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************************************************************************ Stock Mission 本日の相場総括・明日への展望 http://www.stock-mission.com/ 2010年4月22日 発行 ************************************************************************ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■1歩先の株式・銘柄情報 Stock Mission■ 一部投資家向けに行っている、株式におけるファンド動向・仕手株などの 注目銘柄情報をご提供！魅力のある有益な情報が日々入ります。 個人投資家の弱点である情報収集を強化してみませんか？ http://www.stock-mission.com/ 【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】 http://www.stock-mission.com/join.html 【過去の実績】 http://www.stock-mission.com/result.html □本日の結果 =========================================== 04/22 04/21特別会員銘柄HW +7.32% 合計+7.32% 暴騰！ 04/22 04/21特別会員銘柄NM +3.24% 合計+3.24% 04/22 04/21一般会員銘柄NM +12.38% 合計+12.38% 暴騰！ 04/22 04/20特別会員銘柄ST +5.60% 合計+8.79% 04/22 04/20一般会員銘柄OK +7.64% 合計+9.15% 暴騰！ 04/22 04/19特別会員銘柄IS +6.12% 合計+6.12% 04/22 04/15一般会員銘柄SS +5.47% 合計+5.77% 04/22 04/11一般会員銘柄TK +2.61% 合計+3.38% 04/22 04/06特別会員銘柄NY +3.49% 合計+8.04% 04/22 04/06一般会員銘柄KD +0.48% 合計+4.35% ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■本日の市場動向 =========================================== 本日の日経平均は140円安の10,949円と大幅反落となりました。 米市場は小幅上昇となりましたが、日経平均は昨日に大幅上昇したこともあり、 CME日経平均先物は下落して返ってきたことで、朝方から売り先行の展開と なりました。 その後も為替が円高方向に傾き、米Globex先物も軟調となったことで、 先物主導で下げ幅を拡大し、一時200円超下落する場面となり、昨日上昇分を 全て吐き出す全面安商状となりました。 後場に入ると、やや下げ過ぎ感が台頭したことで短期先物の買戻しが入り、 徐々に下げ渋る展開となりました。 □相場総括 =========================================== 中期基調は下向き継続、短期基調は上向きから横ばいに転換しました。 好調な米企業決算に支えられる格好となっているものの、ギリシャ問題を始め 外部要因の不透明感は拭えず、国内でも政治不安が高まっていることもあり、 昨日の上昇を打ち消す展開となりました。 先物の手口では、クレディスイスが3,473枚の売り越し、みずほが1,141枚、 オリックスが1,070枚の買い越しとなっております。 TOPIXでは、クレディスイスが5,109枚、バークレイズが1,014枚の売り越し、 野村が2,355枚、ゴールドマンサックスが1,665枚、モルガンスタンレーが1,543枚、 大和が1,322枚の買い越しとなっております。 やはり最近の相場はクレディスイスの独壇場で、本日は日経平均、TOPIX共に 大量売り越し、前場の下げを主導しました。 少し長い目で見ると、これでニュートラルになったと見る事ができますが、 先週と今週に限定すると、先週末、週初に大量売りこした分をそっくり 昨日までに買い戻し、本日は新たにショートを形成したと見ることができます。 ただ本日後場に下げ渋った経緯を見ても、一方的にショートに傾けるというよりは、 短期思惑で上げ下げさせて小幅利ザヤを取りに来ている可能性が高いと見られます。 引き続き、明日以降のクレディスイスの動向に注視する必要がありそうです。 □新興市場動向 =========================================== 新興市場は3指数揃って続伸となりました。 朝方は日経平均が下落スタート、下げ幅を拡大する展開となっていたこともあり、 市場心理が悪化して、新興市場も売り優勢の展開となりました。 ただ今週に新興市場が急落した場面で大方の投売りが出切っていたこともあり、 下げ幅は限定的に留まり、後場に日経平均が下げ渋る展開になったことから、 個人投資家を中心とする短期資金が流入、プラスに転じるとそのまま大引けに かけて指数の上げ幅を拡大しました。 相場依然下向き意識の強い展開が続いておりますが、短期資金による循環物色の 流れは継続、勢いが付くとかなり活発化するだけの強さがありますので、 引き続き直近押した銘柄や、出遅れ銘柄などに注目したいところです。 □個別銘柄動向 =========================================== 日経平均は後場に下げ渋りましたが、前場段階では東証1部の8割超が下落、 セクターでも全業種が下落する全面安商状となりました。 ただ後場にかけて指数が下げ渋ったこともあり、押し目買いやショートカバーが 入って下げ渋り、またはプラスに転じる銘柄なども散見されました。 特に売り込まれていた海運、資源などが後場に反発しております。 一方で銀行、保険、証券など金融関連は軟調、トヨタ格下げや円高要因から 自動車も軟調となりました。 他、昨日のJFEの決算を嫌気する格好で鉄鋼は大きく下落しております。 個別では、日経平均が大きく下落する中でも中小型銘柄、新興市場銘柄などは 前場でも下げ幅が小さく、比較的しっかりと推移しておりました。 ナノ・メディア （3783）が前場早々にストップ高に張り付き大暴騰となった他、 スター精密 （7718）、日本ユニシス （8056）、大阪機工 （6205）などが 大きく上昇、一部銘柄は目標ラインを突破しました。 =========================================== ■今晩の米市場の動向 ========================================= 今晩の米市場は軟調な展開が想定されます。 東京時間の午後に米Globex先物はジリジリと戻す展開となっておりましたが、 欧州でEU2009年財務状況の結果で、ギリシャ財再赤字がGDP比13.6%と公表され、 ギリシャ政府見通しの12.7%を大きく下回る内容となったことを嫌気して、 欧州市場は軒並み下落に転じております。 また為替のユーロが下落、リスク許容度の低下から原油、金などの商品価格も 急落となっており、この影響も米市場も受けそうです。 昨晩の米市場は、ダウが7ドル高と続伸となりました。 前日発表したアップルの決算や、モルガン・スタンレー、ボーイングなど 主要企業決算が好感されました。 ただギリシャ問題での支援は不十分との見方が上値を抑える要因となりました。 シカゴ日経先物は50円安の11,050円、円建ては75円安の11025円で終了しました。 □注目米主要企業決算・経済指標 =========================================== 主要企業決算発表は、マイクロソフト、ペプシコ、アマゾン・ドット・コム、 ベライゾン・コミュニケーションズ、アメリカン・エキスプレス、 キンバリー・クラークなどが予定されております。 経済指標は、3月生産者物価コア指数、新規失業保険申請件数、 3月中古住宅販売件数、2月住宅価格指数が予定されております。 予想は、3月生産者物価コア指数が前年比+0.9％（2月+1.0％）、 新規失業保険申請件数が45万件（前回48.4万件）、 3月中古住宅販売件数が529万戸（2月502万戸）、 2月住宅価格指数が前月比-0.2％（1月-0.6％）となっております。 経済指標は、新規失業保険申請件数の内容が注目されております。 本日発表の新規失業保険申請件数は、4月の米雇用統計の調査対象週の数字で あることから、予想の45万人までの減少となっているかどうかを確認する 必要がありそうです。 予想通りまたは改善を示すようなら株高、ドル高、逆に増加となるようなら 株安、ドル安に繋がりそうです。 住宅関連指標は、予想通りに改善を示してくるとされております。 ただ直近は悪材料に反応しやすい神経質な状況となっておりますので、 予想を下回った時のネガティブインパクトには注意が必要となります。 □その他海外注目材料 =========================================== 要人関連では、オバマ米大統領が金融規制改革について演説を行う予定と なっており、金融規制改革に関する発言に注目が集まっております。 他のイベントでは、G-20財務相・中央銀行総裁会議や、米上院銀行委員会で 中国人民元政策に関する公聴会が開催される予定となっております。 為替要因では、ギリシャなどのソブリンリスク問題が一番神経質になってきます。 先ほど発表されたEU2009年財務状況では、ギリシャの予想を下回る財政悪化が 示され、より神経質に反応してくることが想定されます。 また、G-20会議での中国人民元切り上げ圧力を回避するために、中国人民銀行の 思惑や動きに注意が必要となりそうです。 =========================================== ■明日の展望 =========================================== 明日も軟調な展開が想定されます。 本日は後場にかけて下げ渋りましたが、ミニデッドクロスを形成した5日線に 頭を抑えられる格好となっており、場中での単なるアヤ戻し程度の動きに 留まり、明日以降も5日線の下落が続くことが重しとなってきそうです。 また外部要因でも、ギリシャ問題、中国人民元切り上げの可能性が上値を抑え、 明日は週末要因もあることから、手仕舞いが出やすい状況となりそうです。 □テクニカル分析からの展望 =========================================== 日経平均は大幅反落となり、25日線を再び割り込みました。 また5日線は25日線を下回りミニデッドクロスを形成、日足は下ヒゲを付ける形で 下げ渋りを見せましたが、場中は直近安値を割り込むなど、引き続き下値模索の 動きは継続しております。 ボリンジャーバンドでは、-1σと中心の範囲での推移を継続となっております。 下値メドとしては、2月安値や3月安値を結んだ下値支持ライン、75日線、 月足の一目均衡表の基準線が位置する10,700円〜10,800円どころが意識されます。 ただ先物を見ると、SGX（シンガポール）先物が10,800円まで下落した経緯があり、 一応は下値メドに到達したと見ることもできそうで、このままズルズルと下落 する展開というよりは、押し目買いポイントを探る展開となっていきそうです。 □総括・今後の方針 =========================================== 外部要因では引き続きギリシャ問題が重くのしかかってきそうです。 為替要因での円高警戒が継続していること、来週から決算が本格化すること、 ゴールデンウィークの大型連休前であることなどから、指数に絡みやすい 大型株は買い辛い展開が継続しそうです。 引き続き個別重視で、新興市場銘柄、中小型銘柄などを狙っていくことに なりそうです。 また新興市場銘柄でも、来週はゴールデンウィーク前ということで、 ポジションクローズの展開が強まりやすくなりそうですので、回転は速めに 行っていくのがポイントとなります。 また逆に低位仕手性銘柄などが注目されてきそうです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □本日のメルマガ銘柄 =========================================== 本日はありません。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ -ご注意- Yahooなどフリーのアドレスでメルマガにご登録している場合、 メルマガが届くまでに非常に時間がかかることがあるようです。 メルマガを早く受け取りたい方は、メールアドレスの変更か、 メルマガスタンドの変更をお勧めします。 フリーのアドレスでも比較的早いのが「メルマ」「まぐまぐ」です。 http://www.stock-mission.com/melmag.html またホームページでも内容を公開しております。 http://www.stock-mission.com/index2.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【Stock Mission】 StockMissionは、急騰・高騰する可能性がある銘柄情報をご提供しております。 ●ご提供情報 ＜投資法人・ファンドの動向に関する情報＞ ＜テクニカル分析による銘柄情報＞ ＜市場関係者とのミーティング情報＞ 【ホームページ】 http://www.stock-mission.com/ 【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】 http://www.stock-mission.com/join.html 【過去の実績】 http://www.stock-mission.com/result.html 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