メルマガ:クリスタルノベル〜百合族
タイトル:クリスタルノベル〜百合族 Vol. 025  2009.10.17  2009/10/17


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   ◇∞◆  クリスタルノベル〜百合族〜    ◇∞◆
    ◆∞◇      Vol. 025  2009.10.17     ◆∞◇


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                    ◇∞◇ タイトル ◇∞◇ 
            
             ♪ − 星の降る夜空の向こう


「…美紀、だいじょうぶ?」
 柔らかく澄んだ声が、呼びかけてきた。記憶の奥からよみがえった、清廉な
声が。
 一瞬、意識を失いかけた私だったが、何度もまばたきしてから、礼子の顔を
見て微笑みかけた。安心してほっとした顔で微笑みを返す礼子に手を伸ばし、
その柔らかな髪と滑らかな頬を私は撫でた。
「よかった、心配しちゃったよ、美紀。急にぐったりして動かなくなっちゃう
んだもの。死んじゃったかと思っちゃった」
 まだ瞳に不安を浮かべている礼子の優しさと思いやりに、私は胸が熱くなり
ました。
「そんなに気持ちよかったの」
 ふっと礼子の顔が意地悪く笑った。
「馬鹿……」
 そう言いながら私はゆっくり身を起こし、いきなり身体を入れ替えて、礼子
の上にのしかかった。
「きゃっ」
「今度は、私の番。あなたも、気持ちよくしてあげる」
 さっきの礼子と同じ体勢になって、私は彼女の上に跨った。期待と不安に身
を固くしている礼子の大きく発達した乳房に、私は両手を伸ばして揉みほぐす
ように指を動かしながら、愛らしい乳首を弄んだ。
その感触に喘ぐ礼子を限りなく愛おしげに見下ろしながら、自分も夜、寝る前
には自分で乳首をいじるのが密かにお気に入りだということを、ぼんやり思い
だしていた。

 礼子にのしかかって密着すると、私は舌で可愛い乳房を舐めた。ハッと息を
呑む彼女の、今度は乳首をくわえて吸い、何度もしゃぶった。
 その行為に、私の心臓はまた鼓動を早めた。
 胸の谷間からゆっくりお腹にと顔を下げていき、へそを舌でねぶると、礼子
は大きく喘いだ。
「これから、私がどうすると思う?」
「…どうするの?」
 その問いかけには答えずに、私はさらに身体を下にずらし、彼女の両脚を開
かせた。その細い太股を撫でながら、半分濡れかかっている礼子のスリットを
見つめた。
「もっと、よく見せてね」
 そして、彼女の秘密の場所に、私はそっと口づけした。
「あんっ!」
 ビクンッと反応する彼女の、今度は、固く閉じたスリットに沿って舌を這わ
せる。
「いやっ…!」
 思わず閉じようとした両脚を押さえながら、安心させるように頬擦りすると、
彼女の力も少し抜けた。
 舌を使って陰唇を押し開くと、小さな宝石のような肉芽が顔を出した。自分
のと同じクリトリスだと思って、私はドキドキしながら舌を伸ばして弄んだ。
「ああん、すごい、ジンジンするよぉ! 美紀! 気持ちいい!」
 礼子が激しく身をよじる。
 私にも礼子をちゃんと感じさせることができるんだと知って、口いっぱいに
彼女の性器にしゃぶりついた。礼子の甘い味をむさぼりながら、私は何度も何
度も舌先で彼女の淫芽を刺激した。
 礼子の喘ぎがだんだん激しくなっていった。そして、シーツを握りしめて身
をよじって叫んだ。



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  発行者      : 春野 水晶 

  * タイトル:『クリスタルノベル〜百合族〜』
  * 発行周期:不定期(週2回発行予定)

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