メルマガ:クリスタルノベル〜百合族
タイトル:クリスタルノベル〜百合族 Vol. 066  2010.12.4  2010/12/04


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   ◇∞◆  クリスタルノベル〜百合族〜    ◇∞◆
    ◆∞◇      Vol. 066  2010.12.4      ◆∞◇


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                    ◇∞◇ タイトル ◇∞◇ 
            
             ♪ − ビアン・スキャンダラス


 灼熱のような快感が股間で弾け、秘裂から熱い飛沫が飛び出してくる。
「はううぅ、くはああぁんっ!」
 気持ち良さのあまり、気が付いたら絶叫していた。
 何度も白濁とした愛液が噴き出て、足元の地面に飛び散っていく。
 膣に回している手首にも、おびただしい量の愛液が噴き掛かっていた。
 潮が迸るたびに激烈な快感が股間を駆け巡り、頭が真っ白になって何も
考えられなくなる。
「ふぁ、ふああぁ……ああぅ、んん……」
 絶頂が収まっても、しばらくそのまま動くことが出来なかった。
「お前って本当に恥知らずだな。気持ち悪いよ」
「す、すみません……」
 息も絶え絶えになりながら、なんとか晴代に言葉を返す。
 絶頂を終えたせいか、少しずつ冷静になっていくのが自分でも分かった。
 意識がクリアになると、急に恥ずかしさが膨れ上がってきた。
 菜々美は絶頂の余韻を振り払って、両手の指を引き抜いた。
「あう、う、くぅ……」
 二つの穴が擦れて、ほんのちょっとだけ鋭い快感が生まれる。
 膣穴から抜き出した方の指は、愛液でベッタリと濡れていた。
「マン汁噴いて気持ち良かったのか? 変態菜々美」
 晴代はキッと菜々美を睨み付けながら言った。
「アタシの靴に、アンタのエッチな汁が掛かってんだけど?」
「え……」
 菜々美は焦りながら晴代の靴を見た。
 彼女が怒り出すのを恐れていたというのもあるが、自分の愛液が他人に
付着していたのが堪らなく恥ずかしいという気持ちの方が強かった。
「どうしてくれんの? これ」
「え、ええと……」
 晴代の靴には、特に汚れや染みは見受けられなかった。
「舐めて綺麗にしろよ。お前のマン汁だろ。責任持てよ」
「…………はい」
 頷くしかなかった。
「ほら、早くしろっ!」
「分かりました……」
 菜々美はその場に這い蹲り、晴代の足に顔を近付けた。
 地面は菜々美自身の潮が撒き散らされたばかりで、点々と愛液の跡が残っ
ている。
 四つん這いになったせいで、膝や掌にそれらが付いている恐れがあった
が、気にしてはいられなかった。
 もし晴代が激怒したら、何をやり出すか分かったものではない。
「アタシの靴、汚れてんだろ? しっかり舐めろよ」
「は、はい、失礼します……」
 やはりどう見てもどこに付着しているのかは全く分からない。
 とりあえずどこでもいいから早く舐めなければと思い、靴に向けて舌を
伸ばす。
「う……?」
 舌が接触する直前、晴代の足が引かれて遠ざかっていった。
「あ、あの……」
 何のつもりなのかと尋ねようと開き掛けた口に、晴代の靴が突っ込んできた。
「お、おごぉっ!」
 砂の味が口内に広がり、今まで堪えていた涙が零れ落ちる。鼻の奥から
液体が下りてくる感覚がする。
「あ、ああぁ……」
「あはははっ! 嘘だよ、馬鹿! いくらお前がエロエロだからって、こ
こまで潮が飛んでくるわけねえだろ!」
 這い蹲りながら口を手で押さえている菜々美を晴代が嘲り笑う。
「ううう、うぅ……」
 土下座のような格好になりながら、止め処なく溢れ出る涙をぬぐうこと
ができなかった。
「時々こうやってアタシが遊んでやるからね。ただし、美姫にこのことを
話そうとしたら、その可愛い顔を潰すからな」
「…………」
「返事しろ!」
「は、はい、分かりました……」
 菜々美は目を伏せ、下唇を噛んで屈辱を堪えた。
「今回はこれくらいで許してやるよ。っと、その前に……」
 ポケットから携帯を取り出した晴代は、菜々美に向かって掲げてみせた。
 カシャッと音がなり、ストロボが光る。
「あっ! い、嫌っ!」
 全裸で女性器と肛門がむき出しの姿を、たった今写真に撮られたことを
悟り、菜々美は悲鳴を上げてその場にしゃがみ込んだ。
「写真を消して欲しかったら、明日ここに一万円持ってきな。分かった?」
「そ、そんな……」
「こなかったらお前の学校に写真ばら撒いてやるからな」
「う、ううう……」
「お金が足りなくても、もう一回みんなの前でオナニーすれば許してやる
よ。ただし次はカメラに撮って売っちゃうけどね。じゃあ、明日、ちゃん
と来なよ」
 晴代は恐ろしいことを言いながら倉庫から出て行った。少女たちがその
後に続いて倉庫から出て行く気配がする。
「うっ……ううっ……ひっく……」
 菜々美は全裸のまま、身体を小さく縮こまらせて泣いていた。



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  発行者      : 春野 水晶 

  * タイトル:『クリスタルノベル〜百合族〜』
  * 発行周期:不定期(週2回発行予定)

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