メルマガ:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望
タイトル:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望 10/06/29  2010/06/29


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Stock Mission
本日の相場総括・明日の展望

http://www.stock-mission.com/            2010年6月29日 発行
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□本日の結果
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06/29 06/28一般会員銘柄TJ +10.24% 合計+10.24% 暴騰!
06/29 06/28一般会員銘柄AJ +19.49% 合計+19.49% 暴騰!
06/29 06/28一般会員銘柄AF +5.83% 合計+5.83%
06/29 06/28特別会員銘柄KN +2.40% 合計+3.23%
06/29 06/25特別会員銘柄KS +5.59% 合計+10.22%
06/29 06/22一般会員銘柄TS +2.91% 合計+1.92%

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■本日の市場動向
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本日の日経平均は123円安の9,570円と大幅続落となりました。
昨晩の米市場は小反落ながら、CMEが小高く返ってきたこともあり、朝方は昨日
の反動からの買いが先行する展開となりました。
その後もショートカバーと短期リバウンド狙いの買いによって上げ幅を拡大する
展開となりましたが、25日線を超えるだけの勢いは無く、前場は高値圏での
揉み合いとなりました。
後場に入ると、ドル・ユーロの急落、中国株安、米Globex先物安などを受けて
先物主導で売られて一気に下落展開となり、そのまま下げ幅拡大となりました。
大引けにかけては先物に買い戻しが入り、若干ながら下げ渋りました。


□相場総括
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短期基調、中期基調ともに下向き継続となっております。
朝方は堅調ながらも閑散相場が継続、25日線に上値を見事に抑えられる格好と
なり、この段階からやや後場に弱い動きとなる懸念がありました。
東京市場が昼休み中に、ドバイ不安が伝わった他、上海市場が一時2%を超える
急落となったこと、円高が急速に進行したことなどから、後場入りに先物に
大量売り手口が入り、相場は一変して下落展開となりました。

先物の手口は、ゴールドマンが1,765枚、立花が1,103枚、ドイツが1,099枚、
岡三が1,052枚の売り越し、MSMが3,383枚、クレディスイスが1,184枚、
ニューエッジが1,120枚の買い越しとなっております。
TOPIXでは、クレディスイスが2,887枚の売り越し、MSMが1,568枚、JPモルガンが
1,266枚の買い越しとなっております。

前場から堅調となったのはMSMの買いが支える格好となりましたが、後場入りに
大量売りを入れてきたのは、ニューエッジ、クレディスイスのようで、一気に
下げ幅を拡大させました。
ただニューエッジ、クレディスイスは引け間際に買い戻しの手口も入れていると
見られ、ニューエッジは買い越しに転じております。
本日は久々に先物が比較的大きな商いとなりましたが、方向性を示す手口は
見られません。
本日後場に売りを入れたものを引け間際で買い戻すなど、そろそろ思惑が働き
やすい水準に達してきた可能性がありそうです。


□新興市場動向
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新興市場は3指数揃って続落となりました。
日経平均が上げ幅拡大となったことを受けて、昨日大きく下落したマザーズや
ヘラクレスのテーマ性銘柄、ネット関連銘柄などにリバウンド狙いの買いが入り、
前場は堅調な展開となりました。
ただ後場に相場展開が一変したことで、一気に利食い売りが進行、投売りも
重なって3指数揃って下落に転じました。
本日は相場が急転したため続落となりましたが、昨日の投売りで短期的に下げ
過ぎとなっている銘柄が散見されます。
本日リバウンド狙いの買いが入ったように、相場が落ち着いた動きとなるなら、
短期リバウンドの展開が期待されます。


□個別銘柄動向
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相場は後場に急落展開となったこともあり、主力銘柄中心に売りが膨らみました。
原油価格の下落などを受けて、資源、海運、非鉄、商社などが大きく下落した他、
円高進行が重しとなって、自動車、ハイテクも売られました。
他、銀行、証券、ノンバンク、保険、不動産など金融全般も弱含みとなりました。

個別銘柄では、前場を中心に新興市場銘柄の反発が目立ちました。
アイ・エム・ジェイ (4305)、トランスジェニック (2342)が大暴騰となった
他、アイフリーク (3845)、エイチアイ (3846)、ユビキタス (3858)、
ミクシィ (2121)、ボルテージ (3639)などが堅調な展開となりました。
引き続き直近投げ売られた銘柄などの動向が注目されます。


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■今晩の米市場の動向
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今晩の米使用は続落展開が想定されます。
上海市場が急落となり安値更新となっていることから、4月の中国の経済指数の
増加の下方修正の可能性が伝わっている他、6月製造業PMIが予想を下回る可能性
が指摘されたことが重しとなりそうです。
ドルやユーロの下げは下げ渋りの動きを見せておりますが、欧州市場は総じて
弱含み展開となっており、米Globex先物でも下落展開となっております。
10,000ドルの節目で下げ渋りを見せて、リバウンドの動きに繋がるかが注目
されますが、外部環境の悪化を受けて、弱い動きが継続しそうです。

昨晩の米市場は、ダウが5ドル安と小幅下落となりました。
G20で2013年までに少なくとも財政赤字を半減させるとの数値目標を打ち出した
ことが好感されたものの、上値は重く、手掛かり材料難から方向感の無い展開と
なりました。
シカゴ日経先物は15円高の9,705円、円建ては15円安の9,675円で終了しました。


□注目米主要企業決算・経済指標
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主要企業決算発表は予定されておりません。
経済指標は、4月S&Pケース・シラー20都市住宅価格指数、6月消費者信頼感指数が
予定されております。
予想は、4月S&Pケース・シラー20都市住宅価格指数が前年比+3.5%(3月+2.3%)、
6月消費者信頼感指数が62.9(5月63.3)となっております。

S&Pケース・シラー指数は上昇予想、6月消費者信頼感指数は低下予想となって
おりますが、予想から下ブレとなった時の影響が懸念されております。
市場心理が悪化、ドル安が進行している中で、指標が下ブレとなればドル安、
金利低下から株安に繋がる可能性がありそうです。


□その他海外注目材料
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ドル円は、89円台前半にドル売り要因が控えているようで、この水準では重く
なることが想定されます。
ただ88円台中盤からはショートカバーの流れとなっております。


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■明日の展望
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明日も弱含み展開が想定され、下値を探る展開となりそうです。
今晩のNYダウが10,000ドル割れの展開となれば、市場心理の悪化と共に下げ幅
拡大となっていく可能性が警戒されます。
明日も下落となれば、直近安値の9,378円が視野に入ってきそうですが、短期の
テクニカル的には下げ過ぎと見ることができますので、安値水準がサポートライン
として意識できるかどうかが注目ポイントとなりそうです。
一方で、本日はサッカーW杯で、日本-パラグアイ戦が行われます。
日本が勝利となれば、月末要因と絡んでご祝儀買いが入ってくる可能性も指摘
されております。
ただ、同じくデンマーク戦で勝利し、決勝リーグ進出が決まった時も、ご祝儀が
期待されながらまったく買いが入りませんでした。
相場環境も投資家心理も悪い中では、ご祝儀買いの期待度は薄そうです。


□テクニカル分析からの展望
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日経平均は大幅続落となり、25日線が連日で抵抗線として意識されました。
5日線とのミニデッドクロスも形成していることで、今後は下落する5日線も
抵抗ラインとして意識が強まってきそうです。
ただ6月21日からの高値から下げ過ぎ感が台頭しており、11日にあけたマドを
ほぼ埋めたことで、売り一巡感が出てきてもおかしくない水準に達しております。
下値では直近安値が意識されますが、ここを下回らなければ逆三尊形成からの
リバウンドも意識されますが、安値を割り込むようなら、既に形成している
ダブルボトムの安値を否定することになり、一段安の展開に発展する可能性が
ありますので、注意したいところです。


□総括・今後の方針
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非常に弱い相場展開が継続、為替の円高も一層進行ということを受けて、主力
どころを手掛けることはできない状態が続いております。
特に主力のキヤノン、トヨタ、京セラ、野村、メガバンクなどが軒並み安値更新
となっており、この流れが止まらない限り、指数の浮上もない状況です。
また上海市場が急落し、約4%も下落して年初来安値を更新していることも、
中国関連や材料株系の上値を抑えてくる要因となりそうです。

市場筋の見方では安値更新の可能性を見る動きはそれ程強くはありませんが、
買いに向かわずにあくまでも様子見を決め込んでおりますので、決め打ちの
逆張り戦術は非常に危険となります。
それまでは、本日反発の動きを見せた新興市場銘柄のように、投げ売られた銘柄の
超短期リバウンドを狙っていくことになりそうです。
デイトレードや、場合によっては朝方の一回転で終了という超短期になります
ので、基本様子見姿勢は変わらずとなりそうです。

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□本日のメルマガ銘柄
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本日はありません。


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