メルマガ:クリスタルノベル〜百合族
タイトル:クリスタルノベル〜百合族〜 Vol.007  2009.5.10  2009/05/10


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   ◇∞◆  クリスタルノベル〜百合族〜    ◇∞◆
    ◆∞◇      Vol.007  2009.5.10       ◆∞◇


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                    ◇∞◇ タイトル ◇∞◇ 
            
             ♪ − 星の降る夜空の向こう


「恥ずかしいわ」
 私はあまりの恥ずかしさに顔を横に向けた。
 戸惑う私に微笑みながら、沙耶は私の股の真ん前に顔を寄せ、指先でそっと、
濡れた淫裂を開いた。
 バスルームの明るい電灯でそこを照らされ、沙耶に穴が開くくらい見つめら
れているのだと思うと、羞恥心で身体が震えてきた。
「綺麗なピンク色してる」
「……うん……」
 いきなり沙耶が秘部に唇を寄せて、舌先で淫裂を舐めあげた。
「……あぁっ」
 痺れるような快感が走って、私は身体を少し仰け反らせた。
「ここ、感じるんでしょ?」
 淫裂の先端のほうを何度も舌先で舐めまわされ、そのたびに私の身体がビク
ッと震えて、甘い痺れが電流のように股間から全身に広がっていった。
「あっ……ああっ……あんっ……もうダメッ……」
 膝がガクガクと震えて、頭の中が再び真っ白になった。湯船に沈みそうにな
る私の身体を支えながら、沙耶は私の突起に対する愛撫を続けた。
「ああっ! ああっ!」
 あっという間に昇りつめて、二度目のオーガズムを迎えた。
「続きはベッドでしましょう……」
 沙耶がぐったりしている私を支えて立ち上がらせ、シャワーで私の身体を洗
い流し、バスルームから連れ出した。熱い湯が流れ落ちる私の肌の上を彼女の
白い指が滑らかに這いまわり、私の性感を刺激した。胸がずきりと疼く。静ま
りかけていた性の炎が再びちろちろと燃え上がり始めた。
 私は恥ずかしくてバスローブを身体に巻こうとしたが、沙耶が「裸のほうが
綺麗よ」と言って、それを取り上げた。
 沙耶も全裸のまま再び広い部屋に戻り、まっすぐにベッドへ向かっていった。
私はドキドキしながら、そのあとについていった。



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  発行者      : 春野 水晶 

  * タイトル:『クリスタルノベル〜百合族〜』
  * 発行周期:不定期(週3回発行予定)

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