メルマガ:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望
タイトル:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望 10/03/26  2010/03/26


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Stock Mission
本日の相場総括・明日への展望

http://www.stock-mission.com/            2010年3月26日 発行
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□本日の結果
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03/26 03/25一般会員銘柄KN +3.76% 合計+3.76%
03/26 03/25一般会員銘柄TS +1.22% 合計+1.22%
03/26 03/24一般会員銘柄NI +1.33% 合計+1.79%
03/26 03/22一般会員銘柄SS +0.82% 合計+5.71%
03/26 03/14特別会員銘柄KS +2.29% 合計+4.69%
03/26 03/14特別会員銘柄KS +1.47% 合計+4.55%
03/26 03/10東京製綱(5981) +6.12% 合計+9.70%

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■本日の市場動向
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本日の日経平均は167円高の10,996円と大幅続伸となり、昨年来高値の10,982円
を更新しました。
昨晩の米市場は引けにかけて急速に上げ幅を縮小したものの、CME円建てが
上昇して返ってきたこと、為替が円安基調となっていたことから、
朝方から買いが先行となる展開となりました。
前場は10,900円を超えたところで、週末要因や戻り売りに押されえられるものの、
先物に大口買いが入ったことで非常に底堅い動きとなりました。
後場に入ると、前場弱い動きだった米Globex先物が上昇に転じ、アジア市場も
全面高商状となったことを受けて、先物主導で上げ幅を拡大し、一時日経平均は
11,001円まで買われて11,000円の大台を回復する場面もありました。


□相場総括
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中期基調は上向き継続、短期基調は横ばいから上向きに転換しました。
権利付き最終日ということで、配当狙いの買いと、売り長銘柄への買戻し、
225銘柄入れ替えの思惑買いなどが下支えとなり、非常に底堅い展開でしたが、
上値を追う気配はありませんでした。
ただ後場に入ると一転して米Glebox先物が上昇、商品市況やアジア市場も
軒並み上げ幅を拡大する展開となり、先物主導で一気に高値更新する動きと
なりました。

先物の手口は、シティグループが2,449枚、BNPパリバが2,338枚、
JPモルガンが1,557枚、カブドットコムが1,481枚、ゴールドマンが1,102枚の
売り越し、クレディスイスが4,583枚、バークレイズが3,242枚、ドイツが
1,969枚、フォルティスが1,006枚の買い越しとなっております。
TOPIXでは、BNPパリバが6,006枚、モルガンスタンレーが2,420枚、
ゴールドマンが1,525枚の売り越し、大和が5,233枚、野村が3,557枚、
UBSが1,052枚の買い越しとなっております。

本日の上げ幅拡大を作り出したのはやはりクレディスイスの買いでした。
またBNPパリバは大量の先物裏に大量の現物買いの裁定取引で現物から
指数を支えました。
ゴールドマンは高値を意識して一部利益確定、大和、野村はリバランス及び
買戻しの動きとなって相場を支えました。


□新興市場動向
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新興市場は、3指数まちまちの展開となり、ジャスダック平均が反発、
マザーズ指数、ヘラクレス指数が続落となりました。
3市場揃って主力のネット関連銘柄が利食い売りに押されたこともあり、
ジャスダックでもJストックは大幅下落となっております。
ただジャスダック市場では、テーマ性材料株銘柄が物色、値上がり銘柄数が
300を超えるなど、これまで相場を牽引したネット関連以外の銘柄が
非常に堅調となりました。
特に第一興商、セブン銀、チェルト、朝日インテック、マクドナルドが
指数を牽引しました。
マザーズでは、ミクシィ、アプリックスが買われるものの、他の主力銘柄は
軒並み軟調となっており、大引けにかけても週末要因の手仕舞い売りが出て
右肩下がりの展開と弱い動きのまま終了しました。
ヘラクレスでは、大証、マルマン、Dダイニングなどの買いがありましたが、
日本通信、BBタワー、マネパ、ダヴィンチ、ビットアイルなど多くの
主力銘柄が下落となり、指数を押し下げました。
ただ、本日は週末であり、日経平均の指数が上昇したことで資金が東証1部に
流出した経緯があります。
ジャスダック平均が上昇に転じるなど、そろそろ調整一巡となってきても
おかしくない場面でもありますので、注目したいところです。


□個別銘柄動向
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日経平均の大幅上昇により、幅広い銘柄が買われました。
メガバンク、証券、保険、不動産など金融関連株は軒並み上昇、
円安基調を好感して、値嵩ハイテク、自動車などもしっかりとなりました。
また東京時間に入って商品価格が上昇基調となり、非鉄、鉄鋼、海運などにも
買いが入りました。

個別でも東証1部は全体の84%が上昇する全面高商状となり、堅調な動きと
なりました。
ただ中小型材料株銘柄の一角は権利付き最終日ということで回避する動きと
なっております。
そんな中でも、3月10日のメルマガ銘柄の東京製綱 (5981)が高値で260円の
+6%強まで上昇、割安銘柄として資金が流入しました。


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■今晩の米市場の動向
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今晩の米市場は続伸の展開が想定されます。
米国債の入札が不調、米中通商問題、欧州ソブリンリスク懸念など、
多くの不透明要因があることから上値は重くなりそうです。
昨日もNYダウが100ドル超上昇した後に、引けにかけて完全に値を消した
経緯もあり、神経質な展開となりそうです。
ただ商品市況が非常に堅調な動きを示しており、相場を下支えする要因と
なってくることが想定されます。

昨晩の米市場は、ダウは5ドル高と反発となりました。
独首相と仏大統領がギリシャ救済について合意したとの報道があり、
欧州のソブリン・リスクの懸念が後退、新規失業保険申請件数が予想より改善、
小売のベストバイが好決算を発表、半導体のクアルコムが業績の上方修正を
行ったことなどが好感され、ダウは一時119ドル高まで上昇しました。
ただダウは11,000ドルの高値が意識されたことや、ギリシャ支援に関して
トルシェECB総裁がIMF活用に難色を示したことでユーロが急落、
欧州ソブリンリスクが意識されてしまったことなどから、
引けにかけて急速に上げ幅を縮小しました。
シカゴ日経先物は95円高の10,865円、円建ては55円高の10,825円で終了しました。


□注目米主要企業決算・経済指標
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主要企業決算発表は予定されておりません。
経済指標は、10-12月期GDP確定値、10-12月期GDP価格指数確定値、
3月ミシガン大学消費者信頼感指数確定値が予定されております。
予想は10-12月期GDP確定値が前期比年率+5.9%(改定値+5.9%、7-9月期+2.2%)、
10-12月期GDP価格指数確定値が前期比+0.4%(改定値+0.4%)、
3月ミシガン大学消費者信頼感指数確定値が73.0(速報72.5)となっております。

10-12月期GDP確定値及び価格指数確定値は、改定値どおりの予想となっており、
概ねこのあたりで落ち着くとの見方が大勢となっており、ブレが無い限りは、
反応は限定的と見られております。


□その他海外注目材料
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為替要因では、ドル堅調な動きが続いておりますが、引き続き3月期末決算に
向けた本邦企業のリパトリ(外貨建て資産売却・円買い)、日本版本国投資法、
第一生命保険のIPO絡みの円買いがドルの上値を抑えてきそうです。
ただ米国債入札が連日で不調となったことで米長期金利が上昇、仕組み債による
ドルの上昇に拍車をかけている経緯があります。
金利上昇が、米国債に対する市場の拒絶反応という悪い内容なだけに、
手放しで喜べる状況ではありません。
主に、FRBによる流動性供給措置の解除、医療保険改革に伴う米国債増発懸念、
米中通商戦争に伴う中国による米国債売却懸念が国債入札を不調にさせた
原因となっているようです。
また、米金利上昇を背景に、米系ファンド筋による93円00銭のストップロス
への買い仕掛けが予想されております。

要人関連では、ウォーシュ米FRB理事が中銀関連の講演を、
ブラード米セントルイス連銀総裁パネル討論会に参加予定、
タルーロFRB理事がFRB共催の金融政策関連会合に出席の予定となっております。
欧州では、トリシェECB総裁が講演を予定しております。
ここまでFRBによる重要政策発表に繋がる発言はありませんが、過去2年に渡って、
この時期に大きな政策発表を行っているだけに、引き続き公定歩合の引き上げ
などのサプライズの発表があるのではないかと囁かれております。

米中通商問題は、米議会では中国制裁法が制定される可能性が高まり、
米財務省の為替報告書では中国が為替操作国と認定される可能性が非常に
高まっており、米中通商戦争という不透明要因が警戒されております。


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■来週の展望
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来週も堅調な動きが期待されます。
リーマンショック時の急落では、11,000円〜12,000円の価格帯は真空地帯と
なっており、11,000円をあっさり超えてくると騰勢を強める展開になること
が想定されます。
テクニカル的には高値警戒感が強く、騰落レシオは131,94%まで上昇、
きっかけ次第では、短期調整入りしてもおかしくありませんので、
逃げ道だけは確保しておきたいところです。

イベントでは、週末の米雇用統計が注目される他、日米自動車販売、
小売各社の決算発表なども注目材料となってきそうです。
国内では、3月調査日銀短観が注目されます。
景気の現状や先行きを厳しく見ている企業が多いことから、やや警戒感が
あることから注意して見ておきたいところです。


□テクニカル分析からの展望
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日経平均は年初来高値を更新、現時点ではダブルトップが意識されます。
ただボリンジャーバンドでは+1σをサポートに日柄調整をこなしてからの
上昇となっており、+2σの11,078円に向かっていく展開が継続しております。
また週足ベースでは終値ベースで10,982円を上回ったことで新値足が陽転し、
2月前半での調整がダマシということになり、中期的にも強含み展開が
期待されることになります。
また月足ベースの一目均衡表では転換線を上回って推移していることで、
来週の月末に同水準を上回り、長期的にも上昇トレンドの強まりも
期待されるところです。


□総括・今後の方針
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来週は新年度入りということで、ニューマネーがどれだけ入ってくるかに
注目され、第一生命の大型上場も非常に注目を集めることになりそうです。
東証1部の売買代金はまだそれほど盛り上がっておりませんので、どれだけ
出来高が増えてくるかが焦点となってきます。

個別では、実際の動きを確認していく必要がありますが、これまで停滞して
いた大型株が物色されていく可能性があり、どのようなセクターが注目されて
いくのか、じっくり見ていきたいところです。
またこれまで物色されてきた仕手性材料株、新興市場銘柄への動向がどのように
変化するのかも確認していきたいところです。
オーバーウィーク方針での材料株物色の流れが継続していることからも、
来週週初はテーマ性材料株に注目していきます。

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□本日のメルマガ銘柄
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本日はありません


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