メルマガで記事のカテゴリーを「風俗」とすると、勘違いする人がいる....、というか、むしろこっちが勘違いして使ってたのかもしれない。

別に変なお店の紹介とかじゃありませんよ。「風習」や「民族の習慣・習性」のような意味です。



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女神様には会わなかったけれど...「韓国トイレ事情 その3 」 2011_9_10 ≪風俗≫   

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今日のおはなし


韓国では残念なことに、まだ公徳心がさほど育っていない。

特にそれは公衆便所において顕著だ。


順番を守らない。
手を洗わない。

洗っても手を思いっきり振ってしずくを撒き散らす。
便器になんでも捨てる。
落書きをする。
便器を汚す。 壊す。
床に唾を吐く。
備品を持って帰る。
....

高速道路のサービスエリアでは、「化粧室文化向上」と言うフレーズのもとに、「○○するのはやめましょう」という運動が20年以上花盛りだ。
その甲斐あってかずいぶんときれいになった。


ただし都会ではの話。


90
年代、糞尿を分解するバクテリアを使った科学的な公衆便所が、一斉にあちこちの海や山の観光地に設置された。
便器から特殊なバクテリアの泡が出続けていて、それが便器も洗浄し、し尿処理も行う。

紙はもちろん、水を流してもいけない。


私は一発でこのトイレは1年で姿を消し始めるだろうと確信した。

少し話がそれるが、韓国でビジネスをしていると、デメリットに対する予測や対策に触れた提案書や企画書という類のものをあまり見かけない。
極論すると彼らはメリットのみ考え、デメリットを考えない、「クェンチャナ(大丈夫)精神」に基づきメリットのみ羅列した膨大な資料をよこしてくる。


おそらく...
この公衆便所も彼らにとってはメリットの塊なんだろう。


水資源の節約
下水処理の不要
大地への還元
etc....

だが、「なんでも便器に投げ込む」という彼らの特性をまったく無視した使用方法なのだ。
まして普段行っているトイレでの慣習など、相当意識しないとなかなか改まらないものである。


観光バスでポンチャクを踊りながらやってくる農村の酔っ払い団体に、いちいち説明書きを読んでこの通りにやれと言ってもできるはずはないのだ。


予想通り、3年以内で全国のあちこちから姿を消した。
私がよく行った安眠島の海水浴場では、この方式の巨大な公衆便所を作ったもののすぐに詰まって壊れてしまい、2年後その隣に同じ規模の普通の水洗トイレを新築していた

済扶(チェブ)島の一番奥にある、クルーザーを改造した「タイタニック号」という刺身屋の裏の、利用者が少ない公衆便所にはまだ残っているはず。


ちなみに韓国人は、多目的式化粧室という、車椅子での利用を想定した広い部屋を、健常者が使ってはいけないと思い込んでいる。


世界の常識がどうなっていようが、自分たちのスタイルを変えることはない。


うっかり入ろうとすると引っ張り出されることもあるのでご注意。




編集後記


(前号の続き)


韓国人は、わかってても自分でも抑えられない感情を持っている。


それらはある瞬間、何かをきっかけとして噴出することがある。



その感情は人それぞれなのだが、その中にひとつ共有しているものがある。


「反日感情」だ。



中には普段からそれをひけらかすことで自らに利益誘導を諮っている輩もいるが、多くは純粋な気持ちの発露だ。


彼らが個人的に、直接日本から何かをされたわけではないのだが、海外渡航自由化以前の当時、比較対照されることなく純粋培養された「反日」のまえには中国もソ連も友邦となり、金日成すらかすんでしまう。


本来ひとそれぞれであるはずの感情のなかで、教育など後天的な刷り込みによって共有することを強いられたのが「反日感情」だ。


 - to be continued -


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Miz_OIKADA/大筏瑞彦


朝鮮語専攻

上場企業の韓国現地法人で10年以上代表理事を務める。

韓国にて多くの新規事業を立ち上げ、契約交渉、知財権訴訟に携わる。

跆拳道2



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韓国文化執筆・講演


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