メルマガ:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望
タイトル:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望 10/09/01  2010/09/01


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Stock Mission
本日の相場総括・明日の展望

http://www.stock-mission.com/            2010年9月1日 発行
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□本日の結果
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09/01 08/31特別会員銘柄DA +2.29% 合計+2.29%
09/01 08/31一般会員銘柄FB +17.39% 合計+17.39% 暴騰!
09/01 08/30一般会員銘柄NC +2.60% 合計+2.75%
09/01 08/29一般会員銘柄KZ +4.85% 合計+0.77%
09/01 08/26特別会員銘柄YS +7.76% 合計+27.55%
09/01 08/25特別会員銘柄RP +9.39% 合計+21.47%
09/01 08/24一般会員銘柄VB +13.84% 合計+35.05% 暴騰!
09/01 08/22一般会員銘柄DG +1.46% 合計+14.33%

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■本日の市場動向
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本日の日経平均は102円高の8,927円と反発となりました。
朝方は小動きとなり、下落に転じる場面もありましたが、昨日の大幅下落の
反動からドル円もショートカバーの流れとなり、売り一巡後は切り返す展開と
なりました。
10時頃に発表された中国のPMI指数が予想を上回ったことも買い戻しを誘う要因
となりました。
後場には円高一服から一段高となり8,900円台に乗せ、8,900円前半で揉み合う
展開となりました。


□相場総括
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短期基調、中期基調ともに下向き継続となっております。
為替が落ち着いた動きとなったことでショートカバーを呼び込みましたが、
あくまで昨日の反動という格好となっており、持続して買いに動く手口は皆無
となっております。

先物の手口はドイツが1,463枚、シティが1,103枚、立花が1,100枚の売り越し、
JPモルガンが1,575枚、みずほが1,473枚の買い越しとなっております。
TOPIXでは、JPモルガンが1,548枚、ニューエッジがが1,114枚、バークレイズ
が1,025枚の売り越し、大和が2,394枚の買い越しとなっております。
日経平均型はあくまでショートカバーの買いといった感じで手口は見られず、
昨日に大きく売り越したクレディスイスは様子見となっております。


□新興市場動向
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新興市場は3指数まちまちとなりました。
モバイルコンテンツ関連などを中心に物色されたことで、マザーズ指数は堅調
な動きとなりましたが、ジャスダック市場では主力の楽天、JCOMなどが売られ
たこともあり終日軟調な動きとなりました。
ヘラクレス市場は、前場下げ渋る動きもありましたが、大証、エンジャパン
など主力銘柄が軟調となり、プラス転換することができませんでした。
新興市場ではマザーズ市場を中心に短期リバウンドを狙う動きが循環しながら
継続しております。
下げ渋り、底値圏でウロウロしている銘柄などの動向に注目されます。


□個別銘柄動向
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前場は売り優勢の展開となっておりましたが、後場にかけて切り返す動きと
なり、セクター別でも水産農林、パルプ紙以外は上昇となりました。
非鉄、鉄鋼、石油、鉱業、商社などが買い戻された他、不動産もリバウンドの
動きとなりました。

個別では、連日新興市場銘柄や小型銘柄などが暴騰となっておりますが、
本日は会員銘柄のフリービット (3843)が高値で+17%となる大暴騰となって
おります。
またヴィレッジヴァンガードコーポレーション (2769)も+13%と追撃の上昇
となって合計+35%となりました。
相場環境は悪くギャンブル性が高いのは否めませんが、日々当たりも出ており、
引き続き噴き上がってくる銘柄の動きに注目されます。


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■今晩の米市場の動向
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今晩の米市場は小反発展開が想定されます。
ただ動意はあまりありませんので、経済指標次第という状況です。
欧州ではユーロ圏製造業PMIが予想を若干上回ったことから、株式市場は上げ幅
拡大の展開となっており、ユーロも買い戻される動きとなっております。
これを受けて米Globex先物も上げ幅拡大推移となっておりますが、為替のドル
は弱い動きとなっており、強い動きには繋がっておりません。

昨晩の米市場は4.99ドル高と小幅反発となりました。
8月消費者信頼感指数、6月ケースシラー住宅価格指数が予想を上回ったことから
堅調展開となったものの、FOMC議事録で米国経済の先行きに慎重な見方が示され
たことで、上げ幅縮小の展開となり、一時下落に転じて10,000ドルを割り込む
場面もありました。
ただ引けにかけては持ち直し、何とか10,000ドルを回復して終了しました。
シカゴ日経先物は、35円高の8,835円、円建ては30円高の8,830円で終了しました。


□注目米主要企業決算・経済指標
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主要企業決算発表はありません。
経済指標は、8月ADP雇用統計、8月ISM製造業景況指数、7月建設支出が予定
されております。
予想は、8月ADP雇用統計が+1.5万人(7月+4.2万人)、
8月ISM製造業景況指数が52.7(7月55.5)、
7月建設支出が前月比-0.5%(6月+0.1%)となっております。

ADP雇用統計については、週末の雇用統計の前哨戦となってくることから結果に
注目が集まっております。
民間雇用者数の伸びが鈍化するとの予想となっており、概ね予想通りと見込まれ
ておりますが、ブレた方向、特に悪かった場合には神経質に反応してきそうです。
ISM製造業景況指数は、先行指標の7月新規受注DIが悪化、8月の各地区連銀指数
でもNY以外は全て悪化となっており、下ブレ警戒があると見られております。


□その他海外注目材料
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ドル円では、昨晩のFOMC議事録で景気判断下向きが再確認となったことで、
ドル売り圧力が強い状況となっております。
ただ83円台からは日本政府の為替介入に対する警戒感が強くなっており、強気
で突っ込んでくる動きも限定的と見られております。
引き続き86円台で本邦輸出企業や投資家のドル売り、83円50銭にはオプション
トリガーがあり、この手前ではドル買いが強まりますが、トリガーをつけた
場合は、ストップロスのドル売りが強まるとされております。

要人関連では、デューク米FRB理事、フィッシャー米ダラス連銀総裁がそれぞれ
講演を予定しております。


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■明日の展望
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明日は揉み合いの展開が想定されます。
昨日の大幅下落のリバウンドは本日の上昇でとりあえず達成となった可能性が
高く、今晩の米経済指標及び市場の反応、為替動向次第という神経質な状況
となりそうです。
週末の米雇用統計に向けて一層様子見ムードが強まっていることから、一部
低位銘柄や新興市場の短期資金を除いて動きが乏しくなりそうです。

本日は中国PMI通過が上げ幅拡大の要因となりましたが、上海市場自体は下落
で終了しており、東京市場は買われ過ぎとの見方もありますので注意が必要
です。


□テクニカル分析からの展望
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日経平均は反発となり、ボトムラインでの底固めの動きとなりました。
ボリンジャーバンドでは-2σと-1σの間での推移で上下どちらにでも動ける
格好となっており、バンド自体が拡大-2σが下方拡大となっている中では
油断できない状況が続いております。
ただ雲の下限を放れる格好で下落したこともあり、暫くは膠着状態が続くもの
と想定されます。


□総括・今後の方針
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本日は反発となりましたが、朝方に年初来安値を更新する場面があるなど、
不安定な状況は続いており、依然とし下意識の強い状況が続いております。
個別では新興市場、低位銘柄などを短期小口で狙っていくことになりますが、
週末の米雇用統計に向けて神経質な展開が想定されますので、基本は様子見
継続となりそうです。

国内でも民主党代表選が14日開票となっており、この期間は円高対策や経済
対策は期待できないと見られており、仕掛け的に円高が進行する恐れがあり
ますので注意が必要です。

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□本日のメルマガ銘柄
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古河スカイ (5741)
現在値:212円

底値圏持ち合いにある銘柄のリバウンド展開期待です。
8/27に200円の節目を割り込んでからは切り返しの動きとなっております。
業績上方修正という下支えもありますので、売り一巡からの戻り展開に期待
したいところです。
ただ相場環境は悪いのであくまで割り切れる範囲に止めてきたいところです。

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