メルマガ:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望
タイトル:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望 10/08/16  2010/08/16


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Stock Mission
本日の相場総括・明日の展望

http://www.stock-mission.com/            2010年8月16日 発行
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□本日の結果
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08/16 08/12特別会員銘柄DA +1.28% 合計+6.60%
08/16 08/12一般会員銘柄SK +1.08% 合計+2.17%
08/16 08/11特別会員銘柄FT +2.77% 合計+2.77%
08/16 08/11特別会員銘柄SZ +3.20% 合計+3.86%
08/16 08/05特別会員銘柄DK +0.21% 合計+4.48%

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■本日の市場動向
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本日の日経平均は56円安の9,253円と反落となりました。
米株安の影響から売りが先行となり、ザラ場安値の9,065円を試す場面もあり
ましたが、この手前で踏み止まったこともあり、徐々に下げ渋る動きとなり
ました。
後場にかけて上海市場が切り返してきたことも下げ渋りの要因となりました。


□相場総括
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短期基調、中期基調ともに下向き継続となっております。
米株安の影響から終始冴えない状況となり、引けにかけて下げ渋る動きとなった
ものの、東証1部売買代金は9,064億円と今年5番目の少なさに留まっており、
お盆休み明けとして市場参加者の復帰が期待されていただけに、肩透かしの
格好となりました。
為替動向に神経質なことは変わりありませんが、当局による口先介入に留まって
いること、本日ザラ場安値を試しにいったことなどから、市場心理は非常に
悪化した状況となっております。

先物の手口は、ドイツが1,869枚、シティが1,054枚の売り越し、クレディスイス
が1,325枚、野村が1,008枚の買い越しとなっております。
TOPIXでは、ゴールドマンが1,399枚の売り越し、大和が1,048枚の買い越しと
なっております。
特段の手口はありませんが、クレディスイスの買戻しが下げ渋り要因となって
おります。
ただトレンドを出すような手口ではなく、先週末も小幅ながら買い越しとなって
いることから、明日は売りでくるのではないかと囁かれております。
指数下げ要因として警戒されます。


□新興市場動向
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新興市場は3指数揃って下落となりました。
日経平均が下落スタートとなり、ザラ場安値に接近したことから、朝方から
売り優勢の展開となりました。
個人投資家のパフォーマンスが非常に落ちていることも重しとなり、以前に
あったような見切売り、手仕舞い売りに断続的に押される展開となりました。
引けにかけてジャスダック平均、マザーズ指数は幾分下げ渋りましたが、
その動きも非常に限定的に留まり、ズルズルと下落する展開が継続しており
ます。


□個別銘柄動向
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セクター別では、原油価格の下落、本日のGDPの弱い内容を受けて、石油・鉱業
株が大きく下落となりました。
他、ハイテク、機械、海運、商社、自動車、非鉄、鉄鋼など景気敏感、為替に
左右される銘柄が軒並み下落となりました。
一方で、直近大きく売られていた不動産は反発し、保険、銀行、電力ガス、
水産農林、食品、医薬などの内需・ディフェンシブ株が逃避的に買われました。

個別では、レオパレス(8848)が暴騰したように、不動産関連が堅調となり
ましたが、主力どころを中心に冴えない展開が続いております。
アルデプロ(8925)、アプリックス(3727)、理想科学工業(6413)、日本調剤(3341)
など、一部短期資金の動きどころを狙っていくことになりそうです。


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■今晩の米市場の動向
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今晩の米市場は、続落の展開が想定されます。
8月NY連銀製造業景況指数、8月NAHB指数次第で上下変わってくる可能性があり
ますが、欧州では債券などリスク回避傾向が強まっており、株式市場が下落に
転じる動きを見せております。
ドル、ユーロも弱い動きとなり、米Globex先物も下落に転じてしまっており、
このままであれば、弱い動きスタートを余儀なくされそうです。

先週末の米市場はダウが16.80ドル安と小幅続落となりました。
7月の小売売上高が嫌気されましたが、8月のミシガン大学消費者信頼感指数が
予想を上回ったことで、中盤以降はプラスに転じる展開となりました。
ただ週末要因もあって買い進める動きは無く、JCペニーの慎重な見通しの決算
を受けて、終了間際に下げに転じる方向感の無い展開となりました。
シカゴ日経先物は65円安の9,205円、円建ては70円安の9,200円で終了しました。


□注目米主要企業決算・経済指標
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主要企業決算発表は、アジレント・テクノ、ロウズ・カンパニーズ、シスコが
予定されております。
経済指標は、8月NY連銀製造業景況指数、6月対米証券投資ネット長期TICフロー、
8月住宅建設業者指数が予定されております。
予想は、8月NY連銀製造業景況指数が8.25(7月5.08)、
8月住宅建設業者指数が15(7月14)となっております。

8月NY連銀製造業景況指数は改善予想となっておりますが、7月の新規受注DIが
悪化、雇用DI、出荷DIも落ち込みとなっており、下ブレリスクが警戒されて
おります。
8月住宅建設業者指数は、改善予想となっておりますが、明日発表の7月住宅着工
件数住宅着工許可件数に影響する指標ですので、内容に注目が集まっており、
結果次第で相場を大きく動かす可能性が警戒されております。


□その他海外注目材料
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ドル円では、先週は菅首相と白川日銀総裁による会談から、追加緩和策期待が
高まりましたが、本日荒井国家戦略相が、主要と日銀総裁が会談するふうには
聞いてないと述べたことで、思惑が後退しており、再びドル売り先行の展開
となりつつあります。


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■明日の展望
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明日も冴えない展開が継続しそうです。
買い材料が無いことから、為替動向、外部環境次第ですが、外部環境にも
明るいものが見えてこない状況です。
ザラ場安値を割り込むようなら、本日踏み止まった分が売られて下落、さらに
ロスカットも巻き込んで下げが加速する可能性に警戒したいところです。


□テクニカル分析からの展望
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日経平均は反落となり、ボトム近辺での攻防となりました。
ボリンジャーバンドに沿った動きですが、バンドは拡大傾向にあり、-2σは
急速に下値余地を拡げてきますので、同ラインに沿ったままだと9,000円の節目
が見えてきてしまいます。
終値ベースで9,191円を維持したため、新値足は陰転となりませんでしたが、
陰転目前となっており、仮に陰転となれば9,800円まで上昇したことがダマシ
となってしまうため、調整が長引く可能性が高まってしまいます。
一目均衡表の遅行スパンは下方転換シグナルを発生させている状況で、9,800円
を超えてこないと上方転換とならないことから、下値不安が非常に拡がっている
状況となっております。


□総括・今後の方針
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日経平均は底値圏で陽線を形成しており、何とか踏み止まっております。
ザラ場安値圏では底堅くなっている証拠ですが、底値圏から浮上するだけの
力は無く、外部環境次第であっさり安値を割り込んでもおかしくない、薄氷の
上を歩くような状況が続いております。
このような状況で、売買代金が膨らまないのも当たり前といえば当たり前なの
ですが、これが輪かけて市場心理を悪化させる負のスパイラル状況となって
おります。

以前に書いたことがありますが、この停滞状況を打開するためには、セリング
クライマックス的な動きが欲しいところです。
大きく下落する局面であっても、東証1部の売買代金が1兆5,000億を超える、
または先物で10万枚を超えるような状況が来れば、変化が出てくる可能性も
期待できます。
何とか、現在のズルズル下落する出口の見えない展開を脱したいところです。

こういった状況から、停滞状況が打開できるまでは基本様子見継続となるのは
致し方ないところです。
余裕があればギャンブル的に短期資金によって動いているところに乗ってみる
感じになります。

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□本日のメルマガ銘柄
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本日はありません


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