メルマガ:クリスタルノベル〜百合族
タイトル:クリスタルノベル〜百合族 Vol. 068  2011.1.29  2011/01/29


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   ◇∞◆  クリスタルノベル〜百合族〜    ◇∞◆
    ◆∞◇      Vol. 068  2011.1.29      ◆∞◇


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                    ◇∞◇ タイトル ◇∞◇ 
            
             ♪ − ビアン・スキャンダラス


 彼女の小さな足からローファーを脱がすと、間近にある菜々美の顔まで
ムワッと臭いが漂ってきた。
「靴下も脱がして」
「は、はい……」
 半ば予想してはいたが、跪いて他人の靴下を脱がすというのは想像以上
に惨めで情けなく感じた。
 菜々美は泣き出したいのを必死で堪えながら、思い切って一気に香澄の
靴下を引き抜いた。
 裸足になった彼女の足からの匂いが鼻をついた。
「菜々美、私の足って臭い?」
「い、いえ……」
 臭いが、なぜか嫌悪感は感じなかった。
「私の足、別に臭くないよねえ? 綺麗だよねえ?」
「はい。綺麗です」
「じゃあ舐めて確かめくれる?」
「え……」
「綺麗なんだから舐められるでしょ。あんたも言ったじゃないの。綺麗って」
「そ、それは……」
「それともまさか、私の足が汚いって言いたいの?」
「ち、違います!」
「そうだよね。私の足は綺麗だよね?」
「は、はい」
「なら……さっさと舐めなさいよ!」
 今の今まで機嫌良く話をしていたのに、香澄は突然怒鳴り声を上げた。
 香澄に大きな声を浴びせられるだけで、菜々美は背中をゾクリとさせて
萎縮した。震える手で香澄の足を持ち上げて、恐る恐る顔を近付ける。
 すえた臭いが漂ってくる。が、嫌ではない。むしろ、丹念に舐めてやり
たい気分になってくる。
 もしかして、わたしって変態?
 そう思うと、胸がとくりと鳴る。菜々美は口を開け、舌を出して、香澄
の足指をペロンと舐め上げた。
 すっぱくて苦い味が口に広がる。やはり嫌ではない。
「あううう……」
 香澄が声を漏らして脚をぴくっと動かした。もしかして気持ちいいのだ
ろうか?
「なにやってんのよ。もっと舐めなさいよ」
 香澄の目がとろんとしている。菜々美は再び舌を伸ばした。ペロペロと
香澄の足の下から上へ舌腹を滑らせていく。舐めながらふと香澄の顔を見る
と、彼女は顔を紅潮させてとろんとした眼で菜々美を見下ろしていた。
(この人、感じてるんだ……)
 自分の愛撫がこの少女の心を乱している。そう思うと、いっそう香澄に
快感を与えたくなった。
 香澄はもっと刺激的な愛撫を自分に求めている。菜々美には確信があった。
 菜々美はソファに腰掛けている香澄の腰にそっと手を伸ばして、作業着
のような白いダボダボの特攻服に触れた。香澄の身体がぴくっと震えた。
菜々美は生地を掴んで特攻服の下だけを脱がせた。
「誰がそんなことをしていいって言ったの!」
「は、はい。すみません……」
 菜々美は恐る恐る返事をした。
「あなた、私のあそこを舐めたいの?」
 香澄はにやけ顔で菜々美を見下ろしていたが、どこかぎこちなくこわばっ
ている風にも見えた。
「はい……」
「変態ね、菜々美って」
 そういって、香澄がふふふっと笑った。上半身にはゴワゴワとした特攻
服を着たまま、香澄の子供っぽい身体つきをした下半身が剥き出しになっ
ている。
「じゃあ、お願いしなさい」
そういって、足の裏で菜々美の顔を押さえつけた。
「早くお願いするのよ!」
「お願いです。あ、あなたのあそこを舐めさせてください!」
「よく言えたわね。じゃあ、脱がせなさい」
「はい……」
 菜々美が香澄のショーツに触れると、香澄が腰を浮かせた。強がりを言
いながらも、香澄の太腿が小刻みに震えていた。明らかに菜々美の愛撫を
待っている。



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  発行者      : 春野 水晶 

  * タイトル:『クリスタルノベル〜百合族〜』
  * 発行周期:不定期(週2回発行予定)

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