メルマガ:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望
タイトル:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望 10/05/20  2010/05/20


************************************************************************
Stock Mission
本日の相場総括・明日の展望

http://www.stock-mission.com/            2010年5月20日 発行
************************************************************************
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■1歩先の株式・銘柄情報 Stock Mission■

一部投資家向けに行っている、株式におけるファンド動向・仕手株などの
注目銘柄情報をご提供!魅力のある有益な情報が日々入ります。
個人投資家の弱点である情報収集を強化してみませんか?

http://www.stock-mission.com/

【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】
http://www.stock-mission.com/join.html
【過去の実績】
http://www.stock-mission.com/result.html


□本日の結果
===========================================
05/20 05/19特別会員銘柄AJ +11.51% 合計+11.51% 暴騰!
05/20 05/19特別会員銘柄FD +3.95% 合計+3.95%
05/20 05/19一般会員銘柄GS +9.13% 合計+9.13% 暴騰!
05/20 05/19一般会員銘柄NM +7.54% 合計+7.54% 暴騰!
05/20 05/19一般会員銘柄NG +5.37% 合計+5.37%
05/20 05/18一般会員銘柄SK +1.29% 合計+0.76%
05/20 05/10特別会員銘柄ES +3.44% 合計+11.49%

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■本日の市場動向
===========================================
本日の日経平均は156円安の10,030円と大幅続落となりました。
米市場の下落から安いスタートとなり、東京時間に入ってジリジリとユーロ安と
なったことから下げ幅を拡大する展開となりました。
前場後半は、香港市場の上昇、上海市場の切り返しを受けて下げ渋りましたが、
後場に入ると中国市場も失速、共に下落に転じたことで、日経平均も再び下げ幅
を拡大する展開となりました。
大引け間際は、前日安値を割り込んだことで先物に売りが殺到、一時大台の
10,000円を割り込みました。


□相場総括
===========================================
短期基調、中期基調ともに下向き継続となっております。
国内機関投資家の押し目買い観測で下げ渋る場面もありましたが、連日での
欧州経由の売りが重しとなりました。
ユーロは比較的落ち着いた動きとなりましたが、市場筋はアク抜けのために
日経平均10,000円割れのオーバーシュートを待つ動きとなっており、戻りも
限定的に留まりました。
欧州ではドイツの空売り禁止措置に関して流動性の低下の警戒感が拡がって
いるほか、韓国哨戒艦沈没の調査結果について、北朝鮮の魚雷攻撃と断定
したこと受けて、北朝鮮は捏造劇と批判し、制裁が行われた場合は、全面戦争
を含む各種の強硬措置と取ると発信しており、地学性リスクの高まりも重しと
なりました。

先物の手口は、ニューエッジが2,708枚、BNPパリバが1,732枚、メリルリンチが
1,609枚の売り越し、ゴールドマンが2,938枚、バークレイズが1,517枚の
買い越しとなっております。
TOPIXでは、ゴールドマンが2,254枚、クレディスイスが1,922枚、ニューエッジが
1,689枚の売り越し、野村が2,615枚、MSMが1,420枚、BNPパリバが1,392枚の
買い越しとなっております。

ニューエッジの連日での売り越しが目立ち始め、本日は日経平均、TOPIX共に
大きくショートを形成してきました。
またクレディスイスの売りも後場の下げ幅拡大の要因となっております。
野村、MSMは裁定解消の動きとなり、現物サイドから売り圧力をかけました。
強く下方へ売り込む動きは無いものの、ニューエッジ、クレディスイスなど
欧州からの売りバイアスが連日相場を下押しする状態となっております。


□新興市場動向
===========================================
新興市場は、3指数揃って下落となりました。
日経平均が下落スタートしたこともあり、3指数は揃って安く始まりました。
その後、ネット関連銘柄には昨日に続き短期リバウンド狙いの資金が入ったことで
プラスに転じる場面もありましたが、後場にかけて日経平均が下げ幅を拡大した
ことを受けて、資金が逃げ出して再び下落に転じて終了しました。
相場が横ばいか下げ渋ってくれると、短期リバウンド狙いの買いが入るのですが、
相場全体の警戒感が高いことには変わりなく、資金の逃げ足も非常に速くなって
おります。
ただ新興市場の投売りは一巡感が出始めており、引き続き短期リバウンドが
期待される場面となりそうです。


□個別銘柄動向
===========================================
場中はハイテクの一角が切り返す動きとなるなど、相場を下支えしておりましたが、
結局は日経平均の下げ幅拡大で幅広い銘柄が売られる展開となりました。
ただ昨日まで売られていた保険が上昇となった他、銀行などは比較的底堅く
推移しました。
また原油価格が反発展開となっていたことから、石油も小幅ながらプラスを
維持しております。
一方で不動産、証券は軟調、自動車、機械、海運、鉄鋼、非鉄など景気や為替に
敏感な銘柄は軒並み売られました。

会員銘柄では、短期リバウンドを狙う格好でナノ・メディア (3783)が+7.54%、
GCAサヴィアングループ (2174)が+9.13%、ASJ (2351)が+11.51%で
それぞれ目標達成となりました。
場中紹介銘柄では、アドバネクス(5998)、グリー(3632)、日本橋梁 (5912)、
エスケーアイ(9446)、アクセルマーク (3624)、ハニーズ (2792)などが
買われました。


===========================================
■今晩の米市場の動向
=========================================
今晩の米市場は続落の展開が想定されます。
欧州市場は、昨日のユーロ安の反動から若干買い戻され、株式市場も堅調な
展開となっているものの上げ幅は限定的で徐々に失速傾向にあります。
引き続き混乱の続く欧州の影響を米市場も受けて弱い動きとなりそうです。

昨晩の米市場は、ダウが66ドル安と続落となりました。
ドイツの空売り禁止措置導入を嫌気する格好で欧州市場が下落、米市場では
住宅差し押さえ件数の増加が嫌気され、下落展開スタートとなりました。
ギリシャがユーロ圏離脱を検討しているとの観測が浮上したことから、
一時ダウは186ドル安まで下げ幅を拡大しました。
その後ギリシャのユーロ離脱が否定されたことで下げ幅を縮小しました。
シカゴ日経先物は15円安の10,125円、円建ては25円安の10,115円で終了しました。


□注目米主要企業決算・経済指標
===========================================
主要企業決算発表は、コンピューターサイエンス、デルが予定されております。
経済指標は、新規失業保険申請件数、5月フィラデルフィア連銀製造業景況指数、
4月景気先行指数が予定されております。
予想は、新規失業保険申請件数が44万件(前回44.万件)、
5月フィラデルフィア連銀製造業景況指数が21.3(4月20.2)、
4月景気先行指数が+0.2%(3月+1.4%)となっております。

5月フィラデルフィア地区連銀業況指数は、改善予想となっておりますが、
米5月の雇用統計の趨勢を占う前哨戦として注目されております。
市場心理が悪化している状態で悪材料に神経質になっておりますので、
ネガティブサプライズの警戒が囁かれております。


□その他海外注目材料
===========================================
為替要因は、引き続き欧州ソブリンリスク問題がドルやユーロの上値を抑え
そうです。
ただヘッジファンドの日本株売り円売りや、本邦準公的機関投資家のドル買いが
下支えとなっており、下げ渋る展開もありそうです。
一方で、ドイツの空売り禁止措置は、ドイツの金融機関の深刻な状況を際立たせて
いるとの見方に繋がってしまっており、ユーロの戻り売り圧力を強める結果にも
繋がりそうです。
また空売り規制のかからないユーロに売りが集まりやすいとも見られております。


===========================================
■明日の展望
===========================================
明日も上値が重く弱い動きが継続しそうです。
為替のユーロ動向次第となりますが、この日経平均の水準では押し目買いと
買戻し以外は入ってこないため、反発力は無さそうです。
またドイツ空売り禁止措置が意外な程まで欧州市場に混乱をもたらしている他、
北朝鮮の地学性リスク、米恐怖指数といわれるVIX指数の高まりなど、
警戒要因が多いだけに様子見姿勢が継続しそうです。


□テクニカル分析からの展望
===========================================
日経平均は続落となり、瞬間的に10,000円の大台を割り込みました。
新値足の陰線は7本繋がり、陽転ポイントは10,700円水準から10,360円水準まで
一気に切り下がり、明日も終値で安値更新となると、陽転ポイントは10,235円まで
下がりますが、週足ベースでの新値足では、明日の終値で10,057円を割り込むと
陰転となってしまいます。
ボリンジャーバンドは-2σに沿った下落となっておりますが、週足では-2σに
接近してきたことで、中期トレンドの下限レベルに到達となりました。
2月安値近辺には週足の雲の上限があることから、大台から下方へオーバー
シュートとなったとしても、この水準がサポートとして意識されそうです。


□総括・今後の方針
===========================================
テクニカル的には底値圏にあり、いつ反発してもおかしくないきっかけ待ち
という状況ですが、市場筋は日経平均10,000円割れのセリングクライマックスを
待っており、現水準で踏ん張っているの限り強い反発展開は難しいそうです。
連日の国内系の押し目買いによって、指数は支えられているものの、買い残も
積み上がってしまっており、これではいつまでたっても浮上できないと
見られております。
また欧州経由の売り物に関して、依然としてユーロ建ての日経平均は高値圏に
あり、リーマンショック前の水準を遥かに超えております。
欧州本土では直近の混乱で損失を被っているものの、ユーロ建て日本株は相当の
利益が出たままとなっていることから、本土の損失を相殺するための売りが
継続しており、これはユーロ安が止まらない限りは解消が難しそうです。

個別でも強気で出れる場面ではありませんので、底打ちを待つ格好となります。
一気に下押してしまって、投売りが出たほうが底打ち感が高まりやすいこと、
市場筋もそれを希望していることなどから、引き続き一段安の展開を念頭に
入れておきたいところです。
それまでは、先行して投げ売られてきた新興市場の短期リバウンドを超短期、
小すくいで拾っていくことになりそうです。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

□本日のメルマガ銘柄
===========================================
本日はありません。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

-ご注意-
Yahooなどフリーのアドレスでメルマガにご登録している場合、
メルマガが届くまでに非常に時間がかかることがあるようです。
メルマガを早く受け取りたい方は、メールアドレスの変更か、
メルマガスタンドの変更をお勧めします。
フリーのアドレスでも比較的早いのが「メルマ」「まぐまぐ」です。
http://www.stock-mission.com/melmag.html
またホームページでも内容を公開しております。
http://www.stock-mission.com/index2.html

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【Stock Mission】
StockMissionは、急騰・高騰する可能性がある銘柄情報をご提供しております。

●ご提供情報
<投資法人・ファンドの動向に関する情報>
<テクニカル分析による銘柄情報>
<市場関係者とのミーティング情報>

【ホームページ】
http://www.stock-mission.com/
【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】
http://www.stock-mission.com/join.html
【過去の実績】
http://www.stock-mission.com/result.html

ホームページの相互リンク、メルマガの相互紹介は随時募集中です。

************************************************************************
Stock Mission
http://www.stock-mission.com/
master@stock-mission.com

メルマガバックナンバー
http://www.mag2.com/m/0000251962.html
メールマガジン登録解除
まぐまぐ・melma
http://www.stock-mission.com/melmag.html
めろんぱん
http://www.melonpan.net/mag.php?011680
************************************************************************

ブラウザの閉じるボタンで閉じてください。