メルマガ:リアルタイムで経営をのぞき見る〜浦和の社長編〜 「40歳社長がいかにして会社を立て直すのか」
タイトル:■無条件降伏を宣言する【リアルタイム経営】  2012/02/26


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■無条件降伏を宣言する
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たった30分の面談で、
劇的にやる気を出させる、

『越智田流モチベーションアップ術』

2つめの重要な要素は・・・

★ステージ設定★

これは、男女の関係に当てはめて考えて
みると分かりやすいかもしれない。

例えばプロポーズをするとき。
いつもの居酒屋でするのか、夜景の
きれいな最上階のスイートルームで
するのかで効果は断然違ってくる。

まったく同じセリフで、まったく同じ
眼差しで、まったく同じプレゼントを
渡したとしてもだ。

環境が違えば結果が変わってくる。

この場合の目的は主に2つ。

1.相手に本音を出させること
2.こちらの話を相手に浸透させること

以前のメルマガでもお伝えしたが、
相手は「覆面レスラー」なのである。
本音は隠す。出そうとしない。

無意識かもしれないが、取り繕う。

人は、本当の原因を他人に知られたく
ないという自己防衛本能が働く。

怠け者と思われたくない
短所を知られたくない
トラウマを知られたくない
出来ない自分を知られたくない
弱い自分を知られたくない
・・・

自然と動物的本能が働く。
他者に弱点を知られてしまったら狙われる、
食われてしまう・・・と。

だから覆面をかぶるのだ。

そんな覆面をはぎとるために、まず初め
にするべき大切なことは、

「無条件の味方」になること。

男女、年齢など関係なし。

人は常に緊張している。
自宅で一人や、心許した人といるとき
以外は緊張している。
血のつながった親子関係でも緊張する。

だから、無条件降伏を宣言するのだ。

とは言っても、もちろん、話し始めて
突然「俺の負けだよ」なんてセリフを
言うという意味ではない。

相手の言うことを素直に全て受け入れる
ということだ。

間違いを正してやろうとか言い聞かせ
ようとか注意してあげようなんてこと
は一切考えずに。

自分は無知です。あなたの言うことが
すべて正しいという姿勢で話を聞く、
という「心構え」を持つということ。

まずこれが大事。

そしてなるべく「いつもの状態」に
することを考える。

タバコを吸う人には勧める。
かしこまってしまう場所は選ばない。

そして具体的な話に入っていくわけだが
すぐに「本題」に入ってはいけない。

「本題」に入る前にこれを話しておけば
前向きな話ができるようになるという
「導入のテーマ」がある・・・

また次回、詳しくお伝えしよう。


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