メルマガ:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望
タイトル:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望 10/07/30  2010/07/30


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Stock Mission
本日の相場総括・明日の展望

http://www.stock-mission.com/            2010年7月30日 発行
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□本日の結果
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07/30 07/29特別会員銘柄IT +3.33% 合計+3.33%
07/30 07/29一般会員銘柄KS +1.92% 合計+1.92%
07/30 07/28一般会員銘柄NK +0.75% 合計+2.45%
07/30 07/27一般会員銘柄PK +0.80% 合計+3.27%
07/30 07/26一般会員銘柄IH +4.92% 合計+9.09%
07/30 07/22一般会員銘柄SM +1.03% 合計+6.41%

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■本日の市場動向
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本日の日経平均は158円安の9,537円と大幅続落となりました。
米市場の下落を受けて朝方は小安いスタートとなりましたが、円高要因が重し
となって先物主導で下げ幅拡大の展開となりました。
週末要因や今晩の米4-6月期GDP速報値を警戒する動きもあったことから、
買い手控え&オーバーウィークを回避する手仕舞い売りが膨らみ、下げ幅拡大
の要因となりました。
アジア株安も重なり後場は一段安スタートとなり、9,500円の節目に接近しま
したが、その後は先物売り仕掛けの買い戻しや押し目買いが入ったことで、
若干下げ渋りました。


□相場総括
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中期基調は上向き継続、短期基調は上向きからやや下向きに転換しました。
朝方から売り先行となり、円高進行と週末要因、これに合わせた売り仕掛けが
入ったことで日経平均は大きく下落する展開となりました。

先物の手口は、クレディスイスが3,817枚、JPモルガンが2,477枚の売り越し、
大和が1,860枚、バークレイズが1,563枚、ドイツが1,019枚の買い越しと
なりました。
TOPIXは、JPモルガンが1,623枚、メリルリンチが1,023枚の売り越し、
BNPパリバが3,604枚の買い越しとなっております。
やはり本日の日経平均の下げを主導したのはクレディスイスで、7月14日高値を
つけた時と同じ動きとなっております。
14日高値の時もクレディスイスが大量買いで高値を付け、その後大量に売って
きたことで指数が大きく下落となっております。
また為替の円高も同じような動きとなっており、来週の展開が警戒される
ところです。
またBNPパリバはTOPIXで大量の裁定解消の動きとなり、現物サイドから売り
圧力を強める格好となりました。


□新興市場動向
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新興市場は高安まちまちとなりました。
ジャスダック平均、マザーズ指数げ下落する一方で、ヘラクレス指数は反発と
なりました。
ただ全体的に市場心理が後退し相場への警戒感が高まったことで、利食い売り
優勢及び買い手控えの格好となりました。
とりあえず、まだ短期資金の循環物色の流れは継続しており、ムードが好転
してくれば再び売られた銘柄を中心にリバウンドを狙う動きが期待されます。
ただ本日のツガミ(6101)の大幅下落が投資家心理を後退させており、リスク
許容度が低下することで資金の逃げ足が速くなりそうです。


□個別銘柄動向
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東証1部の83%が下落、セクター別でも全業種が下落する全面安となりました。
特に円高要因と景気後退懸念から、鉄鋼、石油、資源、非鉄、商社、自動車、
ハイテクなどが幅広く売られました。
また不動産が大きく売られた他、証券、ノンバンク、銀行も冴えない展開と
なりました。

個別でも為替の円高が重しとなって、大型株ほど軟調な展開となりました。
また後場にツガミ(6101)が大きく下落したのに絡んで、工作機械系に空売り
の短期仕掛けが入ったようで、これらの銘柄もやや下げ幅が大きくなって
おります。
一方では、まだ底値圏でウロウロしている銘柄などの売りは限定的に留まって
おり、状況が改善すれば再び物色の流れが戻ってきそうです。


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■今晩の米市場の動向
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今晩の米市場は続落の展開が想定されます。
アジア市場が全体的に安くなっている流れで欧州市場も下落スタートとなり、
ユーロ圏消費者物価指数、失業率は波乱無しで通過したものの、戻りは鈍く
リスク回避の動きから欧州市場は下げ幅拡大となっております。
ムーディーズがスペイン債の格下げについて警告していることも警戒感を
高める要因となっております。
米Globex先物も、今晩のGDP速報値を警戒する動きから東京時間から既に下落
展開となっており、このままだと軟調推移となりそうです。
ただ米GDP速報値は米市場開始前の日本時間21時半に発表される予定となって
おり、内容次第で米市場開始前に動きが出てきそうです。

昨晩の米市場はダウが30.72ドル安と続落となりました。
新規失業保険申請件数の結果やエクソンモービルの決算が好感され、
買い優勢の展開で始まりましたが、グラフィック半導体のエヌビディア、
セキュリティソフトのシマンテック、キャッシュ技術のアカマイテクノロジーズ
など、ハイテク関連銘柄が揃って冴えない決算となったことが嫌気され、
急速に失速して下落に転じました。
また、4-6月期GDP速報値の発表を明日に控え、結果について弱気な見方が台頭
したことも売られる要因となり、一時ダウは110.49ドル安まで売られる場面が
ありました。
その後、セントルイス連銀総裁が「FRBは国債を買い入れ、ショックに対応
すべき」と発言したことから、引けにかけて持ち直す展開となりました。
シカゴ日経先物は45円安の9,645円、円建ては50円安の9,640円で終了して
おります。


□注目米主要企業決算・経済指標
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主要企業決算発表は、マケッソン・コーポレーション、ITT、シェブロン、
メルクが予定されております。
経済指標は、4-6月期実質GDP速報値・コアPCE速報値、7月シカゴ購買部協会
景況指数、7月ミシガン大学消費者信頼感指数確定値が予定されております。
予想は、4-6月期実質GDP速報値が前期比年率+2.5%(1-3月期+2.7%)、
4-6月期コアPCE速報値が前期比+1.0%(1-3月期+0.7%)、
7月シカゴ購買部協会景況指数が56.0(6月59.1)、
7月ミシガン大学消費者信頼感指数確定値が67.0(速報値66.5)となってます。

4-6月期GDP速報値は、1-3月期を下回る予想となっており、さらなる下ブレが
警戒されております。
下ブレとなった場合は、株安に加え、長期金利低下によってドル安にも繋がる
と見られております。
7月シカゴ購買部協会景気指数及び、7月ミシガン大学消費者信頼感指数に
ついては、予想に対して上下ブレが大きくなった方向に反応すると見られて
おります。


□その他海外注目材料
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ドル円では、86円00銭にはオプション・トリガーがあり、この手前では
オプションに絡んだ攻防となりそうですが、86円を下抜けた場合はストップロス
のドル売りが加速すると見込まれております。
ポイントとしては、昨年12月1日につけた86円17銭、11月30日の85円86銭、
11月27日の84円82銭が意識されております。


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■明日の展望
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来週は波乱含みの展開が想定されます。
7月14日の戻り高値を突破できれば10,000円の節目を目指す展開が期待される
ものの、本日の下落によって25日線を割り込むかどうかの攻防に転じてきて
しまいました。
一方で、東京市場の出遅れ感の強さが指摘されており、円高要因が重しと
なるとしても、好調な企業業績を背景に見直し買いが入ってくる可能性も
十分に考えられます。
ただ今晩の米市場次第では25線を割り込んで、9,500円の節目割れとなってくる
ことが想定されます。
同線をあっさりと割り込んでくれば、戻り高値を付けた時と同じような動き
となり、投資家心理も一気に後退しますので、再び下値模索へと移行していく
ことが警戒されます。

イベントでは来週も国内企業決算に注目が集まり、トヨタ、NTTなど中心に
控えております。
米国ではISM製造業景気指数、不動産関連指標、週末には雇用統計が控えており
マクロ指標が相次ぎますので、内容次第で乱高下展開となりそうです。
特に現在は米マクロ経済に対する警戒感が強まっており、ベージュブックでは
前回報告から下方修正となっているだけに、神経質に反応しそうです。


□テクニカル分析からの展望
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日経平均は続落となり、直近あけたマド埋めを意識した動きとなりました。
5日線、一目均衡表の基準線を割り込み、25日線や転換線での攻防となり、
下値不安を残す格好となりました。
ただ25日線は来週墓場には上昇に転じる可能性があり、これをきっかけに
再度反発できるかどうかがポイントとなってきそうです。
一方で上値抵抗になると思われる雲の下限は、9,900円から9,700円に下がって
くる見込みであり、再来週には9,550円まで下落してきます。
煮詰まり感が強まってきますので、動きがでやすいところとなりそうですが、
本日の下落からは下への警戒感が高まる格好となってしまいました。


□総括・今後の方針
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相場全体でも個別でも、ムードが一気に後退してしまいました。
25日線をまだ割り込んでおりませんので、ここがサポートとなって反発と
なれば、再びリバウンド狙いの動きも出てきそうですが、あっさりと割り込ん
でくるようなら、再び下値不安の台頭から冴えない展開となっていきそうです。
今はキャッシュポジションをやや高めて、来週の動きを見てから動き方を判断
したいところです。
個別での動きも悪くなるようなら、再び様子見で相場が転換してくるのを
待つことになります。

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□本日のメルマガ銘柄
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本日はありません


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