メルマガ:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望
タイトル:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望 10/08/10  2010/08/10


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Stock Mission
本日の相場総括・明日の展望

http://www.stock-mission.com/            2010年8月10日 発行
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□本日の結果
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08/10 08/09特別会員銘柄SC +3.27% 合計+3.27%
08/10 08/09一般会員銘柄KT +2.52% 合計+2.52%
08/10 08/08一般会員銘柄FS +1.98% 合計+5.76%
08/10 08/05特別会員銘柄ND +2.54% 合計+8.21%
08/10 08/05特別会員銘柄DK +3.05% 合計+1.89%
08/10 08/05一般会員銘柄TT +0.97% 合計+5.41%
08/10 08/03特別会員銘柄NP +3.20% 合計+13.16%
08/10 08/03特別会員銘柄GZ +1.03% 合計+9.67%
08/10 08/03一般会員銘柄TA +1.17% 合計+8.13%

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■本日の市場動向
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本日の日経平均は21円安の9,551円と小幅続落となりました。
朝方は米株高を背景に買い先行の展開となりましたが、前場中盤から円高が
進行したことで先物に売りが入り、上げ幅縮小の展開となりました。
後場に入ると、円高進行に加えて、上海市場が大幅下落、香港、台湾なども
下落展開となったことを受けて、下落に転じました。
その後下げ幅を拡大する場面もありましたが、大引けにかけては若干下げ渋り
小幅下落で終了しました。


□相場総括
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短期基調は横ばい継続、中期基調は上向き継続となっております。
朝方は買い先行となりましたが、日銀の金融政策決定会合や米FOMCを控えて、
様子見ムードの強い展開となりました。
前場の前半はドル円がショートカバーの流れで円安基調になったことから、
上げ幅を拡大する場面もありましたが、前場中盤から一転してドル売り基調が
強まり、先行してユーロも安くなっていたことから、先物主導で売られる展開
となりました。

先物の手口は、メリルリンチが3,058枚、ニューエッジが1,282枚の売り越し、
JPモルガンが1,759枚、立花が1,401枚の買い越しとなっております。
TOPIXでは、クレディスイスが1,998枚、ニューエッジが1,585枚の売り越し、
BNPパリバが1,990枚の買い越しとなっております。
日経平均型でクレディスイスは958枚の売り越しとなっておりますが、前場に
2,695枚の買いで上げ幅拡大、後場に3,653枚の売りで指数を下げに転落させた
と見られます。
またニューエッジも日経平均型、TOPIX型共に売り越しとなっていることも、
指数を押し下げる要因となりました。
ただトレンドが出るような手口ではなく、あくまで為替動向に連動した売買に
過ぎないと見られます。


□新興市場動向
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新興市場は3指数高安まちまちとなりました。
ジャスダック平均は5日続落、マザーズ指数、ヘラクレス指数は上昇となり
ました。
朝方は米株高から3指数揃って買い先行となりましたが、商い低調でマザーズ
以外の銘柄が伸び悩み、指数は下落に転じました。
後場に日経平均が下落に転じると、マザーズ指数も上げ幅縮小となりましたが、
何とかプラスを維持し、ヘラクレス指数は後場寄りに大きく売られた後に、
急速に下げ渋って小幅プラスまで戻す展開となりました。
値動きの良い銘柄を中心に短期物色の流れとなっておりますが、夏休みという
ことで盛り上がりには欠け、物色の広がりも見られずとなっております。


□個別銘柄動向
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日経平均が下落に転じたことで、多くの銘柄が下落に転じました。
特に大型株を中心に売られており、石油、海運、商社、鉄鋼、非鉄などの景気
敏感株や、不動産、電力ガスなどの内需の一角も売られました。
一方で証券、情報通信、ノンバンク、保険などは買われております。

個別でも後場に失速する銘柄が目立ちましたが、ウエストHD(1407)、
シコー (6667)、GCAサヴィアングループ (2174)、ぴあ (4337)、
アルデプロ (8925)、ASJ (2351)などが上昇となり、アルデプロは
ストップ高まで上昇となりました。


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■今晩の米市場の動向
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今晩の米市場は反落の展開が想定されます。
アジアが全面安となっている他、欧州でも英住宅、小売統計が冴えない結果と
なり、下げ幅拡大の展開となっております。
また原油相場も急落となってリスク回避の動きが強まっていることから、
米Globex先物も下落展開となっており、軟調な展開スタートが予想されます。
米FOMCで冴えない展開を吹き飛ばすだけの声明があるかどうかがポイントと
なってきそうで、追加金融緩和策が見送られるようなら、株式市場の急落、
ドル安加速の可能性もありそうです。

昨晩の米市場はダウが45.19ドル高と反発となりました。
FOMCを控えて追加金融緩和政策への期待が下支えとなり、ジリジリと上げ幅を
拡大する展開となりました。
シカゴ日経先物は80円高の9,640円、円建ては75円高の9,635円で終了しました。


□注目米主要企業決算・経済指標
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主要企業決算発表は、ウォルト・ディズニー、ケアフュージョン、シスコが
予定されております。
経済指標は、4-6月期非農業部門労働生産性速報値、6月卸売在庫が予定されて
おります。
予想は、4-6月期非農業部門労働生産性速報値が+0.2%(1-3月期+2.8%)、
6月卸売在庫が+0.4%(5月+0.5%)となっております。


□その他海外注目材料
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今晩は米FOMC(連邦公開市場委員会)が行われ、景気認識と追加緩和策の検討
についての動きが注目されます。
景気認識については、先行きについて慎重な見通しが出るかどうか、追加緩和
については、FRBが保有する住宅ローン担保証券の償還後、償還された現金を
再度担保証券の買入資金に利用するかどうか、準備預金金利のゼロに引き下げ、
政策金利を長期に渡って低水準維持を強調、などの項目が焦点となりそうです。
FOMCの声明は日本時間で翌午前3時15分に行われる予定となっております。

ドル円では、85円にオプショントリガーがあることから、この手前では本邦系の
大規模なドル買いが観測されており、ここは相当のサポートラインと見られて
おります。
ただ85円を逆に割り込んでしまうと、一転してロスカットの売りが膨らむことに
なりますので、ドル安が一気に加速する可能性があります。
逆に86円台以上では、オプションに絡んだドル買いの大量の戻り売りが控えて
おり、上値も相当重い状況といえそうです。


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■明日の展望
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明日の日経平均は下落展開が想定されます。
日銀の金融政策決定会合では、金融政策の現状維持を決定したものの、追加的な
緩和策は見送ったことにより、円高が進行しております。
今晩の米FOMCでの動向次第となりそうですが、米国で追加緩和策が出てきた場合
はさらに円高が加速する可能性があります。
この場合米株高ドル安のパターンとなり、直近は為替への連動性が強いだけに
売られる要因になってくる可能性が高そうです。
ただドバイショックの時には、米FOMC後に臨時の決定会合を開催し、追加的
な緩和策を発表した経緯があり、日程の都合上で米国の動向を見極めてから
動くパターンも可能性としては残されております。

また、明日は前引け後に中国の経済指標が発表となります。
今晩から明日にかけて状況次第の波乱の展開に注意が必要となりそうです。


□テクニカル分析からの展望
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日経平均は小幅続落となり、一時25日線を下回る場面もありましたが、終値では
何とか回復してサポートラインとして機能しております。
一方で一目均衡表の雲の下限が抵抗ラインとなっており、下落する雲に跳ね返
される格好となっており、週末には9,550円水準まで下落してきます。
25日線との持ち合いが煮詰まってきていることになりますので、今週末までに
どちらか上下に放れてくる可能性が高そうです。
仮に25日線を下回ってくるようだと、ボリンジャーバンドの-1σの9,370円が
意識されることになります。
また一目均衡表の遅行スパンも来週には下方転換シグナル発生となります。
明日は25日線、5日線が上昇となりますので、これに合わせて雲を突破できるか
どうかが鍵となってきそうです。


□総括・今後の方針
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日経平均はとりあえずギリギリのところで底堅さを守っておりますが、そろそろ
上下どちらかに結果が出てくる展開となりそうです。
意識的には、景気の先行き不透明感の強い状況となっていること、円高進行が
上値を抑える要因となっており、下放れの可能性が強い状況と言えそうです。
今晩の米FOMCでは追加金融緩和策に踏み切る可能性が高いと見られており、
この場合はドル安が一層進行する可能性が警戒されます。
一方でFOMCで緩和策が見送りとなれば、ドル売りは一服となる可能性があり
ますが、これまで期待先行で買われていた分、米株式市場が急落することも
想定され、日本市場にとっては分の悪い展開が想定されます。

個別では、マザーズを中心とする新興市場銘柄や中小型銘柄の一角が短期循環
物色となっておりますが、相場が下放れ展開となった場合は、資金が一斉に
逃げ出していく可能性もありますので、注意したいところです。
動きが悪ければ、粘らずに撤退していくことになります。

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□本日のメルマガ銘柄
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本日はありません


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