メルマガ:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望
タイトル:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望 10/02/19  2010/02/19


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Stock Mission
本日の相場総括・明日への展望

http://www.stock-mission.com/            2010年2月19日 発行
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□本日の結果
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02/19 02/18一般会員銘柄WM +2.58% 合計+2.58%
02/19 02/15デジタルガレージ(4819) +6.32% 合計+14.41%
02/19 02/14一般会員銘柄NY +1.72% 合計+7.66%
02/19 02/09一般会員銘柄NS +1.38% 合計+5.95%
02/19 02/09北陸電気工業(6989) +4.58% 合計+11.89%
02/19 01/24特別会員銘柄AT +4.79% 合計+6.66%

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■本日の市場動向
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本日の日経平均は212円安の10,123円と大幅反落となっておりました。
米市場が上昇、為替が円安方向に向かいましたが、日本時間早朝6時頃に
米FRBが公定歩合を引き上げると発表したことから、様子見ムードが強まり、
東京市場は、ほぼ横ばいでのスタートとなりました。
その後は前日終値近辺での揉み合いとなりましたが、前引けにかけて
米Globex先物が下げ幅を拡大、先物主導で大口売りが入り、下げ幅を拡大
して前場を終了しました。
後場に入ると、香港市場が急落したのを嫌気し、さらに先物に売り仕掛けが
入って下げ幅を拡大、一時は5日線の10,200円近辺で下げ渋りましたが、
大引けにかけて週末要因の手仕舞い売りも重なり下げ幅さらに拡げ、
ほぼ安値引けとなりました。


□相場総括
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中期基調は上向き継続、短期基調は上向きから横ばいに転換しました。
朝方から米公定歩合引き上げ発表による影響から、今晩の米市場動向を
見極めたいとの動きとなり、様子見ムードが強まりました。
週末要因も重なって買いが手控えられる中で、米Globexの下落、香港を中心と
するアジア市場が大きく下げ幅を拡大したことで、先物に大口の売り仕掛けが
入り、一気に下げ幅を拡大する展開となりました。

先物の手口は、売りではクレディスイスが1,805枚、メリルリンチが1,597枚の
売り越し、買いではJPモルガンが2,150枚、クリック証券が1,605枚、
フォルティスが1,336枚の買い越しとなっております。
TOPIXは、クレディスイスが3,030枚、UBSが1,006枚の売り越し、
野村が1,969枚、モルガンスタンレーが1,755枚の買い越しとなっております。

やはり売り仕掛けを主導したのはクレディスイスで、特にTOPIXに大きな
売りが出ており、一気に下げ基調を強める要因を作りました。
これで一旦の買戻しを挟んで、さらにショートを強める展開となっております。
他、UBSもショート積み増し、野村は裁定解消で先物を買い戻す一方で
現物売りとなり、大型株中心に下げる要因となっております。
クレディスイス、ニューエッジ、UBSのショート意識が強い展開が続いて
いることが気になるところです。


□新興市場動向
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新興市場は、3指数揃って反落となりました。
朝方は、ヘラクレス以外は堅調展開となりましたが、日経平均が崩れたことを
受けて、新興市場にも売りが波及し、手仕舞い売りが膨らみました。
ただあくまで利益確定売りだけで留まったこともあり、日経平均の下げ幅に
比べると、指数の下げ幅は限定的となりました。
ヘラクレスは、ダヴィンチHDが債務超過転落となったことを受けて、
終日売り気配のストップ安となり、この影響から不動産ファンド関連銘柄が
値崩れを起こし、朝方から指数も下落展開となっておりました。
ただ本日は利食い売りに押されたものの、新興市場の出遅れ銘柄などに
買いが入る流れとなっており、来週も注目どころとなりそうです。


□個別銘柄動向
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朝方は円安効果で、輸出関連銘柄が買われて相場を支えましたが、
先物主導で下落に転じると、輸出関連銘柄も売られる展開となり、
全面安商状となりました。
メガバンク、証券、保険、不動産ノンバンクは売られて金融全般が軟調、
鉄鋼、非鉄、海運、商社は朝方から利食い売りに押されて相場の重しと
なりました。
自動車、ハイテクの一角は、朝方は円安を好感して買いが先行しましたが、
後場に入ると次々と値を消し、結局は下落に沈みました。

会員銘柄でも利食い売りに押される銘柄が目立ちました。
そんな中で、2/17メルマガ銘柄のデジタルガレージ (4819)は連日の上昇、
2日で+14.41%の上昇となりました。
他、北陸電気工業 (6989)も続伸となりました。


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■今晩の米市場の動向
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今晩の米市場は反落の展開が想定されます。
昨日の取引終了後に、FRBが公定歩合を0.5%から0.75%に引き上げると報じられ、
これが警戒感を高めるうえ、週末要因も重なって、昨日の利食い売りが優勢と
なりそうです。
ただFRBは、公定歩合引き上げにより個人や企業への貸し出し金利が上昇する
ことは無いと指摘しており、米指数先物は急速に下げ幅縮小となっております。
欧州も寄り付きから下げ幅を縮小する展開となっており、欧州時間に入って
やや落ち着きを取り戻し始めた格好となっております。

昨晩の米市場はダウが83ドル高と続伸となりました。
新規失業保険申請件数の結果が予想よりも弱かったことや、ウォルマートの
11−1月期決算で既存店売上高が予想を下回ったことなども重しとなり、
やや上値の重い展開となりました。
ただボルカールール(金融規制改革案)を従来より和らげることを検討している
との報道を受けて、上げ幅を広げる展開となりました。
シカゴ日経先物は105円高の10,435円、円建ては90円高の10,420円で
終了しました。


□注目米主要企業決算・経済指標
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主要企業決算発表は、JCペニー、パシフィック・ガス・アンド・エレクトリック、
ピナクル・ウェスト・キャピタルが予定されております。
経済指標は、1月消費者物価指数が予定されております。
予想は、1月消費者物価指数が前年比+2.8%(12月+2.7%)、
1月消費者物価コア指数が前年比+1.8%(12月+1.8%)となっております。
1月消費者物価指数は、1月の原油価格が上昇しており、上ブレリスクがあると
見られております。


□その他海外注目材料
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為替要因では、公定歩合の引き上げを受けたドル買いの動きが、
どこまで継続するかが注目されるところです。
ただ92円台においても本邦輸出企業や投資家らのドル売りオーダーが
引き続き厚くなっていると言われており、上値は重そうです。
ユーロドルでは、1.3500ドルを下抜けたことから、ユーロ売りドル買いムードが
強まりやすいと見られております。
要人関連では、ダドリーNY連銀総裁が講演を予定しております。


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■明日の展望
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来週は波乱含みの方向感の無い展開が想定されます。
日経平均は10,000円の節目や直近安値の9,867円を死守できるかが焦点となり、
これを割り込むようなら、下げが加速する可能性も警戒されるところです。
ただ依然として10,000円を割り込んで売られるような材料は無いとの見方が多く、
外部環境が落ち着きを取り戻せば、一旦は自律反発の動きも見られそうです。
また本日の日経平均の下落は、今晩の米市場の下落を織り込みにいっており、
今晩の米市場が下げ渋れば、来週始めは買い戻しの展開も想定されます。
一方で上値を追う材料もありませんので、直近のレンジ内での揉み合い展開が
想定されます。


□テクニカル分析からの展望
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日経平均は大陰線形成となりましたが、一目均衡表の雲の中での推移ですので、
方向感は掴み辛いところとなっております。
25日線に抑えられ、5日線を割り込んでしまいましたが、転換線がサポート
として機能しており、ボリンジャーバンドの-1σと中心線の間で推移して
いることから、テクニカル的にはあまり変化は出ておりません。
-1σ及び雲の下限は10,030円あたりを推移しておりますので、10,000円の節目を
割り込むことがなければ、押し目買いのポイントとなってきそうです。
また、東証1部騰落レシオは、売られ過ぎとされる70%まで低下していることから、
外部環境が落ち着きさえすれば、反騰してくる展開が期待されます。


□総括・今後の方針
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本日は日経平均が大幅下落となりましたが、仕掛け的な売りから週末要因が
重なって売りが膨らんだ格好となっており、悲観的なイメージはありません。
先物への売り仕掛けと短期筋の利食いが指数を押し下げておりますので、
外部環境が落ち着き次第、押し目買いの場面を探る展開となりそうです。
ただ、やはり上値を買う材料には不足しており、欧州ソブリンリスクの
火種は燻ったままであり、公定歩合を引き上げた米国市場の動向など、
不透明要因は多く、暫くは外部要因や為替展開次第の方向感の無い展開が
継続しそうです。

個別では、中小型材料株物色や新興市場出遅れ銘柄などに資金が投下されて
おりますので、来週も個別で注目していくことになりそうです。
基本は慎重姿勢継続のまま、短期小口個別銘柄重視で臨むことになります。

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□本日のメルマガ銘柄
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本日はありません。


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