メルマガ:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望
タイトル:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望 10/05/21  2010/05/21


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Stock Mission
本日の相場総括・明日の展望

http://www.stock-mission.com/            2010年5月21日 発行
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□本日の結果
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05/21 05/20特別会員銘柄AM +6.35% 合計+6.35%
05/21 05/20一般会員銘柄ST +5.94% 合計+5.94%
05/21 05/19特別会員銘柄FD +4.58% 合計+7.41%
05/21 05/10特別会員銘柄ES +4.05% 合計+14.64%

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■本日の市場動向
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本日の日経平均は245円安の9,784円と大幅続落となり、2月安値を割り込んで
年初来安値を更新しました。
米市場の大幅下落、円高などを背景に朝方から大幅下落スタートとなり、
10,000円の大台を割り込みました。
一時ショートカバーの流れや押し目買いなどによって下げ渋る場面もありましたが、
反発らしい動きは一切なく安値圏での取引となりました。


□相場総括
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短期基調、中期基調ともに下向き継続となっております。
一気に10,000円の節目を割り込んでオーバーシュートとなったことから、
朝方は投売り一色の格好となりました。
ただ市場筋はこの展開を待っていたこともあり、パニック的な動きにならず、
週末要因もあって様子見ムードとなりました。
下値では買戻しや押し目買い、国内年金の買いなどに支えられましたが、
相変わらず欧州経由での断続的な売りが継続したことが上値を抑えました。

先物の手口では、ドイツが4,137枚、バークレイズが3,823枚、シティが2,769枚、
立花が2,114枚、ニューエッジが1,911枚、松井が1,821枚の売り越し、
野村が5,466枚、クレディスイスが4,366枚、みずほが2,218枚、岡三が2,068枚
BNPパリバが2,064枚の買い越しとなっております。
TOPIXでは、クレディスイスが1,930枚、UBSが1,348枚、JPモルガンが1,332枚の
売り越し、ドイツが1,376枚、野村が1,107枚、大和が1,025枚の買い越しと
なっております。

欧州経由での売り手口は継続しておりますが、これは売り仕掛けではなく、
ロング解消手仕舞いの動きとなっております。
またクレディスイスが大きく買い越しに転じてきており、来週の手口について
注目されるところです。
またバークレイズなどは裁定買いによって現物を拾う動きをみせております。


□新興市場動向
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新興市場は、3指数揃って続落となりました。
外部環境の悪化を受けて、朝方から大幅下落の展開となりました。
マザーズ指数は終値ベースで約3ヶ月ぶりとなる400ポイント割れとなって
おります。
ただここまでネット関連銘柄やテーマ性銘柄などが既に投げ売られている
ことなどから、短期リバウンドを期待する声もあがっております。
朝方の安いところから下げ渋る銘柄やプラスに転じる銘柄も散見されましたので、
来週にかけても短期リバウンドの動きに期待したいところです。


□個別銘柄動向
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朝方から大幅下落展開となり、東証1部の92%が下落、セクターでも全セクターが
下落する全面安商状となりました。
世界的な金融引き締めの流れから、銀行、証券など金融株は全般的に軟調でしたが
国内金融機関への影響は限定的との見方からも、下げ幅は限定的となりました。
一方で、鉄鋼、非鉄、石油、資源、商社、自動車、ハイテクなどは、外部環境の
悪化を受けて総じて軟調となりました。

個別会員銘柄では、相場の大幅下落から空売り銘柄が大きな利益となりました。
他、朝安後の下げ渋り展開を狙って、新興市場銘柄を中心に下げ渋りからの
利益を出せる格好となりました。
場中紹介銘柄では、トランスジェニック (2342)、新興プランテック (6379)、
ウェブマネー(2167)、川島織物セルコン(3009)、そーせいグループ(4565)、
プロミス (8574)などが買われました。


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■今晩の米市場の動向
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今晩の米市場は反発の展開となりそうです。
昨日に大幅下落した反動で、原油などの商品市況も買い戻される展開となっており、
欧州でもユーロのショートカバーから株式市場も下げ渋り展開となり、
米市場でも一旦はリバウンドの動きとなりそうです。
ただ、依然として問題は山積み、経済指標も予想外の悪化を示してきている
ことからも、あくまでリバウンドといった格好となりそうです。
本日は、欧州中銀会合とEU財務相会合が予定されており、どのような発言が
出てくるかに注目が集まっております。

昨晩の米市場はダウが376ドル安と大幅続落となりました。
欧州委員会のバルニエ委員が銀行税を提案する計画を明らかにしたことを受けて、
欧州市場が下落となり、米国では新規失業保険申請件数が予想外の増加と
なったことを受けて朝方から下落する展開となりました。
さらに独財務相がユーロ圏の重債務国について、通貨同盟の一時的脱退よりも
秩序ある破産の方が望ましいと発言したことなどがユーロの急落に繋がり、
株式市場を押し下げる要因となりました。
為替はドル円では89円台に突入、ユーロは一時110円台、原油は64ドルまで
急落するなど、世界的な大暴落となっております。
シカゴ日経先物は305円安の9,735円、円建ては320円安の9,720円で終了しました。


□注目米主要企業決算・経済指標
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主要企業決算発表は、ギャップが予定されております。
経済指標の発表は予定されておりません。


□その他海外注目材料
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為替要因は、引き続き欧州ソブリンリスクによる影響で、ドルなどの上値を
抑える要因となりそうです。
ただ、89円台では本邦準公的機関投資家のドル買いオーダーが入っており、
この水準では下げ渋って下支えしてくることが想定されます。
ユーロドルではテクニカル的に半値押しの水準に達していることなどから、
ユーロに対してはショートカバーの流れが強まっております。
ただプローディ前欧州委員長が、経済政策協調の唯一の代替策はユーロの廃止と
発言があったことや、ドイツの空売り禁止措置に関して欧州各国での批判が強く、
ドイツ国内でも批判が高まっていることなどから、ユーロの上値も重そうです。


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■来週の展望
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来週も外部環境の動向に一喜一憂する展開となりそうです。
とりあえず日経平均は底値意識からのリバウンドとなる可能性が十分ありますが、
週初の火曜頃まではダメ押しの下落となる可能性もありますので、注意して見て
おきたいところです。
外部環境が好転すれば10,000円の大台を目指す展開も想定されますが、
引き続き欧州ソブリンリスク、欧米中金融規制に関する警戒、北朝鮮などの
地学性リスクが上値を抑える要因となってきそうです。
中期的に狙いを定めるには時期尚早ですので短期リバウンド狙いとなりそうです。


□テクニカル分析からの展望
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日経平均は大幅続落となり、週足のボリンジャーバンド-2σも割り込みました。
新値足では、陰線が8本つながったことで、陽転ポイントが10,235円まで下落、
ただし週足ベースでは陰転となってしまい、これを陽転させるためには
週末の終値で11,290円を超えてくる必要があり、ハードルは高そうです。
25日線からの乖離率では、場中に-9.4%まで拡大したことからも、底打ちが
期待される局面に達しており、底打ちリバウンドの展開が意識されそうです。
一方で中長期指標は遅れて悪化となったことで、単純な上値追いは難しいと
見られ、短期リバウンドの後は揉み合う展開になっていくことが想定されます。
まずは、マド埋めの10,000円ターゲットとなってきそうです。


□総括・今後の方針
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10,000円の節目を大きく割り込んで、ある程度の投げ売りを意識させたことで
底打ち意識が強まってきました。
またユーロ建てでの日経平均も急落しており、来週週初にかけて欧州経由での
売りはまだ出てきそうです。
ただこの場合は日本株売りユーロ買いに繋がってくると見られることから、
とりあえず売りが一巡すれば落ち着いてリバウンドが期待できることに
なりそうです。
それでも世界的な外部環境は相当悪化しており、国内にも買い材料は無く、
一気に底打ちして再度年初来高値に向かっていくのは難しそうです。
短期リバウンドと経て、新たな材料が出るまでは揉み合い展開となりそうです。

個別では引き続き短期リバウンドを狙っていくことになりそうです。
指数に絡むところは欧州売りが続いていることからも、引き続き来週週初も
軟調となっていく可能性もありますが、先行して売られている新興市場銘柄や
小型株などにリバウンドを狙った短期資金の動きが活発化してくことが
想定され、これを狙っていきたいところです。

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□本日のメルマガ銘柄
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本日はありません。


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