メルマガ:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望
タイトル:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望 10/10/12  2010/10/12


************************************************************************
Stock Mission
本日の相場総括・明日の展望

http://www.stock-mission.com/            2010年10月12日 発行
************************************************************************
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■1歩先の株式・銘柄情報 Stock Mission■

一部投資家向けに行っている、株式におけるファンド動向・仕手株などの
注目銘柄情報をご提供!魅力のある有益な情報が日々入ります。
個人投資家の弱点である情報収集を強化してみませんか?

http://www.stock-mission.com/

【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】
http://www.stock-mission.com/join.html
【過去の実績】
http://www.stock-mission.com/result.html


□本日の結果
===========================================
10/12 10/11特別会員銘柄RP +4.75% 合計+4.75%
10/12 10/11一般会員銘柄BT +5.87% 合計+5.87%
10/12 10/07特別会員銘柄EP +2.65% 合計+3.45%
10/12 10/07一般会員銘柄VT +3.28% 合計+7.47%
10/12 10/05特別会員銘柄SB +3.36% 合計+4.24%
10/12 10/05東邦亜鉛(5707) +2.75% 合計+8.43%

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■本日の相場総括
===========================================
本日の日経平均は200円安の9,388円と大幅続落となり、1週間ぶりの安値に沈み
ました。
CME円建てが小幅高で返ってきたことから、買い先行となりましたが、上値を追う
材料は無く、為替の円が高止まりしていることから戻り売りに押される展開と
なりました。
後場にかけては、期待された円売り介入も無く肩透かしとなり、中国金融引締め
警戒感、先週のSQで形成した幻のSQによる心理的後退などが手伝って、売りが
売りを呼んで下げ幅を拡大する展開となりました。

中期基調は上向き継続、短期基調は上向きから下向きに転換しました。
ドル円が81円台に突入し、期待された円売り介入が無かったことを受けて、先物
に大口売りが入り、これをきっかけに売りが売りを呼ぶ展開となりました。
米雇用統計、G7などの重要イベントが無事に通過、円売り介入のしやすい状況に
あっただけに失望感が非常に強まった格好です。
また先週のSQで幻のSQを形成していたことも先行き不安を暗示し、心理的に後退
していたこ下げ足を早めた格好となっております。


□本日の先物動向
===========================================
先物の手口はクレディスイスが2,908枚、ニューエッジが1,983枚、バークレイズ
が1,692枚、ドイツが1,481枚、みずほが1,164枚、UBSが1,001枚の売り越し、
野村が1,813枚、MUMSが1,641枚、MSMが1,615枚の買い越しとなっております。
TOPIXは、クレディスイスが4,229枚、JPモルガンが3,152枚、ニューエッジが
2,400枚、大和CMが1,376枚の売り越し、ゴールドマンが3,874枚、MSMが3,355枚
BNPパリバが2,908枚、MUMSが1,171枚の買い越しとなっております。

本日の下げを主導したのは、クレディスイスとニューエッジで、先物から指数を
押し下げる格好となっております。
また買い越しの手口も裁定業者がズラリと並び、裁定解消で先物を買い戻す一方
で現物を投げ売っており、現物側も下げを加速させる動きとなっております。
唯一ゴールドマンがTOPIXで押し目買いの大量買い越しとなり、指数は日経平均
に比べると下げ幅限定となりましたが、一気に先物のトレンドは弱い方向に傾き
クレディスイスは再び売り転換してきた可能性が指摘されております。
明確に売り転換してくれば、さらに指数が押し下げられる可能性がありますので、
今後の動向を注視する必要があります。


□本日の新興市場動向
===========================================
新興市場は2指数揃って下落となりました。
大証ヘラクレス市場とジャスダック市場が統合し、新生ジャスダック市場の初日
となり、朝方は買われる場面もありましたが、日経平均が下落に転じて下げ幅を
拡大する中で、資金が逃げ出す格好となりました。
後場にかけても地合は悪化し続けたこともあり、結局手控え感が強まって売買は
低調となりました。
相場が再び反転し、買い安心感が出てくれば、再びジャスダック銘柄にも注目が
集まりそうですが、このまま下ブレとなってしまうようだと、低調な動きを継続
してしまいそうです。


□本日の個別銘柄動向
===========================================
日経平均は右肩下がりの展開となり、東証1部の92%が下落の全面安となりました。
セクタ別では、レーティング格上げのあった保険が小幅プラスとなりましたが、
他は全てが下落となっており、特に証券、ノンバンクの下げがきつくなっており
ます。
他、石油、海運、鉄鋼、商社なども下落率上位に並び、東電の安値更新の影響も
あり電力ガスも安いところで沈んでおります。
また円高要因からハイテク、自動車も総じて安くなりました。

個別銘柄でもほぼ壊滅状態となりましたが、朝方の回転でブロードバンドタワー
(3776)、住友軽金属工業 (5738)が目標ラインに到達しました。
場中銘柄では、スタートトゥデイ(3092)がしっかりとなりましたが、さすがに
この相場展開ではほとんどの銘柄が売られる厳しい展開となりました。
明日以降に持ち直せば見直し買いもありそうですが、ダラダラとしているよう
だと、再び物期待の銘柄が見えなくなってしまいそうです。


===========================================
■今晩の米市場の動向
=========================================
今晩の米市場は反落展開が想定されます。
上海を除くアジアは全面安、欧州も下落展開となり、米Globex先物は下落推移と
なっており、売り先行の展開が想定されます。
最大の注目は米インテル決算をなりますが、インテル決算発表は取引終了後を
予定しておりますので、売り一巡後は様子見気分が強まりそうです。

昨晩の米市場はダウが3.86ドル高と小幅続伸となりました。
アルコア決算が好決算となったことで、今週のインテル、JPモルガンへの楽観的
な見方が拡がり、しっかりの展開となりました。
ただコロンブスデーの休日で、債券、為替市場が休場となっていたことから、
終日閑散とした相場となりました。
先週末の雇用統計では、非農業部門雇用者数が予想以上に減少、追加量的緩和
観測が強まる結果となり、ドル安基調が非常に強まりました。
ただG7財務相・中銀総裁会議で、野田財務相が為替介入について、無秩序な動き
に対応したものと説明し、その後の日米財務省会談では、ガイトナー長官から
為替介入についての質問や意見は無かったと伝わっており、円売り介入の警戒感
から、ドル円に関してはドルを売りにくい状況となりました。
シカゴ日経先物は75円高の9,655円、円建ては45円高の9,625円で終了しました。


□注目米主要企業決算・経済指標
===========================================
今晩の主要企業決算はCSX、ファスタナル、インテル、リニアテクノロジー
が予定されております。
経済指標は予定されておりません。

最大の注目はインテル決算で、半導体業界のみならずハイテク全体への影響度が
大きいだけに足元の実績、今後の見通しが注目されます。
市場予想に対してブレた方向に反応しそうですが、期待感より警戒感が強い状況
となっており、インテルショックから堅調な米市場に冷や水を浴びせる可能性も
指摘されており、警戒して見ておく必要がありそうです。


□その他海外注目材料
===========================================
ドル円は、引き続き米追加量的緩和観測からドル売り優勢の状況が継続となり
そうですが、ユーロドルにおいて、ユンケル・ユーログループ議長がユーロドル
は強すぎる、ドルはファンダメンタルズにそっていないと述べており、ドル安を
牽制しております。
トリシェECB総裁が日本時間午前1時に講演を予定しており、こちらでもユーロ高
牽制発言が見られるか注目されており、状況次第ではユーロドルに止まらずドル
の買戻しの動きが強まる可能性もありそうです。

要人関連では、ホーニグ米カンザスシティ連銀総裁が講演を予定しております。
同総裁は7日も追加量的緩和について反対を表明する講演を行っており、今回の
発言にも注目が集まっております。

他、9月21日開催分のFOMC議事録の公表も予定されており、追加緩和策を導入する
準備に関して、現状の景気認識に対してなどの項目に注目されます。


===========================================
■明日の展望
===========================================
明日は本日の下げの反動のリバウンドを期待しますが、あくまで米インテル決算
の行方次第となりそうです。
本日の日経平均はやや下げ過ぎとも思われることから、テクニカルリバウンドの
動きとなってもおかしくありませんが、テクニカル指標は急速に悪化しており、
米インテル決算についても期待感より警戒感が強く聞かれる状況となっており
ますので、決め打ちせずに行方をしっかり見届けたいところです。

明日も続落となれば、ダブルトップを形成してリバウンド展開終了となり、上値
を目指すことなく再び下値模索となっていく可能性が高まりますので、慎重に
動向を見ていく必要があります。


□テクニカル分析からの展望
===========================================
日経平均は大幅続落となり、一目均衡表の雲の上限、25日線などのサポートを
相次いで割り込んでしまいました。
パラボリックのSAR値が9,380円にあることから、明日に反転できないと陰転の
シグナルを発生させる可能性があります。
何とか75日線で踏み止まっておりますが、終値ベースで9,320円を割り込むと
新値3本足も陰転ときます。
直近安値水準での押し目買いも意識されそうですが、下落する5日線に抑えられ
持ち合いから上下どちらに放れてくるかを確認することになりそうです。
明日にも相次いで陰転シグナル発生となれば、下放れの可能性が非常に高まり
ますので注意が必要です。


□総括・今後の方針
===========================================
本日は意外の大幅高となって一気に厳しい状況に追い込まれてしまいました。
米雇用統計、G7のイベントが無事通過したことから、円売り介入をきっかけと
する先行き期待が裏切られたことが下げの主な要因となりました。
他にも幻のSQ形成で先行き不透明感が暗示されていたこと、中国の金融引き締め
観測など悪材料が重なり、ファーストリテイリングのネガティブ決算で株価が
大きく下落、日経平均を50円も押し下げており、とにかく売りが売りを呼ぶ展開
となりました。

ただ日経平均が200円も下落、東証1部の9割が売られる全面安になるほどの悪材料
が出たわけではなく、やられ過ぎ感が感じられます。
今晩の欧米市場が堅調となれば、絶好の押し目ポイントとしてリバウンド展開に
なってくる可能性があり、欧米市場動向に注目されます。

個別でも全面安展開で動きが見えなくなってしまいました。
ここは慎重姿勢で動いているところに随時付いていく形になりそうです。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

□本日のメルマガ銘柄
===========================================
本日はありません。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

-ご注意-
Yahooなどフリーのアドレスでメルマガにご登録している場合、
メルマガが届くまでに非常に時間がかかることがあるようです。
メルマガを早く受け取りたい方は、メールアドレスの変更か、
メルマガスタンドの変更をお勧めします。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【Stock Mission】
StockMissionは、急騰・高騰する可能性がある銘柄情報をご提供しております。

●ご提供情報
<投資法人・ファンドの動向に関する情報>
<テクニカル分析による銘柄情報>
<市場関係者とのミーティング情報>

【ホームページ】
http://www.stock-mission.com/
【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】
http://www.stock-mission.com/join.html
【過去の実績】
http://www.stock-mission.com/result.html

ホームページの相互リンク、メルマガの相互紹介は随時募集中です。

************************************************************************
Stock Mission
http://www.stock-mission.com/
master@stock-mission.com

メルマガバックナンバー
http://www.mag2.com/m/0000251962.html
メールマガジン登録解除
まぐまぐ・melma
http://www.stock-mission.com/melmag.html
めろんぱん
http://www.melonpan.net/mag.php?011680
************************************************************************

ブラウザの閉じるボタンで閉じてください。