メルマガ:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望
タイトル:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望 10/11/05  2010/11/05


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Stock Mission
本日の相場総括・明日の展望

http://www.stock-mission.com/            2010年11月5日 発行
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□本日の結果
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11/05 11/04一般会員銘柄EP +3.68% 合計+3.68%
11/05 11/04一般会員銘柄NN +2.38% 合計+2.38%
11/05 11/03特別会員銘柄SM +4.81% 合計+5.60%
11/05 11/03一般会員銘柄RO +2.70% 合計+3.40%
11/05 11/03一般会員銘柄KS +4.00% 合計+10.64%
11/05 11/01特別会員銘柄RU +0.96% 合計+3.43%
11/05 11/01一般会員銘柄SM +3.39% 合計+1.96%
11/05 10/31特別会員銘柄TS +3.75% 合計+2.47%
11/05 10/26一般会員銘柄FH +2.86% 合計+2.27%
11/05 10/25特別会員銘柄TS +1.05% 合計+2.13%
11/05 10/19一般会員銘柄NY +3.24% 合計+7.34%

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■本日の相場総括
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本日の日経平均は267円高の9,625円と大幅続伸となりました。
昨晩の米市場が大きく上昇、これを受けて朝方から買いが先行となり、その後も
先物主導で上げ幅を拡大する展開となりました。
崩れることなく強い動きが続いたこともあり、後場に入ってもこの流れが継続し、
海外勢の先物買いやバスケット買いによって上値を伸ばし、一時300円超上昇する
場面もありました。

短期基調は上向き継続、中期基調は下向きから上向きに転換しました。
日経平均は1ヶ月ぶりの高値で終了し、日足は窓あけ陽線で非常に強い形となり
ました。
先物を中心に海外勢から軒並み買い手口が出たことで、後場にかけても上値を
伸ばす格好となっております。
ただここから先に上値を伸ばしていくためには、円高が重しなると見ている市場
筋も多く、あくまで買い戻しや押し目が主体で上値追いの手口が少ないことを
念頭に置く必要がありそうです。


□本日の先物動向
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先物の手口は、野村が2,319枚、MSMが1,715枚、シティが1,394枚、みずほが1,296
枚、ソシエテジェネラルが1,285枚、BNPパリバが1,070枚の売り越し、
ニューエッジが4,549枚、メリルリンチが2,362枚、JPモルガンが1,909枚、
岡三が1,569枚、UBSが1,340枚、バークレイズが1,259枚の買い越しとなりました。
TOPIXは、MSMが5,779枚、BNPパリバが2,569枚、野村が2,353枚、MUMSが2,274枚の
売り越し、メリルリンチが3,686枚、クレディスイスが3,494枚、ニューエッジが
3,207枚、JPモルガンが2,124枚の買い越しとなりました。

特にTOPIXでは大商いとなり、欧州系を中心にほとんどが買い手口、国内系やBNP
パリバなどは裁定業者であることから、現物買い先物売りの裁定買いになって
おり、ほとんどが買い手口を見せて指数を押し上げました。
クレディスイス、ニューエッジも大口買戻し手口となっており、来週のSQに向け
ての思惑が出来てきそうです。


□本日の新興市場動向
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新興市場は2指数揃って続伸となりました。
投資家心理の改善を受けて新興市場にも買いが入りました。
特に好業績、自社株買いなどの銘柄などの銘柄に集中して買いが集まりました。
ただメインは東証1部銘柄ということもあり、物色の拡がりはそれほど無く、
指数の上げ幅は日経平均などに比べるとやや下回る結果となりました。
ようやく資金が巡ってきた感も出てきており、スピード調整をこなした後に再度
じっくりと上昇する展開に移行できるかが注目されるところです。
底堅い展開が続くようなら、ここまで大きく売り込まれている銘柄、出遅れ銘柄
の動きに注目したいところです。


□本日の個別銘柄動向
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東証1部の9割弱の銘柄が上昇、全セクターが上昇と全面高商状となりました。
セクター別ではノンバンク、証券、保険、不動産などが非常にしっかりとなりま
したが、銀行はりそなの大幅下落の影響もあり値上がり下位となりました。
他、非鉄、商社、鉄鋼、海運、石油、資源などの景気敏感株も非常にしっかり、
自動車、ハイテクも買い戻しを主体にしっかりとなりました。

会員銘柄もほぼ全ての銘柄が上昇となりました。
派手な動きはありませんでしたが、川島織物セルコン(3009)が続伸となり、
合計+10.64%で目標ラインを突破したほか、場中銘柄では、プロミス(8574)、
明治海運(9115)、太平洋工業(7250)、河合楽器製作所(7952)が大幅上昇、日産
自動車(7201)、サマンサタバサ(7829)なども上昇となりました。
市場に関係無く、スピード調整後の銘柄、出遅れ銘柄などの動きに注目されます。


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■今晩の米市場の動向
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今晩の米市場は、反落の展開が想定されます。
ここまで連日で年初来高値を更新する動きとなっており、利食い売りの出やすい
場面となりそうです。
注目の米雇用統計は、前哨戦のADP雇用報告が予想外の上振れとなったことから、
警戒感は乏しいものの、ネガティブとなった時の反動は大きくなる可能性があり
ます。
また予想通りの改善を示すようなら、やはり織り込み済みとなり、やや利益確定
に傾きやすいと見られております。
欧州でも、買い先行ながらも米雇用統計を控えてポジション調整の売りに押され
る展開となっております。

昨晩の米市場はダウが219.71ドル高と大幅続伸となりました。
FOMCでの声明文の内容を受け、量的緩和が以降も続けられる可能性があるとの
期待を背景に買いが先行となりました。
新規失業保険申請件数は予想より弱かったものの反応は限定的となっております。
ダウは一時225.24ドル高まで上昇、年初来高値を更新し、終値ベースでリーマン
ショック前の水準を回復しました。
CME先物は125円高の9,485円、円建ては110円高の9,470円で終了しました。


□注目米主要企業決算・経済指標
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主要企業決算発表は、コベントリー・ヘルスケア、ベンタスが予定されております。
経済指標は、10月米雇用統計、9月中古住宅販売成約指数、9月消費者信用残高が
予定されております。
予想は、10月失業率が9.6%(9月9.6%)、
10月非農業部門雇用者数が+6万人(9月-9.5万人)、
10月民間部門雇用者数が+8万人(9月+6.4万人)、
10月平均時間給が前月比+0.1%(9月0.0%)、
9月中古住宅販売成約指数が前月比+3.0%(8月+4.3%)、
9月消費者信用残高が-30億ドル(8月-33.4億ドル)となっております。

10月雇用統計は、失業率こそ横ばいですが、雇用者数は非農業部門、民間部門共
に増加予想となっており、さらなる上ブレの可能性も指摘されております。
米FOMCでの量的緩和はほぼ予想通りの無いウ用となり、米雇用統計が強い内容と
なれば、ショートカバーの流れが強まりドルが反発する動きも想定されます。
逆に予想を下回れば、追加緩和期待の思惑がが強まることになり、ドル売りが強
まりそうです。


□その他海外注目材料
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ドル円は、80円に大規模なオプショントリガーがあることに変わりはなく、この
手前ではオプションに絡んだ防戦のドル買いが強まるとされております。
ただトリガーを付けるようなら、ストップロスを巻き込んでドル売りが加速する
ことが想定されます。
一方ドルの上値では、82円から断続的に本邦実需筋のドル売り意欲が強いとされ
ており、81円台前半からドル売り圧力が強い状況となっている模様です。


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■明日の展望
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来週も底堅い動きとなりそうですが、特に前半は上値が重く、短期的な調整展開
が想定されます。
直近2日間で500円近くの急反発となっており、テクニカル的にもボリンジャーバ
ンドの+2σに接近していることから、戻り待ちの売りや短期利益確定の売りが
上値を抑える状況が想定されます。
また為替動向が再び円高方向に向かうようなら、レンジ上限到達の達成感が強ま
り、再びレンジ下限に向けて調整ムードが強まる可能性もあり、日々動向を注視
する必要がありそうです。
ただ、為替が落ち着いて動くようなら、スピード調整を挟んだ後に、週末のSQに
向けてジリジリと上値を試す展開が想定されます。

イベントは、国内では10月景気ウォッチャー調査と9月機械受注が注目されます。
9月景気ウォッチャー調査は2ヶ月連続での悪化、10月も円高株安、政策効果の
剥落などが挙げられることから、先行き不透明感が強まりやすいと見られます。
9月機械受注は、8月が予想を大きく上回る強い内容となり、反動減の影響が警戒
されております。
また週末には10月SQ算出日となり、先物の思惑で上下する展開も想定されます。


□テクニカル分析からの展望
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日経平均はマドをあけて25日線及び一目均衡表の転換線、基準線を一気に突破し、
ボックスレンジ上限の9,700円を窺うところまで上昇となりました。
遅行スパンも上方転換シグナル発生の可能性が出てきており、パラボリックは
買いシグナル点灯、ボリンジャーバンドは一気に+2σ近辺まで上昇となりました。
テクニカルは一気に好転、上方転換を示しておりますが、短期的には+2σ接近、
レンジ上限接近によって達成感、天井感が出やすいところです。
スピード調整場面ではしっかり押し目が拾われ、ジリジリと下値を切り上げて、
週足基準線9,720円を捉えられるかが焦点となりそうです。
ここまで来ると10,000円超まで真空地帯になることもあり、一気に大台に向けて
駆け上がっていく可能性もあります。


□総括・今後の方針
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イベント通過のアク抜けから一気にレンジ下限からレンジ上限まで駆け上がる
展開となりました。
まだ買い戻しが主体であり、ドルベースでは日経平均も年初来高値に接近する
内容であることから、それほど出遅れとも言えない状況なりつつあり、一気に
上値を伸ばしてくるのは難しいと見られます。
やはり全てはドル円を中心とする円高要因が重しで、企業業績も全て円高要因に
よるものが重しとなっており、これが解消方向に向かっていくまでは上値の重い
状況が続きそうです。

個別では、指数の上昇についていけていない個別銘柄を中心に、買い戻しの流れ
が拡がっていく展開に期待したいところです。
材料株などを中心に、ここまで大きく売られてきている銘柄が非常に多くなって
おり、下値不安が後退したことによる投資家心理の改善から、出遅れ銘柄が循環
して物色されていく展開に期待します。

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□本日のメルマガ銘柄
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本日はありません


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