メルマガ:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望
タイトル:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望 10/03/18  2010/03/18


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Stock Mission
本日の相場総括・明日への展望

http://www.stock-mission.com/            2010年3月18日 発行
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□本日の結果
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03/18 03/16一般会員銘柄HK +3.11% 合計+8.50%
03/18 03/16特別会員銘柄DB +9.28% 合計+11.58% 暴騰!
03/18 03/14特別会員銘柄KS +0.93% 合計+8.55%
03/18 03/14特別会員銘柄KS +1.54% 合計+2.73%
03/18 03/09特別会員銘柄NK +3.75% 合計+19.21%
03/18 03/09一般会員銘柄TK +3.66% 合計+4.21%
03/18 03/02一般会員銘柄AT +4.88% 合計+7.50%
03/18 03/02一般会員銘柄KG +4.88% 合計+44.30%
03/18 03/01内田洋行(8057) +2.97% 合計+6.13%
03/18 02/17一般会員銘柄TA +6.24% 合計+11.92%

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■本日の市場動向
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本日の日経平均は102円安の10,744円と反落となりました。
昨晩の米市場は続伸となりましたが、昨日の日経平均の上昇が米市場の上昇を
織り込んだ格好となっていたため、CME円建ては小安い水準で返ってきました。
これを受けて、昨日に大きく上昇していたこともあり、朝方から利益確定売り
優勢の展開となりました。
前場はSQ値が下値支持ラインとして意識される展開となりましたが、
後場に入って、ギリシャ問題が再燃すると先物主導で売りが膨らみ、
大引けにかけて下げ幅を拡大しました。


□相場総括
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短期基調、中期基調共に上向き継続となっております。
本日は直近上昇の過熱感もあったことから、SQ値を下値に調整の展開と
なっておりましたが、ギリシャが欧州から支援を得られず、IMFに支援を
求める可能性があると報道されたことで、為替のユーロが下落、対円でも
円高が進行したことで、先物に大口売り、現物でも欧州銘柄を中心とする
輸出関連株に売りが膨らみ、大引けにかけて下げ幅を拡大しました。

先物の手口は、野村が2,069枚、大和が1,535枚、安藤が1,058枚の売り越し、
岡三が1,562枚、みずほが1,067枚の買い越しとなりました。
TOPIXでは、バークレイズが1,467枚、BNPパリバが1,049枚の売り越し、
ドイツが1,055枚の買い越しとなっております。

後場に先物に大口売りが入ったことで下げ幅拡大となりましたが、
統計を見てみると、大した手口は入っておりません。
国内証券がヘッジ売りを入れたことが下げ幅拡大となったようですが、
野村は裁定取引で現物を拾っておりますので、売りに傾いた様子はありません。
またクレディスイス、ニューエッジともに小幅ながら買い越しで終了している
ことから、CTAなどの売り込みも確認されず、あくまで一旦の利食い売りという
姿勢が確認されます。


□新興市場動向
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新興市場は、3指数揃って続伸となりました。
日経平均が軟調となる中で、大型株が弱含んだことから資金の一角が
新興市場に流入、比較的底堅く推移することになりました。
ただあくまで資金の一部が逃避先として逃げてきたに過ぎず、
上値を追う程の勢いもありませんでしたので、日経平均が落ち着きを
取り戻せば、再度新興市場から資金が流出していきそうです。
ジャスダックでは、引き続き3D関連を中心とするテーマ性銘柄が人気化、
ユビキタス、ボラテクノなどが相場を牽引しました。
一方で主力の楽天、セブン銀などが下落したことで、Jストックは小幅下落で
終了しております。
マザーズでは、ネット関連銘柄の一角に資金が流入しましたが、物色の拡がりは
限定的で、結局は大して伸びませんでした。
ヘラクレスでは、大証、ダヴィンチ、日本通信など主力が堅調となったことで、
指数は大きく上昇しております。


□個別銘柄動向
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日経平均が大引けにかけて下げ幅を拡大したことを受けて、大型株を中心に
引けにかけて売られる銘柄が目立ちました。
メガバンク、不動産など昨日まで買われていた金融株が一斉に利食い売り、
また海運、精密機器、ハイテク、自動車なども利益確定売りに押されました。
一方で、指数から離れたところの低位建設株、堅調な商品市況を背景として
非鉄の一角などが堅調な動きとなっております。

個別でも大型株は売られたものの、中小型材料株は比較的堅調な動きと
なりました。
会員銘柄では、大東紡織(3202)が高値+9.28%の大幅上昇、わずか2日で
+11.58%の大幅上昇となりました。
また、保土谷化学工業(4112)、日本ケミコン(6997)、東邦亜鉛(5707)、
河合楽器製作所(7952)なども連日の上昇となりました。


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■今晩の米市場の動向
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今晩の米市場は反落の展開が想定されます。
直近はテクニカル的な過熱感も台頭していることから、ギリシャの財政問題の
再燃の影響を受けて調整モードの展開になることが想定されます。
ただ欧州時間に入って、ギリシャ首相は来週のEUサミットで支援を望むと
発言している他、ブゼク欧州議会議長もEU支援は強いものと発言しており、
欧米市場で、どのような方向に向かっていくのか注目されます。

昨晩の米市場は、ダウが47ドル高と続伸し年初来高値を更新、
ナスダックも連日での高値更新となりました。
FOMCの結果が引き続き好感されたほか、2月が生産者物価指数が予想以上に
低下したことから買いが先行の展開となりました。
また大手銀行が相次いでARP(不良資産救済プログラム)の資金の返済の意向を
示したことから、ダウは一時82ドル高まで上昇する場面がありました。
バーナンキFRB議長によるボルカー・ルールについての下院での証言によって、
上げ幅縮小となりましたが、商品市況の堅調な動きも下支えとなり、
終日堅調な動きとなりました。
シカゴ日経先物は50円高の10,830円、円建ては10円安の10,770円で
終了しました。


□注目米主要企業決算・経済指標
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主要企業決算発表は、ゲームストップ、シンタス、フェデックス、ROSTが
予定されております。
経済指標は、2月消費者物価指数・コア指数、新規失業保険申請件数、
10-12月期経常収支、3月フィラデルフィア連銀製造業景況指数、
2月景気先行指数が予定されております。
予想は、2月消費者物価コア指数が前年比+1.4%(1月+1.6%)、
2月消費者物価指数が前年比+2.3%(1月+2.6%)、
新規失業保険申請件数が45.5万件(前回46.2万件)、
10-12月期経常収支が-1,193億ドル(7-9月期-1,080億ドル)、
3月フィラデルフィア連銀製造業景況指数が+18.0(2月+17.6)、
2月景気先行指数が+0.1%(1月+0.3%)となっております。

2月消費者物価指数・コア指数は、共に1月より低下の予想となっており、
低下幅が小さい時にはリスクとなってきます。
新規失業保険申請件数は、減少予想となっております。
今回は先週分の申請件数になりますが、3月雇用統計の調査対象週ですので、
重要な指標となってきますので、内容を確認したいところです。
悪化を示せば、3月雇用統計の警戒感も高まりやすいので注意が必要です。


□その他海外注目材料
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要人関連では、米銀行協会でホーニグ米カンザスシティー連銀総裁、
ラッカー米リッチモンド連銀総裁、ピアナルト米クリーブランド連銀総裁が
討論会に参加する予定となっております。
またデューク米FRB理事が講演を行う予定となっております。

為替要因では、引き続き3月末決算を控えて本邦資本筋からのドル買いと、
3月期末決算に向けた本邦企業のリパトリ、日本版本国投資法と第一生命保険の
IPO新規株式公開に向けたドル売りが対立する状況が継続しそうです。
ドル円90円割れの水準では、本邦資本筋からの強いドル買いオーダーが
控えていると見られますが、89円70銭近辺からはストップロスオーダーが
あると見られているこから、ここまで円高が進んだ場合は、
さらに売り仕掛けが強まる可能性もありますので、注意したいところです。


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■明日の展望
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明日は横ばいか小反発の展開が想定されます。
本日の日経平均の下落は、今晩の米市場の下落を織り込んでおりますので、
米市場が下げ渋りの動きを見せるようなら明日は反発の動きとなりそうです。
ただ、為替要因次第では、短期天井を形成する可能性もありますので、
少し注意しておきたいところです。
また、国内では明日は三連休前の週末ということになります。
これを踏まえると、大型株は手掛け辛く、中小型銘柄の個別銘柄物色が
中心となる展開が想定されます。


□テクニカル分析からの展望
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日経平均は5日線を下回り昨日の陽線を打ち消す下落となりました。
ただ短期的な過熱感がこれまで継続して指摘されていたこともあり、
当然の調整と見ることができそうです。
一目均衡表の転換線は10,690円で推移しており、目先はこのラインが下値の
サポートラインとして意識されます。
週足のボリンジャーバンドの+1σは10,753円で推移していることから、
明日の終値でここをクリアできるかが注目されるところです。
中長期トレンドの転換点に差し掛かっていることから、強弱感の対立しやすい
ところですが、まずは明日に週足で+1σを超えて年初来高値に向かう格好を
維持しておきたいところです。


□総括・今後の方針
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本日はギリシャ問題再燃という格好で日経平均が下落となり、
やや嫌なムードが漂いましたが、市場筋は意外と押し目のチャンスと
見る動きが強いようです。
これまでの上昇幅を考えてば、今日は200円や300円下がってもおかしくない
ところで、たった100円安で留まっているのは強い証拠という声も聞かれます。
外資系の長期資金、欧州や北欧年金など、海外勢の資金が流入しており、
さらにオイルマネーの流入も期待されているだけに、ここは押し目形成と
見ても良さそうです。
ただ為替要因は不安定ですので、指数の影響を受けやすい大型株の動向には
注意が必要となりそうです。
個別では、中小型材料株にも外資系資金が積極的に入ってきており、
仕手性材料株やテーマ性材料株への物色の継続しておりますので、
割安銘柄などを中心に、引き続き注目していきます。

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□本日のメルマガ銘柄
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Eストアー (4304)
現在値:129,400円

本日は超短期の外資系ファンドの資金が投下され、本日は大暴騰となりました。
明日は連休前の週末ということから、オーバーウィークを避けるためにも、
日計りの資金がさらに追撃してくる可能性がありそうです。
ただこれら資金は超短期のパフォーマンス重視ですので、朝方から高く始まった
場合や、伸び悩んだ時は小幅利益でも飛び降り、あくまで割切りスタンス
となります。
GCAサヴィアングループ (2174)も同様ですので、こちらも注目です。

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