メルマガ:リアルタイムで経営をのぞき見る〜浦和の社長編〜 「40歳社長がいかにして会社を立て直すのか」
タイトル:■あぐら経営からの脱却【リアルタイム経営】  2011/12/04


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■あぐら経営からの脱却
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初心に戻り、直接現場に接しよう。

越智田は今の状態を打開するために、
思い切った行動に出ることにした。

今までの組織はこうだった・・・。

<社長>
 ↓
<幹部>
 ↓
<各エリアの店長><本部>
 ↓
<現場スタッフ>

言うまでもなく、実際に売上を上げるのは
現場のスタッフ。そのスタッフをまとめる
のが各エリアの店長。

その店長の上にいた「幹部」をなくすことにした。

なくしたといってもいきなり辞めさせたと
いうわけではない。本部機能に統合した。

新しい組織はこうだ。

<社長>
 ↓
<各エリアの店長><本部>
 ↓
<現場スタッフ>

目的は、越智田が現場に触れること。

売上も利益も順調だったころは、すべて
越智田が管理していた。
スタッフとの交流、指導、現場への納品、
お客様とのやりとりまですべて一人で。

ただ、これには限界があった。

店舗数が増え、スタッフの人数が増える
につれて自分一人じゃ回らなくなった。

そこで、幹部ポジションを作ったのだ。

自分の分身を作ることで、同じように
管理できる現場を増やせるはずだった。

これで売上は倍々に増えていく!

現実は、そんなに甘くはなかった・・・。

在庫の管理不足で材料費がやたらにかかる、
スタッフの入れ替わりで求人コストが増大、
売上があっても、それ以上に経費がかかり
赤字現場が続出したのだ。

中でも一番の問題は「スタッフのやる気」。

このビジネスは、現場のスタッフ一人が
1時間に1杯多く売るか少なく売るかで
大きく売上が変わってくる。
(パチンコ店内でのコーヒー販売)

1時間に1杯増で8時間勤務したら8杯。
1ヶ月で240杯、それが15店舗で3,600杯。
コーヒー1杯320円だから1,152,000円!

1人のスタッフが1杯頑張って多く売れば、
月に100万円以上売上が伸びるのだ。

たった1杯で100万円だ。

幹部社員たちも、もちろんその事実を
知らないわけではなかった。
しかし人の管理とは、簡単なことではない。

決まったルールをきちんとやらせるだけ
でも難しいのに、さらにやる気を出させる
なんてことは本当に大変なことなのだ。

しかし、越智田の一番の得意分野は、
モチベーションを上げること。

長いこと、幹部社員のおかげで楽をして
しまったのかもしれない。
自分が現場に関わることがほとんどなくなり、
いつのまにかあぐらをかいていた。

これではいけないし、自分の一番の得意分野
も発揮できなくなる。

そして何よりも、会社を立て直さないと!

モチベーションを上げるというのは簡単な
ことではない。
が、これさえできれば!と考える経営者は
多いのではないだろうか?

越智田は、18年間で述べ20,000人の若い女性
スタッフを雇用し、指導してきた。
その実戦から導き出した、

『越智田流モチベーションアップ術』

を次回から公開していく。

1時間前のやる気のない状態から、越智田が
面談した1時間後にはやる気マンマンになり
すぐに数字としても結果が表れた方法だ。

実際の場面をリアルに再現しながら、誰でも
応用ができるようにお伝えしていくつもりだ。

次回はぜひ、見逃さないでほしい。


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⇒ takahata0711@gmail.com

まで、ご連絡ください。
匿名でももちろん構いません。

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など何でも受け付けております。

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ありますが(不可の場合は仰ってください)
親身にお答えさせていただきます。

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