メルマガ:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望
タイトル:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望 10/06/11  2010/06/11


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Stock Mission
本日の相場総括・明日の展望

http://www.stock-mission.com/            2010年6月11日 発行
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□本日の結果
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06/11 06/10特別会員銘柄TH +9.25% 合計+9.25% 暴騰!
06/11 06/10一般会員銘柄MI +3.62% 合計+3.62%
06/11 06/09一般会員銘柄LK +1.78% 合計+16.84%
06/11 06/09一般会員銘柄NT +5.65% 合計+6.49%
06/11 05/30特別会員銘柄FS +3.49% 合計+3.67%
06/11 05/30一般会員銘柄LP +3.10% 合計+2.98%

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■本日の市場動向
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本日の日経平均は162円高の9,705円と続伸となりました。
昨晩の米市場が大幅上昇となったこと受けて、朝方から買い先行となりました。
その後はSQ値を上値として揉み合いとなりましたが、前場中頃からは円安基調が
進んだことから先物主導で上げ幅拡大となりました。
ただ後場に入ると円安基調も一服、中国市場もやや失速傾向となったことから、
買い手不在となり、週末要因の売りなどにやや押され9,700円近辺から動くこと
なく終了しました。
SQ値は9,747.59円となり、幻のSQは回避しましたが、終値でSQ値を上回ることは
できませんでした。


□相場総括
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短期基調、中期基調ともに下向きから上向きに転換しました。
米市場の大幅高展開から、東京市場も買いが先行となりましたが、昨日に日経平均
が上昇していたこともあり、朝方の買いが一巡するとすぐに動きが止まりました。
依然として下値不安が残る中で週末要因も絡んで積極的に上値を試す動きは無く、
SQ通過で先物の売買も低下したことで、相場はまったく動かない状況となりました。
前場にSQ値を上回ったことでやや安心感が拡がりましたが、東証1部の売買代金は
低調なままで、盛り上がらない展開となりました。

先物の手口は、ドイツが3,452枚、ナティクシスが1,787枚、ゴールドマンが
1,989枚、シティが1,668枚、大和が1,501枚の買い越し、メリルリンチが3,859枚、
クレディスイスが2,955枚、ニューエッジが2,151枚、野村が1,883枚、
みずほが1,036枚の買い越しとなりました。
TOPIXは、1,000枚を超える売り越し、買い越しはありませんでした。

SQに絡む売買以外で目立つのは、クレディスイスとニューエッジの買い越しで、
これが相場を押し上げました。
ニューエッジは連日でのシュートの買戻しとなっておりますが、依然ショート
ポジションを形成中です。
他は上下トレンドが出ているようなものはありません。


□新興市場動向
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新興市場は3指数揃って続伸となりました。
日経平均が大幅上昇展開となったことから買い安心感が拡がり、朝方から買い
優勢の展開となりました。
ただ資金が東証1部主力株に向かったこともあり、物色の拡がりは無く、
一部テーマ性銘柄、ネット関連銘柄が買われたに過ぎず、後場にかけては
短期利益確定売りが出たことで、下落に転じる銘柄も散見されました。
新興市場の指数の動きはまずまず堅調となっておりますが、資金の逃げ足が
はやく、物色の拡がりや売買代金も膨らみが無いことから、イマイチ盛り上がり
に欠ける状況となっております。


□個別銘柄動向
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日経平均の上昇によって幅広い銘柄買われ、東証1部も73%が上昇する堅調な
展開となりました。
ただこれまで売られていた銘柄のショートカバーの流れが中心で、朝方の買いが
一巡すると伸び悩む展開となる銘柄が目立ちました。
また直近買われていた石油、資源などは利益確定売りに押されて下落しました。

会員銘柄でも、引けにかけて伸び悩む銘柄が多くなりました。
会員の皆様には前場中に早めの撤退をお勧めしましたが、本日のほぼ高値圏で
抜けることができたと思われます。
個別では、TCBホールディングス (2356)がストップ高まで上昇した他、
場中銘柄では、日本インター (6974)、さくらインターネット (3778)、
プロミス (8574)、大和システム (8939)、デジタルハーツ (3620)
などが買われました。


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■今晩の米市場の動向
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今晩の米市場は横ばい展開が想定されます。
昨日が大幅高、本日は週末ということもあり、利益確定売りが頭を抑える要因と
なってきそうです。
一方欧州は堅調な動きとなっており、トゥンベルECB専務理事がユーロの二番底
リスクは無く、ギリシャは正しい方向へ向かっており、対策見通しも改善して
いると発言したことが好感され、欧州市場は堅調、ユーロも買い優勢の展開と
なっております。
また、本日からサッカーW杯が開催されることもあり、心理的な盛り上がりから
ご祝儀的に株高、ユーロ高の意識が強い状況となっております。
この流れから、米市場も概ね堅調となりそうですが、大幅高の翌日ということで、
さらに大きく上に向かっていくのは難しそうです。

昨晩の米市場は、ダウが273ドル高と大幅反発となりました。
欧州で、5月中国輸出額が50%増となったこと、スペイン3年債入札が好調と
なったことを受けて、欧州市場が総じて堅調となり、米市場も買い先行の展開と
なりました。
またトリシェ欧州中央銀行総裁が3カ月物資金の無制限供給を続けると発言した
ことも相場の追い風となり、ダウはさらに上げ幅を拡大する展開となりました。
シカゴ日経先物は240円高の9,750円、円建ては185円高の9,695円で終了しました。


□注目米主要企業決算・経済指標
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主要企業決算発表は予定されておりません。
経済指標は、5月小売売上高、6月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値、
4月企業在庫が予定されております。
予想は、5月小売売上高が+0.2%(4月+0.4%)、
6月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値が74.5(5月73.6)、
4月企業在庫が+0.5%(3月+0.4%)となっております。

5月小売売上高は前月より伸びが鈍るが、プラス維持の予想となっております。
ただガソリン価格が5月に入って大幅に下落しており、ガソリンスタンド売上が
落ち込む公算となっております。
チェーンストア売上は前月からの反動増が予想されておりますが、ガソリン価格の
下落がカバーできずに、下ブレリスクがあるとされております。
6月ミシガン大消費者信頼感指数速報値は、ガソリン価格の下落がプラス要因と
なり、前月から改善予想となっております。
ただ株価が5月から下落基調となっていることもあり、こちらも下ブレの可能性が
あると見られております。


□その他海外注目材料
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欧州では、イタリアの国債入札が注目されております。
9日のポルトガル国債入札がまずまず、10日のスペイン国債入札が好調となった
ことで、ユーロの買戻しの流れが強まっております。
イタリアの入札結果も好感されれば、さらにユーロのショートカバーの動きが
強まることも想定されます。

要人関連では、プロッサー米フィラデルフィア連銀総裁、コチャラコタ米
ミネアポリス連銀総裁がそれぞれ講演を予定しております。


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■来週の展望
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来週も欧州の展開に一喜一憂する波乱含みの展開となりそうです。
日経平均が早期に25日線を突破し、10,000円を回復できれば底入れムードが
強まりそうですが、商い低調の中では下落する25日線に頭を抑えられる可能性が
高く、一度は下値を確認しにいく可能性が考えられます。
本日終値がSQ値を下回っていることから、SQ値を下回れば翌週以降軟調という
アノマリーも心理的な重石になってくる可能性があります。
ただ幻のSQ形成は回避しましたので、週初にSQ値を上回ってくることができれば、
これをサポートに直近高値を目指す展開も考えられます。

イベントとしては、中国経済指標が通過したことで、再び欧米動向が注目です。
欧州では引き続きソブリンリスクへの警戒となりますが、トリシェ総裁が
市中銀行への無制限の資金供給と国債購入を当面継続するとしたことで、
若干警戒感が和らいできております。
欧州問題の解決は時間を要すことになりますが、これまでの下落である程度は
織り込んでいると見ることもできます。
米国では、金融規制法案に対する具体的な内容がどのように決まってくるかに
注目が集まることになりそうです。
7月4日にはオバマ大統領が法案承認する見込みとなっており、ボルカールールと
言われる、商業銀行の投資業務禁止などのルールがどこまで法案に織り込まれる
かが焦点となってきそうです。
国内では、改正貸金業法の完全施行が18日に実施されます。
これによって貸付総額は年収の3分の1までになり、年収を証明する書類が必要と
なってきます。
これは消費者金融のみならず、クレジットカードのキャッシングにも及び、
特定セクターへの影響が大きくなりそうです。

他、サッカーW杯が本日から開催となり、日本は14日にカメルーン戦が行われる
予定となっております。
下馬評は悪く、予選敗退が大方の予想となっておりますが、過去の例から、
日本が敗戦した翌日は株式市場も下落する傾向にあるようです。


□テクニカル分析からの展望
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日経平均は大幅続伸となり、一目均衡表の転換線を上回ったほか、ボリンジャー
バンドの-1σをクリアしました。
これにより目先の下値不安は後退した格好となりますが、週足の一目均衡表の
雲の上限を捉えることができず、下落する25日線も抵抗ラインとなってくること
が想定され、この先も上値が重い状況が続きそうで、雲の中で上下揉み合う
展開が想定されます。
また2月下落時の状況と似てきたこともあり、逆三尊を形成するためには、
再度調整場面が必要と見ることができ、もう一度9,500円近辺まで押したところが
逆三尊形成からの反転攻勢となる可能性があります。
また25日線との三角持ち合いを考えた場合は、同線が9,500円近辺まで落ちて
くるにもう少し時間がかかるため、揉み合いながらタイミングを計る展開と
なりそうです。


□総括・今後の方針
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引き続き相場は揉み合い展開が続くと見られ、上昇展開継続でも10,000円復帰
まで至るのは難しそうです。
この上昇が一巡すれば、再度下値を模索する動きも想定されますので、引き続き
短期回転中心で、指数からやや離れたところを狙っていくことになりそうです。

新興市場銘柄もイマイチ盛り上がりに欠ける状況となっておりますが、本日の
傾向から、出遅れ煮詰まり銘柄が噴き上がっていくのが散見されました。
売り一巡ながら底値揉み合いとなっており、煮詰まり感が出てきている銘柄など
には注目したいところです。
また、低位仕手性銘柄などへの注目も高まっておりますので、短期小口で
飛び乗っても面白そうです。

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□本日のメルマガ銘柄
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本日はありません。


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