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************************************************************************ Stock Mission 本日の相場総括・明日の展望 http://www.stock-mission.com/ 2010年8月4日 発行 ************************************************************************ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■1歩先の株式・銘柄情報 Stock Mission■ 一部投資家向けに行っている、株式におけるファンド動向・仕手株などの 注目銘柄情報をご提供！魅力のある有益な情報が日々入ります。 個人投資家の弱点である情報収集を強化してみませんか？ http://www.stock-mission.com/ 【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】 http://www.stock-mission.com/join.html 【過去の実績】 http://www.stock-mission.com/result.html □本日の結果 =========================================== 08/04 08/03特別会員銘柄NP +1.75% 合計+1.75% 08/04 08/03特別会員銘柄GZ +7.06% 合計+7.06% 08/04 08/03一般会員銘柄TA +4.38% 合計+4.38% ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■本日の市場動向 =========================================== 本日の日経平均は204円安の9,489円と大幅反落となりました。 米株安によって朝方から売り先行展開となり、進行する円高が重しとなって 先物に断続的な売りが出たことで指数は下げ幅を拡大しました。 後場入りでは上海市場が下落に転じたこと、さらに円高が進行したことを 背景に一段安展開となり、節目の9,500円を割り込みました。 ただ25日線を意識して下げ止まったことから、同線のサポートライン上で そのまま揉み合う展開となりました。 □相場総括 =========================================== 中期基調は上向き継続、短期基調は上向きから横ばいに転換しました。 米株安と円高を背景に、昨日の大幅高の反動も加わって、朝方から売り展開と なり、先物主導で下げ幅拡大となりました。 とりあえず25日線で止まったことから、下ブレ警戒が叫ばれる段階では ありませんが、9,500円の節目を割り込んだことで、心理状況は悪化となり、 今晩の米経済指標や週末米雇用統計までにネガティブ材料が出てくれば、 同線を割り込んで下値模索となる可能性が非常に高くなりました。 先物の手口は、ドイツが2,971枚、クレディスイスが2,774枚、ニューエッジが 2,686枚、メリルリンチが1,067枚の売り越し、JPモルガンが1,682枚、立花が 1,672枚、ゴールドマンが1,500枚、野村が1,218枚、岡三が1,055枚の買い越し となっております。 TOPIXでは、ニューエッジが4,004枚、クレディスイスが1,219枚、バークレイズ が1,038枚の売り越し、ゴールドマンが2,592枚、MSMが1,878枚の買い越しと なっております。 本日の売り主体はやはりクレディスイスとニューエッジで、昨日に警戒した 通りにクレディスイスは2連続買いの後の売り手口となっております。 ニューエッジは連日での売りとなっており、短期先物トレンド的には下意識 の強い状況となっております。 後場にはゴールドマンの買いが支える格好となり、25日線の水準でピタリと 止まることになりました。 ただ下意識が強い状況ながらも、明確に下へのトレンドが出ているわけでは なく、レンジ内での売買に留まっているようで、今回もレンジ高値からの 売り手口となっております。 □新興市場動向 =========================================== 新興市場は3指数揃って下落となっております 個人投資家の需給要因や投資心理の悪化、日経平均の下げ幅拡大展開を受けて 売り先行から下げ幅拡大の展開となりました。 決算への失望や出尽くしが言われておりますが、あまりに買いが入り辛い状況 となって小口売りに押されていることから、結果として出尽くしと判断されて 投げられる状況となっております。 ただ本日引け後に決算を発表したミクシィ（2121）が上方修正を発表しており、 これを好感する動きが出て新興市場が落ち着きを取り戻せば、投げ売られた 銘柄への見直し買いが入っていく展開も期待されるところです。 □個別銘柄動向 =========================================== 東証1部の87%が下落、セクター別では円高メリットの紙パルプ、ディフェンシブ の電力ガス以外は全てが下落する全面安展開となりました。 特に昨日買われていた国際優良株を中心に大型株が軒並み売られる展開となって おり、昨日の上昇を完全に打ち消す格好となっております。 ハイテク、機械、自動車などが値下がり上位に名を連ね、海運、鉄鋼、非鉄、 商社も軒並み下落となりました。 ただ銀行は小幅下落に留まりました。 個別は壊滅状態となっておりましたが、場中銘柄のレンゴー （3941）、 ネクスト （2120）、曙ブレーキ工業 （7238）、日本風力開発 （2766）、 一休 （2450）、フィンテック グローバル （8789）、 ウエストホールディングス （1407）、メガチップス （6875）、 グンゼ （3002）などが大きく上昇しました。 =========================================== ■今晩の米市場の動向 ========================================= 今晩の米市場は続落の展開が想定されます。 欧州では、ユーロ圏非製造業PMIが予想を下回り、さらに英サービスPMIも予想を 下回ったことで下げ幅拡大展開、ユーロ売り展開となっております。 この影響から米Globex先物も下落展開となっており、下げ渋ったドルも再び 下落基調となっております。 また昨日の6月中古住宅販売成約指数、6月製造業受注が予想を下回ったことで マクロ経済指標への警戒感が高まっており、今晩の経済指標や、週末の米雇用 統計を前に、手仕舞いムードが拡がっていきそうです。 ただ今晩のADP雇用報告が予想を上ブレる内容となれば、警戒感後退から 買われる展開に発展する可能性もありそうです。 昨晩の米市場はダウが38ドル安と反落となりました。 前日までの大幅上昇の反動から上値が重く、ダウケミカル、P&Gの決算が悪い 内容だったこと、6月の中古住宅販売成約指数が予想外の悪化となったほか、 6月製造業受注も予想を下回ったことで軟調な展開となりました。 ただファイザーの決算が好調だったことや、来週開催される連邦公開市場委員会 を前に金融緩和観測が高まったことで、下値では押し目買いが入りました。 シカゴ日経先物は15円安の9,665円、円建ては25円安の9,655円で終了しました。 □注目米主要企業決算・経済指標 =========================================== 主要企業決算発表は、オールステート、プルデンシャル・ファイナンシャル、 マーフィー・オイルが予定されております。 経済指標は、7月ADP全米雇用報告、7月ISM非製造業総合指数が予定されて おります。 予想は、7月ADP全米雇用報告が+3.0万人（6月+1.3万人）、 7月ISM非製造業総合指数が53.0（6月53.8）となっております。 7月ADP全米雇用報告は6月から改善が見込まれております。 対象期間の新規失業保険申請件数は変わらずでしたが、改善傾向推移を継続 した格好となっており、下ブレ警戒感を示す内容はあまりありません。 7月ISM非製造業総合指数は、先行性のある6月新規受注DIが悪化しているものの、 7月ISM製造業景況指数が予想外に上ブレとなっており、上下どちらに振れが あってもおかしくなりとされており、注目度が高まっております。 □その他海外注目材料 =========================================== ドル円では、米景気回復の鈍化、追加緩和政策観測によってドル売りが加速 している状況となっており、どこまで下値を試すのかが注目されます。 85円台前半にはオプション・トリガーがあり、強まるドル売りとオプションに 絡んだドル買いの攻防となっていきそうです。 意識的には昨年11月27日の84円82銭が目標となっていることから、85円を割り 込んだ場合は、ストップロスのドル売りも加わってさらにドル売りが加速する 可能性があります。 要人関連では、ガイトナー米財務長官が講演を予定しております。 =========================================== ■明日の展望 =========================================== 明日は今晩の米市場次第で方向が決まってきそうです。 米市場が上昇、CME円建てで25日線割れ回避ができるようなら、買戻しが入って くることが想定されます。 ただ本日の下落で心理状況が悪化しましたので、週末の米雇用統計を警戒して 朝方の買い一巡後は上値が重くなることが想定されます。 一方米市場が下落し、25日線を割り込むようなら、短期売り仕掛けやロスカット などから下げが加速する可能性もありそうです。 米市場が横ばいなら、25日線での攻防で横ばい推移しそうですが、個別では 円高が重しとなって売り圧力が強い状況となりそうです。 □テクニカル分析からの展望 =========================================== 日経平均は大幅反落となり9,500円の節目を割り込みましたが、とりあえず 25日線がサポートとなって下げ止まりました。 ボリンジャーバンドは+1σを割り込んで中心線と+1σの間に転落し、バンド 自体も収束して煮詰まり状態となってきていることから、下放れとなる可能性 も高い状況となってきました。 一目均衡表では転換線を割り込み、基準線がサポートラインとして残されて いる格好となっており、雲の下限が今後下落してくることから、これに沿った 下落となった場合は、調整トレンドが長期化することも想定されます。 □総括・今後の方針 =========================================== 日経平均は大幅反落となり、週初からの上昇分を打ち消しました。 25日線で下げ止まったことで、ギリギリ持ち堪えている状況ですが、同線を 割り込んでくるようなら再び調整色を強める展開となっていきそうです。 特に為替は85円台前半まで円高が進行、ドル売りが加速しており84円82銭が 視野に入る状況となっております。 当局の為替介入の噂もありますが、基本的にはドル売り圧力が強まっている 状況にあり、何らかの手が出てこなければ、レンジが83円〜85円に切り下がる 可能性も出てきそうです。 個別も中小型材料株や新興市場を中心に壊滅状態にあり、大量に積み上がって いる信用買い残の処分が継続していることが伺えます。 指数以上に弱い個別の動きですが、ミクシィ（2121）が後場に切り返す展開 となり、一部市場筋が決算次第で新興主力が持ち直してくる可能性があると 噂が囁かれておりました。 直近大きく売られている銘柄が多いだけに、動向を注視したいところです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □本日のメルマガ銘柄 =========================================== 本日はありません ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ -ご注意- Yahooなどフリーのアドレスでメルマガにご登録している場合、 メルマガが届くまでに非常に時間がかかることがあるようです。 メルマガを早く受け取りたい方は、メールアドレスの変更か、 メルマガスタンドの変更をお勧めします。 フリーのアドレスでも比較的早いのが「メルマ」「まぐまぐ」です。 http://www.stock-mission.com/melmag.html またホームページでも内容を公開しております。 http://www.stock-mission.com/index2.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【Stock Mission】 StockMissionは、急騰・高騰する可能性がある銘柄情報をご提供しております。 ●ご提供情報 ＜投資法人・ファンドの動向に関する情報＞ ＜テクニカル分析による銘柄情報＞ ＜市場関係者とのミーティング情報＞ 【ホームページ】 http://www.stock-mission.com/ 【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】 http://www.stock-mission.com/join.html 【過去の実績】 http://www.stock-mission.com/result.html ホームページの相互リンク、メルマガの相互紹介は随時募集中です。 ************************************************************************ Stock Mission http://www.stock-mission.com/ master@stock-mission.com メルマガバックナンバー 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