メルマガ:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望
タイトル:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望 10/05/26  2010/05/26


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Stock Mission
本日の相場総括・明日の展望

http://www.stock-mission.com/            2010年5月26日 発行
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□本日の結果
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05/26 05/25一般会員銘柄AC +4.22% 合計+4.22%
05/26 05/24一般会員銘柄LB +5.39% 合計+22.95%
05/26 05/23特別会員銘柄AC +7.69% 合計+10.11% 暴騰!
05/26 05/18一般会員銘柄TK +10.37% 合計+6.47% 暴騰!
05/26 05/10特別会員銘柄ES +1.31% 合計+15.32%

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■本日の市場動向
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本日の日経平均は62円高の9,522円と反発となりました。
昨晩の米市場は下落となりましたが、大引けにかけて下げ渋り、日経平均は先行
して昨日に下落していたことから、反発スタートの展開となりました。
ただあくまで昨日売られた先物のショートカバーが入ったに過ぎず、昨日高値と
ほぼ同水準で上値が抑えられると、ジリジリと戻り売りに押される展開と
なりました。
後場に入り、中国市場を中心にアジア市場が堅調となったことで、再び上げ幅
拡大となりましたが、本日大引け基準でのMSCIのリバランスによる売りが警戒
されて、買いは限定的に留まりました。


□相場総括
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短期基調、中期基調ともに下向き継続となっております。
朝方は昨日のショートカバーの流れとなりましたが、これが終了するとピタリと
上昇が止まり、戻り売りにズルズルと押される展開となりました。
個人の信用投げや、欧州経由での売りが継続していることも上値を抑える要因と
なりました。
一方で、後場に入ると国内公的資金と思われる買いが主力株中心に入り、
アジア市場の上昇も手伝って再び上げ幅を拡大しました。
ただ上値を追う動きは一切無く、現物は値下がり銘柄数が1,000銘柄を超える
冴えない展開となりました。

先物の手口は、昨日同様大商いとなっておりますが、あくまでリバランスや
ショートカバーなどの動きに留まっており、明確な上下トレンドを意識する
ような手口は見られませんでした。
BNPパリバが2,294枚、ニューエッジが1,772枚、楽天が1,439枚、ソシエテが
1,321枚、野村が1,193枚、メリルリンチが1,040枚の売り越し、
クレディスイスが2,082枚、大和が1,991枚、ゴールドマンが1,911枚、
JPモルガンが1,397枚、MUMSが1,307枚の買い越しとなっております。
TOPIXでは、MSMが1,838枚、ゴールドマンが1,467枚、ドイツが1,151枚、
クレディスイスが1,059枚、ニューエッジが1,001枚の売り越し、
BNPパリバが3,058枚、ソシエテが2,500枚、野村が1,272枚の買い越しとなって
おります。
枚数は多くないものの、ニューエッジ、ドイツなど欧州経由での売りの継続が
引き続き確認されております。


□新興市場動向
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新興市場は、3指数まちまちの展開となりました。
ジャスダック平均は続落、マザーズ、ヘラクレス指数は反発となりました。
朝方は日経平均の反発に呼応して、3指数揃って買いが先行となりましたが、
日経平均が伸び悩みとなったことで、短期資金が流出し、前引け時には3指数
揃って下落に転じておりました。
ただ後場に入って再び日経平均が上げ幅拡大となったことで、再びリバウンド
狙いの短期資金が入り、マザーズネット関連銘柄を中心に物色されました。
ただリバウンド狙いの買いも勢いは弱く、逃げ足が非常に速い状況ですので、
デイトレードを中心とする超短期回転で臨むことになりそうです。


□個別銘柄動向
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日経平均は上昇となりましたが、東証1部の値下がり銘柄数が1,000銘柄を超える
売り優勢の展開となり、特に小型株中心に売りが大きくなりました。
セクターでは、バルチック海運指数の上昇を好感して海運が大きく上昇となり、
中国市場の上昇を受けて、精密機器や商社、非鉄、鉄鋼、資源などが買われました。
ただ直近の原油価格の下落が重しとなり、石油は大きく下落となりました。

個別銘柄は相変わらず不安定な動きとなっております。
その中で、高田機工 (5923)が高値で+10.37%まで暴騰となりました。
また幾つか新興市場銘柄で踏み止まっている銘柄も反発に転じております。
場中紹介銘柄では、ガンホー・オンライン・エンターテイメント (3765)、
デジタルガレージ (4819)、セキュアード・キャピタル・ジャパン (2392)、
ACCESS (4813)、そーせいグループ (4565)など物色されました。


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■今晩の米市場の動向
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今晩の米市場は反発展開が期待されます。
昨日にNYダウは大幅下落しながらも、長い下ヒゲを付けて10,000ドル復帰して
終了したことが、心理的な支えとなってきそうです。
これまで3度に渡って10,000ドル割れ拒否していることから、ここでは相当強い
支持ラインとなっております。
またリスク回避の動きも巻き戻り始め、原油価格は70ドルを回復していることも
下支えとなってきそうです。
欧州市場では、ドイツのメルケル首相が強いユーロのためにあらゆることを行う
と述べていることが好感されており、若干ながらユーロ買いが先行、欧州市場も
概ね堅調推移となっており、これも米市場の下支え材料となりそうです。
ただ、何らかの悪材料を契機に、ダウ10,000が明確になってくれば、一気に
投売りが重なり、下放れとなっていく可能性も残されておりますので、
一応注意して動向を見ておきたいところです。

昨晩の米市場は22ドル安と小幅続落となりました。
欧州ソブリンリスク、金融システム破綻リスクが高まる中、韓国と北朝鮮の緊張が
高まっていることなどを嫌気し、米市場は売りが先行、一時ダウは292ドル安まで
下落しました。
ただ5月の消費者信頼感指数が予想を上回ったこと、ECBが50bpの緊急利下げを
実施するとの観測が浮上し下げ渋り始めると、米下院金融サービス委員会の
バーニー・フランク議員が金融規制改革法案について、銀行からデリバティブ部門
を分離するのは行き過ぎとの見方を示したことから、金融株が引けにかけて
切り返し、相場全体での下げ幅を縮小しました。
シカゴ日経先物は115円高の9,555円、円建ては105円高の9,545円で終了しました。


□注目米主要企業決算・経済指標
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主要企業決算発表は、ネットアップが予定されております。
経済指標は、MBA住宅ローン申請指数、4月耐久財受注、4月新築住宅販売件数が
予定されております。
予想は、4月耐久財受注が+1.4%(3月-1.2%)、
4月新築住宅販売件数が42.5万戸(3月41.1万戸)となっております。

4月耐久財受注は改善予想となっており、4月ISM製造業の新規受注、設備投資の
先行指標が改善していることから、上ブレの可能性もあると見られております。
4月新築住宅販売件数は、5月全米住宅建設業協会指数が上昇、4月MBA住宅ローン
購入指数も堅調となっていることを受けて、予想通りの増加傾向が示されると
見られております。
ただ、4月末で税控除措置の期限切れとなるため、あくまで駆け込み需要による
増加という見方となっており、反応は限定的に留まりそうです。


□その他海外注目材料
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為替要因は、引き続き欧州動向、朝鮮半島動向睨みの展開となりそうです。
ドル円では、本邦輸出企業が90円台確保という姿勢を強めており、90円割れの
水準ではドル買いが強まっております。
一方で、91円台前半にドル売りオーダーが目立つ格好となっております。
また本日は5年債入札が予定されております。
昨日の2年債は需要の弱さを示す結果となっており、本日の入札動向に注目が
集まっております。
なお、仕組み債の影響から金利上昇ならドル買い、金利低下ならドル売りに
繋がりやすいとされております。

要人関連では、ラッカー米リッチモンド連銀総裁が金融危機対応について講演を
行う予定となっております。
また、ガイトナー米財務長官がオズボーン英財務相と会談する予定となっており、
欧州金融規制に関する動向や発言に注目されております。


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■明日の展望
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明日も基本的には上値の重い展開が継続しそうです。
ただ本日のMSCIリバランスに伴う売りが波乱なく通過したこともあり、買いが
入りやすい状況にはなりそうです。
市場筋の見方としては、もっと信用買い残の処分が進む必要があると見ており、
積極的な動きは無さそうですが、本日海運をトップにして資源関連などが
反発となっており、特に突っ込んで売れているセクターだけに、明日以降も
相場全体から先行して反発気運を強められるかに注目されます。
なお、景気敏感株と言われている資源や海運、商社などは、相場に先駆して
リバウンドする傾向があると言われております。


□テクニカル分析からの展望
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日経平均は反発となりましたが基本的なトレンドは変わらず、依然として下値
模索の展開が継続しております。
週足の一目均衡表では、雲の中に潜り込んでしまっているものの、下放れしな
かったことから、まだ復帰できる可能性が残されております。
逆に下放れとなってしまえば、雲の下限が位置する9,100円割れの水準が意識
されてきます。
また昨日同様に遅行スパンの下方転換シグナルはほぼ確定的であり、中長期
トレンドでは調整が長引く可能性が高そうです。
週足のボリンジャーバンドでは、依然として-2σから下振れた状態であり、
下方突っ込み感があるものの、-3σがやはり9,100円前後で推移していること
からも、下値メドとしては11月安値水準が意識されます。
短期的にはいずれの指標も売られ過ぎを示しており、短期反発に限っては
いつ起きてもおかしくない状態となっております。


□総括・今後の方針
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相変わらず上値が非常に重く、為替動向次第の神経質な展開が続いており、
指数に絡むところは買いに向かえる場面ではありません。
とはいえ短期テクニカル的には下げ過ぎ水準にあることから、いつ短期リバウンド
展開になってもおかしくありません。
NYダウが昨日下げ渋り、これで3度に渡って10,000ドル割れを下ヒゲを付けて
拒否する格好となっており、これはサポートとして心理的にも力強いものと
なりそうです。
また松井証券のネットストック信用取引指標では、信用売りの評価損益が+0.6%と
プラスに転じてきたことが注目されます。
買いでプラスになると天井、売りがプラスになると底値との見方がありますので、
このデータを見ても底が近いと見ることができそうです。
昨年11月安値を形成したドバイショックの時も売りがプラスとなり、以降反転
してきた経緯があります。

引き続き外部環境は悪く、為替動向を含めて神経質な展開が続きそうで、
下値は9,100円割れ水準まで下ブレても不思議はありませんが、さらに下方へ
突っ込んでいくことは考え辛い状況となっております。
今は様子を見ながら、欧州売りの動向や、信用買い残の処理動向をチェック
していきながら、反転ポイントを探っていきたいところです。
短期狙いでは、引き続き値動きの軽い新興市場ネット関連銘柄や、小型銘柄
などを狙っていくことになりそうです。

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□本日のメルマガ銘柄
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ツガミ (6101)
現在値:534円

仕手性材料株が度々注目されておりましたが、相場環境が非常に悪いことから、
リバウンド展開に失敗しております。
直近は75日線を下値支持ラインとするボックス持ち合い展開を継続しており、
本日の下落でレンジ下限近辺に到達、買いやすい水準に達してきました。
75日線を明確に下回ってくればロスカットとしたいところですが、
注目されている仕手性材料株筆頭銘柄ということもありますので、打診買いを
入れて見ても面白そうです。
ただ相変わらず相場環境は悪いままですので、あくまで余裕ある範囲、リスクの
取れる範囲に留めておきたいところです。

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