メルマガ:クリスタルノベル〜百合族
タイトル:クリスタルノベル〜百合族 Vol.005  2009.4.11  2009/04/11


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   ◇∞◆  クリスタルノベル〜百合族〜    ◇∞◆
    ◆∞◇      Vol.005  2009.4.11       ◆∞◇


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                    ◇∞◇ タイトル ◇∞◇ 
            
             ♪ − 星の降る夜空の向こう


「熱くない?」
 温かいシャワーが私の身体を流れ落ちた。
 彼女の大きな乳房が私の背中に当たって潰れた。私は心臓が張り裂けそうな
ぐらい緊張するのを感じた。
「大丈夫よ。優しくしてあげるから、緊張しないで」
 沙耶が耳に口づけながら囁いて、私はこくりとうなずいた。
「お湯が入ったから一緒に入りましょ」
そう言って、私の手を引いてバスタブに入った。バスタブの中に腰を下ろすと、
彼女が私の膝を開いて身体を割り込ませた。
「あっ!」
「じっとしていて……」
 彼女が私に抱きつき、耳たぶに息を吹きかけた。それが気持ちよくって、私
はうっとりとした雰囲気に包まれて瞳を閉じた。
 沙耶と見つめ合ってから、キスをした。舌と舌を絡めあって、お互いの唇の
感触を貪りあった。沙耶が優しく口づけてくれるだけで、私の心は蕩けそうに
なった。
 キスしながら、沙耶の手が私の胸に触れた。お湯に濡れる胸のふくらみを沙
耶がやさしく包むように揉みほぐし、乳首を軽くつまみあげた。
「……あ」
 思わず声が出てしまい、恥ずかしくなって、うつむいた。
「ガマンしないで……もっと声出して……あなたのかわいい声が聞きたいわ…
…」
「……うん」
 沙耶に言われ、私はつい素直に従ってしまった。
「私のおっぱい、かわいいよ」
 両手で胸を包むように揉んでから、乳首に口づけられた。
「あっ……ああん」
 沙耶は私の硬く尖った乳頭全体を口に含んで、舌先だけでチロチロと乳首を
舐め上げた。私はくすぐったいような、それでいて身体が熱くなるような不思
議な感じがして、喉の奥のほうから声を洩らした。
「ほら、もう乳首がコリコリになってるよ」
「あ……あん」
 乳首を軽く甘く噛まれていると、頭がクラクラしてきたので、沙耶の肩にし
がみついた。
 そんな私を見て、沙耶は笑った。
「遠慮しないで。あなたも私の身体、好きにしていいのよ」そう言って、沙耶
は私の右手を取り、自分の胸に導いた。柔らかくて大きい胸。乳首は小さくピ
ンク色で硬く尖っていた。指先で転がすと、沙耶が微かに喘ぎ声を上げた。
 沙耶の指が私の腿の付け根の突き間に入ってきて、私の秘部に触れた。私は
恥ずかしくて思わず身を捩った。彼女が私にキスをして、敏感な突起を指でゆ
っくりと刺激し始めた。
(ああ……気持いい……ただ撫でてるだけなのに……)
 沙耶は私の性器全体を指で撫で、指先で円を書くようにクリトリスとその周
辺を刺激していった。
「気持ちいい……?」
 耳元で囁く沙耶の低い声がとてもエロチックだ。快感のあまり、肛門がぴく
ぴくして、時折きゅっと縮むのを感じた。沙耶の指はクリトリスから尿口を通
り、膣に向かって指を往復させる行為を繰り返した。バスタブのお湯の揺れる
音がピチャピチャと鳴り響いていた。



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  発行者      : 春野 水晶 

  * タイトル:『クリスタルノベル〜百合族〜』
  * 発行周期:不定期(週3回発行予定)

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