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************************************************************************ Stock Mission 本日の相場総括・明日への展望 http://www.stock-mission.com/ 2010年5月6日 発行 ************************************************************************ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■1歩先の株式・銘柄情報 Stock Mission■ 一部投資家向けに行っている、株式におけるファンド動向・仕手株などの 注目銘柄情報をご提供！魅力のある有益な情報が日々入ります。 個人投資家の弱点である情報収集を強化してみませんか？ http://www.stock-mission.com/ 【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】 http://www.stock-mission.com/join.html 【過去の実績】 http://www.stock-mission.com/result.html □本日の結果 =========================================== 05/06 05/05特別会員銘柄NJ +6.88% 合計+6.88% 05/06 05/05一般会員銘柄KN +7.36% 合計+7.36% 暴騰！ 05/06 04/06一般会員銘柄KD +0.82% 合計+3.34% ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■本日の市場動向 =========================================== 本日の日経平均は361円安の10,695円と大幅下落となりました。 連休中の欧米市場が大きく下落となったこと受けて、朝方から大きく下落、 10,700円近辺での攻防となりました。 朝方の売りが一巡し、10,700円を割り込んだところでは押し目買いが入り、 後場入りには若干下げ渋る動きも見せましたが、上海市場が下げ幅を拡大、 米Globex先物も下落基調を強めるなどの動きとなったことを嫌気して、 大引けにかけて再度売られ、10,700円を割り込んで終了しました。 □相場総括 =========================================== 短期基調、中期基調ともに下向き継続となっております。 朝方からCME円建てを意識して大きく下落、現物主導で輸出関連、資源関連銘柄 などを中心に全面安の商状となりました。 ギリシャ問題に関して、支援が決定したにも関わらず実行能力への不透明感や ギリシャ国内の混乱を嫌気する格好となり、さらにポルトガル、スペインへの 問題拡大が嫌気される格好となりました。 ただ、大型連休を前にポジション調整が進んでいたこともあり、パニック的な 商状にはならず、連休中の海外市場への修正対応という格好に留まりました。 先物の手口は、日経平均型で1,000枚を超える売り越しは無く、クレディスイスが 2,203枚、大和が1,720枚、野村が1,093枚の買い越しとなりました。 TOPIXでは、JPモルガンが4,547枚の売り越し、クレディスイスが4,492枚、 モルガンスタンレー三菱UFJが2,165枚の買い越しとなっております。 相場は大幅下落となったものの、先物の手口では売り込む動きは無く、 クレディスイスが日経平均、TOPIXともに買い戻しの手口を入れたことが 相場を下支えする要因となりました。 大和、野村などは裁定解消で現物売り、現物で日経平均を押し下げておりますが、 一方でJPモルガンが裁定買いで現物を拾うなど、全体的にはニュートラルと なっております。 本日営業開始となったモルガンスタンレー三菱UFJは、NTショートの手口と なっております。 □新興市場動向 =========================================== 新興市場は、3指数揃って続落となりました。 外部環境の悪化を受けて朝方から大きく下落となりました。 前場中頃から、マザーズのネット関連銘柄を中心に短期資金によって物色される 動きとなり、マザーズ指数は下げ渋る動きを見せましたが、長続きはせずに、 後場に入ると失速して、前場の安値を割り込んで下げ幅を拡大しました。 ジャスダック平均、ヘラクレス指数も引けにかけて下げ幅を拡大し、 ほぼ全面安の終日軟調な展開となりました。 引き続き短期資金による物色の流れが継続、新興市場銘柄の調整一巡銘柄などの 動きに注目されますが、これまでの上昇から概ねピークが近いとも見られており、 これまでのような派手な動きは期待し辛い状況となっていきそうです。 □個別銘柄動向 =========================================== 外部環境の悪化を受けて、朝方から東証1部の90%以上の銘柄が下落、セクターでも 全業種が下落する全面安商状となりました。 中でも、銀行、証券、不動産、ノンバンク、保険など金融関連、海運、鉄鋼、非鉄、 石油、資源などの景気敏感株などの売りがきつくなりました。 会員銘柄では、大型連休を前にポジションクローズの方針となっていたことから、 特に大きな被害はありませんでした。 短期狙いでは、即日で兼松日産農林 （7961）が+7%、ネクストジェン （3842）が +7%弱の上昇となりました。 個別では、引き続き仕手性低位銘柄、調整一巡感のある新興市場銘柄など、 値動きの軽いところを小口で狙っていくことになりそうです。 =========================================== ■今晩の米市場の動向 ========================================= 今晩の米市場は反発の展開が想定されます。 欧州ソブリンリスクを警戒する動きから、上値は重くなりそうですが、 明日の米雇用統計への改善期待から下値も限定的と見られており、直近の下落の 自律反発の動きが優勢となることが想定されます。 とはいえ、為替のユーロ安が止まらず、商品市況も原油が下落して金が上昇する リスク回避志向が継続しておりますので、油断できない展開が続きそうです。 連休中の米市場は大幅下落となりました。 米検察当局がゴールドマン・サックスに対して刑事事件として立件するかどうかの 捜査を進めていることが明らかになったこと、ギリシャ自身による緊縮財政策の 実施が難しいとの見方が強まったことや、スペインも支援を要請する観測が 浮上したことが嫌気されました。 昨晩の米市場もダウが58ドル安と続落となり、シカゴ日経先物は380円安の 10,670円、円建ては390円安の10,660円で終了しました。 □注目米主要企業決算・経済指標 =========================================== 主要企業決算発表は、シグナ、クラフト・フーヅ、ミリポア、ディレクＴＶなどが 予定されております。 経済指標は、新規失業保険申請件数が予定されており、予想は44万件 （前回44.8万件）となっております。 明日の米雇用統計の改善期待から新規失業保険申請件数の動向にも注目されており、 予想通りの改善傾向が見込まれております。 □その他海外注目材料 =========================================== イベントでは、欧州中銀定例理事会で、追加的なギリシャ支援策が決定されるか どうかが注目となっております。 為替要因と合わせてもギリシャのデフォルトを懸念したユーロ売りに拍車が かかっており、次のターゲットのポルトガルやスペインの動向が警戒されて おります。 他、米国では、バーナンキ米FRB議長が講演を予定しております。 =========================================== ■明日の展望 =========================================== 明日も弱含みの展開が想定されます。 本日の大幅下落の反動という面で、一旦はリバウンドとなる可能性もありますが、 週末で米雇用統計を控えていることからも、外部環境の好転が無い限りは、 戻りは限定的となりそうです。 また国内では、ユニクロの4月月次売上が前年同月比-12.4％と、2カ月連続の 2桁減になったと発表しております。 ユニクロ減益、百貨店増益は、景気回復の証左と見る意見もありますが、 日経平均への指数寄与度が高い銘柄だけに、同銘柄の下落が相場全体の上値を 抑える要因となりますので注意が必要となりそうです。 □テクニカル分析からの展望 =========================================== 日経平均は直近安値を下回りマドを空けて下放れとなりました。 トレンドとしては3月前半にあけたマドの10,500円〜10,380円が意識されることに なりそうです。 75日線や一目均衡表でも雲の上限がサポートラインとして意識もされるところ ですが、遅行スパンの下方転換シグナル発生が確実となってきたことから、 引き続き下値模索の動きを想定しておきたいところです。 □総括・今後の方針 =========================================== 週末に米雇用統計を控えていることや、欧州ソブリンリスク問題が悪化している ことなどから、引き続き下値模索の動きが続きそうです。 特にユーロの下落が止まらないのが問題となっており、これらの動向には引き続き 神経質になっていきそうです。 また、中国では預金準備率を引き上げ、豪州では政府が資源会社の利益に重い 新税を課す計画を発表したことが重しとなってきております。 他ドバイでは、ドバイ・ワールドが142億ドルの債務金利支払いを停止すると 報じられており、ドバイリスクも再燃としつつあり、外部環境は悪化の一途を 辿っております。 世界的な外部環境の悪化が、どこで「出尽くし」となるか模索することに なりそうです。 相場は引き続き下値模索の動きとなっておりますが、市場は押し目買いを入れる ポイントを探り始めていることから、キャッシュポジションを高めたまま、 反転ポイントを探っていくことになります。 それまでは、仕手性銘柄などを中心に、割切り短期回転型で仕掛けることに なりそうです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □本日のメルマガ銘柄 =========================================== 本日はありません。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ -ご注意- Yahooなどフリーのアドレスでメルマガにご登録している場合、 メルマガが届くまでに非常に時間がかかることがあるようです。 メルマガを早く受け取りたい方は、メールアドレスの変更か、 メルマガスタンドの変更をお勧めします。 フリーのアドレスでも比較的早いのが「メルマ」「まぐまぐ」です。 http://www.stock-mission.com/melmag.html またホームページでも内容を公開しております。 http://www.stock-mission.com/index2.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【Stock Mission】 StockMissionは、急騰・高騰する可能性がある銘柄情報をご提供しております。 ●ご提供情報 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