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      Toshiihiroの官能小説Vol193


何時もご購読ありがとうございます。
2015年明けたと思えば、もう一か月目が終わりを迎えようとしていま
す。
時の経つのは、ほんと早いっ!
後十日ばかりで鬼は外、福は内の節分です。
そして、春へと季節が移り変わる動きとなっていきます。
今年は政治的に大きな動きが目白押し。
原発再稼働、安保問題、経済問題、待ったなしの問題山積の一年となって
いくようですが、良いことがあればこの上ないのですが。
ということで、ストーリータイムです。
蜘蛛の巣姉妹前号までのあらすじ
代々茶屋相手も兼ねる老舗旅館を営む女将莉乃に負債の清算を迫る銀行幹
部と職員、二人は莉乃に理不尽な提案を迫る。
その提案は莉乃の唯一の身内で今や大会社社長夫人に収まっている五つ年
上の姉にまで向けられた。
莉乃の夫の残した夫妻の贖いに姉の雅代への無上、宣告が銀行頭取島谷か
らされた。
雅代の夫への協力かと思えば雅代への人身協力だった。
思わぬ仕打ちに愕然とする雅代。
姉を巻き込む羽目になった莉乃の苦悩の始まりだった。
銀行支店長の途轍もない要求に思い悩む雅代と莉乃。
時は刻々と動く。
蜘蛛の巣姉妹その4
島谷が、内田が雅代、莉乃の身体を掴み、捉えていった。
そして、二人を応接間のソファーの押し倒していった。
雅代と莉乃は酷く暴れた。        暴れ出していた。
「社長夫人の身体は柔らかいわっ、良い女だっ!」と島谷が言う。
「支店長っ、女将もですよっ!」と内田が興奮し、言う。
「奥様のあそこを手始めに査定させていただきましょうかっ!内田君っ、
君は女将をっ!
ヒェッ!」と野卑な笑いをし、言う宇治山。雅代に迫っていった。
島谷はスーツのポケットに入れて持っていた縄で雅代の両脚を素早く縛っ
ていった。
空かさず、その両足を大きく開いていった。興奮する島谷。
それから、ふたりをじろじろとみつめていく男ふたりだった。
「こうして見るとっ、おふたりともに良い女だっ!」と感想を言う宇治山。
「しっ、支店長っ!どういう趣向でいくのですかっ!」と宇治山に聞く島
谷。
「まずはっ、わたしたちふたりで双方の品定めをっ!」と言う宇治山。
「そうでなくてはっ、仕事の面白味がありませんっ!」と相槌を打つよう
に言う島谷。
笑みを浮かべる宇治山と島谷。
そのほかになかった。
宇治山が雅代の方をジロジロと見る。
助平そうな顔をした。
それから、雅代の両脚を自身の両手で掴み、強引に大きく開いていった。
その間を涎でも垂らしそうな顔をし、覗き込んでいった。
「申し分のない商品ですなあっ!」と感想を言う宇治山。
「島谷君っ!女将の方もっ!」と島谷に指図するように言う宇治山。
次号へ続く
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