メルマガ:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望
タイトル:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望 10/09/30  2010/09/30


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Stock Mission
本日の相場総括・明日の展望

http://www.stock-mission.com/            2010年9月30日 発行
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□本日の結果
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09/30 09/29特別会員銘柄ID +5.04% 合計+5.04%
09/30 09/29一般会員銘柄FS +17.64% 合計+17.64% 暴騰!
09/30 09/29一般会員銘柄SD +3.64% 合計+3.64%
09/30 09/26一般会員銘柄NZ +2.02% 合計+9.21%

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■本日の相場総括
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本日の日経平均は、190円安の9,369円と大幅反落となり、半月ぶりの安値に沈み
ました。
朝方は月末・期末のドレッシング買い期待もあり、CME円建てを上回っての堅調
な展開となりましたが、上値が重く円高がジリジリと進行する中で、徐々に失望
売りが下げ幅を拡大させる展開となりました。
後場に入ってもこの流れが継続し、大引けにかけて手仕舞い売りが膨らんだこと
で右肩下がりの展開となりました。

短期基調は下向き、中期基調は上向きかた下向きに転換しました。
期待されたドレッシング買いがまったく入らなかったことが失望感を高めて、
昨日買われた銘柄を含めて売りが売りを呼ぶ展開となったうえ、円高進行に連動
した先物売りによって指数が押し下げられてしまいました。
期待された為替介入も観測されず、昨日と一転して失望感が支配する相場となり
ました。


□本日の先物動向
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先物の手口は、クレディスイスが2,211枚、メリルリンチが2,134枚、JPモルガン
が1,933枚、ソシエテが1,929枚、UBSが1,563枚、MSMが1,362枚の売り越し、
立花が3,600枚、大和が1,736枚、BNPパリバが1,401枚、マネックスが1,218枚の
買い越しとなりました。
TOPIXは、クレディスイスが3,252枚、JPモルガン1,866枚、メリルリンチが1,538
枚の売り越し、ゴールドマンが2,085枚、BNPパリバが1,124枚の買い越しとなって
おります。

クレディスイスの売りが指数を押し下げ、さらにメリルリンチ、JPモルガンなど
も一貫しての売り手口となったことから大幅下落となりました。
また買い越しサイドには裁定業者が並び、先物を買い戻す一方で現物を売る裁定
解消の動きとなったことで現物も大きく下落する展開となりました。
売り一辺倒の手口の中で、唯一ゴールドマンが安いところで買いを入れており
ますが、相場を下支えすることはできませんでした。
ただゴールドマンが押し目を拾ってきたということは、調整一巡となってくる
可能性を残すものという見方もできそうです。


□本日の新興市場動向
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新興市場は3指数揃って反落となりました。
マザーズ指数がプラスする場面もありましたが、日経平均が右肩下がりで下げ幅
拡大する中では利益確定売りが進行し、3指数ともに下落に沈みました。
小型株物色の流れも継続しているものの、手詰まり感が強い状況となっており、
昨日のリバウンドの動きが継続できなかったことが、失望感を高めてしまいそう
です。
引き続き短期小口狙いとなりそうですが、短期資金の逃げ足も早いことから、
もう少し相場に変化が出るまで待つのも良さそうです。


□本日の個別銘柄動向
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東証1部の87%が下落、セクター別でも全セクターが下落となる全面安商状となり
ました。
任天堂の大幅下方修正を受けて同銘柄が急落し、その他製品が突出して下落率
が高くなりました。
また資源、海運、鉄鋼、非鉄、商社も軒並み下落率上位、銀行、保険、証券、
ノンバンクも下落となっております。

個別銘柄では、後場にかけて全面安となってしまいましたが、会員銘柄では、
不二精機 (6400)が前場に高値で+17.65%の大暴騰となり、日産自動車(7201)
が続伸となって合計+9.21%の上昇、目標達成となりました。
場中銘柄では、油研工業(6393)、カカクコム(2371)、GMOインターネット
(9449)、クミアイ化学(4996)、サカイオーベックス(3408)などが買われ
ました。


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■今晩の米市場の動向
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今晩の米市場は揉み合い展開が想定されます。
アジア市場では、日本は大幅下落ながら上海が大幅上昇とまちまちであり、欧州
では小幅下落展開ながら、ドイツ雇用統計が低下を示して底堅くなっており、
米Globex先物もほぼ横ばい推移となっております。
引き続き追加金融緩和期待が下値を支えるものと想定されます。

昨晩の米市場はダウが22.86ドル安と反落となりました。
スペイン格下げ懸念から欧州株が下落となり、アイルランドの銀行救済、欧州
各国で緊縮財政に反対する一斉デモが行われていることなども嫌気され、米市場
も売り先行となりました。
ただ追加金融緩和策期待が下支えとなっり、大きく売り込む動きも見られず、
前日終値を意識した展開となりました。
シカゴ日経先物は同値の9,560円、円建ては30円安の9,530円で終了しました。


□注目米主要企業決算・経済指標
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主要企業決算発表は予定されておりません。
経済指標は、4-6月期GDP確定値、新規失業保険申請件数、9月シカゴ購買部協会
景気指数が予定されております。
予想は、4-6月期GDP確定値は、前期比年率+1.6%(改定値+1.6%)、
新規失業保険申請件数が46万件(前回46.5万件)、
9月シカゴ購買部協会景気指数が55.5(8月56.7)となっております。

9月シカゴ購買部協会景気指数は、8月の新規受注DIが7月から大幅悪化となり、
さらに生産DI、在庫DIも悪化となっているうえ、9月のNY、フィラデルフィアの
各連銀指数が大幅落ち込みとなっていることから、下ブレリスクに警戒する声
が強まっております。
4-6月期GDP確定値は改定値と同水準、新規失業保険申請件数も予想通りと見られ
ておりますが、上ブレよりも下ブレを警戒する声が強い状況です。


□その他海外注目材料
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ドル円は、引き続き米追加金融緩和期待を背景に、ドル売り基調が継続となり、
月末のロンドンフィキシングでドル売り、ユーロ売りが出るとの観測もあること
からドルの下値を試すような動きになりやすいと見られております。
ただ83円割れでは、日本政府・日銀の円売り介入が行われたところであること
から、介入警戒感によって売り込み辛くなると見られております。

要人関連では、バーナンキ米FRB議長が、金融規制改革について米上院銀行委員会
で証言を、さらに午後には討論会へ参加を予定しております。


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■明日の展望
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明日の東京市場は一旦のリバウンド展開が期待されます。
本日は見切売りを含めて少し売られ過ぎている傾向もあるため、リバウンドを
狙う動きも出てきそうです。
ただ心理的には後退しておりますので、為替動向、海外市場動向ではさらに売り
が売りを呼ぶ負の連鎖になりかねないので注意が必要です。

国内でも8月鉱工業生産が予想を下回る内容となってうえ、欧州ではスペイン格
下げ、アイルランドでは、国有化した銀行の政府負担額が最大340億ユーロまで
膨らむ可能性と報じられており、国内外ともに環境は悪化しております。
また為替も全通貨に対してドル安が止まらず、内需の弱い日本にとっては非常に
辛い状況であることに変わりがありません。
円高でなくドル安であることから、政府日銀も円売り介入し辛く、効果も限定的
に止まりやすいとのことから、リバウンド展開となっても、あくまで買い戻しに
止まり、上値の重い展開となりそうです。


□テクニカル分析からの展望
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日経平均は大幅反落となり、100日線や一目均衡表の雲の上限に跳ね返される
格好で長い陰線となってしまいました。
サポートラインだった転換線、75日線も割り込んでしまい、上下攻防では下向き
へブレイクとなってしまったことで、25日線近辺が意識されそうです。
ボリンジャーバンドでも+1σを大きく下放れ、中心線を意識する動きとなった
うえ、パラボリックは陰転シグナルを発生させてしまい、中長期でのトレンド
転換への期待が大きく後退してしまいました。
9,300円ラインも下回ってしまえば、上昇トレンド転換どころか、再度の下値
模索の動きを強めてしまう可能性もあり注意が必要です。
明日は雲の上限や下限が切り下がるタイミングであることから、連動して下押し
圧力が強まる可能性が警戒されます。


□総括・今後の方針
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個別銘柄では昨日に買われた分が剥落、新興市場、材料株どころも見切り売り
で大きく下落する銘柄が散見されました。
昨日の上昇が、悪材料を基にした政策期待という薄氷の上の状況であったことは
わかっていたのですが、1日も踏み止まれなかったことは心理的にかなり悪い
方向に傾き、これまで政策期待で踏み止まった分も売られてくる可能性も否定
できません。

完全にはしごを外された格好となってしまったので、キャッシュポジションを
高めて様子を見る方針を継続することになります。
個別では、短期小口で低位銘柄などに飛び乗っていくことになりますが、短期
資金の逃げ足も非常に速くなっていることもあり、厳しい状況が続きそうです。
国内外ともに相場環境は悪化している状況ですので、下押しの可能性を考慮し
つつ進める必要ありそうです。

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□本日のメルマガ銘柄
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本日はありません。


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