メルマガ:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望
タイトル:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望 10/07/22  2010/07/22


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Stock Mission
本日の相場総括・明日の展望

http://www.stock-mission.com/            2010年7月22日 発行
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□本日の結果
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07/22 07/21一般会員銘柄MK +4.99% 合計+4.99%
07/22 07/20特別会員銘柄IJ +7.88% 合計+4.20% 暴騰!
07/22 07/13一般会員銘柄SO +2.94% 合計+10.24%

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■本日の市場動向
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本日の日経平均は57円安の9,220円と続落となりました。
昨晩の米市場が下落となったことを受けて朝方から売り先行となりました。
9,200円を意識して安値持ち合いとなっておりましたが、円高進行、みずほFGの
MSCIに絡んだ売り、個人投資家の追証発生に伴う強制決済などで、後場寄りは
一段安スタートとなり、一時年初来安値を更新する場面もありました。
ただ一方的に売り込まれる気配は無く、9,200円を下回ったところでは買戻しが
入り、何とか9,200円台は維持して終了しました。


□相場総括
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短期基調、中期基調ともに下向き継続となっております。
売り先行スタートから下げ渋る場面もありましたが、結局は安値圏で揉み合う
展開に終始しました。
商いは引き続き閑散展開で、あくまで為替連動型の無機質なアルゴリズム取引が
先物の売り買いで上下させたに過ぎない展開となっております。

先物の手口では、枚数はそれなりの出来高となっておりますが、手口らしいものは
一切見えず、日計り小すくいでの売買が繰り返されていることが伺えます。
日経平均型で1,000枚を超える売り越しはなく、ニューエッジが1,444枚の買い
越し、TOPIXでは、BNPパリバが1,488枚、ゴールドマンが1,210枚の買い越し、
売りでは1,000枚を超える売り越しはありませんでした。
幾分買い戻しが優勢だったことから、指数の下値を支える格好となったようです。


□新興市場動向
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新興市場は3指数揃って下落となりました。
朝方から売り先行展開となり、一部銘柄が短期資金によって物色される以外は、
日経平均の下ブレを警戒しての見切売り、追証発生からの換金売りによって
断続的押される展開となりました・。
商いは低調で、ジャスダックの売買代金は2日連続で100億円を下回りました。


□個別銘柄動向
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朝方から売り先行展開となったことで、幅広い銘柄が売りに押されました。
特に機械、資源、海運、鉄鋼、商社、非鉄など景気敏感と言われるところが
売られ、円高進行を受けて、自動車、ハイテクも軟調となりました。
一方で、内需株には買いが入り、小売、ノンバンク、電気ガス、証券、医薬、
銀行などは上昇となりました。

個別でも見新しい動きは乏しく、見切売り、換金売りが出ていることで、
中小型株、新興市場銘柄も軒並み売られる展開となりました。
ただ場中銘柄では、ワコム(6727)、ボルテージ(3639)、アルデプロ(8925)、
日本風力開発 (2766)、日本ケミコン (6997)、アイフリーク (3845)
などが上昇となりました。


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■今晩の米市場の動向
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今晩の米市場は反発展開が想定されます。
欧州で、ユーロ圏7月製造業PMI、英6月小売売上高、ユーロ圏5月鉱工業新規受注
などが軒並み予想を上回る内容となったことを受けて、株買い、ユーロ買いの
流れとなっております。
リスク志向が高まったことで、原油価格も上昇、米Globex先物も上昇に転じて
おり、波乱が無ければ米市場も反発展開となりそうです。
ただ米市場でも住宅関連、景気関連の経済指標や主要企業決算発表が控えており
状況次第でに乱高下する展開が警戒されます。
特に経済指標は下ブレ警戒感が強いものが多くなっており、急速に失速して
しまう展開も想定されます。

昨晩の米市場はダウが109ドル安と反落となりました。
朝方はアップル決算やバーナンキFRB議長による議会証言での追加金融緩和策の
言及期待、モルガン・スタンレーの好決算から、朝方は買い先行となりました。
ただバーナンキFRB議長による議会証言では、追加緩和策の可能性はあると
示したものの、直ぐに実施することについて言及しなかったこと、米国経済に
慎重な見通しを示したことが嫌気され、失望売りから一気に下落に転じました。
シカゴ日経先物は55円安の9,225円、円建ては80円安の9,200円で終了しました。


□注目米主要企業決算・経済指標
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主要企業決算発表は、エアープロダクツ・アンド・ケミカルズ、キャタピラー、
シャーウィン・ウィリアムズ、AT&T、マイクロソフト、ゼロックス、
プレシジョン・キャストパーツ、3Mなどが予定されております。
経済指標は、新規失業保険申請件数、6月景気先行指数、6月中古住宅販売件数、
5月連邦住宅金融局住宅価格指数が予定されております。
予想は、新規失業保険申請件数が44.5万件(前回42.9万件)、
6月景気先行指数が-0.3%(5月+0.4%)、
6月中古住宅販売件数が510万戸(5月566万戸)、
5月連邦住宅金融局住宅価格指数が前月比-0.3%(4月+0.8%)となっております。

6月景気先行指数は、雇用情勢の低迷、住宅市場の冷え込み、6月の株価指数の
下落など、構成要因のほとんどがマイナス寄与となる見込みから、予想通り
または下ブレとなってくる可能性が警戒されます。
6月中古住宅販売件数は、5月に引き続き悪化の予想となっております。
4月の税控除措置終了に友菜手t、5月中古住宅販売成約指数が前月比-30.0%と
大幅な落ち込みを示しているだけに、下ブレ警戒感が高い状況です。


□その他海外注目材料
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ドル円では、86円前半でドル買い、87円前半でドル売りが強い状況が継続して
おりますが、依然としてドル売りの流れが継続しております。

要人関連では、バーナンキ米FRB議長が下院金融委員会で証言を行う予定と
なっております。
昨日に上院ですでに証言を行っていることから、注目度は低い状況ですが、
追加的な金融緩和策について言及しなかったことが売られる要因となった経緯
がありますので、質疑応答での発言が注目されております。


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■明日の展望
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明日も方向感に乏しい閑散とした相場が継続しそうです。
欧州ではストレステストの結果が公表される予定となっており、イベントを前に
手控えムードが強まりそうです。
また週末要因もあり、オーバーナイト回避の動きで分かるように、オーバー
ウィークも当然回避の傾向にありますので、手仕舞い売りも上値を抑える要因
となってきそうです。
ただ個別では、売り飽き気分が高まってきたと見られる買いも散見され始め、
飛び乗りとはいえ、物色の拡がりが出てくるかどうかに注目されます。
また、今夜には米住宅関連指標、景気関連指標、マイクロソフト、キャタピラー
決算が控えていることから、内容次第で波乱の展開も想定しておきたいところ
です。


□テクニカル分析からの展望
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日経平均は続落となり、昨日にボリンジャーバンド-1σに跳ね返された格好と
なったことで-2σに向かう動きとなっております。
パラボリックは売り転換となり一層下値警戒感が高まり、買い転換するには
9,800円近辺を回復する必要があります。
新値足では終値ベースで9,191円を下回らなかったことから陰転となりませんで
した。
TOPIXは年初来安値を更新し、日経平均もこれに続く可能性が十分ありますが、
日足は十字足形成となってきていることで、一旦は反転となってくるか注目
されるところです。
依然下値意識が強い状況ながら、持ち合い形成で上下どちらに動いてもおかしく
ありません。
5日続落していることや下げ幅を考慮するとそろそろ反発展開もありそうです。


□総括・今後の方針
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本日も基本様子見の閑散相場で、明日以降も変化待ちスタンスでキャッシュ
ポジションを高めたままで底打ち反転を待つ格好となります。
引けにかけては自律反発狙いの買いもちらほら見られましたので、これらを
狙った短期資金が動いてくる可能性もありそうです。
ただ、概ねオーバーナイト回避、場合によってはオーバーランチ回避と
なっていることから、超短期での飛び乗り飛び降り状況となりそうです。

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□本日のメルマガ銘柄
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本日も手掛けられるような銘柄はありません。


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