メルマガ:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望
タイトル:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望 10/07/23  2010/07/23


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Stock Mission
本日の相場総括・明日の展望

http://www.stock-mission.com/            2010年7月23日 発行
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□本日の結果
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07/23 07/22特別会員銘柄BT +3.75% 合計+3.75%
07/23 07/22一般会員銘柄SS +1.38% 合計+1.38%
07/23 07/21一般会員銘柄MK +2.34% 合計+3.24%
07/23 07/19一般会員銘柄NH +2.70% 合計+2.70%
07/23 07/13一般会員銘柄SO +5.30% 合計+9.45%

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■本日の市場動向
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本日の日経平均は210円高の9,430円と6日ぶりの反発となりました。
米市場の上昇を背景に朝方から買いが先行となりましたが、週末であることから
上値を追う動きは限定的で、戻り売り圧力も強く、前場は高値圏で揉み合う展開
となりました。
後場寄りも高値横ばいスタートとなりましたが、今晩の欧州ストレステスト結果
の思惑から、先物にショートカバーが入って上げ幅拡大となりました。
大引け間際は手仕舞いの売りにやや押されましたが、9,400円台を回復して
終了しました。


□相場総括
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中期基調は下向き継続、短期基調は下向きから横ばいに転換しました。
とりあえず安値更新とならなかったことから、下ブレ警戒感が後退し、ショート
カバーを誘発する展開となりました。
丁度週末であることや、ストレステスト結果発表間際ということもあり、直近
売り方の買い戻しが大量に入りました。
一方で買い進める動きは一切なく、指数が大幅高となった割には個別の動きは
やや鈍く、閑散相場の中で資金が分散してしまったことで、低位銘柄を除いて
東証1部で急騰大幅高となる銘柄はありませんでした。

先物の手口は、ゴールドマンが1,309枚、野村が1,287枚、バークレイズが1,122
枚の売り越し、クレディスイスが2,238枚の買い越しとなっております。
TOPIXでは、シティが1,315枚の売り越し、JPモルガンが1,352枚の買い越しと
なっております。
後場に指数を押し上げたのはクレディスイスで、ショートポジションのの一角を
買い戻す動きとなっております。
ただロングのゴールドマンは手仕舞い売り優勢に傾いており、あくまで週末要因、
イベント前のポジションをニュートラルに戻す動きのみに留まっております。
新規の手口は一切見られず、本日の上昇は来週の展開に繋がるようなものと
なっておりませんので、来週初の動向を注視する必要がありそうです。


□新興市場動向
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新興市場は3指数揃って反発となりました。
日経平均が大幅上昇スタートとなったことを受けて、投資家心理がやや改善した
ことから買い先行の展開となりました。
ただ商いは東証1部主力株ということもあり、少ない資金がさらに分散されて
しまった格好で、物色の拡がりは薄く、指数の上昇も日経平均が2%超上昇して
いるのに対して小幅に留まりました。
ただ先日の野村レポートの中から、東証1部銘柄のグリー、DeNAなどが本日は
しっかりと推移しており、同じくレポートが新規で出ているマザーズネット関連
銘柄へ波及してくる展開も期待されるところです。
底値圏で小さく上下しながら横ばいとなっている銘柄が多く見られますので、
きっかけ次第でリバウンドの展開も期待できそうです。


□個別銘柄動向
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セクター別では電力ガスを除いて全てが上昇、全面高展開となりました。
特に直近売られていた銘柄を中心に買い戻しの動きとなっております。
ただ日経平均が大幅上昇しているにも関わらず商いは低調なままとなっており、
相変わらずみずほFGの大商いを除くと、動きが乏しく、買戻しのみで新規の
買いが入っていないことが分かります。

注目はツガミ(6101)の上昇であり、ここまで売られ続けてきた中小型材料株
どころが反発となってくるか、来週の展開を見たいところです。
また新興市場では、売り一巡感の出ているネット関連銘柄など、大きく売り
込まれてきた銘柄が反発の動きとなってくるかに注目したいところです。


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■今晩の米市場の動向
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今晩の米市場は続伸展開が想定されます。
最大の注目点は欧州のストレステストとなってきそうですが、既に事前に幾つか
報道ベースで伝えられており、スペインでは複数行が検査不合格になったと
報じております。
各銀行が合格した不合格となったということより、現状の経済シナリオに照らし
合わせて、結果が妥当かどうかということが焦点となってきそうです。
また各金融機関が保有するギリシャ、スペイン、ポルトガルといったところの
国債残高にも注目が集まりそうです。
アジア市場の段階から、ストレステストイベント通過からの期待感が高まり、
欧州市場でも概ね堅調な展開となっております。
今晩の米市場は、重要な経済指標の発表もありませんので、何らかのネガティブ
サプライズが無い限りは堅調な展開となりそうです。


□注目米主要企業決算・経済指標
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主要企業決算発表は、ハネウェル・インターナショナル、マクドナルド、
スナップオン、シュルンベルジェ、ベライゾン・コミュニケーションズ、
キンバリー・クラークなどが予定されております。
経済指標の発表予定はありません。


□その他海外注目材料
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欧州では、銀行のストレステストの結果発表となり、予定では日本時間午前1時
に出てくるとされております。
結果を受けて、市場がアク抜けから好感となってくれば、株買いユーロ買いに
つながっていきそうです。
米市場でもリスク回避後退から、ドル円でドル買いに繋がりやすいと見られます。

他ドル円では、87円台後半では本邦実需筋らのドル売りが強まる可能性が指摘
されております。
一方で、86円00銭にはオプション・トリガーがあるとされ、オプションに絡んだ
ドル買いが入りやすくなりそうです。
ただ86円を抜けてしまうと、今度はストップロスのドル売りが出てくることに
なると予想されております。


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■来週の展望
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来週も経済指標、決算やイベントなどに左右される不安定な展開となりそうです
が、安値を一気に割り込まずに反発したことにより、短期的な戻りを試す展開
に期待したいところです。
テクニカル的にも一旦のリバウンドがあってもおかしくない水準に達しており
ましたので、25日線を捉えてくるようなら、投資家心理の改善にもつながって
いきそうです。
ただ、引き続き不安定な外部環境次第の展開が想定され、ちょっとしたきっかけ
次第であっさり再度下値模索となる可能性も十分にあります。
来週末は月末にもあたり、これまでの高値を結ぶ抵抗ラインと、安値のサポート
ラインが煮詰まってくるところでもありますので、上下どちらに放れてくるのか
しっかり見極めたいところです。

イベントでは、国内企業決算が本格化します。
日経観測では、主力企業の決算は概ね堅調、上ブレも期待できるとされてます。
ただ問題は為替の円高で、下期以降にこの円高の影響が出てくることにより、
通期予想を見送るケースも出てくることが想定されます。
欧州では、今晩ストレステストの結果が発表され、来週にかけて市場がどの
ように判断していくかがポイントとなりそうです。
米市場では、住宅関連、GDP速報値、消費者信頼感指数、耐久財受注などの
重要経済指標が鍵を握ることになりそうです。


□テクニカル分析からの展望
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日経平均は反発となり5日線をクリアしました。
昨日にローソク足で十字足を形成しているところからマドをあけての反発と
なりましたので、悪い形ではありません。
ボリンジャーバンドでも-1σをクリアし、中心線との間での推移となっており、
-2σも下落から横ばいに転じてきました。
あくまで調整トレンドの中でのテクニカルリバウンドに過ぎませんが、次第に
煮詰まってくる格好となってきており、上下どちらかに放れてくる可能性が
高そうです。
本日の上昇で目先の下ブレは回避となりましたが、25日線のほか、9,800円
どころを突破してこないと、上方転換とは言えない状況となります。


□総括・今後の方針
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引き続き様子見継続の動きは変わらずとなりそうです。
個別で少しでも動きが良くなってくるようなら、短期小口で乗っていくことに
なりそうです。
今週は特に個別銘柄の動きが悪かったこともあり、中小型材料株銘柄や、
低位仕手性銘柄、ネット関連銘柄やテーマ性銘柄、どこが柱になって
物色されてくるかに注目したいところです。
本日の上昇で心理状況は多少改善しましたので、来週初に急落という展開に
ならなければ、これまで売り込まれてきた銘柄を中心に短期リバウンドの動き
も期待されます。

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□本日のメルマガ銘柄
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本日の銘柄はありません。


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