メルマガ:少女の性シリーズ
タイトル:少女の性 565  2023/05/21


少女の性 第五百六十五部

「結衣ちゃんがお母さん、奈緒子さんのことを心配したり、奈緒子さんに遠慮して俺に何もしないでって言ったり、そう言うのは結衣ちゃん自身の気持ちが一番大切だと思うんだ。それで、それを確認するには出発点が一番大事だと思ったから、結衣ちゃんは言いたくないかも知れないけど、わざと聞いてみたんだ。嫌な思いしたならごめんね」
「そう、ううん、だいじょうぶ・・・・分かった。聞いても良い」
「ううん、俺に話すんじゃなくて、結衣ちゃんが自分の気持ちをしっかりと確認できれば、それで良いんだよ。誰だって自分の気持ちが分からなくなることがあるんだから」
「私は・・・・・・・」
「どう?自分の気持ち、しっかり確認できた?」
「それは・・・・・」

結衣は『確認できた』と言おうとして言葉に詰まった。自分は今、宏一が好きなのだろうか?と振り返ってみたのだ。そして思った。『今の私が宏一さんが好き』と。確かに最初は辛い記憶から逃れるために宏一に肌を重ねていたが、今はそれよりも宏一と一緒に居たい、宏一と話したい、宏一に自分を知って欲しい、と言う思いが強い。『それって、好きって事だよね』と思った。

その思いは結衣の乳房の感度を更に上げていった。乳房から湧き上がる焦れったさは急速に強くなって、だんだん我慢の限界に近づいていく。結衣は宏一がブラを外してくれれば良いのに、と思ったりもしたが、宏一は自分が許すまで決してそれをしないことを知っていた。そして、それは結衣の安心感と感度を更に上げていった。

結衣の呼吸が少しずつ荒くなってきた。しかし、結衣はそれを悟られまいとしたので宏一の感じた結衣の呼吸は少し大きくなった程度だった。だから宏一の愛撫は相変わらず丁寧に、優しく、ゆっくりと続いたが、それは結衣には残酷な愛撫だった。結衣はこのままベッドに連れて行ってもらえばどんなに嬉しいだろうと思った。

もともと宏一の愛撫は一定のペースで続くので、いった時以外に強くなることは先ず無い。結衣は既にそれを知っていたが、それでも、もう少しだけ強くして欲しいと願った。とにかく焦れったくて仕方が無いし、ポーカーフェイスを保つことさえ難しいのだ。それでも宏一の愛撫はゆっくり続いていく。そしてそれは更に焦れったさを募らせる。

結衣は気が付いていなかったが、これは宏一が未開発の少女を愛撫する時の常套手段だった。宏一は少女の感覚を開発するには、やや感じる程度の愛撫を一定のペースで続けるのが一番だと知り抜いていたのだ。途中で強くすればその瞬間は確かに感じるが、だんだんと少女の感覚は強い愛撫に慣れてしまい、強くしないと感じなくなる。それよりも、弱い愛撫でも感じるまで同じペースで続けることで愛撫に対する感覚と感度が開発されていくのだ。そして、そうすることで少女自身が快感を求めるようになるのだ。

「確認できた?」

宏一の問いに、結衣はコクンと頷いた。結衣は『ママのことはママのこと。ママが宏一さんとどうなるかは私の事じゃ無いもの。私とは違うんだ』と思った。そして『それなら、まだ宏一さんに優しくして貰っても良いはず』と考えた。ただ、先ほどの奈緒子との約束については、『今日だって、どこまでしちゃうのかは分からないし』と結論を先送りにした。ただ、さすがに『ママの顔が見れなくなるから、さすがに入れるのは無理』だろうと思った。そこまで考えて気持ちが軽くなった結衣は、いよいよ愛撫に我慢できなくなってきた。

「良かった。このまま続けても良いんだね?」

宏一の言葉に結衣は反応した。冷静なフリはしているが、もう焦れったくて我慢できない。このまま更に続けられたら変な声を出してしまいそうだ。それでも結衣は少しの間、じっと愛撫に耐えていたが、呼吸の乱れを隠しきれなくなると宏一に言った。

「こ、宏一さん」

声が裏返ってしまいそうだ。

「なんだい?」

宏一の返事は結衣がギリギリで我慢しているのに気が付かないかのように冷静で優しい声だ。

「早く」

宏一はその言葉に、結衣の身体をきちんと開発できていることを確信した。

「どうして欲しいの?言ってごらん?」
「・・・・・・・・早く」
「ベッドに連れて行って欲しいの?」

結衣は首を振った。そして、こんな冷静なやりとりを続けたくはないと切に思った。そして、結衣は宏一が恥ずかしいおねだりをさせたがっていることに気が付いた。伊豆の夜と同じだ。あの時も我慢できなくなって自分からおっぱいを露出させられて更におねだりをさせられた。

しかし結衣は、そのことを後悔してもいないし、宏一を恨んでもいなかった。どちらかと言えば、どうしようもなく感じたから仕方なくした二人だけの恥ずかしくて大切な思い出だと思っていた。だから、また同じ状況になった時、結衣は仕方なくおねだりをするのなら良いか、と思った。

伊豆の夜に時に肉棒をおねだりしたのは何度も肉棒を出没された後だったし、『おちんちん』という言葉を言えたのは翌日に完全に夢中になっている時に『おちんちんを入れて』とは言ったが、今はまだ裸にもされていないし、何度もいかされた後でもない。だから『おねだりをしなさい』と言われてもいないのに勝手に自分から言うのは更にハードルが高い。そこでぐるぐると頭の中を駆け巡るエッチな言葉を整理するために結衣は確認することにした。

「さあ、教えて?」
「私に・・・・・言わせたいの?」

少し震える声で言った問いに宏一は静かに応えた。

「結衣ちゃんのおねだりを聞かせて欲しいな。二人の間だけの大切な言葉を聞かせて」

結衣の耳は真っ赤になったが、結衣ははっきりと言った。これ以上我慢しても意味が無いことに気が付いたのだ。

「ブラを外して、触って」

結衣はあり得ないほど直接的な言葉を言ったつもりだったが、宏一には可愛らしい、やや間接的なおねだりに聞こえた。しかし、宏一はそれで満足だった。結衣は身体の欲求に屈服したみたいで屈辱感を味わったが、それも一瞬のことだ。

「うん、わかった」

それだけ言うと、既に確認してあったフロントホックをパチンと外した。

「結衣ちゃん、恥ずかしいおねだりをしてくれてありがとう。いっぱい優しく感じさせてあげるね」

宏一はそう言うと、先ず項をゆっくりべっとりと舐め上げた。

「はああぁぁぁーーーーん」

結衣は思わず首筋を伸ばして宏一に押し付けながら仰け反った。同時にゆっくりと宏一の手が結衣の乳房を包み込んでいく。最初は乳房の下側から支え上げるようにそっと揉み上げた。

「はああぁぁううぅぅぅぅ」

気持ち良かった。快感の強さに思わず結衣は少しイヤイヤをしたが、宏一の手はしっかりと乳房の下側を包み込んでいる。

「だめ、もっと感じなさい」

そう言いながら下で結衣の細い首を舐め上げる。

「あああぁぁぁぁぁぁ、すごいぃぃぃ」

また宏一は乳首は親指と人差し指の間の空間に置いており、全く触っていない。先ずは乳房で感じてから乳首を責めるつもりなのだ。しかし、そんなことは知らない結衣は、気持ちいいことは良いが、乳首を可愛がられればもっと気持ち良くなることを知っていた。

「あああぁぁん、ああぁぁぁぁぁぁぁぁ、あああああぁぁーっ」

結衣は声を上げながら軽く身体を捻ってみたが、宏一の両手は乳房にぴったりと貼り付いていて位置関係は全く変わらず、快感を生み出せない。それは、宏一にしっかりと伝わっていた。結衣が我慢できずに身体を捻る仕草は堪らなく可愛らしい。

「まだ気持ち良くなれない?」

結衣の耳元で囁いた。

「いやぁぁぁぁ、分かっててする何て」
「こうかな?」

そう言うと宏一の指が乳首の直ぐ横を通り抜けていった。

「ああぁぁーーっ」

一瞬だけ強い快感が走った。更に宏一は指を乳首の横に走らせ始めた。乳首の横に僅かに振れるだけで電気のように快感が吹き上がる。

「ほうら、感じてごらん」
「んああぁぁぁんっ、んああぁぁぁぁぁ、ああああぁぁ」

結衣は気持ち良さが吹き上がると直ぐに通り過ぎていく絶妙な愛撫に、どうしようもなく夢中にさせられていく。

「ああぁぁぁっ、んああぁぁぁぁぁぁぁ、あああん、んああぁーーっ、ああん、あん、ああぁぁぁ」

宏一は結衣の声を楽しみながら、実は結衣の乳首のどこが最も感じるのか、指を軽く乳首のいろいろな場所に当てて感じ方を調べていた。だから結衣にしてみれば、僅かに乳首に触るだけでもの凄く気持ち良くなるが、少し離れただけで焦れったくなる。その繰り返しなのだ。

「ああん、どうして、ああぁぁぁぁぁ、ああんっ、どうしてぇ」

結衣は乳首だけを徹底的に可愛がって欲しくて宏一に聞いた。

「こうされるのは嫌なの?」
「あああぁぁん、ああっ、あーーっ、ああぁぁぁ、ああんっ」

さすがに結衣は乳首だけ可愛がり続けて欲しいとは言えなかったので声を上げるだけだ。

しかし、だんだんと分かってきた。由美の場合は乳首を指で挟むと一番感じるのだが、結衣は下からそっと押し上げると一番感じるようだ。

「それじゃ結衣ちゃん、もっと気持ち良くしてあげる。大好きな結衣ちゃんが一番感じるようにしてあげるからね」

そう言いながら宏一は何度も結衣の細い首を舐め上げた。

「うううぅぅーーーっ」

奈緒子のことが取り敢えず気にならなくなった結衣はもう宏一の愛撫に完全に夢中になっていた。

「こうすると感じるかな?」

宏一は両手の人差し指を乳首の下に当てると、軽く寄せ上げながらクイクイと上向きに乳首を押し始めた。伊豆では指で転がす愛撫は何度もしたが、今は転がすほどではない、優しく上向きに押すだけだ。

「んんっ、んんっ、んんっ、んああぁっ、んんんっ、んあぁっ」

結衣の反応が変わり、徐々に感じていく。愛撫の強さは同じなのに、結衣の感じ方が強くなっていく。

「ほうら、気持ちいいだろ?結衣ちゃんはこうされるのが好きなんだよ」

宏一が耳元で諭すように囁いたが、その声と息さえ今の結衣には気持ちいい。乳房全体が宏一の手に包まれて一番感じるところを的確に刺激されているのだ。スゥーッと身体全体が快感に包まれていく。

「んんっ、んあぁぁ、ああぁぁ、んーーーっ、んんぁぁっ」

結衣は気持ち良さに必死に声を堪えた。そうしないと部屋中に声が響きそうだったからだ。もう結衣は声を我慢するだけで精一杯で、更にどんどん感じていく。そして、結衣にあの感覚が近づいてきた。『ウソ、まだ胸だけなのにっ』結衣は驚いたが、あの感覚は急速に近づいてくる。宏一に指で優しく押し上げられている乳首から膨大な快感が湧き上がっている。結衣の心は驚いていたが、身体は素直に更に駆け上がっていく。結衣の声の変化に気が付いた宏一は、更に耳元で囁いた。

「良いんだよ。気持ち良くなりなさい。いっぱい気持ち良くなってごらん」

宏一の声が項に快感を与えたが、結衣は更に秘部が刺激されてもいないのにググッと反応したことに驚き、ぎゅっと足を閉じて我慢した。声も我慢するのが大変だし、秘部まで熱くなっていく。

「んんーーーーーっ、や、や、んーーーっ」

結衣は身体の変化に少しイヤイヤをしたが、宏一の手はしっかりと乳房を包んで乳首を優しく刺激しており、とても逃げ出すことなどできない。

「いくっ」

結衣の口から小さく絶頂の宣言が飛び出すと、結衣の身体は大きくビクッと震えた。

「うううぅぅーーーーーーっ、うっ・・・・うっ・・・・・うっ」

結衣は乳首だけでいってしまったことに驚いた。またパンツどころか下半身には触れられてもいないのだ。伊豆では何度もいかされて身体が敏感になっている時に乳首でいかされたことはあったが、あの時は最初から身体が敏感だったから驚きはしなかった。しかし、今はブラジャーを外されて愛撫されただけだ。
結衣の身体を絶頂の後の倦怠感と満たされた喜びが包み込んでいく。結衣はうっとりとした表情で、薄目を開けて横を向き、そのまま宏一とねっとりとしたキスに入って行った。

宏一は結衣が満足するまで優しく舌を絡めてきた。

「どう?気持ち良かった?」

宏一が囁いたが、結衣は答えずに更に舌を絡めてきた。それもねっとりとした大人のキスだ。結衣は舌を絡めながら『こんな大人のキス、いつからするようになったんだろう?』と思った。最初に宏一にバージンを捧げた時には、どちらかと言うとおざなりに舌を絡めていた気がする。しかし、今は舌を絡めるのが気持ちいい。うっとりと舌を絡めていると自分は女だと実感できるし愛されている実感に包まれる。
やがて宏一の手の中の乳房が再び愛撫を受け始めた。

「んあ、んん、んんぁぁ」

結衣の口から吐息とも喘ぎ声とも言えない可愛らしく嫌らしい声が漏れ始めた。

「さぁ、もう一回だよ」

宏一が耳を唇で挟んだり舌で舐めたりしながら囁くと、結衣はこのままもう一度なのだと受け入れた。しかし、秘部がどうしようもなく我慢できなくなっている。結衣は宏一の右手を掴んだ。

「どうしたの?いや?」

宏一が不思議そうに聞いた。結衣はその手をスカートへと持って行き、裾を持ち上げてての上に被せた。

「こっちも・・・・・・して・・・・・」

微かな声だったが、もう焦らすつもりのない宏一には十分だった。そのまま宏一の手は結衣のスカートの中に入っていき、パンツの上から中に滑り込んでいく。パンツはセミビキニらしく、入って直ぐに茂みにたどり着いた。


つづく

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