メルマガ:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望
タイトル:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望 10/07/14  2010/07/14


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Stock Mission
本日の相場総括・明日の展望

http://www.stock-mission.com/            2010年7月14日 発行
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□本日の結果
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07/14 07/13一般会員銘柄SO +2.36% 合計+2.36%
07/14 07/13特別会員銘柄RP +6.20% 合計+6.20%
07/14 07/12一般会員銘柄YS +5.56% 合計+6.74%
07/14 07/11特別会員銘柄CK +8.49% 合計+3.60%
07/14 07/07一般会員銘柄MM +2.76% 合計+2.05%
07/14 07/05一般会員銘柄TK +3.75% 合計+12.16%
07/14 07/05一般会員銘柄SE +3.35% 合計+3.67%
07/14 06/30一般会員銘柄BS +1.68% 合計+5.40%

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■本日の市場動向
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本日の日経平均は258円高の9,795円と大幅反発となりました。
昨晩の米市場が上昇、CME先物高に加え、米インテル決算が予想を上回る好決算
となったことを受けて、朝方か大幅上昇展開となりました。
その後もショートカバーを巻き込んでジリ高展開となり、前引けでは9,800円台
に乗せて終了しました。
後場に入ると停滞感が台頭し、売買代金が盛り上がらないなかで、機関投資家の
戻り売りが確認されたこともあり、上値が抑えられる展開となりました。
終値で9,800円に乗せることはできませんでしたが、それでも失速せずに高値圏
維持で終了しました。


□相場総括
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短期基調、中期基調ともに上向き継続となっております。
米インテル決算を好感して大幅上昇となったほか、みずほFGの公募価格決定を機に
需給環境が一気に好転して、売買高は8億9,217万株と上場廃止前のJALに記録した
ものに次ぐ大商いとなりました。
東証1部全体で23億株ですので、実に4割がみずほFGの取引になります。
ただ東証1部の売買代金は相変わらずの低水準であり、新規資金の投下が乏しく、
主力株に資金が向かった分、中堅どころの銘柄は寄り高ジリ安のイマイチな展開
となりました。

先物の手口は、野村が1,231枚の売り越し、クレディスイスが4,300枚、UBSが
1,104枚、メリルリンチが1,034枚の買い越しとなっております。
TOPIXでは、野村が2,259枚の売り越し、クレディスイスが3,833枚の買い越しと
なっております。
指数が大幅上昇している割に、先物の売買枚数は5万枚強と商いは少ない状況と
なっており、トレンドを示すような手口は見られません。
ただ、大量ショートを抱えるクレディスイスは、日経平均型、TOPIX型ともに
買戻しの手口となっており、これが前場に指数を押し上げた一要因となった
ようです。
クレディスイスはまだ日経平均型を1万枚強、TOPIX型を2万枚強ショートを保有
しているとのことですので、明日以降の動向が注目されるところです。
本日クレディスイスの買戻しは、損失覚悟でのロスカットと見られております。


□新興市場動向
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新興市場は3指数揃って上昇となりました。
日経平均の大幅上昇展開から、朝方から買い先行となりました。
前場は東証1部主力株に資金が向かったこともあり、盛り上がりに欠ける展開と
なっておりましたが、後場に入って東証1部銘柄が伸び悩みはじめると、新興市場
にも資金が巡って指数は上げ幅拡大の展開となりました。
また新興市場銘柄にも好材料が出ていたことから、半導体やネット関連を中心に
物色され、昨日よりも売買代金が増加しました。
業績不安から新興市場に手控え感が台頭しておりましたが、業績上方修正などの
好材料が出てきたことで幾分は警戒感が後退し、売り一巡感のある銘柄などに
資金が向かっていくことも想定されます。


□個別銘柄動向
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朝方から全面高展開となり、高値を付けていた前引け近辺では東証1部の9割の
銘柄が上昇する展開となっておりました。
ただ指数を牽引する一部大型株を除いては、朝方の買い一巡以降に伸び悩む
銘柄が散見され、特に中小型材料株どころが朝高後にジリジリと小口の売りに
押される展開となっております。

会員公開銘柄でもほとんどの銘柄が上昇となりました。
ようやく少し動き出したメルマガ銘柄のサイバーエージェント (4751)や、
ユアサ商事 (8074)、中国工業 (5974)が買われました。
他、アクセルマーク (3624)、昭和電工 (4004)、スタートトゥデイ (3092)、
太陽誘電 (6976)、シンプレクス・テクノロジー (4340)ワコム (6727)
などが買われました。


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■今晩の米市場の動向
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今晩の米市場は、昨晩引け後発表のインテルの好決算を好感して買い先行の展開
が想定されますが、欧州市場が失速展開にあり、この影響を受ける可能性が
ありそうです。
また今晩は注目される決算発表はなく、小売売上高も予想通りに落ち着くと、
既に6日続伸していることの反動売りも出やすい状況となりそうです。
欧州では、ユーロ圏鉱工業生産が予想を下回り、ユーロ売りが加速しております。
また株式市場も急速に失速し、英仏では下落に転じるなど冴えない状況になって
おり、この影響から米Globex先物も小幅高程度にまで失速しております。
ドル円でもドル売りの流れが強まり、原油価格も下落と、欧州時間に入ってから
怪しい雰囲気となってきております。

昨晩の米市場は、ダウが146ドル高と6日続伸となりました。
昨日の取引終了後のアルコアの好決算を好感し、買いが先行となりました。
場中はインテル決算期待で堅調推移となり、タイコ・エレクトロニクスがADC
テレコミュニケーションズを買収合意したとの発表も、M&Aマネー流入期待から
相場を押し上げました。
シカゴ日経先物は120円高の9,650円、円建ては95円高の9,625円で終了しました。
マーケット終了後にインテルが決算を発表し、2Q決算では売上高が過去最高、
一株利益も市場予想を上回りました。
またPC市場の伸びが20%増になるとの見方や、第3Q見通しについても市場予想を
上回る強気見通しを示し、通年粗利益予想も引き上げたことで、時間外取引で
上昇しております。


□注目米主要企業決算・経済指標
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主要企業決算発表は、マリオット・インターナショナルが予定されております。
経済指標は、6月小売売上高、5月企業在庫が予定されております。
予想は、6月小売売上高が-0.3%(5月-1.2%)、
5月企業在庫が+0.3%(4月+0.4%)となっております。

6月小売売上高は、住宅・製造業関連指標が悪化していることから、2ヶ月連続での
減少予想となっております。
概ねコンセンサス通りになるとの見方ですが、予想を上回ってプラスに転じる
ようなら、好材料視される可能性がありそうです。


□その他海外注目材料
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ドル円では、89円台で本邦輸出企業のドル売りが観測されており、徐々に上値が
重くなるとの見方となっております。
また今晩は30年債入札が予定されており、入札結果から長期金利上昇ならば、
仕組み債によってドル買い、金利低下ならばドル売りに繋がりやすくなります。

また今晩は6月開催分のFOMC議事録が発表されます。
超低金利政策の長期間継続を再確認、景気現状認識の下方修正がありましたが、
改めての景気認識、経済予想について関心が集まっております。


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■明日の展望
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明日は反落の展開が想定されます。
本日の大幅上昇は、本日の米市場の上昇を織り込んだ格好となっており、
明日もさらに上昇するには、インテル決算以外の好材料が必要となりそうです。
米市場が既に6日続伸しており、今晩はインテル決算を受けて7日続伸となる
可能性は高いこともあり、そろそろ短期調整ムードが強まりそうです。
米市場の上げ幅が足りなければ、織り込みにいった分明日に売られる要因と
なりますので、売り優勢の展開が予想されます。
米市場がさらに上値を伸ばせるかどうかの鍵は、米6月小売売上高となりそうです。


□テクニカル分析からの展望
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日経平均は大幅反発となり、目先の抵抗ラインとなっていたSQ値、25日線、
一目均衡表の基準線を突破しました。
ボリンジャーバンド中心線を突破し、+1σとの間まで上昇しております。
昨日のパラボリックの買い転換に加え、本日は新値3本足も陽転となりました。
目先は6月25日にあけたマドを埋められるかが焦点となってきそうで、早々に
マド埋めから上に放れることができれば、10,000円の節目に向けた動きが期待
できそうです。
ただ本日は6月22日からの下落分の61.8%戻しの水準でピタリと頭を抑えられて
おり、これが目先の達成感から抵抗ラインとなってくる可能性もあります。
今晩の米市場次第ですが、25日線をサポートラインとして一段高となるか、
目先の戻りが終わってしまうのか、確認する必要がありそうです。


□総括・今後の方針
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日経平均は大幅上昇となり、これまでの抵抗線だったSQ値、25日線、基準線を
一気にギャップアップで突破してきたのは強いシグナルとなります。
ただ東証1部の売買代金は盛り上がらず、結局ショートカバーと一部資金の循環
だけに留まっており、国内要因で上値を目指すのが難しい状況となっております。
米市場も6日続伸となっており、そろそろ調整となってもおかしくない状況に
あることから、本日突破した25日線で値固めができるかがポイントとなって
きそうです。
依然として、物色の柱となる銘柄、セクターなどが見えませんので、明日以降
どういったところが物色されていくのか注視していくことになりそうです。

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□本日のメルマガ銘柄
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本日はありません。


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