メルマガ:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望
タイトル:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望 10/08/06  2010/08/06


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Stock Mission
本日の相場総括・明日の展望

http://www.stock-mission.com/            2010年8月6日 発行
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□本日の結果
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08/06 08/05特別会員銘柄ND +3.93% 合計+3.93%
08/06 08/05特別会員銘柄DK +1.00% 合計+1.00%
08/06 08/05一般会員銘柄TT +6.08% 合計+6.08%
08/06 08/04一般会員銘柄HM +2.21% 合計+1.90%
08/06 08/03特別会員銘柄NP +3.33% 合計+8.77%
08/06 08/03特別会員銘柄GZ +1.39% 合計+8.18%
08/06 08/02特別会員銘柄BM +2.76% 合計+0.68%
08/06 07/29一般会員銘柄KS +3.30% 合計+7.09%

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■本日の市場動向
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本日の日経平均は11円安の9,642円と小幅反落となりました。
米株安、円高の影響から、寄り付きからCME円建てを大きく下回って始まり、
日経平均は三桁の下落となりました。
ただ朝方の売りが一巡すると下げ渋りの動きとなり、ドル円がショートカバー
の動きとなったことで先物主導で買い戻しの動きとなり、前引けにかけて
急速に下げ渋りました。
後場入り直後にプラスに転じる場面もありましたが、今晩の米雇用統計を控え、
週末要因などからも買い進める動きは無く、小安い水準で揉み合う展開と
なりました。


□相場総括
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短期基調は横ばい継続、中期基調は上向き継続となっております。
為替に神経質に反応する展開が続いており、朝方は円高を嫌気した大幅下落
スタートとなりましたが、東京時間ではショートカバーの流れとなったこと
から、先物主導で下げ渋る展開となりました。
ただあくまで為替に連動した先物の自動売買のみが指数を上下させたに留まり、
米雇用統計発表を控えていること、夏休み入りの週末ということもあり、
商いは閑散状態となりました。

先物の手口は、メリルリンチが1,369枚、UBSが1,233枚の売り越し、1,000枚を
超えるような買い越しはありませんでした。
TOPIXは、BNPパリバが2,140枚、バークレイズが1,021枚の売り越し、1,000枚を
超えるような買い越しはありませんでした。
先物の売買枚数も少なく、朝方に売りが大きく出てからは、ジリジリと買い戻し
結局はニュートラルという動きとなりました。
BNPパリバは裁定取引によって現物買い戻し、先物売りの手口となっております。


□新興市場動向
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新興市場は3指数高安まちまちの展開となりました。
ジャスダック平均、マザーズ指数は続落、ヘラクレス指数は続伸となりました。
朝方から3指数揃って下落の展開となり、ジャスダック平均、マザーズ指数は
前場はズルズルと下げ幅拡大の展開となりました。
夏休み入り前に個人投資家のポジション調整が多く出た模様で、空売りの無い
新興市場は売りに押される展開となりました。
また決算でも相場を動かすようなインパクトのある決算が見られないことから、
総じてスルーの状態となり、手仕舞い売り、見切売りにズルズル押される展開
が続いております。
後場に日経平均が下げ渋ったことから、主力銘柄を中心に値を戻す動きもあり
ましたが、指数を押し上げるような動きには発展しませんでした。
ただ直近の新興市場は相当の投げが出てきておりますので、需給要因という
意味では改善傾向にあります。
東証1部中小型どころに資金が巡ってきておりますので、ここが一巡した場面
では、新興市場銘柄も循環で見直される可能性もありそうです。


□個別銘柄動向
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個別の動きではポジション調整の動きが目立ちました。
特に直近決算通過で売り仕掛けられた銘柄を中心に買い戻しの動きとなり、
日経平均が下落している割には東証1部の値上がり銘柄数が多い状況となって
おります。
セクター別では、昨日に続き不動産が堅調で、住宅エコポイント延長の報道が
伝わったことも材料となりました。

会員個別銘柄では、好決算を背景に日本電工 (5563)が大きく上昇したほか、
直近売り仕掛けられていた銘柄を中心に堅調な展開となりました。
場中銘柄では、エムスリー(2413)、興銀リース(8425)、サンデン(6444)、
河西工業 (7256)、クミアイ化学工業 (4996)、日本農薬 (4997)、
日本板硝子 (5202)、タカラレーベン (8897)、ツガミ (6101)などが
上昇となりました。


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■今晩の米市場の動向
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今晩の米市場は反発展開が想定されますが、日本時間21時30分に発表される
7月米雇用統計の結果次第となりそうです。
市場の見方としてはニュートラルであり、どのような結果となるか、また結果
を受けて市場がどのように反応するか注目したいところです。
雇用統計の内容次第では、株高ドル安に動く可能性も指摘されており、日本株
にとって複雑な状況になる可能性もありますので、CMEの動向にも注目したい
ところです。
欧州では、英と独の鉱工業生産が予想外の悪化となり、株式市場は失速気味、
為替ではユーロ売りが加速しております。
株式市場では米雇用統計を待つ姿勢が強く、波乱には至っておりませんが、
ユーロは急速に下落基調となっております。
米Globex先物への影響も限定的となっており、小幅高推移となっております。

昨晩の米市場はダウが5.45ドル安と小幅下落となりました。
新規失業保険申請件数が予想に反して増加となり、昨日までの雇用関連の
改善指標で後退していた今晩の雇用統計への警戒感が再び高まり、売り先行の
展開となりました。
また小売のエアロポステール、JCペニーの7月既存店売上高が冴えない内容と
なったことも重しとなり、ダウは一時67.58ドル安まで下落しました。
ただ引けにかけて下げ渋る動きとなり、ダウ小幅安に留まりました。
シカゴ日経先物は10円安の9,610円、円建ては25円安の9,595円で終了しました。


□注目米主要企業決算・経済指標
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主要企業決算発表は、ペプコ、アメリカン・インターナショナルなどが予定
されております。
経済指標は、7月米雇用統計、6月消費者信用残高が予定されております。
予想は、7月失業率が9.6%(6月9.5%)、
7月非農業部門雇用者数が-6.5万人(6月-12.5万人)、
7月民間雇用者数が+9万人(6月+8.3万人)、
7月平均時間給が前月比+0.1%(6月-0.1%)、
6月消費者信用残高が-53億ドル(5月-91億ドル)となっております。

注目は7月雇用統計で、予想としては失業率が若干悪化、非農業部門雇用者数、
民間雇用者数が改善予想となっております。
特に民間雇用者数の内容に注目が集まっており、+5万以下ならネガティブ
インパクトとなってくる可能性が指摘されております。
逆に+10万人以上となるようなら、ポジティブインパクトとなります。
ただ、追加緩和策を期待する声が高まっており、雇用統計との追加緩和策の
思惑次第で市場の動きが変化しそうです。
雇用統計悪化が追加緩和策期待を高めるようだと、株高ドル安の可能性があり、
逆に追加緩和策期待が後退するようなら、ドル高に振れる可能性があります。
予想から大きく上下に振れるようなら、素直に株安ドル安または株高ドル高と
なりそうですが、予想前後で収まった時には思惑次第でドルの動きが指数と
異なることも想定されます。


□その他海外注目材料
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ドル円では、87円台から本邦実需筋のドル売りオーダーが控えていると見られ、
86円台中後半では、85円台でオプション絡みのドル買いをしたところが売りに
回っているとされ、上値が抑えられております。
下では85円がオプショントリガーとなっており、この近辺ではドル買いが入って
きますが、85円を割り込むようならストップロスのドル売りが加わると見られ
ております。
ただ昨年11月の84円82銭までは、ショート利食いのドル買いも想定され、
ストップロスのドル売りとの攻防となってきそうです。
一方で84円82銭を割り込むようなら、オプション絡みのストップロスのドル売り
と下値意識のドル売りが合わさって、ドル下落が加速する可能性が指摘されて
おります。


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■明日の展望
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来週はまさに今晩の米雇用統計の結果を受けて、米市場とドル円相場がどちら
に動いてくるかがポイントとなってきます。
全体的には波乱含みの展開が想定され、テクニカル的には指数が底堅く推移
していることから、10,000円の大台に向けた動きが期待されるところです。
ただ為替の円高要因が重しとなっており、こちらは昨年11月の84円82銭が
意識されているだけに、予断を許さない状況となりそうです。
また来週はヘッジファンド解約の45日前に相当します。
ファンド解約は45日前までに申し出を行う必要があり、通称「45日前ルール」
と呼ばれており、解約が進めば海外ヘッジファンドからの換金売り圧力が
非常に強めることが警戒されます。

国内イベントでは日銀政策決定会合がポイントとなり、追加金融緩和に動くか
どうかがポイントとなってきます。
米国ではFOMCがあり、こちらも追加緩和策への期待が高まっております。
欧州では、4-6月期GDP速報値発表が予定されており、中国では消費者物価など
重要統計が一斉に発表される見込みとなっております。


□テクニカル分析からの展望
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日経平均は5日線を下回って推移しておりましたが、25日線がサポートとして
意識されたことで下げ渋り、5日線を回復して終了しました。
ただ上値では一目均衡表の雲の下限に抑えられる形状が続いております。
ボリンジャーバンドでは中心線と+1σの間での推移となっておりますが、
バンド自体が収束していることから、次第に煮詰まり感が強まってます。
来週は上昇する25日線をサポートに28日高値の9,753円を突破できるかが
ポイントとなってきます。
雲の下限が週初で9,680円、週末には9,550円まで下落してきますので、
まずは雲の突破が必須となってきます。
タイミング的にも直近のレンジから放れる動きが想定されるだけに、来週に
上下どちらに動いてくるのか注目されるところです。


□総括・今後の方針
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相場は上下どちらにでも動ける状況となっており、まずは今晩の米雇用統計と
市場の反応の動きを見たいところです。
また米市場が上昇となってもドルが下落となれば、日本市場にとっては下落
要因となってくる可能性がありますので、株式市場だけでなく為替市場の
動向も注視する必要があります。

日本株の出遅れを指摘する声があり、パフォーマンス的には確かにその通り
ですが、為替が円高となっていることで、円建てで取引していいない海外
投資家にとっては大して割安になっているとは言えません。
何より為替と指数先物の連動性が高まっておりますので、ドル安主因による
急落展開に注意したいところです。

個別では夏休み入りで商いがさらに閑散としてくることが想定されます。
円高警戒からも主力大型株は手掛け辛く、中小型どころが循環物色される
動きとなりそうです。
ツガミ(6101)を筆頭に直近売り込まれていた仕手性材料株どころが買い戻し
の動きとなって反発となってきており、これらの動向にも注目されます。

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□本日のメルマガ銘柄
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本日はありません


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