・・宏一さん・・・・・どうするんですか・・・・」

既に動画はスマホを伏せた後で真っ暗になっているが、声だけはしっかりと入っている。

『ああぁぁぁぁぁ、すごく根っこが固いぃ。あああああぁぁぁ、はやくぅっ、このままぁっ』
「うん、もちろん消すよ。もういますぐ消したほうが良い?」

由美は迷った。もちろん消してしまいたいのはやまやまだが、どうせ自分のスマホなのだ。少しくらいなら置いておいても良い気もする。

「もし、宏一さんがまだ消したくないのなら、それでも良いですよ」
「え?いいの?」

その言葉には、由美の予想通り残しておきたいという宏一の気持ちがはっきりと表れていた。

「それなら、この動画は由美ちゃんが好きな場所に保存して。もちろん、消したくなったら俺に言わなくてもいつでも消してね」
「はい・・・・・・」

由美はスマホを宏一から受け取って動画を止めるとベッドの脇に置いた。

「写ってる私、可愛いですか?」
「うん、もの凄く可愛いよ。最高だ」
「私は恥ずかしいだけで・・・・全然思わないけど、宏一さんが喜んでくれるのなら・・・・もう少しだけ消さないでおきます」
「ありがとう。由美ちゃんとの記念だからね」

嬉しそうな宏一の様子とは対照的に、由美の気持ちは完全に冷めてしまった。そのまま起き上がって身支度を調える。由美が支度を始めたので宏一はタクシーを呼んだ。身支度をした由美は宏一とさよならキスをしたが、そのキスはかなりおざなりだった。

そして由美が宏一の部屋を出て、呼んであったタクシーに乗って帰るとき、宏一からラインが入った。『由美ちゃん、やっぱり動画は今すぐ消して。由美ちゃんが見たくないんだから、保存しても仕方が無いから。こんな事で由美ちゃんが悲しむのは嫌だから』由美はそれを読み終わると、由美は直ぐに動画を消した。

そしてタクシーの中で考えてみた。たぶん、宏一があの動画を気に入ったのは、男の人が女の人の裸を好きだとか、そう言う次元のものなのだろうと思った。個人を好きだとかどうとか言うのでは無い気がするのだ。もちろん、これで由美が宏一のことを嫌いになるとかはあり得ないが、自分の理解できない部分なのは間違いない。由美は『男の人の考える事って変』と思った。

由美が帰ってしばらくして宏一が部屋を出る頃、由美から返信があった。『動画は消しました。ごめんなさい。でも、明後日は宏一さんのリクエスト通りになりそうですよ』宏一は由美が少し機嫌を直したことを知って安心した。

翌日、宏一が出勤すると、さとみが先に来ていた。そしてメールをチェックするとさとみからメールが来ている。

「あれ?水野さん、どうしたの?メール?」

宏一が聞いてもさとみは知らん顔だ。そこで、取り敢えず宏一はメールを開いてみた。

『三谷さん、今日、夕食だけ一緒にお願いできませんか?その後は用事があるので私は直ぐに帰りますが、できれば食事だけ一緒に。水野』

宏一は直ぐにOKの返事を送った。すると、さとみは直ぐにメールをチェックしたようだが、何も言わないし反応しない。食事だけというのは何か理由があるのだろうが、その話は食事をしながら、と言うことらしい。何を食べたいのか聞こうかと思ったが、考え直して聞くのを止めた。こういう時は全て任せられたと思ってテストを受けるつもりで全部準備するべきなのだ。

そこで宏一は手軽なイタリアンの店を予約した。さとみは店の場所と時間を書いたメールが届くと、一安心した。引っ越ししたばかりなので、本来なら宏一と食事している時間など無いのだが、どうしてもこのまま一人では過ごしたくなかったのだ。今まで同居人とずっと二人で慎ましく暮らしてきたので貯金は貯まったが、余り二人で出かけることはなかったし、外食も年に一度か二度だった。さとみは結婚するつもりだったので、それでも良いと思っていた。だから、毎晩同居人と顔を合せて一緒の時間を過ごしていた。だから、日曜、月曜と二日間連続で一人で過ごしたのは思い出せないくらい前のことだったのだ。もちろん、以前の同居人が恋しいわけではない。しかし、一人が寂しいと言うか、気持ちが不安定なのだった。

だから、思わず宏一に近づきたくなる気持ちを理性で抑えていた。ここで宏一に抱かれれば、絶対離したくなくなるのは明らかだったからだ。それでも、寂しいのはどうしようもない。そこでさとみが考えたのが『食事だけ』と言う案だった。最初からきちんと食事だけ、と念を押しておいたのは、そう言う気持ちの表れだった。
その頃、洋恵は香菜と話していた。

「なんだい?急に呼び出して」
「うん、一つ提案があるんだ」
「ほう、聞かせて貰おうじゃないか」
「私が香菜にお願いしたのは、私がどうしてもうまくいかなかったら、私の気に入った女の子を紹介するって話だよね?」
「そう、それまではセンセに合わないことがもう一つの条件だけどね」
「それだったら、私が勝手に探す分には香菜の条件には関係ないよね?」
「そりゃぁ、それなら私が同行するわけにいかないからね」
「それなら私が探そうと思うんだ」
「ほう、それじゃ、自分で調達してセンセに紹介するんだね?」

香菜の言葉の端には『探せるものなら探してみな』という想いが滲み出している。

「そう。それなら香菜も文句ないでしょ?」
「そりゃ、私は洋恵が全力で好きになって、それでもダメなら紹介するって言ったんだからね。それ以外にアンタがどうしようと、私とは関係ないさ」
「良かった。それだけ確かめておきたかったの。私と香奈の仲だから」
「でもさ、アンタもやるねぇ。自分で調達するなんて。この前までの大人しい女の子がさ。センセ、センセって尻尾振ってたくせに」
「香菜」
「ごめん、言い過ぎた。でも、褒めてるんだよ。アンタの実行力に。本当さ」
「実行力だって付くわよ。こんな事になれば」
「それで、アテはあるんだろう?誰だい?」
「それはね・・・・・・・四組の内藤葵」
「ええっ?クラス委員だろ?」
「そうよ」
「それに、彼もいたはずだけど・・・・・」
「そう。でも、きっとだいじょうぶ」
「そうなの?たしか、葵の彼って小学校からだったような・・・・」
「それくらい知ってる。だからよ」
「だから?だって、アンタはセンセを結衣から引き離しておきたいんだろ?確かに葵は可愛いけど、あんたの話に乗ると思う?」
「うん、たぶんね」

「面白い。後学のために聞かせてくれる?どうしてそう思うんだい?」
「良いわ。教えてあげる。いい?葵は可愛いわよね。スタイルだって十分だし」
「うん、そうそう」
「問題は葵が乗ってくるかどうかよね?私の話に」
「そう、あの子は今の彼一筋の身持ちの堅い子だよ?」
「葵が彼と話してるのをちょっと聞いちゃったんだ。彼って大人しいわよね」
「まぁ、そうだね。一つ下の」
「あのね、さっき葵がすごい剣幕で話してたの。彼って言うより弟を叱りつけてるみたいだった」
「ふうん、葵がね・・・・それで?」
「きっと、あれだけ言うって事は、二人はできてる」
「そりゃそうだろ。昔からの彼なんだから。街で何回か見たことがあるけど、完全なカップルだ。少し前だけど、ショッピングモールでぴったりくっついてラーメンを分けてるのを見たよ。あれはベタベタだね」
「でもね、只の彼で、あそこまでは言えないと思うんだ」
「あんたの前で葵が何を言ってたのか知らないけど、それって、普通の彼と彼女の関係じゃ無いってこと?」
「普通の関係じゃないって言うか、結構トラブってるって感じだった。それでさ、葵が叱りつけてるって言うか、文句を言ってるのに彼の方は知らん顔って感じでさ」
「彼って言うのは五組の田中だったよね?」
「うん、そう。それでピンときたんだ。葵は今、彼とうまくいってないし、その原因は結構重いと思うんだ」
「思い?・・・・・つまり、こう言う事かい?葵は彼と経験して深い仲だけど、彼に不満を持ってる?」
「たぶんね」
「本当かい?有りそうかも知れないけど、ちょっと信じられない話だ。葵はおんなじ彼とずっと一緒に居るのが好きな子なんだと思ってたけど?」
「少なくとも、そう言うベタベタじゃなかったよ。下駄箱の裏まで響いてたもん」
「うーん、あの葵が?確かに、葵が今までそんな彼と喧嘩したなんて言うのは聞いたこと無いけどさ」
「そうでしょ?だけど、長すぎる春って壊れるときは一瞬て言うじゃない?」
「そうなの?あたしゃ葵の身持ちが堅い方に賭けたいけどな?」

その香奈の言い方に洋恵は挑戦を感じた。

「そう?分かった。賭けましょ?それじゃ、何賭ける?」

その挑戦的な言い方に香菜も少しカチンときた。今まで誰のためにあちこち走り回ったと思っているのかと思った。

「それじゃ、アンタが勝ったら、つまり葵があんたの話に乗ったら、もちろんそれは自由だし、私の出した条件は無しだ。それに、洋恵が良いって時にいつでも紹介するよ。全力でがんばって終わるまで何て言わない。直ぐにでも、ね?その代わり、アタシが勝ったら、つまり葵があんたの話に乗らなかったら、あんたはアタシとセンセの前でセンセに別れ話をする。そして私が二人に念を押す。もちろん、それはあんたがセンセに会う最後だ。少なくともあんたが新しい彼と完全に終わるまでは。それで良いかい?」          「・・・・・・・そこまで言う?」

洋恵はゾッとした。今まで自分からセンセに別れ話をするなんて事、一度たりとも、一瞬たりとも考えたことはなかった。
「言うよ。当然だろ?今のあんたのためにはそのほうが良いんだ。あんたもいい加減、バージンを捧げたちんちんに別れを告げる時期なんだよ。それがあんたのためだ」

さすがにその言い方に洋恵はカッときた。

「香菜、そう言う言い方するの?」
「そうだよ。他にどんな言い方があるんだい?その通りだろうが」

洋恵は香奈の遠慮の無い言い方にムカッときたが、香菜が自分のことを大切に考えてくれていることだけはよく伝わっていたし、真剣に考えてくれて敢えて厳しく言っていることもわかっていた。

「・・・・・・・・・・・・・・・・・分かったわよ。それで良いわ」
「ほう、よっぽど自信があるんだね。アタシも読めなかったことを、アンタに読めるのかい?まぁ、あんたが葵に話せば分かることだ。やってみることだね」
「うん、分かった。結果は後で教える」
「良いよ。言わなくたって自然にわかることだ」
「そう、分かった。言わない」
「それじゃ、せいぜい頑張るこった」
「ありがと、って言っておくわ」
「全く、いつの間にこの子はこんなに強くなったんだか」
「センセのおかげなの」
「センセのおちんちんのおかげ、だろ?」
「香菜!見てらっしゃい」
「あぁ、楽しみにしてるよ」

二人はそこで別れたが、洋恵には香菜の優しい気持ちも分かったし、わざと怒らせて焦らせて話を失敗させようとしていることも分かっていた。『全く、私が香菜とどれだけ一緒だったと思ってるのよ。香菜の考えることくらい分かるんだから』洋恵はそう思い返すと、葵の所に向かった。
洋恵には何となく自信があった。葵はストレスが溜まっている。

幸いにも、その日は特にトラブルも無く、宏一の仕事もさとみの仕事も順調に進んでいた。只、宏一は業者との打ち合わせがあって会社を先に3時頃出たので、さとみは定時に事務所になっている会議室を閉めて待ち合わせのレストランに向かった。
さとみが着いたとき、既に宏一は入り口で待っていた。店の中で待たれると混んでいるときは探すのが大変なので、外で待っていてもらえるとスムースに入れて便利だ。さとみは宏一のこう言う心遣いが嬉しく感じた。

「さとみさん、早かったね」
「私にしては、超高速で来たんですよ」

さとみは笑顔で答えた。会社から離れると宏一は必ずさとみを下の名前で呼ぶが、今はもう気にならなくなっていた。店の中を席まで案内されて宏一の後を歩きながらさとみは『抱かれたんだもの。当たり前よね。それも、あれだけ濃く、人生が変わるほど』と思った。
席に着くと直ぐ宏一は二人にビールを注文して店員に離れて貰った。メニューを見せながらさとみに話しかける。

「こういう感じの店で合ってる?」
「え、『合ってる』って、どう言う・・???」


つづく

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