メルマガ:少女の性シリーズ
タイトル:少女の性 571  2023/07/09


少女の性 第五百七十一部

「写真ですか。それはすごい。アニメとかにも役立つかな?」
「えぇ、本人は真面目に写真をやりたいみたいですよ。だから、大学もその方向で考えてるみたいで」
「でも、写真をやるなら重い機材をたくさん持たないといけないんでしょ?」
「その辺りは分かりませんけど。三谷さん、教えてやってくださいね」
「えぇ、それはぜんぜん良いです・・・・。カメラは高校の時にやってましたから」
「まぁ、うれしい。よろしくお願いします。でも、また結衣が宏一さんを呼ぶ口実ができちゃう。内緒にしとこうかな?ふふっ。でも、お願いします」

奈緒子は丁寧に頭を下げた。宏一は、『このまま落ち着いたら結衣ちゃんに会えなくなるのかと思ってたけど、そうじゃないのかな?それに、奈緒子さんは本当に結衣ちゃんのことが大好きなんだな』と思った。

「良いですよ。それで結衣ちゃんは、今はスマホで写真を撮るだけですか?それとも、もうカメラを持ってるんですか?」
「小さいカメラは持ってますけど、バッグに入るくらいの、でもどれだけ使ってるかはちょっと・・・・・・」
「そう言えば、伊豆でもスマホで写真を撮ってましたね。奈緒子さんは見ましたか?」
「はい、由比から来たのを見ましたけど、私が行って良いのか分かりませんけど、普通乗って言うか、素人の写真でした」
「まぁ、最初は無造作にシャッターを押すくらいしかできませんからね。でも、どうして写真をやりたいなんて思ったんですかね?」
「それは結衣に聞いてやって下さい。でも、芸術系の写真を撮りたい見たいです」
「それだと、きっと現像とか焼き付けまで覚えないとダメですね。それは大変だ」

そんな話をしている間に、目の前の豪華な刺身と握り寿司もきれいになくなってしまった。奈緒子は皿を全てキッチンに下げると、ウィスキーのボトルと氷、それにいろいろ載ったつまみの皿を持ってきた。全て事前に準備してあったらしい。こう言う段取りの良さは何度も接待を繰り返している奈緒子だからこそスムースにできるのだ。

「軽くだったら良いでしょ?お強いみたいだし」

そう言うと奈緒子は、それまで応接セットの斜め前に座っていたのを宏一の隣に移ってきた。

「あれ?これってスコッチのシングルモルトじゃないですか」
「えぇ、よくお分かりですね。有名な島の限定品だそうです。この年代のものはなかなか手に入らないそうですよ」

そう言って奈緒子は優雅な手つきで水割りを作って宏一に勧めた。

「有名な島って言うとアエラ島かな?やっぱり美味しいですね。このスコッチ、水割りがよく合う」
「さすが三谷さん、お酒も本当にお詳しいですね。水割りにしても美味しいスコッチって、なかなかありませんから。お酒を勉強する人は、ワインもスコッチも水割りから入るそうですけど。でも今はシングルモルトはブレンドに押されて少なくなりましたからね。さ、召し上がって。分かって下さる方に飲んで貰って、このお酒も喜びますわ」

宏一は予想外のもてなしに、嬉しくて奈緒子が勧めるままに水割りを飲んだ。奈緒子は酒を勧めるのも話も上手で、宏一は簡単に軽く酔ってしまった。奈緒子は何度も水割りを作ったが、手つきに無駄が無いので感覚として何倍も飲んだ気がしない。さらに奈緒子はチーズや燻製などのつまみも勧めた。だから宏一は奈緒子のお酌で気持ち良く酒を楽しむことができた。

更に少しして雰囲気が十分に解れてきた頃、奈緒子は自然に宏一の横にぴったりとくっつくと、宏一の股間に手を伸ばしてきた。宏一は、『まさかこれから、って雰囲気じゃないよな』と不思議に思った。すると奈緒子は宏一の耳元で囁いた。

「ちょっとだけ確かめさせてくださいね。そのままで良いですよ。じっとしてて」
そう言うと、そのままソファを降りて宏一の前に跪き、スラックスのジッパーに手をかけた。

「え?奈緒子さん?」

すっかりリラックスして水割りを飲んでいた宏一は不意を突かれてしまって動けない。伊豆では何度も奈緒子を絶頂に押し上げた宏一だが、まさか奈緒子から求めてくるとは思っても見なかった。と言うか、いきなり口でされる流れが全く理解できていない。しかし奈緒子は慣れた手つきでトランクスの中から肉棒を取り出すと、顔を埋めた。そして、直ぐに肉棒が奈緒子の口の中に入った。宏一は嫌がるわけにもいかず、何もできない。

「奈緒子さん、どうしたんですか?」

宏一が呆気にとられていると、奈緒子はチラッと宏一を見上げてから口で肉棒を扱き始めた。奈緒子のテクニックは奉仕の経験が多いらしく、結衣より動きに無駄が無く優雅でさえある。無理やり力任せに扱くのではなく、口全体でねっとりと肉棒を包み込んで扱くのだ。特に顔を上げるときに歯を当てて扱き上げる加減が絶妙で肉棒の裏が気持ちいい。宏一は手で扱かれるよりも圧倒的に気持ちいい口での奉仕を初めて経験した。

少し前に出したばかりの肉棒はたちまち太さを取り戻し、更に力強くなっていった。そして、奈緒子の口が肉棒で一杯になると奈緒子は力強くそそり立った肉棒を口から出して指で軽く扱きながら言った。

「いきなりごめんなさいね。ちょっと確かめさせて貰ったの。結衣ったら、やっぱり我慢できなかったのね。結衣の匂いがこの毛にいっぱい染み付いてる。それに、終わってから口でもしてあげたのね。先の方は唾の匂いだもの」

奈緒子は肉棒を少し強く扱きながら宏一を優しく睨んで言った。

「三谷さん、あんまり激しいのはだめって言ったのに、こんなに結衣を夢中にさせるなんて、悪い人。結衣の匂いの濃さで分かるわ。入れたのは一度じゃ無いって。あの子、そんなに濡れないはずなのにこんなに匂いが付くんだもの。よっぼど擦り付けないと。もしかして、結衣が上になったのかな?もう、ついこの前までバージンだった中学生がこんなに夢中になるまで仕込むなんて、なんて悪い人なの。結衣の身体を徹底的に仕込むつもりなのね。・・・・・そして結衣はそれが嬉しくて仕方ないみたい・・・」

奈緒子は絶妙な強さで扱きながら宏一に言った。

「奈緒子さん・・・・それは・・・・・」
「そうよ。結衣から聞いたでしょ?今日、結衣は私に譲って我慢するはずだったの。三谷さんを結衣から引き離そうと思って。そして結衣と話した時はそうするつもりになったみたいで、私がお願いしたら結衣は我慢するって約束してくれたの。私は結衣が譲ってくれたと思ったの。あの時、結衣の前ではポーカーフェイスで通したけど、本当は嬉しかったのよ。でも結衣は我慢できずに三谷さんに抱かれた。きっと三谷さんがその気になれば、結衣の我慢なんてあっという間にどこかに行っちゃうのね。そして結衣は三谷さんに何度も夢中になった・・・・・きっと結衣らしく一途に愛されたんでしょう?」

そこまで一気に言うと、奈緒子はため息をつくように言った。

「三谷さんを結衣と引き離すって言うのもあったけど、私じゃやっぱりだめなのかな?私だって、本当は心の中で楽しみにしていたんだから。若い子じゃないとだめ?もう、憎たらしい」

奈緒子はそう言いながら扱く強さを強くしていく。さっき出したとは言っても、絶妙な扱き方で扱くので肉棒はあっという間に限界に近づいていく。

「う、うううう、奈緒子さん、このままじゃ・・・・う・う・う・う・・・」
「ふふ、出したくなった?良いのよ。このまま出して。私の口にちょうだい」

そう言うと奈緒子は再び肉棒を咥え、フィニッシュに向けて容赦無く扱き始めた。口で先端を扱きながら根元の方は指で扱いていく。明らかに放出を促すその動きは、大胆で力強い。奈緒子は時折上目遣いに宏一を見上げながら肉棒の裏側の敏感な部分に上手に歯を当てて扱いていく。

「うう、だめだ。出ちゃう」

宏一が言うと、奈緒子は口で数回扱いてから先端だけを咥え、最後は指で丁寧に敏感な裏を優しく扱いて放出を促した。

「出るっ」

宏一が言うと、肉棒が大きく震えて奈緒子の口の中に白濁した液体が噴き出した。奈緒子はそれを静かに受け止めてゆっくりと舌で舐め取っていく。それは宏一が陶然となるほど気持ち良かった。特に柔らかく歯を当てながら扱き出して舐め取る動きが最高だ。結衣も上手だが、完全に経験の差が出ている。奈緒子はオトコの肉棒というものを知り尽くしているのだ。宏一はこれほどのテクニックに出会ったことはなかった。奈緒子は放出が完全に終わるまで丁寧に何度も扱き出し、それをテーブルの上のティッシュを1枚取ってそこに出した。

「三谷さん、。まだこんなに出るってことは、きっとこれが二回目ね。と言うことは結衣の口に一度出してるから、中には出さなかったのね」

奈緒子はティッシュを丁寧に包むとゴミ箱に入れた。奈緒子は量を見ていたのだ。もし結衣の中に一度出してから次に結衣の口に出したのなら、今のは3回目になるから、いくら宏一が若いと言っても3回目の量はずっと少なくなるはずだからだ。奈緒子は更に肉棒の残滓を舐め取りながら言った。

「今日はここまでよ。もう、私が待ってるのを知っててこれだもの、本当に悪い人」

奈緒子はそう言うと丁寧に肉棒を仕舞ってジッパーを上げ、立ち上がって宏一の横に座り、宏一に再び水割りを作った。もう奈緒子は宏一に寄りかかって身体を完全に預けている。

宏一は奈緒子が何のために食事と酒を用意していたのか、何となく分かってきた。
しかし、このままでは宏一は単に精を吸い取られただけの情けない道化師だ。それでは宏一の誇りが傷ついた。

宏一は横に寄り添っている奈緒子を引き寄せると、そのまま膝の上に倒して横抱きにした。奈緒子は特に嫌がらずに素直に身体を横たえた。

「どうしたの?出したんだから今日はもうお終いにしましょ?それとも、今から私にも優しくしてくれる?」

奈緒子は微笑みながら膝の上で宏一を見上げて言った。それは何となく挑戦的な言い方だが、二度目も徹底的に搾り取ったので、これ以上は宏一でも無理だろうと余裕たっぷりという感じだ。しかし宏一は気持ちを落ち着けると、奈緒子の髪を優しく撫でながら話し始めた。

「奈緒子さん、言い訳みたいだけど、聞いて下さいね。俺の中では結衣ちゃんと奈緒子さんは全く別なんです。だから、結衣ちゃんとしたから奈緒子さんとはしないとかって言う考え方じゃないんです。確かに降りてくるのが遅くなっちゃいましたけど、奈緒子さんより結衣ちゃんを選んだとかじゃないんです。それだけは分かって下さい」

奈緒子は宏一の言い訳を聞きながら、繊細に髪を撫でられる気持ち良さにうっとりとなっていった。『三谷さんて、本当に触るのがうまい。こうしてると、このまま抱かれたくなる。もしこのまま抱き上げられてベッドに運ばれたら、きっとうまく抵抗できないな』と思った。

「だから、奈緒子さんとは結衣ちゃんと別に考えてるんです」

宏一の言い訳に、奈緒子は危険だと思った。

「それって、結衣も私もってこと?」
「結果は分かりませんけど、この家で言えば、2階と1階では俺は違う世界に居るってことです」
「まぁ、危ない人。こう言うどんな女の人でも真面目に真剣に愛することができる人って、危ないのよねぇ。ちゃんと本気になってるから一時のセックスだけの遊びじゃ無いのが分かるもの。それって、抱かれる女に期待させるのよ。これだけ愛してくれるのなら私だけの彼になるかもって、ね?それって、とっても危ない人ってことよ。真剣に愛されてるだけに抜け出せなくなるもの。でも男から見れば大勢愛している女の一人でしょ?行き着く先は見えてるもの」

奈緒子は宏一の膝の上から見上げながら言った。特に冷静に言っているという雰囲気ではなく、世間話みたいな気軽な感じで話している。しかし、そこで奈緒子は宏一の胸に頭をすり寄せて言った。

「それで・・・・、私を押し倒して抱いて、どうするつもりなの?」

それはまるでいたずらっ子のような甘えた意地悪な言い方だった。

「俺にできること、何かありますか?こうやったのは、奈緒子さんとくっついて話したかったから。横にいたんじゃ話もできない」

「あら?今頃そう言う事言うの?そう言うときはね、食事の時からさりげなく言っておくものよ。そうすれば女は心の準備ができるもの。食事や飲み物の配分とか時間とかね。そうすれば次にスムースに移っていけるの。その辺りはまだ三谷さんは若いわぁ。でも、嬉しい。女の二人暮らしだし、そう簡単に男なんて近づかないから」

そう言うと奈緒子はもっと宏一にくっついてきた。その気になっていると言うよりは、甘えている感じだ。

「それじゃ、とにかく少しリラックスして下さい。それが一番ですね」

そう言うと宏一は奈緒子の髪をそっと撫で始めた。

「あん、嬉しいことしてくれるぅ。髪を撫でられるの好き。下手な男じゃ髪を掻き回されるだけで却って気になってリラックスできないけど、ああぁ、いやぁ、甘えた声になっちゃったぁ」

奈緒子は髪型を崩さないようにそっと撫でてくれるのに気持ちいい宏一の撫で方に安心すると、身体を軽く伸ばしてリラックスしていることを表した。

「今日は美味しいトンカツとお寿司をごちそうさまでした。本当に美味しかったです。特にトンカツが。バクバク食べちゃいました」
「そう、あれは美味しかったわね。私もだけど、結衣も美味しいって言ってたもの。あの子がトンカツを褒めるなんて、たぶん初めて」
「夕方に食べたって言ってましたね?」
「そう、二人で夕方先に食べちゃってたの。ごめんなさいね。今考えると、せっかくだから一緒に食べれば良かったわね」
「そこまでしてもらわなくても・・・・でも、そうしたいかも・・・」
「今度は一緒に食べましょうね。あら、でも一緒に食べたら、こんな風に三谷さんに甘えられなくなっちゃう。私、年下ってほとんど経験無いのに」

奈緒子はそっと髪を撫でられながら、こんな普通の日常会話をしていることがおかしくなった。その表情の変化に気が付いた宏一が聞いた。

「どうしたんですか?」
「ううん、こんな格好で普通の会話をしてるのがおかしくて」
「こんな格好?」
「そう。オトコの膝の上よ。次にどうなるかは、誰が見てもわかりきってるのに、まるで居酒屋のガールズトークみたいに好き勝手言ってるから」

そう言うと奈緒子は更に宏一にくっついてきたので、宏一は軽く抱きしめる感じになった。奈緒子は結衣よりずっと身長が低いので小柄な感じが良く分かる。宏一は奈緒子の背中をそっと撫で始めた。

「あぁぁ、そんなに上手にされたら・・・・・・だめよ・・・本当に」
「何が、だめなんですか?」
「分かってて言うんだもの。だめ、気持ち良くしたら。止まらなくなるでしょ?返したくなくなるわ」

奈緒子はそう言うと、自分から仰向けになって宏一の手を胸に導き、そのまま首を引き寄せてキスをねだってきた。キスの時間は短かったが、ねっとりした大人のキスだ。

「今日はこんなこと、するつもり無かったのに。不思議」

そう言って更に宏一と唇を重ねる。宏一の手は奈緒子の胸の上を何度も優しく撫で回し、膨らみに高さを持たせていく。すると奈緒子は宏一の手を抑えた。


つづく

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