メルマガ:少女の性シリーズ
タイトル:少女の性 214  2016/06/05


少女の性 第二百十四部

そのまま香緒里はじっとしていたが、宏一は何度かキスを繰り返してきた。最初はほんの少しか触れなかった宏一の唇が、だんだん香緒里の唇の中に侵入してくる。香緒里はそれを受け入れ、最後には少しだけ口を開けた。ただ、さすがに舌を差し出すところまではしなかった。

香緒里はキスしているとき、ほんの最初だけ嫌がろうとかと思った。しかし、宏一のキスは嫌がるようなずけずけとしたキスでは無かったし、とても繊細なのでつい受け入れてしまった。そして、それくらいなら許しても良いと思った。同時に、嫌がらなかった自分が嬉しかったし、自分のガードを上手に外してくれた宏一が嬉しかった。優しく頭を撫でられている間に安心したのだ。

香緒里は静かに優しく頭を撫でられながら、しばらく宏一のキスを受け入れていたが、やがて宏一の手は片手で髪を撫でながら、もう片方の手は香緒里の耳元からツツーッと滑って項を通り抜けて胸へと下りていった。

『そうか、左手で髪を撫でながら右手が胸に行ったんだ』香緒里はそれが分かったが、特に反応しなかった。『うん、これならまだだいじょうぶ。想定の範囲内』香緒里は目をつぶってキスを受けながらそう思った。そして、このまま胸を宏一に許す気になっている自分を受け入れた。

『さっきも胸は触らせたんだし、こんなに上手にキスされてるんだもの。ここで目を開けたらせっかくの雰囲気が台無し』そう思った。宏一の指先はそのまま胸元まで下りていくと、左の乳房の外側から円を描くように肌の上を滑り始めた。正直に言えば少しくすぐったかったが、もちろん我慢できたし、ほんの少しだが快感もあった。香緒里は指先に撫でられる感覚に意識を集中し、宏一に与えられる快感を追い求めた。

『今まで何回チャンスを無駄にしたんだろう?』香緒里は宏一の唇が自分の唇に絡むのを感じながら今までの高校生活を思い出していた。本当は声を掛けて欲しいし、声を掛けられたら笑顔で微笑みたい。しかし、今まではどうしてもそれができなかった。そしてチャンスを潰してから後で落ち込む事ばかりだった。

もちろん彼の事は好きと言えばそうだが、正直に言えば今はそれほどでも無い。ただ『彼』を手離したくないだけというのが正直なところなのだ。だから、新しい出会いを潰す気は無かったし、宏一とこうなっても後悔はしなくて済みそうだった。

そこまで考えてから、『え?私、もう最後までする気になってる?』と思った。宏一は胸を触っては居るが、さっき下のほうはしっかり拒絶したので今度も宏一は拒絶される事を恐れて下には手を伸ばさない可能性があった。

『三谷さん、これで終わりにするのかな?それなら仕方ないか、嫌がったのは私だし・・・・』香緒里はそう思った。

「ん・・・・・・・」

その時、香緒里の口から小さな吐息が漏れた。それまでキスしていた宏一の唇がぴたっと止まった。しかし、実は香緒里の方が驚いていた。『私、声を出した?どう言うこと?感じてる?これで?』香緒里は乳房の周りをゆっくりと回っている指先だけの愛撫に身体が反応した事に驚いた。確かに気持ちは良いが、この程度なら声を出すほどでは無いはずなのだ。

元々香緒里は余りエッチの時に声は出さない。する時は彼の家か自分の家なので声を出せる状況では無いから余り声を出した事が無いのだ。偶に『あの時、すっごく声が出ちゃってさ』などと聞く事はあったが、高いお金を払ってホテルにでも行かない限り、自宅ベースの高校生カップルには声を出すことなど無理だ。だから、はっきりと声を上げるのは一人暮らしをしている大学生か社会人だと思っていた。

だからこの状況、そっとキスをしながら優しく乳房の外側を触られているだけ、の状況で微かとはいえ声を出すなど、香緒里には考えられない事だった。

『ゆっくり指先でおっぱいの周りを撫でてるだけなのに私の身体、感じてるんだ。気持ち良いんだ』そう思うと、次第に声を出した理由が分かってきた。『あ・・・・これ・・・・焦れったい・・・・私、焦らされてる・・・・・三谷さん、焦らしてるんだ』香緒里は乳房の周りをじっと丁寧に愛撫している宏一の指を次第に焦れったいと思い始めていた。

『ん、どうしてこんなに・・・・んんん・・・・でも焦れったい・・・・・』香緒里はなかなか感じ易いところを触りに来ない宏一の指に、だんだんはっきりとした愛撫を待ち侘び始めた。

しかし、宏一の指は左の乳房の周りを呆れるほど回った挙げ句、今度は右の乳房へと移ってしまった。『どう言うことよぉ、私のおっぱい、全然魅力無い訳?あん、こっちも焦れったくなるぅ』香緒里は右の乳房がどんどん焦れったくなるのに驚いた。さっきよりもずっと早く感じ始めたのだ。香緒里の身体は自然に少しだけ仰け反った。

『ああん、三谷さんたらぁ、ああぁぁ、今、ここで目を開けたらきっと三谷さんに恥ずかしい事言われちゃいそう』香緒里は焦れったいのを我慢しながら宏一が先に進んでくれる事をひたすら願った。

すると、宏一の指先は再び左の乳房に戻ってきた。そして今度は指を何本も使って乳房の裾野から乳首に向かって撫で上げ始めた。

『んんんっとっても優しい』香緒里は急に強くなった焦れったい感覚に驚いた。さっき感じ始めたまま放り出された左の乳房は右を可愛がられる間にどんどん敏感になっていたのだ。『んんーっ、どうして?あん、どうしてこんなに感じるの?』香緒里は自分の身体が勝手に敏感になっていく事に驚いていた。もちろん、今までこんなに時間を掛けて丁寧に愛撫された事など無い。『これが大人の触り方って事?こんなに時間を掛けて、こんなに焦らすって事?ああっ、だんだん我慢できなくなってきた。どうしよう、目を開けて三谷さんに恥ずかしい事言いたくなってきた・・・・・』香緒里はどんどん盛り上がっていく感覚に翻弄されていった。

すると、宏一の指の動きがゆっくりになった。『ダメ、三谷さん、止めないで』香緒里はここで中断される事を恐れた。しかし、宏一の指先は乳房をどんどん駆け上って乳首ギリギリまで来ると離れてしまう。

『あぁぁっ、そのまま、そのままぁぁ、あ、いや、そこで離れちゃ嫌、ああんっ、もっとちゃんとしてぇ。ああん、そこで隣に移っちゃいやぁ』香緒里は身体が熱くなってきたのを感じながら、いつの間にか宏一の愛撫に夢中になっている自分をどうしようも無かった。そして、どんどん身体が敏感になっていくと、眠った振りをしている事の不都合を身をもって知る事になった。

『ああん、寝たふりしてると、私からお願いできない。このままじゃ我慢できなくなるぅ』香緒里は直感的にそう思った。最早、とにかく焦れったくて仕方が無い。指の動きがゆっくりになってから、意識が集中しているだけに却って焦れったさが増してきた。宏一の指が肌の上を這い回るだけでビンビン感じている。

香緒里は無意識に目をつぶったまま小さくいやいやをしていた。呼吸も乱れ、明らかに焦れったさに耐えられなくなっている。

香緒里の様子を観察していた宏一はいよいよ時が来たと思った。

「さぁ、感じてごらん」

小さな声でそう言うと、両手で香緒里の乳房を一気に包み込んで絞り上げた。香緒里の身体に突然大きな感覚が吹き上がる。

「はぁぁぁぁーーーーーーーーっ」

吐息と声の中間のような微かな声が上がり、香緒里の身体はグンと仰け反った。そのまま宏一は何度も丁寧に乳房を揉み上げて香緒里の身体の中に抵抗できない快感を送り込み、香緒里を喜ばせていった。

香緒里は望んでいたものを与えられ、もはや仰け反ることしかできなかった。『ああぁぁっ、おっぱいを触られるのがこんなに気持ち良いなんてっ、ああぁぁ、もっとぉっ』香緒里は恥ずかしかったが寝たふりをしていてよかったと思った。寝ていることになっているのだから恥ずかしがる必要はない。

更に宏一の両手の指先は両方の乳首を丁寧に可愛がり、埋もれていた部分をつんつんに尖らせていく。

「はぁぁっ、はあぁうっ、はっ、はっ、んんっ・・・」

香緒里は相変わらず寝たふりを続けているようだが、こうなっては寝たふりを続ける意味など無いのにそれでも香緒里は目を開けようとしなかった。それは、香緒里にとって寝たふりをしたまま愛されるというのが一つの愛され方になったからかも知れなかった。

宏一にとってみれば、香緒里が寝たふりを続けるのは会話ができないだけに少し物足りないのだが、香緒里が望んでいるのなら仕方が無い。

香緒里は我慢の限界まで我慢させられた挙げ句、一気に乳房を揉み上げられて頭の中が真っ白になってからは、もう一切の抵抗をしなかった。自分が声を上げているのかどうかも最初は分からなかった。とにかく猛烈に気持ち良かったし、それは今までのどれよりも快感が強かった。

『焦らすってこういうことだったんだ』香緒里は初めて焦らす事の意味を悟った。

『女の子を気持ち良くするためだったんだ。男の人が支配したくて、言うことを聞かせたくてするんじゃ無いんだ』香緒里は今まで余り焦らされた事は無かったが、少しでもじらさせると直ぐにはっきり嫌がっていた。それは、女の子の身体がおもちゃにされているみたいだと思っていたからなのだが、それが誤解だと言う事を知った。
宏一は更に乳首を口に含んでねっとりと舐め上げ、香緒里を更に喜ばせていった。香緒里の小さな乳首が宏一の口の中に入り、ねっとりと舐め回される。

『あああんっ、これも素敵ぃっ、すごく気持ち良いっ、ぬめぬめして、嫌らしいけど最高っ』香緒里は宏一の愛撫に夢中になり、いろいろなことを丁寧にしてくれる宏一の愛撫を受け入れた。

宏一は一度おっぱいを揉み始めると次々にしてくれて、いろいろな快感を間断なく与えられている。香緒里は軽く仰け反ったりしながら、『おっぱいがこんなに気持ち良いなんて知らなかった。私のおっぱい、こんなに感じるんだ』と思った。そして、ナイトウェアのボタンを外したまま寝てしまって良かったと思った。そして、また自分が嫌がったりしないように、もう少しこのまま寝たふりをしようと思った。

宏一は香緒里の形の良い乳房を堪能した。由美よりはだいぶ大きいが乳首はまだ半分以上埋もれていて尖らせていくのもとても楽しい。香緒里は感度が良いので反応も申し分無しだ。

やがてたっぷりと乳房を楽しんだ宏一は、いよいよ下半身に取りかかる事にした。一度起き上がってもう一度香緒里の身体全体を見下ろす。目の前で上半身を裸になって愛されている少女ははぁはぁと小刻みに息を弾ませており、既に妖艶な色気を出している。それはさっきまで快活に話していた時とは雰囲気がまるで違う。

宏一は香緒里の下半身に移動すると、ゆっくりとだが一気にナイトウェアを脱がせていった。

香緒里は宏一が下に移った時、次にされる事が分かっていた。それでも恥ずかしくてもう少しで嫌がるところだったが、宏一の手がかかるとほんの少しだけ自分で腰を浮かせて協力した。もしかして下着のパンツまで脱がされたかも知れないと心配したが、どうやらそうでは無いらしいと思うと少しだけ安心した。

それでも宏一の視線を秘部に痛いほど感じてしまう。『もしかしたら、パンツを汚しちゃったかも?』と思うと宏一に見られたくないという思いが強くなる。女の子にとって『パンツを濡らす』のはある種のタブーなのだ。確かに今まで香緒里は愛撫された時にパンツを濡らした事は無かったが、それはあんなに感じさせられていなかったからだ。しかし今はどうなっているのか自分でも分からない。それどころか、宏一に乳房を可愛がられていた時には何度か擦り合わせていたので、なんとなく自分ではあそこがぬるぬるしているような気がする。それを宏一に知られたくは無かった。
香緒里はそう思うと、自然に自分から俯せになって宏一の視線から逃れようとした。

宏一は香緒里が俯せになったのを見ると、いきなり秘部に挑むのをちょっと待つ事にした。もし香緒里が嫌がれば、きっとそれ以上先には行けなくなる。それを恐れたのだ。

そこで、まず香緒里のナイトウェアの上着を脱がす事にした。仰向けでは無理だが、俯せになっている今なら肩を外すだけで簡単に脱がすことができる。宏一は香緒里の肩からそっとナイトウェアをずらすと、ゆっくりと腕を抜いてナイトウェアを脱がせていった。

香緒里は俯せになった時、ぴったりと足を閉じたので少し気持ちを落ち着ける時間が取れると思った。そして気持ちが整ってから再び仰向けになれば良いと思ったのだ。
しかし、宏一は直ぐに上着を脱がし始めたので『ヤバい、まずった』と思った。しかし、寝ている振りをしている以上、手の力を抜いていなくてはいけない。宏一はそっと方からナイトウェアを抜くと、そのまま優しく香緒里の手を抜いていった。

『ああん、とうとう脱がされちゃった。もうパンツ一枚しか無いのに。なんかとっても不安になってきたぁ』俯せでは宏一の様子も余り分からない。次に何をされるのか分からないのはとても不安なのだ。

すると、宏一が香緒里の耳元に顔を近づけてきた気配を感じた。『え?寝たふりしてるのがばれてる?』と一瞬思ったが、さっきあれだけの事をされて寝たふりも何も無い事くらいは分かっている。しかし、やはり起きていることを指摘されると恥ずかしいし、寝たふりを続けていれば話す必要が無い。だからどうしても寝たふりを続けてしまうのだ。いずれは目を覚まさなければいけないのだろうが、どのタイミングで目を覚ませば良いのか分からない。

すると、宏一は香緒里の耳元から項の辺りに唇をそっと這わせてきた。『んんんっ』香緒里の身体に温かく甘い感覚が走った。そのまま宏一は唇を小刻みに動かしながら背中へとゆっくり移動していく。

『はぁぁぁぁぁぁ、こんなに素敵な事、ああぁぁぁぁ、恥ずかしいけど、なんか嬉しい・・・・』香緒里は背中をゆっくりと愛されながら、ぞくぞくするような甘い感覚に酔いしれていった。『ああん、こんな素敵なことされたら、もっともっと夢中になっちゃう』香緒里は宏一の愛撫に耐えながらどんどん快感を追い求め始めた。

やがて、宏一の唇が背中から腰へと下りていくと、香緒里の反応が強くなった。『んんっ、はぁッ、はうっ』もう少しで声を出してしまいそうだ。香緒里はいつの間にか両手でぎゅっとシーツを掴んで宏一に与えられる甘く痺れるような感覚に耐えなくてはいけなかった。更に宏一の唇が腰の下のほうへと移ると、その感覚は更に強くなっていく。『ううっ、ウッ、くぅぅっ、お願い、これ以上されたら本当に声が出ちゃうっ、起きてるのが三谷さんにばれちゃうっ』香緒里は必死に声を堪えて宏一の唇が過ぎ去るのを待った。しかし、更に宏一の唇が下がればパンツにたどり着く。香りは甘い感覚に耐えながら、どうすれば良いのか分からなくなってきた。

すると、やっと宏一が顔を上げた。香緒里はホッとしたが、まだ身体中に甘い感覚が痺れとして残っている。

香緒里は宏一がそっと自分を仰向けにしてくれる事を願った。そうすればキスもできるし、またおっぱいも可愛がってもらえる。しかし、香緒里の願いもむなしく、宏一は手を香緒里のお腹の下に差し込んできた。

『え?何をするの?ちょっと、どうしてお腹なんかに、え?何?』そう思ったが、宏一の手は香緒里のお腹の下のシーツとの間に差し込まれると、そのままパンツのゴムをくぐって茂みの方へと入ってきた。

『えっ、ちょ、ちょっとぉっ、あ、待って、だめ』香緒里は突然の事に思わず腰を引いた。すると、腰を上げたので宏一の手は少し引き抜かれたが、自分で腰を上げたのでお尻を突き上げた姿勢だ。『いやぁ、そんなとこに急に手を入れないで。いやぁぁ』そう思ったが、宏一の手は再びパンツのゴムをくぐってくる。香緒里は更に腰を引いたが、その度にどんどんお尻が高く突き上げられていった。

『いや、こんなのだめ、いやぁ、許してぇ。こんな格好は嫌ぁ』香緒里は心の中でそう思ったが、目を覚ますという選択肢は無かった。だから、あっという間に香緒里の腰は最大限に高く突き上げられ、それ以上はできないところまで来てしまった。
しかし、それでも宏一の手はパンツの中に入ってくる。『いや、いや、こんな嫌らしいやり方なんて絶対だめ』そうは思っていても、もう腰を突き上げる事ができないので宏一の手は香緒里の茂みへと入ってくる。

つづく

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