メルマガ:少女の性シリーズ
タイトル:少女の性 282  2017/09/24


少女の性 第二百八十二部


ただ、洋恵の隣に宏一が座ると、洋恵の方から背中を宏一に寄せてくる。そこで宏一は洋恵の後ろに移動して、後ろから洋恵を軽く抱きしめた。

「どうしたの?甘えたいの?」
「うん・・・・そうかも・・・・」

洋恵はケーキを食べていた手を止めると、宏一の手を取って胸に導いた。そして宏一の手がサワサワと乳房の周りをいつものように撫で始めると、安心したように寄りかかってくる。

「ふぅ」

洋恵は一息つくと、宏一に寄りかかりながら背中から包み込まれる安心感に心が安らぐのを感じていた。

「こうしているの、好き」
「そうなんだ。嬉しいよ」
「なんか、こうしていると安心するの」
「良かった。それじゃ、しばらくこうしていようね」
「うん」

そう言うと洋恵はケーキを食べるペースをぐっと落としてのんびりと宏一に寄りかかってきた。胸からはじわじわと感覚が盛り上がってきていたが、まだ十分我慢できるし、元々今日の洋恵はそれほどその気が無い。今のところ、だが。

「ケーキはまだあるよ。持ってこようか?」
「ううん、それよりジュース、ある?ダイエットの」
「うん、もちろんあるよ。待っててね」

宏一は冷蔵庫からダイエットペプシを取ってくると洋恵に渡し、再び前の体勢に戻った。

「ねぇ・・・・言ってもいい?」

洋恵は徐々にあの感覚が強くなってくると、宏一に言った。

「なんだい?」
「あのね・・・・お願いがあるの」

洋恵は宏一に寄りかかりながら、少し言い難そうにぽつりと言った。

「言ってごらん、なんだい?」
「今日は脱がさないで・・・」

宏一は少し驚いたが、もともと由美とたっぷりした後だし、洋恵がそう言うのなら仕方ないかと思った。

「それじゃ、やめた方がいいの?」

宏一が洋恵のぷくっと膨らんでいる乳房から手を離そうとすると、洋恵はその手を止めた。

「ううん、そうじゃないの。止めないで」
「うん、わかった」

洋恵はこうやって後ろから抱きしめられながら乳房を優しく撫でられるのが好きだった。ずっと前からしてもらっていることなので、安心できる。学校で嫌なことがあっても、以前からこうやってもらうと気にならなくなる。

最初、洋恵の身体がまだ子供だった頃はいくら乳房を撫でられても何も感じなかったが、家庭教師に来た宏一にこうしてもらうたびに少しずつ感覚が開発されてきた。洋恵が感じて声を上げるようになってからは急速に身体を開発されたが、それはその前からの長い優しい愛撫の時期があったからだ。

洋恵は今日も彼氏としてきたが、ある程度は感じるのだが決定的に違うものが二つだけあった。それは満足感と安心感だ。彼とは何回しても宏一に抱かれた後のように身体をくっつけて甘えたいという気にならないのだ。確かに彼にされれば嬉しいしそれなりに感じるし、少しは声も出るのだが、何回かしていると、だんだん同じ事を繰り返しているだけで、彼として良かったという気持ちが弱いことに気がついた。

もちろん嫌では無いから求められれば受け入れるが、洋恵があまり喜んでいないことは彼もなんとなく気がついたらしく、最近はだんだん雰囲気が悪くなってきた。そして今日、彼とした後に、先週帰った後にどこにいたのか聞かれた。洋恵は家庭教師の先生のところと言っただけだったが、なんとなくわかってしまったらしく、暗に先生と生徒ってことだよね、と念を押されたのだった。

そして先ほど帰るときの雰囲気では、きっと今日も電話が来ると思った。だから洋恵は先に宏一に言っておいたのだ。

しかし、宏一とこうしていると圧倒的な安心感が得られるし、少しずつ身体が熱くなってくるのが正直嬉しい。また甘えながら優しくされると思うと、正直期待してしまう。ただ、知識としては彼氏でも無い人としてはいけないとわかっていたものの、洋恵自身本当はそれほど宏一としてはいけないとは思っていなかった。

「ねぇ、先生」
「なんだい?」
「あのね、私って子供?」
「そんなこと無いよ。子供っぽいところもあるけど、大人っぽいところもあるし、ずいぶん大人になったと思うよ」

宏一にそう言われて洋恵は嬉しかった。それは洋恵が思っていることと同じだったからだ。だから、その分、更に乳房からの感覚が大きくなってきた。ただ、洋恵も別に夢中になってセックスしたいわけでは無かったので、更に言った。

「ねぇ、すこしそっとして・・・」
「うん、わかった」

宏一の愛撫が弱く優しくなった。撫で回すと言うよりは、丁寧にそっと包み込むような感じであまり手が動かなくなったのだ。それでも洋恵はその優しい愛撫が嬉しかった。感じることを無理に求められたりしないし、雰囲気もないのに直ぐに脱がなくても良いからだ。洋恵にとっては、脱ぐとか愛撫されるとか挿入されるとか言うのは、あくまで安らぎの時間を過ごしたときの結果であって目的では無い。

「こうしてると気持ちいい・・・・」

ぽつりと洋恵が言った。

「うん、良かった。それじゃ、こうしていようね」

洋恵は、彼がどうしてこういう風にしてくれないのかと思った。そして、『やっぱり、リク君は子供なんだ』と思った。『こういう風にしてくれればもっとうまくいくのにな』と思ってしまう。でも、今、宏一にこうしてもらっているのだから、それで十分だった。そして、今は少しだけ『もう少し触ってもらっても良いかな・・・』と思った。

しかし、そろそろあそこが乳房に反応して焦れったくなってきていた。それに、弱く優しい愛撫を喜んでいる間に、身体がそれに慣れてきて、弱い愛撫でも十分に気持ち良くなってきたのだ。このままだと我慢できなくなりそうだ。

それでも洋恵は先を望んだ。何も言わずに自分から身体を横に倒していった。すると、宏一の左手が自然に洋恵の首を支えて膝の上で横抱きの姿勢に移った。膝の上で洋恵は横たわって身体を伸ばすと、更に安心感と満足感に満たされていった。

宏一は左手で洋恵の首を支えているのだから、自然に愛撫は右手だけになる。そして、その右手は洋恵の上半身を丁寧に撫でていく。

宏一の愛撫はあくまで優しくゆっくりだった。洋恵は右手が乳房に来ると嬉しくなってもっと可愛がって欲しいと思ったが、もちろんそれは言わなかった。ただ、洋恵の反応からそれは明らかだった。

洋恵が乳房を交互にそっと撫でられると嬉しそうな表情になるので、宏一は乳房を丁寧に可愛がり、その後で身体全体を撫でることを繰り返した。

「こうやってゆっくり洋恵ちゃんの身体を撫でるのは久しぶりだね」

宏一が言うと、洋恵は目をつぶったまま答えた。

「うん、とっても嬉しい・・・・・」

洋恵が再びこの部屋に来るようになってからは、どちらかというと直ぐにお互いを求め合った感じで、家庭教師をしていたときのようにゆっくりと愛撫する時間は無かった。だから、洋恵は久しぶりにこうしてもらって本当に嬉しかった。

「ふふふ・・・くすぐったい・・・・」
「くすぐったいの?気持ち良くないの?」
「ううん、気持ちいい・・・ふふふふっ」

わかりきった会話でお互いにこの状況を楽しんでいた。宏一も、洋恵の身体を丁寧に愛撫するのは久しぶりなので、膝の上に横たわった洋恵を見下ろしながら可愛がるのが楽しかった。洋恵はスタイル抜群の由美と比べれば少しだけぽっちゃりしてはいるが、普通に可愛らしい女の子だし、乳房のボリュームは由美よりずっと大きい。だから身体を撫でていると、乳房のボリュームをしっかりと確かめることができる。

今日の洋恵は膝丈の可愛らしいワンピースを着ており、明らかに服装はデート仕様だ。だから宏一は『きっと洋恵ちゃんは彼とデートしてきたんだな。脱ぎたくないと言ってるのは彼とした後だからかな?』と思っていた。それにしては宏一に喜んで愛撫されているのが腑に落ちないが、洋恵は単に甘えたいだけかもしれないな、と思った。

宏一の膝の上に横たわって愛撫されている洋恵は、時々宏一の右手が乳房に来て優しく撫で回すのを心待ちにしていたが、だんだん乳房を撫で回されるとあそこが強く反応するようになってきた。今はまだキュッと両足をすぼめるだけでなんとか我慢できるが、これ以上されたらはっきりと擦り合わせなくてはいけなくなる。今でも秘核は熱くなっていて刺激されれば声が出てしまいそうなのだ。

しかし、おっぱいを可愛がられるのを止めて欲しいとも言えない。洋恵はこのまま愛撫されながらじっとしていたい。じっと静かに可愛がれていたいのだ。だから洋恵は身体を横たえたまま、静かに宏一の愛撫を楽しんでいた。

しかし、次に宏一の手が乳房を優しく撫で回したとき、洋恵の身体はとうとうはっきりと反応して両足をククッと擦り合わせてしまった。

「感じちゃった?」

宏一が聞いたが洋恵は目をつぶったまま何も言わなかった。なんと言えば良いのかわからなかったからだ。洋恵が何も言わないので宏一は洋恵がこのまま先を望んでいると思い込んだ。

「それじゃ、今度はこっちかな?」

そう言うと宏一の手は洋恵の上半身から降りていってスカートの中に入っていった。

「あっ、それはっ」

洋恵は思わず小さな声を上げた。今、あそこを愛撫されたらどうなるかくらい分かり切っていた。

「脱がさなきゃ良いんだよね?」

宏一が念を押すと洋恵は、

「う、うん・・・・そうだけど・・・」
と答えてしまった。

本当ははっきりと断るべきだという想いもあったのだが、このままおっぱいを可愛がられ続けても直ぐに我慢できなくなるのは明らかだったが止めて欲しくはなかったので言葉を濁したのだ。

「それじゃ、少しこっちを可愛がってあげるね」

そう言うと宏一の右手が洋恵の太ももの内側を滑ってパンツへと移っていった。洋恵はそのとき、『もしかしたら少しパンツの上から可愛がってもらえばすっきりするかもしれないし・・』と思った。もちろん、そんなはずは無い、パンツの上からされたら直ぐにその先が欲しくなる、と言う想いもあったのだが、その気持ちには敢えて蓋をした。

「それじゃ、そっとするからね。嫌だったら言ってね。脱がさないからね」

宏一の言葉に洋恵は宏一の愛撫を受け入れることにして、スカートが捲り上がらないように裾を宏一の手の上に被せた。

洋恵がスカートの裾を手の上に被せてきたことで納得したことを確認した宏一は、パンツの上から優しい愛撫を始めた。最初は茂みの上だけだ。そっと淡い茂みの上の布地を撫でながら、徐々に下の方に移っていく。洋恵はじっと目をつぶったまま、その愛撫を楽しんだ。『あんそんなに近づいちゃっだめ、あん、そんなに離れないで、ああん、焦れったい、あ、それ以上はだめ、あん、焦れったくて気持ちいい』洋恵は宏一の指先がパンツの上をゆっくりと移動しながらあちこち撫で回されるのを楽しんでいた。

宏一は洋恵が愛撫を楽しんでいる様子を見下ろしながら、時々スカートから手を抜いて乳房を撫で回し、洋恵が熱い息を吐くとまたスカートの中に戻っていった。乳房を撫で回すと最初は洋恵ははっきりと喜びの表情を浮かべるが、そのうちに少し足が擦り合わされる。そこでスカートの中に戻って茂みの上から愛撫を再開すると、待ち侘びたように手の上にスカートを被せてくるのが可愛らしかった。
しかし、洋恵の身体は確実に少しずつ感度を上げており、だんだん乳房を愛撫してもパンツの中を可愛がっても、どちらも直ぐに熱い息を吐いて小さく口を『あ』と開けるようになってきた。

そして、宏一の指先がパンツの下の部分を可愛がったときに、とうとうビクンッと洋恵の身体が反応した。

「あっ」

初めて洋恵がはっきりと声を出した。

「嫌だった?止める?」

宏一が聞いてきたが、洋恵は何も言わない。そこで宏一は、今のことは無かったことにして同じ愛撫を再開した。洋恵はじっと目をつぶって愛撫を受け入れている。宏一は更に指をそっと洋恵の敏感な部分へと指を進めた。

「んっ」

洋恵の口から小さな吐息が漏れ、両足がきゅっとすぼまった。由美と違って洋恵は両足を閉じると股間にほとんど隙間が無くなるので、宏一の指先は軽く足に挟まれたが、もちろん動かせなくなるほどでは無い。宏一が更に指を進め、奥の方で小さく前後に動いてパンツの布地の上を行き来すると、洋恵の両足はピンと指先まで伸びた。

「んっ、んっ、んっ・・・・・・」
「洋恵ちゃん、嫌じゃない?大丈夫?」

宏一が聞いても洋恵は目をつぶってじっとしたまま小さくと息を吐きながら我慢している。十分奥の方を優しく可愛がってから、再び洋恵の上半身全体を撫で回すと、洋恵は喜んでいるように宏一の膝の上で全身を軽く仰け反らせた。

「はぁぁぁーーーーっ、んんんんん・・・・」

洋恵は優しい愛撫に心から満足していた。とても気持ちいい。強すぎない愛撫がとても気持ちいいのだ。だんだん身体の感度が上がっているのはわかっていたが、服を着たままなのにこんなに気持ちいいことが嬉しかった。ただ、やはり服の上からでも乳房を撫でられるのが気持ち良く、特に左右の乳房をそれぞれ円を描くように優しくされるのがとても気持ち良かった。自分からは何も言わないのに宏一はして欲しいことを丁寧に優しくしてくれる、それが嬉しいのだ。

だから『少しくらい脱がされても・・・・・そんなに全部脱がされるのでなければ・・・もし先生がしてくれるなら・・・・・私からは言わないけど、きっと先生なら・・・』と思ってしまうのも仕方ないと思った。

そして、『もしかしてこうすれば?』と思って身体を捻って宏一に背中を軽く見せてみたが、絶対はっきりと見えているはずなのに宏一はワンピースのジッパーを下ろそうとはしなかった。少し残念だったが、それがまた宏一への信頼感を増すことになった。そして、再び宏一の手がパンツの方に戻ると、今度は軽く足を開いた。

すると、宏一の指先は洋恵の敏感な部分をゆっくりと上下し始めた。感じさせるためならもっと強くそして早く動かせば確実に快感を得られるのだが、宏一は焦れったいほどゆっくりと敏感な部分を上下に撫でていく。

「ん・・・んん・・・・んぁ・・・・んんんん・・・・」

洋恵は自分の吐息がだんだん切ない響きを持って行くのを止められなかった。そして、少しでも感じようともう少しだけ足を開いた。
すると、宏一の指の動きが少し速くなった。とても気持ちいい。

「んぁぁん、んんんんーーーー、ううん・・・・んんっ」

洋恵の両足が指先までピンと伸びて喜んでいることを示している。宏一の指の動きがもう少し速くなった。


つづく

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