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************************************************************************ Stock Mission 本日の相場総括・明日の展望 http://www.stock-mission.com/ 2011年7月29日 発行 ************************************************************************ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■1歩先の株式・銘柄情報 Stock Mission■ 一部投資家向けに行っている、株式におけるファンド動向・仕手株などの 注目銘柄情報をご提供！魅力のある有益な情報が日々入ります。 個人投資家の弱点である情報収集を強化してみませんか？ http://www.stock-mission.com/ 【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】 http://www.stock-mission.com/join.html 【過去の実績】 http://www.stock-mission.com/result.html □本日の結果 =========================================== 07/29特別会員銘柄AH +7.82% 合計+7.82% 暴騰！ 07/29一般会員銘柄TK +3.20% 合計+3.20% 07/27特別会員銘柄NT +4.67% 合計+12.14% ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■本日の相場総括 =========================================== 本日の日経平均は-68円の9,833円と続落となりました。 昨晩の米市場が続落となり、CME先物安を背景に売りが先行となりました。 売り一巡後は下げ渋り、プラスに転じる場面もありましたが、週末要因もあり上 値が重い状況となりました。 後場にかけては、米債務上限引き上げ問題の警戒材料から米Globex先物や為替の ドルが急落となり、これに合わせて日経平均も下げ幅を拡大する展開となりまし た。 短期基調は下向き継続、中期基調は横ばい継続となっております。 米債務上限引き上げ問題の解決への道が見えず、両党協議が難航していることを 背景に売られる展開が続いております。 本日もベイナー議長が提示している案を、今晩下院が採決しないことを明らかし たことが伝わり、下げ幅を拡大させる展開となりました。 □本日の先物動向 =========================================== 先物の手口は、ＡＢＮアムロが1,775枚、ＵＢＳが1,601枚、みずほが1,438枚、 ＢＮＰパリバ が1,222枚の売り越し、野村が1,254枚、バークレイズが1,182枚、 ＭＵＭＳが1,101枚、ＭＳＭが1,096枚の買い越しとなりました。 TOPIXは、野村が2,191枚、メリルリンチが1,641枚、ＵＢＳが1,006枚の売り越し、 ＭＳＭが1,913枚の買い越しとなりました。 大きな手口は見られる、裁定解消などのポジション調整の流れとなっております が、大きく下落した後でも買い戻しなどの動きが見られる、様子見ながらも弱い 意識が継続しております。 オプションも昨日同様に10,000円コールが減少、9,750円、9,500円プットがそれ ぞれ増加しております。 □本日の新興市場動向 =========================================== 新興市場は2指数揃って続落となりました。 朝方から売り先行となり、特にマザーズ指数が3.7%の暴落となるなど、市場心理 の悪化を受けて資金が一斉に逃げ出す格好となりました。 任天堂が業績の下方修正があったとはいえ、一時ストップ安まで売られるなど、 リスク回避から資金の流出が強まっております。 とはいえ、直近マザーズを中心にやられ過ぎ感もあり、下げが落ち着いたところ では、テクニカルリバウンドが狙えるか注目したいところです。 □本日の個別銘柄動向 =========================================== 東証1部の値下がり銘柄数は1,266に達し、規模別株価指数はすべて下落と昨日同様 にほぼ全面安の展開となりました。 米債務上限問題に関して下院議長案の採決見送りと伝わり、手仕舞い売りに押さ れました。 外部環境の悪化に加え、決算が不調だったソニー、ＴＤＫなど国際優良株が軒並 み下落、任天堂は一時ストップ安まで売られる展開となりました。 これに合わせてネット関連銘柄なども急落しました。 会員個別銘柄では、特別会員銘柄のアミタホールディングス（2195）が一時8%ま で上昇、目標達成となりました。 他、小幅上昇する銘柄もありましたが、相対的に弱い動きが目立ちました。 場中銘柄では、アンリツ(6754)、一休（2450）、ゴールドクレスト（8871）など が買われました。 =========================================== ■今晩の米市場の動向 =========================================== 今晩の米市場は軟調な展開が想定されます。 引き続き債務上限問題の交渉の行方次第となりますが、東京時間にベイナー議長 が提示している案を、今晩下院が採決しないことを明らかしたことが伝わり、Gl obex先物は大きく下落する展開となっており、売り先行の展開となりそうです。 またムーディーズが「スペインの格付けを引き下げ方向で見直す」と伝えられ、 欧州の財政不安が再燃、欧米財政懸念が相乗して嫌気される可能性がありそうで す。 欧州は、米Globex先物の下落や、ムーディーズによるスペイン格下げの方向と伝 わったことが嫌気され、売り先行の展開となっております。 ただ直近の下げの反動もあり、売り一巡後は若干下げ渋る動きとなっております。 □注目米主要企業決算・経済指標 =========================================== 主要企業決算発表は、メルク、ニューモント・マイニング、アムジェン、ファー ストソーラー、ベリサイン、イーストマンケミカル、アメリカン・エレクトリッ ク・パワー、シェブロン、ＫＬＡテンコーが予定されております。 経済指標は、4-6月期実質GDP速報値、4-6月期個人消費、4-6月期GDP価格指数、 4-6月期雇用コスト指数、7月シカゴ購買部協会景気指数、7月ミシガン大学消費 者信頼感指数確報値が予定されております。 予想は、4-6月期実質GDP速報値が前期比年率+1.8％（1-3月期+1.9％）、 4-6月期個人消費が+0.8%（1-3月期+2.2%）、 4-6月期GDP価格指数が+2.0%（1-3月期+2.0%）、 4-6月期雇用コスト指数が+0.5％（1-3月期+0.6％）、 7月シカゴ購買部協会景気指数が60.0（6月61.1）、 7月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値が64.0（速報63.8）となっております。 □その他海外注目材料 =========================================== ドル円は引き続きデフォルトリスクを懸念したドル売り圧力が強まる展開が想定 されます。 ユーロ円でもスペイン格下げ懸念を受けた売り圧力の強まりが想定され、ギリシ ャ格付けから続けての懸念で欧州ソブリンリスクが再燃する形となりそうです。 =========================================== ■明日の展望 =========================================== 来週は波乱の展開が想定されます。 最大の焦点は8月2日に期限を迎える米債務上限問題となり、期限を通過しても即 デフォルトにはならないとの見方が多いものの、S&Pなどが米国債の格下げに動 いた際の影響は大きくなるとされております。 依然協議が難航している模様ですが、妥協案がなんとかまとまってくるかがポイ ントとなります。 また米国では来週末に雇用統計が発表されます。 7月はADP雇用報告の好調な内容から雇用統計が期待されながらも、予想を大きく 下回って混乱した経緯があり、材料ひとつひとつに反応する神経質な展開が想定 されます。 国内では、週末に日銀金融政策決定会合が開催されます。 急速に進む円高に対し、為替介入を含めた何らかの動きが見られるか注目されま す。 □テクニカル分析からの展望 =========================================== 日経平均は続落となり、レンジボトム水準を下放れる形となりました。 一時一目均衡表の基準線を試す場面もありましたが、25日線が上値で意識された 格好で失速し、ほぼ安値引けとなったことで下ヒゲを形成してのボトム意識は強 まらない弱い形となっております。 ボリンジャーバンドは中心線と-1σのレンジとなり、-2σの9,650円辺りへの意 識も強まりそうです。 週足では雲を下放れる形となり、ちょうど雲のねじれが起こるタイミングでもあ ることから、中期トレンドが悪化する可能性が高まっております。 ただ7月8日からの下げ幅が323円で反発、今回は324円の下落となっていることか ら、下げの値幅的には十分の調整となっており、下げ止まりから反発の流れに繋 げられるか注目されます。 □総括・今後の方針 =========================================== 米債務上限引き上げ問題が中心となり、世界株安の流れとなっております。 底堅さが意識された東京市場もさすがに支え切れずに資金が逃げ出す格好となり 急速に相場が弱くなりました。 そろそろリバウンドの流れがあってもおかしくなく、一部仕手性銘柄や好業績銘 柄はしっかりとなっており、個別重視で見ていくことになりそうです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □本日のメルマガ銘柄 =========================================== 本日はありません ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【Stock Mission】 StockMissionは、急騰・高騰する可能性がある銘柄情報をご提供しております。 ●ご提供情報 ＜投資法人・ファンドの動向に関する情報＞ ＜テクニカル分析による銘柄情報＞ ＜市場関係者とのミーティング情報＞ 【ホームページ】 http://www.stock-mission.com/ 【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】 http://www.stock-mission.com/join.html 【過去の実績】http://www.stock-mission.com/result.html ホームページの相互リンク、メルマガの相互紹介は随時募集中です。 ************************************************************************ -ご注意- Yahooなどフリーのアドレスでメルマガにご登録している場合、メルマガが届く までに非常に時間がかかることがあるようです。 メルマガを早く受け取りたい方は、メールアドレスの変更か、メルマガスタンド の変更をお勧めします。 各種情報の内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するもので 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