メルマガ:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望
タイトル:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望 10/05/27  2010/05/27


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Stock Mission
本日の相場総括・明日の展望

http://www.stock-mission.com/            2010年5月27日 発行
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□本日の結果
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05/27 05/26特別会員銘柄BM +16.88% 合計+16.88% 暴騰!
05/27 05/26特別会員銘柄HR +1.74% 合計+1.74%
05/27 05/26一般会員銘柄TD +6.38% 合計+6.38%
05/27 05/26一般会員銘柄YK +13.65% 合計+13.65% 暴騰!
05/27 05/26一般会員銘柄SK +20.12% 合計+20.12% 暴騰!
05/27 05/26ツガミ(6101) +6.65% 合計+6.65%
05/27 05/25一般会員銘柄AC +17.87% 合計+21.24% 暴騰!
05/27 05/24特別会員銘柄GR +8.07% 合計+7.89% 暴騰!
05/27 05/19一般会員銘柄NG +9.49% 合計+3.76% 暴騰!
05/27 05/18一般会員銘柄TK +3.33% 合計+9.41%

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■本日の市場動向
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本日の日経平均は117円高の9,639円と続伸となりました。
昨晩の米市場が下落、円高警戒もあり朝方は三桁の下落でスタートとなりました。
ただ朝方の売りが一巡すると、為替が若干ショートカバーによって円安基調と
なり、これをきっかけに先物が買い戻され、下げ渋る展開となりました。
後場に入ると、アジア株高、ユーロの急伸、米Globex先物の10,000ドル回復などを
好材料として一気に買戻しが強まりました。
一時戻り売りに押される場面もありましたが、買戻しだけでなく短期リバウンド
狙いの買いや押し目買いが入ったことが支えとなり、大引けにかけて上げ幅拡大
となりました。


□相場総括
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中期基調は下向き継続、短期基調は下向きから上向きに転換しました。
朝方は全面安に近い状態でしたが、下げ渋りの動きを見せたことで、値動きの
軽い中小型銘柄などにリバウンド狙いの買いが入りました。
また昨日の米市場が下落となりながら、原油価格がそれほど下がらなかったこと
から、昨日に続いて商社、海運、石油などの資源関連が堅調となり、心理的にも
相場を支える格好となりました。
中盤以降は、これまで売り一辺倒だった欧州勢の買い転換、さらに米系年金の
買い観測が出てきたことで、先物主導で上げ幅を拡大しました。

先物の手口は、メリルリンチが1,928枚、野村が1,891枚、クレディスイスが
1,605枚、MSMが1,050枚の売り越し、MUMSが3,127枚、楽天が1,720枚、大和が
1,698枚、みずほが1,173枚の買い越しとなっております。
TOPIXでは、BNPパリバが2,389枚、ニューエッジが1,132枚の売り越し、
ソシエテジェネラルが2,500枚、ドイツが1,264枚の買い越しとなっております。

手口ではトレンドを形成するようならものは見当たらず、とりあえず買戻しと
いった格好になっているようです。
大きなショートを持つドイツが欧州系の買戻しとして確認されておりますが、
一方で昨日買い越したクレディスイスは利食いで売り越しとなっており、
ここからさらに上を狙うといった手口は見られませんでした。


□新興市場動向
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新興市場は3指数揃って反発となりました。
寄付きは米市場の下落を受けて下落スタートとなりましたが、下げ幅は限定的に
留まり、昨日の後場に切り返していた経緯もあり、売り圧力は低下している
状況となっておりました。
日経平均が下げ渋る動きを見せたことで、3D関連などのテーマ性銘柄に買いが入り、
さらに値動きの軽いネット関連銘柄にもリバウンド狙いの買いが波及したことで、
マザーズ指数は5%超の大幅上昇となりました。
後場にかけては高値揉み合いとなりましたが、それでも戻り売りをこなして
高値圏を維持した格好となっており、リバウンド狙いの意欲の強さが感じられ、
引き続き突っ込んで売られた銘柄のリバウンド展開が期待されます。


□個別銘柄動向
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日経平均が切り返して大幅上昇となったこと受けて、幅広い銘柄が押し目買い
などによって上昇に転換しました。
朝方から牽引役となったのは昨日に続き海運、商社、鉄鋼、非手など資源関連と
なっております。
また円高一服となったことを受けて、ハイテク、自動車なども切り返す展開と
なっております。
ただやはり大型株は重く、値動きの軽い中小型銘柄などが値を飛ばしました。

個別では、昨日のメルマガ銘柄のツガミ (6101)が相場の好転の流れに乗って
25日線まで戻す展開となりました。
他、会員銘柄では大暴騰銘柄が続出となり、ブロードメディア (4347)が
+16.88%、ユビキタス (3858)が+13.65%、シコー (6667)が+20.12%、
アクロディア (3823)が+17.87%(合計+21.24%)、ガーラ (4777)が+8.01%
となり、短期リバウンド狙いが大成功となりました。
また、高田機工 (5923)も続伸となって合計+9.41%で目標ラインを突破しました。


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■今晩の米市場の動向
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今晩の米市場は反発の展開が想定されます。
アジア市場の上昇などから米Globex先物のダウは10,000ドルを回復しており、
昨日の10,000ドル割れを否定する動きとなれば、目先オーバーシュートによる
底打ち感が高まってくることが想定されます。
ユーロのショートカバーが継続となっており、欧州市場も上げ幅拡大の展開
となっており、昨日売られた分の買い戻しを含めて、リバウンド意識の強い
展開が期待されます。

昨晩の米市場はNYダウが69ドル安と続落となりました。
欧州市場の堅調な動きや、4月の新築住宅販売件数が予想を上回ったこと、
OECDが2010年、2011年の米経済成長率見通しを引き上げたことなどを好感し、
朝方は買い先行となり、ダウは一時135ドル高まで上昇しました。
ただユーロの下落や中国が欧州債の購入減少を検討しているとの観測が嫌気され、
引けにかけて大きく崩れて下落に転じることになり、ダウは2月8日以来となる
10,000ドル割れとなりました。
シカゴ日経先物は55円安の9,435円、円建ては70円安の9,420円で終了しました。


□注目米主要企業決算・経済指標
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主要企業決算発表は、ノベル、ビッグ・ロッツ、ティファニー、ハインツ、
コストコホールセールなどが予定されております。
経済指標は、新規失業保険申請件数、1-3月期GDP改定値、1-3月期GDP価格指数
改定値が予定されております。
予想は、新規失業保険申請件数が45.5万件(前回47.1万件)、
1-3月期GDP改定値が前期比年率+3.4%(速報値+3.2%)、
1-3月期GDP価格指数改定値が前期比+0.9%(速報値+0.9%)となっております。

1-3月期GDP改定値は、速報値から上方修正される予想となっております。
市場筋の見方としては、直近の経済指標を見ても、予想通りに落ち着くと
見ているようです。


□その他海外注目材料
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為替要因では、引き続き欧州信用問題に絡んだ状況次第となりそうです。
また直近は国債入札による米長期金利との仕組み債の動向が注目されており、
本日は7年債の入札が予定されております。
これまでの2年債、5年債ともに投資家需要が弱かったことが示されており、
長期金利が上昇、仕組み債によってドル買いに繋がっております。
本日もリスク志向から入札が軟調となり、金利上昇となるようなら、仕組み債に
よってドル買い、逆ならばドル売りに繋がりやすいと見られております。
ドル円では、90円60銭に大口のドル売りオーダーが控えており、90銭にストップ
ロスオーダーがあると見られます。
たださらに上の91円台前半には、本邦輸出企業のドル売りオーダーが集まって
いるとされ、基本的にドルの上値は重いものとなりそうです。

要人関連では、ガイトナー米財務長官がトリシェECB総裁、ショイブレ独財務相と
会談する予定となっております。


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■明日の展望
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明日も短期リバウンド基調の継続が期待されます。
今晩の米市場が崩れなければ、目先底打ち感が強まることから、これまで大きく
下方へ突っ込んで売られた銘柄を中心にリバウンドの動きが継続しそうです。
ただ、欧州信用問題や北朝鮮の地学性リスクなど、外部環境は悪化したままであり、
リスクの高い神経質な状況に変わりはなく、短期回転型のリバウンドが中心と
なりそうです。


□テクニカル分析からの展望
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日経平均は下落スタートから大幅上昇となり、前日及び一昨日の陰線を完全に
包み込む大陽線を形成しました。
チャート的には包み足抱き線を形成したことで、目先の底打ち感が強まり、
反転シグナルとなってくる可能性があります。
上方はあちこちにマドがあいておりますが、とりあえずは9,800円〜10,000円
辺りのマド埋めを意識する展開が想定されます。
週足ベースでの一目均衡表では、引き続き雲の中での推移となっているものの、
雲の上限は9,783にありますので、明日の終値でどれだけ近づけるかに注目
されるところです。
雲突破となれば、週足では長い下ヒゲを付けた陽線を形成となりますので、
週ベースでも目先の底打ち意識が強まりそうです。
一方で、明日が下落展開となり安値引けとなるようなら、引き続き11月安値の
9,100円割れ水準が、来週以降も意識されることになります。


□総括・今後の方針
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今晩の米市場でダウが10,000ドルを終値ベースで回復できれば、目先の底入れ感
が強まり、リバウンド展開が期待できそうです。
依然として外部環境は非常に悪い状況であり、油断はできませんが、
テクニカル的にも下方突っ込み感があっただけに、短期的にはリバウンド意識が
強まりそうです。
個別でも昨日に続き景気敏感株と言われる海運や商社などが力強い上昇を見せ、
相場に先行すると言われているセクターだけに、心理的にも買い安心感が拡がり
そうです。
ただ指数や為替に神経質になりやすい大型株は重い状況が続く可能性があり、
新興市場銘柄や中小型仕手性材料株など、値動きの軽いところが人気化して
いくことが期待されます。

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□本日のメルマガ銘柄
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サマンサタバサジャパンリミテッド (7829)
現在値:79,000円

大幅下落銘柄の短期リバウンド狙いとなります。
75日線で下げ止まった格好となって本日は反発しており、相場全体でも目先の
リバウンド基調が強まっていることから、もう一段の上昇が期待されます。
ただ短期資金が中心で逃げ足も速そうですので、サクサク回転していきたい
ところです。

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