メルマガ:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望
タイトル:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望 10/04/28  2010/04/28


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Stock Mission
本日の相場総括・明日への展望

http://www.stock-mission.com/            2010年4月28日 発行
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□本日の結果
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04/28 04/27特別会員銘柄GO +9.34% 合計+9.34% 暴騰!
04/28 04/27一般会員銘柄IM +11.33% 合計+11.33% 暴騰!
04/28 04/27一般会員銘柄KT +4.62% 合計+4.62%

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■本日の市場動向
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本日の日経平均は287円安の10,924円と大幅反落となりました。
昨晩の欧米市場が急落、CME円建ても300円超の下落となったこと受けて、
朝方から大きく下落する展開でスタートしました。
ただ朝方の売りが一巡すると、連休前の手仕舞い売りと大幅下落を押し目買い
のチャンスとした買いが交錯し、狭いレンジでの揉み合いとなりました。
後場にかけて、円高一服、アジア市場の下げ幅縮小などを背景に若干下げ渋る
動きとなりましたが、11,000円を回復することなく、10,900円台での揉み合いと
なりました。


□相場総括
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中期基調は上向きから下向きに転換、短期基調も上向きから下向きに転換しました。
欧州で、ギリシャ、ポルトガルが格下げ、ギリシャがジャンク等級にまで
落とされたことをきっかけに欧米市場は急落展開となりました。
特に為替でのユーロの下落が止まらず、米市場も引けにかけてさらに下押す
要因となりました。
東京市場もこの影響を受けて大きく下落したものの、市場筋は一過性の下げに
留まるとの見方も多く、絶好の押し目買いポイントとして安いところでの
積極的な買いも散見され、下値を支える要因となりました。

先物の手口は、クレディスイスが4,076枚、BNPパリバが3,688枚、
モルガンスタンレーが2,069枚の売り越し、みずほが2,355枚、JPモルガンが
2,346枚、野村が1,272枚、三菱UFJが1,075枚の買い越しとなっております。
TOPIXでは、クレディスイスが5,912枚、JPモルガンが1,733枚、ニューエッジが
1,667枚、UBSが1,663枚、SBIが1,356枚の売り越し、BNPパリバが7,707枚、
野村が2,732枚、ドイツが1,570枚バークレイズが1,025枚の買い越しと
なっております。

クレディスイスが大量売り越し、みずほ、野村が裁定解消で現物を大きく売る
展開となり、大幅下落展開を作りました。
ただCME円建ての値から下放れたわけではありませんので、特に大きな手口が
出たというわけではなく、売り仕掛けというよりはロングの解消に留まって
おります。
JPモルガン、三菱UFJ、BNPパリバ、モルガンスタンレーはリバランスの動きと
なっております。


□新興市場動向
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新興市場は3指数揃って反落となりました。
日経平均が朝方から大きく下落したことを受けて投資家心理が悪化し、新興市場
でも売りが先行する展開となりました。
直近上昇していたこともあり、絶好の利食いポイントとして売りが出される格好
となりました。
ただ売りが一巡するとマザーズのネット関連銘柄などを中心に押し目を拾う動きも
散見され、ジャスダック平均、マザーズ指数は下げ渋る展開となりました。
ヘラクレス指数も下げ渋る動きは見せましたが、テーマ性銘柄の売りが大きく
なったこともあり、他の2市場に比べると下げ幅が大きくなりました。
一方で、大きな売りが出たことで、引き続き回転しやすい状況が続いており、
引き続き低位銘柄などと合わせて循環物色の流れが継続しそうです。


□個別銘柄動向
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場中では東証1部の95%が下落するまさに全面安となっておりましたが、
後場にかけては押し目買いが目立って下げ渋る銘柄も散見されました。
東証1部の売買代金は昨日よりも19%増加の1兆9,307億円となり、SQ算出日を除けば
5月11日以来の高水準となり、押し目買い意欲の強さを示す内容となっております。

会員銘柄でも、下落展開を余儀なくされておりますが、新興市場の一角が堅調と
なりました。
ガンホー (3765)、アイティメディア (2148)などが朝方から場中高値には
急騰場面を作り出しました。


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■今晩の米市場の動向
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今晩の米市場は底堅い展開が想定されます。
米FOMCは予想通りならば波乱は無し、欧州ギリシャ問題の行方次第となりそうです。
欧州市場は、昨日のギリシャ・ポルトガル格下げの影響から下落展開となって
おりますが、欧州委員会がギリシャ問題の協議は数日中にまとまると伝えており、
バローゾ欧州委員長も、ギリシャの要望が満たされることに疑いは無いと
発言しており、ユーロが回復基調、欧州市場も下げ幅縮小となっております。
発言や材料に一喜一憂しそうですが、ギリシャ支援が変わらず継続していること
からも、次第に沈静化していく展開が期待されます。

昨晩の米市場は、ダウが213ドル安と大幅反落となりました。
EUとIMFによるギリシャ救済のメカニズムを巡る懸念が報じられたことを
きっかけに欧州市場が急落、ユーロも下落が止まらなくなりました。
朝方は、3Mやデュポンの好調な決算や4月の消費者信頼感指数の強い結果が
下支えとなっておりましたが、格付け機関S&Pによるポルトガルとギリシャの
格下げ、ギリシャがジャンク等級に引き下げられたことで、債務不履行懸念も
台頭して急落展開となりました。
シカゴ日経先物は295円安の10,915円、円建ては315円安の10,895円で終了しました。


□注目米主要企業決算・経済指標
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主要企業決算発表は、プラクセアー、ダウ・ケミカル、コーニング、ベリサイン、
ビザ・インク、ザイリンクスなどが予定されております。
経済指標は、MBA住宅ローン申請指数が予定されております。
ただ個別決算は注目されるものの、大きく注目される材料は無さそうです。


□その他海外注目材料
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今晩の注目はFOMCとなります。
政策金利は0.25%で現状維持の予想となっており、超低金利政策の「長期間」の
文言の変更は6月まで先送りされると予想されております。
このため、今晩この文言が削除または変更されるようならサプライズとなります。

欧州では、ベルリンでのギリシャ金融支援に関する協議が開催され、トリシェECB
総裁、ストロスカーンIMF専務理事、メルケル独首相などが参加します。
昨日の格下げによってギリシャへの協調金融支援に対して、市場の疑心暗鬼が
強まっており、3年程度での800-1000億ユーロの支援で、ギリシャ国債の
元本償還が保証されるか否かがポイントとなってきそうです。

他、要人関連では、オバマ米大統領が金融規制に関して演説を行う予定となって
おります。
為替要因では、今年の高値94円78銭の手前近辺でゴールデンウィークを睨んだ
本邦輸出企業からのドル売りオーダーが上値を抑える要因となっております。


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■明日の展望
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明日は昭和の日で東京市場は休場となります。
明後日の30日は大型連休前最終日ということで、ほとんど見送りとなりそうですが、
月末ということからドレッシング期待の買いが入るかどうかが注目されます。
基本的には、今晩、明日の欧米市場の動向をそのまま反映する展開となりそうで、
特にギリシャ問題の行方次第となりそうです。
市場筋の見方としては、ギリシャが格下げされても支援される展開に支障は無いと
見る動きが多く、あくまで直近上昇の利食いタイミングになったに過ぎないと
見られております。
欧米市場が調整一巡から反転してくるかに注目されます。


□テクニカル分析からの展望
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日経平均は大幅反落となり、昨日までに下に残ったマドを埋める格好となりました。
10,900円水準では底値の堅さが意識されましたが、もう一段の下落で10,770円
あたりの下値ラインを目指すか、一気に11,300円までクリアしてくるかで
トレンドの意識は変わってきそうです。
明後日の1日だけで見れば、11,000円をクリアするか、下回るかが焦点となって
きそうです。


□総括・今後の方針
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欧州ソブリンリスク警戒の高まりから、世界同時株安となったわけですが、
国内市場関係者は意外と冷静で、直近上昇分の利食い売りのきっかけになったに
過ぎず、一過性に留まるとの見方が多くなりました。
これが押し目買い意欲の強さにも繋がったわけですが、もう一段の下落があっても
それは歓迎というムードすらなっております。
明後日は連休突入という投資家も多く、目立った手口は出ないと想定されますが、
安いところではしっかり拾われる展開となっていきそうです。
また早期回復には外部環境の好転が必要ですので、今晩のFOMCや欧州動向にも
注視していく必要がありそうです。

基本的には大型連休を控えていたことから、リスクの取れる範囲にポジションを
縮小、低位株や新興市場銘柄を短期回転で廻していることからも、本日の下落は
あまりショックな展開には至っておりません。
明後日の30日はすでに完全見送りとなっているところも多いので、一部短期筋に
よる低位株、新興市場銘柄物色となりそうです。

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□本日のメルマガ銘柄
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本日はありません。


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