メルマガ:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望
タイトル:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望 10/10/21  2010/10/21


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Stock Mission
本日の相場総括・明日の展望

http://www.stock-mission.com/            2010年10月21日 発行
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□本日の結果
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10/21 10/20特別会員銘柄AZ +2.61% 合計+2.61%
10/21 10/20一般会員銘柄ME +8.15% 合計+8.15% 暴騰!
10/21 10/20一般会員銘柄NK +2.80% 合計+2.80%
10/21 10/19特別会員銘柄TO +11.11% 合計+11.11% 暴騰!
10/21 10/19一般会員銘柄NY +1.22% 合計+1.83%
10/21 10/18特別会員銘柄GY +0.86% 合計+2.20%
10/21 10/14一般会員銘柄MM +0.69% 合計+9.77%

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■本日の相場総括
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本日の日経平均は5円安の9,376円と小幅続落となりました。
米株高から寄り付きは反発スタートとなりましたが、買戻し一巡後は先物主導で
売りに押され、下げに転じました。
10時過ぎに、ガイトナー米財務長官の発言報道を受けて、為替のドルが急伸し、
日経平均も100円超の上昇となって、9,500円に迫る場面もありましたが、すぐに
戻り待ちの売りに押される格好となり、後場にかけては上海市場が下げ幅拡大と
なったのに合わせて再び指数は下落に転じました。

短期基調、中期基調ともに下向き継続となっております。
米市場が大幅反発となったことから、一旦のリバウンド展開が期待されたものの、
寄り付き後はすぐに失速、下落に転じるなど空振りに終わりました。
またドルの急伸から一気に切り返す動きも結局は水準を維持することができずに
戻り待ちの売りに押される格好となりました。
この先物主導での乱高下展開を嫌気する格好で、中小型株を中心に資金の流出が
見られ、投資家心理の後退と共に、年初来安値銘柄が274にものぼる冴えない弱い
展開が続きました。


□本日の先物動向
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先物の手口は、野村が2,892枚、ニューエッジが2,120枚、ソシエテジェネラルが
2,097枚、マネックスが1,240枚、BNPパリバが1,167枚の売り越し、みずほが3,245
枚、大和CMが1,479枚、MSMが1,216枚、ドイツが1,153枚の買い越しとなっており
ます。
TOPIXは、JPモルガンが2,810枚、バークレイズが1,437枚、ニューエッジが1,168
枚の売り越し、BNPパリバが2,459枚の買い越しとなっております。

本日クレディスイスは一切の手口を出しておらず、乱高下展開を作りだしたのは
ニューエッジが主と言えます。
概ね前場に大商い、後場は取引なしとなっており、朝方の売りや10時過ぎの大量
の買戻しの動きを誘いました。
またTOPIXではJPモルガン、バークレイズの売り、BNPパリバの裁定解消の動きが
指数を重くし、日経平均に比べて終日弱い展開を作りました。


□本日の新興市場動向
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新興市場は、2指数揃って続落となりました。
前場はマザーズ指数がプラスで推移する場面もありましたが、長続きはせずに
失速し下落に転じました。
昨日同様に個人投資家を中心に新興市場離れが継続する格好で閑散相場となり、
相場環境の悪さから小口の売りにズルズルと押される展開が続いております。
売買代金も引き続き低水準であり、なかなかこの悪い流れから脱するきっかけが
掴めずにズルズル下げる展開となっております。


□本日の個別銘柄動向
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指数の底堅い動きから大型株の一角がしっかりとなっておりますが、東証1部の
1,000銘柄超が下落、中小型銘柄を中心に資金が流出しました。
円高や手掛かり材料難から手控えムードが強まり、本日は指数だけが乱高下した
経緯も嫌気され、リスク回避からの手仕舞いが膨らみました。
セクター別では、リニア中央新幹線の設備費用に関わり増資懸念が噂されJR東海
が大幅下落となった影響で陸運が最下位となりました。
ほか、銀行、証券、ノンバンク、保険などの金融セクターが総じて弱含みとなり、
鉄鋼、石油、海運、商社などが売られました。
一方で非鉄、金属、鉱業はしっかりとなっております。

会員個別銘柄でも冴えない展開が続いております。
小型どころでは、ティー・ワイ・オー (4358)が+11%、明豊エンタープライズ
(8927)が+8%の上昇を演じました。


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■今晩の米市場の動向
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今晩の米市場は続伸展開が想定されますが、やや上値も重くなりそうです。
昨日に大幅上昇していることや、G20財務相・中央銀行総裁会合を控えて動き辛い
こともあり、次々と上値を追っていくのは難しいと想定されます。
ただ欧州では、ドイツ製造業PMI、ユーロ圏製造業PMIがそれぞれ予想を上回り、
下落スタートから切り返してジリジリと上げ幅を拡大する展開となっております。
これを受けて米Globex先物も上昇推移となっており、堅調な展開となりそうです。

昨晩の米市場は、ダウが129.35ドル高と大幅反発となりました。
ヤフーやボーイングの決算が好感されて買い先行、ベージュブックで追加量的
緩和への期待が高まる格好となり、商品市況が反発、ドル安が進行して上値を
伸ばしました。
シカゴ日経先物は110円高の9,490円、円建ては95円高の9,475円で終了しました。


□注目米主要企業決算・経済指標
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主要企業決算発表は、アマゾン・ドットコム、アメリカン・エキスプレス、BB&T、
バクスターインターナショナル、キャタピラー、シトリックス・システムズ、
エクセロン、フィフス・サード・バンコープ、FLIRシステムズ、グッドリッチ、
サウスウェスト航空、マクドナルド、ノーザン・トラスト、フィリップ・モリス、
AT&T、トラベラーズ・カンパニーズ、ゼロックスなどが予定されております。
経済指標は、新規失業保険申請件数、9月景気先行指数、10月フィラデルフィア
連銀景況指数が予定されております。
予想は、新規失業保険申請件数が45.5万件(前回46.2万件)、
9月景気先行指数が+0.3%(8月+0.3%)、
10月フィラデルフィア連銀景況指数が+2.0(9月-0.7)となっております。

10月フィラデルフィア連銀業況指数は、前月のマイナスからプラスに転じる予想
となっております。
9月の新規受注DIはマイナス幅が拡大、生産DIも大幅悪化となっているものの、
先週の10月NY連銀製造業景気指数が予想を大幅に上回る改善を示したこともあり、
見方はニュートラルとなっております。


□その他海外注目材料
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ドル円は、米量的緩和観測が強まった流れから、引き続きドル売り圧力の強い
状況が継続しそうです。
東京時間にガイトナー米財務長官が、ドルが対ユーロ、円でこれ以上下落する
必要は無いと発言したことが伝わり、一時的にドル買いが強まりましたが長続き
はせずに反転ドル売り継続となっております。
下では、80円80銭に短期筋のドル買いオーダー、80円50銭と80円にはオプション
トリガーがあると見られており、80円のトリガーは大規模と言われております。
トリガーの手前では、防戦のドル買いが入りますが、トリガーをつけた場合は、
ストップロスが加わって下げが加速する可能性があります。
一方上では、82円から本邦輸出企業のドル売りオーダーが断続的に控えていると
されております。

要人関連では、ブラード米セントルイス連銀総裁が会合であいさつを予定して
おります。


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■明日の展望
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明日も上値の重い揉み合い展開が想定されます。
本日リバウンドに失敗したことから、相当上値が重くなると見られ、欧米市場が
堅調推移となっても、個別の反応は乏しくなりそうです。
また明日は週末であり、G20開幕の状況でもあることから、一層の手控え感が強
まり、週末要因の手仕舞い売りが上値を抑えそうです。
G20開幕で当局が為替介入に踏み切りにくい状況なだけに、為替のドル円は最高値
に接近する可能性もあり、為替動向にも神経質に反応する展開が想定されます。


□テクニカル分析からの展望
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日経平均は小幅続落となり、前日あけたマドをほぼ埋める展開となりましたが、
その後は押し戻されて75日線を意識する展開となりましたが、終値で同線を超え
られずに終了しました。
ボリンジャーバンドは、一時-1σを超える動きを見せたものの、結局は-2σとの
レンジを継続する格好となりました。
一目均衡表では雲の上限がサポートとしてい意識されましたが、週明けにも遅行
スパンが下方転換シグナルを発生させてくるため、これを回避するには週初まで
に9,700円近辺まで捉える必要があります。
明日は基準線が横ばい、転換線が9,483円まで下落するため、基準線と同水準に
なってくるため、重なるタイミング一気に上抜けることができるかがポイントと
なります。
一方で遅行スパンが下方転換シグナルを発生させ、9,300円ラインを割り込んで
くるようなら、新値足も陰転することになり、調整が長引く可能性が高まります。


□総括・今後の方針
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前場に切り返して上値を伸ばした場面では、昨日の持ち合い下放れを否定する
動きとなる期待感もありましたが、あっさりと跳ね返されて往って来いの展開と
なったことが失望感を強めました。
世界市場が年初来高値圏にある中で日本市場は完全に無視されている格好で、
前々から出遅れ感出遅れ感と叫ばれながら、この戻りの鈍さは投資家マインドを
一気に後退させました。
また、持ち合いも上放れが期待されながらも、これを裏切られた格好で下に放れ
たこともロスカットを呼び込む格好となっております。

個別での動意も一層乏しくなり、中小型銘柄の値動きも非常に悪くなっている中
で手掛けられるものがまったくありません。
持ち合い下放れからの調整局面入りの可能性も高まる中では、引き続きキャッシュ
ポジションを高めて変化を待つしかありません。
一部遊び程度で、超低位株に飛び乗ることも可能ですが、たいして盛り上がって
いるわけではなく、リスクだけが高い状況ですので、基本は様子見です。

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□本日のメルマガ銘柄
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本日はありません。


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