メルマガ:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望
タイトル:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望 11/08/01  2011/08/01


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Stock Mission
本日の相場総括・明日の展望

http://www.stock-mission.com/            2011年8月1日 発行
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□本日の結果
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07/31特別会員銘柄GB +12.24% 合計+12.24% 暴騰!
07/31特別会員銘柄BT +6.86% 合計+6.86%
07/31一般会員銘柄SM +11.98% 合計+11.98% 暴騰!
07/21一般会員銘柄KG +6.40% 合計+3.39%

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■本日の相場総括
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本日の日経平均は+131円の9,965円と反発となりました。
東京市場開始前に、米オバマ大統領が民主・共和両党が債務引き上げについて合
意に達したと発表したこから、デフォルト懸念後退を好感する形で買いが先行の
展開となりました。
200日線、25日線を奪回したことで、買戻しの流れが強まり10,000円の節目も突
破したものの、引けにかけては伸び悩み、10,000円の節目を割り込んで終了しま
した。

短期基調は下向き、中期基調は横ばい継続となっております。
米債務問題で米両党が暫定的にも合意に達したことを受けて、デフォルト懸念を
後退したことを好感する展開となりました。
ただ、米経済指標が弱い結果となっているなど、来週の雇用統計を警戒する動き
が強まってきており、東京市場も買戻し一巡後は上値が重くなり、引けにかけて
伸び悩みとなりました。


□本日の先物動向
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先物の手口は、ドイツが3,293枚、立花が1,000枚の売り越し、みずほが1,851枚、
UBSが1,756枚、BNPパリバが1,421枚の買い越しとなりました。
TOPIXは、ゴールドマンが3,213枚、大和CMが1,080枚、BNPパリバが1,002枚
の売り越し、ニューエッジが1,832枚、UBSが1,298枚、MSMが1,241枚の買
い越しとなっております。

指数が大きく上昇したものの手口らしいものは無く、ニューエッジ、UBSの買戻
しがある程度入った程度となっております。
一方でゴールドマンやドイツが大量売り越しとなっており、アヤ戻し終了から再
度の下値を窺う意識すら感じられます。
ただオプションではクレディスイスが10,500円コールを大きく買い越す動きとな
っており、この意味するところが注目されます。


□本日の新興市場動向
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新興市場は2指数揃って反発となりました。
日経平均の大幅反発スタートに合わせ、新興市場も反発展開となりました。
特に直近はマザーズ銘柄の投売りが目立っていたことから、押し目を拾う動きと
なって指数は2%を超える大幅上昇となりました。
ただ逃げ足の速い短期資金が中心と見られ、腰の座った積極的な手口はあまり見
られないことから、今後も神経質な流れとなりそうです。


□本日の個別銘柄動向
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東証1部の値上がり銘柄数は1,230、規模別株価指数は全て上昇とほぼ全面高商
状となりました。
米債務上限引き上げ問題の懸念後退で、主力株を中心に買い戻しが入りました。
また野村の投信設定も追い風となって金融株が商いを伴って上昇、ファナックが
上場来高値を更新したことも支えとなりました。
ただ大引けにかけては伸び悩み、値上がり銘柄数も減少して終了しております。

会員銘柄では、シナジーマーケティング(3859)が+12%弱の上昇と大幅上昇とな
ったほか、低位銘柄の一角も+12%の大幅上昇となりました。
またベクター(2656)も目標ラインを突破する上昇となりました。
場中銘柄では、ヤマタネ(9305)、太平工業(1819)、理想科学工業(6413)、
日本アアジアグループ(3751)、福田組(1899)などが上昇しました。


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■今晩の米市場の動向
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今晩の米市場は反発の展開が想定されます。
東京時間に債務引き上げ交渉の暫定合意が伝わり、これを好感した買いが先行と
なりそうです。
ただ米国債の格下げ懸念は引き続き燻り、ペローシ民主党前下院議長が、妥協案
の支持に否定的な見解を示すなど、不透明要因も残っていることから、時間外で
も戻り一巡は上値が重くなっております。
米時間に入り戻りが鈍いようなら、朝方の買い一巡後は戻り売りに押される展開
も想定されます。
欧州は買い先行、ほぼ全面高スタートとなりましたが、買い一巡後は伸び悩む展
開となっております。


□注目米主要企業決算・経済指標
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主要企業決算発表は予定されておりません。
経済指標は、6月建設支出、7月ISM製造業景況指数が予定されております。
予想は、6月建設支出が前月比+0.1%(5月-0.6%)、
7月ISM製造業景況指数が54.5(6月55.3)となっております。

直近は景気指標の内容が予想を下回ってきており、本日のISM製造業景況指数が
下振れとなるようだと、さらに米景気回復の鈍化懸念が高まり、来週の雇用統計
への警戒に繋がる展開に注意が必要です。


□その他海外注目材料
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ドル円は、東京時間にオバマ米大統領は債務上限引き上げ問題で民主共和両党の
指導部が合意に達したと発表したことで、一旦の戻り歩調となっております。
ただペローシ民主党前下院議長が、妥協案の支持に否定的な見解を示したことが
報じられるなど、依然として不透明要因が燻っていることから、戻り一巡後は再
びドルが売られる展開となっております。
また妥協案が合意したとしても、格付け会社による米国債格下げの懸念は残るこ
とから、ドルの戻りも鈍い状況です。


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■明日の展望
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明日は反落の展開が想定されます。
本日の日経平均は大幅上昇となりましたが、欧州時間では欧米市場が伸び悩み
となっており、このままいけば本日の上昇の反動売りが優勢となりそうです。
本日の上昇のきっかけとなった米債務上限引き上げの、米両党の合意は既に織り
込まれる格好となり、米経済指標の行方次第といえそうです。
10,000円近辺で値固めができるかがポイントとなりそうです。


□テクニカル分析からの展望
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日経平均は大幅反発となり、先週にあけたマドを埋めて上方でのアイランドリバ
ーサル形成を拒否しました。
一目均衡表では、基準線を早々に回復したほか、25日線、200日線を相次いで上
回り、抵抗ラインとなる動きを回避しました。
これでさらなる下振れ警戒は後退したものの、日足は上ヒゲを残す格好となって
おり、あくまでテクニカルリバウンドによって目先の戻り終了との動きが意識さ
れやすい状況にあります。
ボリンジャーバンドでも+1σのレンジへ移行しきれず、再び下値が意識されても
おかしくない展開ですので注意も必要となります。


□総括・今後の方針
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目先の米デフォルト懸念は後退しましたが、本日の上昇でこれを織り込む格好と
なりました。
まだ米国債格下げ懸念が燻っているほか、欧州ソブリン問題、米雇用統計への警
戒の高まりなど、不透明要因が根強い状況であり、まだ油断できない状況と言え
ます。
先週末の4-6月期GDPが予想を下回っており、今晩の7月ISM製造業景況指数も予想
を下回るようなら、警戒感がさらに高まってネガティブインパクトとなる可能性
もありますので注意して見ておきたいところです。
テクニカル面では、調整一巡で再度上値を試す動きが期待されるものの、為替の
円高が足枷になっており、引き続き米市場動向次第の神経質な流れとなりそうで
す。
個別も逃げ足の速い資金中心であり、調整一巡銘柄の短期リバウンドや仕手性銘
柄の短期物色の動きに注目します。

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□本日のメルマガ銘柄
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サイバーエージェント (4751)
現在値:266,500円
スピード調整銘柄のリバウンド狙いです。
好決算発表ながらイベント通過と相場環境の悪化を受けて売られる展開となって
おりましたが、本日の下落でレンジ下限を試す展開となりました。
ここでスピード調整一巡、再びレンジ上限の298,000円近辺を目指す動きに期待
します。

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