メルマガ:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望
タイトル:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望 10/06/24  2010/06/24


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Stock Mission
本日の相場総括・明日の展望

http://www.stock-mission.com/            2010年6月24日 発行
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□本日の結果
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06/24 06/23特別会員銘柄SO +21.43% 合計+21.43% 暴騰!
06/24 06/22特別会員銘柄KS +24.00% 合計+25.00% 暴騰!
06/24 06/22特別会員銘柄KT +2.21% 合計+12.10%
06/24 06/23一般会員銘柄CB +4.71% 合計+4.71%
06/24 06/22一般会員銘柄TS +2.40% 合計+2.40%
06/24 06/21加藤製作所(6390) +5.73% 合計+6.28%
06/24 06/13特別会員銘柄TK +6.77% 合計+22.02%

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■本日の市場動向
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本日の日経平均は4円高の9,928円と小幅反発となりました。
昨晩の米市場はまちまちで横ばい展開となりましたが、為替の円高が進んだこと
から、朝方から売り優勢の展開で始りました。
ただ直近300円以上も下落していることもあり、売り一巡後は下げ渋る展開となり、
先物の買戻しと共に前場中盤にはプラスに転じました。
後場に入ると、上海市場の切り返しなどを背景に一段高展開となり、10,000円の
大台を回復する場面もありましたが、積極的に上値を買う動きは無く、終盤に
かけて利益確定に押されて値を消しました。


□相場総括
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短期基調は下向き継続、中期基調は上向き継続となっております。
直近の下落の反動のショートカバーによって下げ渋り、後場には先物主導で
上げ幅を拡大する場面もありましたが、東証1部の売買代金は前日比7.7%減の
1兆313億円に留まり、積極的な物色は一切なく、あくまで指数だけが上下する
展開となりました。

先物の手口では、野村が1,684枚、ゴールドマンが1,095枚の売り越し、
クレディスイスが2,518枚の買い越しとなっております。
TOPIXは、クレディスイスが1,175枚の買い越しとなっております。
やはり前場から後場にかけて上げ幅拡大となったのはクレディスイスの買いと
なりますが、昨日までは売ってきておりましたので、あくまで買い戻しという
格好でトレンドらしいものは出てきておりません。
一方で、昨日まで買っていたゴールドマンサックスは売り越しに転じており、
終盤にかけての利益確定売りに繋がった可能性があります。


□新興市場動向
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新興市場は3指数まちまちとなり、ジャスダック平均が続落、マザーズ指数、
ヘラクレス指数が反発となりました。
新規上場のパピレス人気や、iPhone4発売に関連するテーマ性銘柄の物色により
朝方から、マザーズ、ヘラクレスは比較的堅調な展開となりました。
ただテーマ性銘柄以外への物色の広がりは無く、後場にかけて日経平均が上げ幅
拡大すると、少ない資金が分散された格好で、マザーズ指数は上げ幅縮小となり、
短期利食いも伴って方向感の乏しい展開となりました。


□個別銘柄動向
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セクター別では、円高要因により自動車、ハイテクの一角などが軟調、非鉄、
鉄鋼、資源、銀行、保険、などが売られました。
一方で、不動産、ノンバンク、海運などは反発、医薬、水産農林などの内需
デフェンシブ銘柄も買われました。

個別では、メルマガ銘柄の加藤製作所 (6390)が押し目形成後にしっかりと
反発となってきている他、会員銘柄では、特別会員銘柄の倉元製作所 (5216)が
+24.0%の大暴騰となったほか、サカイオーベックス (3408)も+21.43%の暴騰と
なり、低位仕手性銘柄が噴き上がりました。
高田機工 (5923)も高値では+6.77%の上昇で合計+22.02%を記録しました。


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■今晩の米市場の動向
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今晩の米市場は反落の展開が想定されます。
欧州市場は買い先行となりましたが、ユーロ安が止まらずに株式市場も下落に
転じる展開となっております。
これを受けてドル円でもドルが売られる展開となっている他、米Globex先物も
下げ幅拡大となっております。
米市場も直近経済指標が弱含みとなっていることで、リスク回避の動きが強く
なっており、欧州の弱い動きにそのまま連動してくることが想定されます。

昨晩の米市場はダウが4ドル高、ナスダックが7ポイント安とまちまちの展開と
なりました。
5月新築住宅販売件数がが予想を大きく下回ったことが嫌気され、朝方から売りが
優勢となり、ダウは一時66ドル安まで下落しました。
その後FOMC声明で、欧州不安から景気判断に対して慎重な見方を示したことを
受け、年内利上げ観測が後退し、低金利政策の持続が確認されたことでプラスに
転じました。
ただ200日線近辺では戻り売りに押された他、原油在庫の増加で原油価格が下落し、
終盤にかけて上げ幅縮小の展開となりました。
シカゴ日経先物は25円高の9,925円、円建ては20円安の9,880円で終了しました。


□注目米主要企業決算・経済指標
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主要企業決算発表は、ダーデン・レンストランツ、H&Rブロック、レナー、
ディスカバー・ファイナンシャル・サービシズ、オラクル、コナグラ・フーズ、
マコーミックなどが予定されております。
経済指標は、5月耐久財受注、新規失業保険申請件数が予定されております。
予想は、5月耐久財受注が-1.4%(4月+2.8%)、
新規失業保険申請件数が46万件(前回45.71万件)となっております。

5月耐久財受注は、低下予想となっており、先行指標となる非国防資本財受注の
4月が前月より低下しており、5月ISM製造業の新規受注指数も4月から悪化している
ことを受けて、予想通りか下ブレ懸念が囁かれております。


□その他海外注目材料
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今晩は、米7年債の入札が予定されております。
一昨日の2年債は投資家の強い需要が示され、昨日の5年債はイマイチの内容と
なっております。
長期金利が低下となれば、仕組み債によってドル売り、逆に上昇となればドル買い
に繋がりやすいと見られますので、入札結果が注目されます。
また欧州では、イタリアの国債入札が予定されております。

ドル円では、目先は89円を割り込んで下落が一段と進むのかどうかが注目されて
おります。
FOMCで超低金利政策の長期間継続が再確認され、景気認識もやや下方修正された
ことでドルの上値が非常に重くなっております。


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■明日の展望
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明日は軟調な展開が想定されます。
今晩の米市場動向次第の方向感の無い展開が想定されますが、本日も戻り切れない
状況を見れば、引き続き上値が重く冴えない展開が継続しそうです。
特に円高が進行している状況では、下方バイアスの強さが継続することが想定
されます。

なお、今晩深夜にサッカーW杯の日本対デンマーク戦が予定されております。
日本が勝つか引き分けで決勝トーナメント進出となりますので、注目度の高い
状況となっております。
一足早く決勝トーナメント進出を決めた韓国では、シンクタンクが試算した
経済効果が1兆8000億ウォン(約1,400億円)に達すると示しており、日本でも
少なからず影響がありそうです。
また、フランスが予選敗退するなど、欧州強豪勢の苦戦が強いられておりますが、
欧州市場への心理的影響は大きいと指摘されております。


□テクニカル分析からの展望
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日経平均は6月4日戻り高値近辺で底堅さが意識される一方で、上値は5日線や
ボリンジャーバンド+1σ、一目均衡表の転換線に抑えられる格好となりました。
下値では25日線や基準線がサポートラインになってきますが、25日線が明日から
上昇に転じる見込みであり、この動きに反応できるかに注目されます。
週足では、雲の上限の9,900円と転換線の10,295円の間での推移となっており、
雲の上限の上昇に沿って現水準がキープできるかに注目されます。
このラインを下回ってくるようだと、強い上値抵抗として転換する可能性が
ありますので注意が必要となりそうです。


□総括・今後の方針
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日経平均は反発し切れずにとりあえず戻ったに過ぎない展開となりました。
米国での住宅市場懸念、欧州諸国の財政懸念などが引き続き重しとなっており、
特に為替が神経質に反応している展開となっております。
円高進行が止まらない限り日経平均の浮上は難しく、しばらくは25日線を下値
意識としての揉み合い展開が継続しそうです。

個別では低位仕手性銘柄が活発の動いております。
会員銘柄でも昨日の高田機工 (5923)、栗本鐵工所 (5602)に続き、本日は
倉元製作所 (5216)、サカイオーベックス (3408)が噴き上がり、暫くは
この流れが継続していきそうです。

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□本日のメルマガ銘柄
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ヤマタネ (9305)
現在値:129円

低位仕手性銘柄の噴き上がり展開期待です。
相場が停滞状態にあることから、低位銘柄が物色の中心となっており、短期間で
噴き上がっていく銘柄が散見されます。
同銘柄も120円を下値にリバウンド展開となっておりますが、依然底値圏での
動きとなっており、一段高展開に期待したいところです。
ただ値動きが激しくなりやすいハイリスク銘柄ですので、あくまで割切りの
短期小口スタンスとしたいところです。

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